「ルパン三世 GREEN vs RED」を少し語っておく(感想)
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「ルパン三世 GREEN vs RED」を少し語っておく(感想)

2015-08-31 22:17
  • 10
この前、自分語りの材料として
「ルパン三世 風魔一族の陰謀」私の感想・思い出 において

「ルパン三世 GREEN vs RED」という作品を出したので少し語っておく

これは私がルパンを語る上で
とても重要な作品なので
今回は少しだけ語ることにします。

また、「ルパンはこうあってほしい」という
10月からの新TVシリーズに個人的に求めるものでもあります。


「ルパン三世 GREEN vs RED」とは

題名の通り。

グリーンジャケット「ルパン」VSレッドジャケット「ルパン」の決闘である。

は!?ルパンて1人じゃん???っと思うわけだけども
この作品の面白いところは

「ルパンはルパンにあらず」という所にある。

作品冒頭を見てもらえればわかる事なのだけども
TVシリーズ・映画・TVSP・OVA

全てのシリーズのルパンを別人と捉えて
斜め上から攻めた作品で

もっと簡単にいえば、

皆、顔も服装も違うのに、(キャラクターデザインが違うから)
なぜ?どれも「ルパン」なのか?

というのが冒頭の始まりだったりする。

ゆえに
沢山のルパンがこの作品には出てくる!

沢山ルパンはいる!なぜ沢山いるんだ?
ルパンとは何だ?
そして、ルパンになる、目指すということは!?

っという、深い内容であり、

私が時折、
「ルパンは親になっている。」・「元気がない」
という感想に近い考え方の作品だと思っているわけ。

ニコニコに危なそうなダイジェストがあったので貼っておきますが
時間からしてかなりのネタバレであるので(番号だけにしときます)
是非、本編を手に入れてみてもらいたい作品です。

世界観(OP)



ダイジェスト
sm19352578
ルパンがたくさんでワキャワキャするシーン
sm19277248


ちなみに
ルパン三世生誕40周年記念作品の作品であり

OVAだとおもってくれればよろしぃ。
ゆえに、ほとんどの人が知らない作品であり
アニメ好きには「面白くねぇ」っとよく言われる作品なのだ

・押井ルパンのオマージュ!?

個人的には全てが押井ルパンのオマージュだと考えている作品
(これを観る前から押井ルパンは知っていたから)
「押井ルパン」というのは
「ルパン三世 完結編」と題名からしてヤバそうな
押井がやるはずだった幻のルパン(映画)で、

「ルパン」が出てこないorルパンは実は存在しない!という異質である
ゆえに

ぽしゃってしまったという伝説のルパン

・賛否両論というか、むしろ「否」が多い作品

押井ルパンのオマージュだと思うこの作品は
案の定、評判がよくない。
そりゃ、ルパンってなんやねん!?という、押井臭がするし

顔・体型、服にとらわれないならば
当然、声だってこだわらないわけで

つまり、「声」が違う

風魔一族と同じく、声優が違うわけ

それも主人公が、

芸人「ラーメンズ」

でもって、ルパンっぽく喋るわけでもない。

この内容、声優が芸人という特殊性
アニメ好き、従来のルパン好き、全てに総スカンを食らったといっても
過言じゃないが

私は「とても素晴らしい作品」だと、
どの作品が面白かった?っといわれれば
カリオストロ、風魔一族、赤VS緑っというぐらい
印象が強い


・「ルパンとは何か?」

この作品で語られる。主なテーマは

「ルパン」って!なんやねぇ~んという事

過去のルパン、たくさんいる。
キャラデザは違えど沢山のルパンがいる世界

しかし、それらが本物の「ルパン」というわけじゃない

そして
「銭形警部とルパン御一行のみ」が
本物の「ルパン」を見分けられる。


つまり
どういう事かといえば

一時期ルパンであった人々はたくさんいる
昔は「ルパン」だったが、もはや「ルパン」ではない

俺!カリオストロの時のルパン!だとか
俺!危機一髪のルパンだといったとしても

銭形のとっちゃんは、ルパンじゃないと判別してしまう。
(そんな感じだった気がするけど、どうだっけな?)

でも、声も姿も違う「ラーメンズ」をみた時に
あれ?ルパンが2人いるぞ!?っとなるわけ!

そして過去のシリーズで出て来たはずの
次元・五右エ門は
各シリーズの「ルパン」・・・その都度違う「ルパン」を手伝っている。
「ルパン」が好きだから「手伝う

私の感覚では、
人生最高潮の事件があって
その時は次元や五右エ門が仲間にいるのだから
その時は「ルパン」なのだけども

「あの事件は俺がやったんだぜ!」っと自慢しだしたらば
それはもうルパンでなくなった人なのである。

ゆえに、
ルパンであり続けるという事は・・・という事です。

そして、沢山の人が「ルパン」になるという事は

ある種のヒーロー的概念が「ルパン」であり

元になったヒーロー像
それこそが本物のルパン「赤」


そして、
本物のルパンになる為に
主人公が(緑)になり決闘をする。



・主人公は「ヤスオ」

緑ジャケットルパンの名前は「ヤスオ」であり
「ラーメンズ」である。

作品で「姿かたち」が似ているだけでは
「ルパン」にあらずっと語っているようなもの

だからこそ、

「クリカンVS山田 康雄」という構図にもなっているわけ

どっちも本物だけど、声優でいえば
実は2人いるじゃん!(実際にはもっといるけどさ)
となるわけでしょ?

それをもっと明確に

緑VS赤という
作品上では
声質を変えた「ヤスオ」にすることによって

声も姿も違う2人、でも「ルパン」なんだという

新旧を声別分けたけども、
何故、全く違う2人が元々「ルパン」なのか?という
決闘になるわけだ

この決闘をみると

「姿かたち」が違ってもルパンだ!っと作品で語っているのだから
2代目の「クリカン」でもいいじゃない!というクリカンより山田派へ向けての
許しにもみえるし

逆に言えば
モノマネはルパンじゃないっという風にも見える作品でしょ?

新しいルパンは「ヤスオ」だけども声質が全く違うわけだから、
「モノマネ(クリカン)」のルパンは
この作品でいう「ルパン」ではないっとも見えるわけ

だからこそ、「生きてる「ルパン」」こそが大事と
「クリカン」には「モノマネ」でない「ルパン」を見せてみろよ!
とも取れるので考え深い。

・「生きているルパン」

ルパンのキャラクターが永遠だとするならば
この作品でいう所の「ルパン」でなければならない。

昔話をはじめたり、過去の栄光にすがっているようでは
この作品における「ルパン」ではない

姿かたち、口調、声優・・・そんなのは大した問題でなく

どういった行動を取るのか?
どうありたいのか?

どう自由であり続けるのか

そういった部分こそが大事であり
「ルパンという象徴」なのではないかと思う。

だから、ルパンはルパンでありつづけるために
冒険?をするルパンである必要がある。

「ルパンはそうであってほしいという願望」が

この作品でいう「ルパン」なのだと思う。


という事で、私にとっての「ルパン三世」とは
「緑VS赤」で語られているような
「ルパン」なのかな?っと

観た当時に思ったという話でした。

TVシリーズもまた始まるということなので
「ルパン」はルパンらしく
己の冒険を楽しんでほしいのであります。


ちなみに上記の長々しい感想は
私の勝手な感想であって

細かな数々のオマージュ、そして赤ルパンの立ち回り
回想と現在が混じりあう演出等
めちゃめちゃ面白い。

そして
実はプルトニウムとか出てくる。
押井ルパンにも出てくるからオマージュだとは思うのだけども
そういった政治?みたいなことも絡めてくるので
声優が変、ルパンぽい演出じゃない、なんかよくわからん、政治臭いという理由から
面白くない!っという評価もする人もいます。

私はめちゃめちゃ面白い作品だと
傑作だと自負しております。
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こんにちはー
遅れ馳せながらコメントを

ルパンは僕も大好きなんですが、たくさん見てるようで実は意外に見てない作品かもしれません
作品数が多いってのもあると思いますがw
なので、この緑vs赤って初めて知りました!
OPを見ましたが、個人的にはすごく面白そうだと思ったので、今度探してみようと思います

中の人が存在している作品って独特だと思うんですよ
個人個人で完成形が違うというか
昔の作品しか知らない、今の作品しか知らない、両方知ってる、その中からの取捨選択というところから始まって、作品自体も一作品としてはどれも完結してるけど、流れは続いてて
(例えば、カリオストロは完結してるけど、ルパンという作品自体は続いててって言いたいのですw)
その中で物語性が変わるのはもちろん、キャストも意図的だったり意図せずして変わってしまったり

前に好きなキャラには成長して欲しくないって話をラブライブでしたと思うんですが、みんなそれぞれにそのキャラの一番好きな瞬間っていうのを持ってて
その瞬間が最強だからそこから少しでも逸脱して欲しくないって思ってる節があると思うんですよね
それはキャラが年を取ったり、見た目が変わったり、性格や言動が変わったり
微妙な変化でも受け入れられたり受け入れられなかったり
受け入れられないが多くなってくると、前の方がよかったとかいう話になってくるんだと思います

それぞれが持つ最強像にどれだけ近づいて、追い越せるか
ま、これはアニメや映画だけではなく絵画でも楽曲でも何でもそうかもしれませんけどね
39ヶ月前
×
>>1
グリーンVSレッドは面白いですよ♪おススメです。レンタル店とかに無いのであれば
上のようなダイジェストで観るのもありかもしれません。
ただ、ルパンの中ではかなり異質です。ですが、
こういう考え方が好きですし、こうあってほしいなって思うのです。

完成しているものをどうやって続けるのか、
最強像があるわけですからね。なるほど

私は無理に続ける必要はないと思う人間ですが
続けるのなら・・・っと一時期考えた結果

カタチにこだわらない「緑VS赤」、「ルパン」とはなんぞな?というような
「中身・意思」を最強像に近づけるので良いのではないか?
と思うようになりました。

なんといいますか、昔の私は声優とかに凄いこだわっていて
このキャラクターにはこの人とか、
でも、ある時から別に声優や、固定観念に縛られる必要はないのかな?っと考えが大きく変わりまして
声優がコロコロ変わってもいい、色々変わってもいいけど
芯の部分が変わらないでいてくれたらそれでいいっと思うようになりましたね。

まぁ、面白く感じられたら、私は素晴らしいっと言うでしょうw
39ヶ月前
×
僕も昔は声優さんにかなりこだわっていたかなぁ
長期間聞いてきたもので、急に声が変わるとやはりこれまでとの違和感は拭えないですし
あともっと言えば 声が変わる = 芝居が変わる ということですよね
考え方、感じ方はそのままに声だけそっくり変わる とかありえないですからね
人が変われば考え方・感じ方も変わる、それは例え限られた範囲内でのことであっても二人の人が全く同じ表現をすることはできない
声で感じていた違和感はひょとしたら芝居の違和感なのかもしれません
声はその中でも一番最初に感じられる部分でしょうから

まぁ、細かく分析すればこんな感じになるでしょうけど、結論は面白いと感じたら、面白いと感じる部分があればきちんと面白いと言う
これが一番大事なことですねww
39ヶ月前
×
>>3
そういう事も考えさせてくれるので「緑VS赤」はおススメっす。
クリカンVSヤスオなのにヤスオはルパンぽくないのですからね

ちなみに「風魔一族の陰謀」というルパンもあって、
それは、うる星やつらのアタルの声優さんだったりします。
このルパンが非常に好きでして、モノマネではないのでルパンぽくないのですが
芯があるというか「ルパン」だ!っと思えるような感じでした
ある種で声優に寛大になったのはこの風魔一族のおかげかもしれません。

声優に関しては、今大御所が高齢になってきていますので、
その人達を起用して2年に1回ぐらい声優交代して
「色んな声・性格のルパン」がみたいなという願望もあります^^


39ヶ月前
×
確かに制作側がそういったことに意欲的でないと、なかなかそういった作品はできないですからねー
原作者がNGだしちゃったり、また制作側としても従来のファンを煽っていく形にはなかなかしたくないでしょうからねー
ストーリーや演出は見てみるまでわかりませんが、声優変更は間違いなくそれだけで賛否が巻き起こりますからね
声優が違うとほぼ全員が違和感を覚える、違和感があると批判的な意見も持ち上がる、それによるファン離れへの懸念
最初からファンが離れるかも知れないとわかっているものをわざわざ作りにいくのはメリットがないですからね
そういった意味でもルパンは作品歴も長いし、やりやすいのかなーと
貴重な作品ですよね
39ヶ月前
×
>>5
実は「風魔一族」はルパン映画の3作目、
つまり、押井ルパンがぽしゃった後できた作品になります。
そこで声優を皆変えてしまったので
ルパン役の山田康雄が大激怒して、原作者のモンキーパンチと修復できない溝ができてしまったと
言われている作品です。当然ルパンファンも大激怒だったそうで、すぐに元の声優に戻るわけです
言ってみれば黒歴史です。今の時代と一緒でなんですよね
風魔一族ではルパンのモノマネが上手いとされて「古川登志夫」さんが起用されたのですけども、こういう経緯ですから
山田さんに敬意を払って、モノマネをしない古川独自の「ルパン」で演技したそうな。それがよかったんですよね♪

幼少期のころから、ルパン大好きっ子ですから、レンタルで借りてみた時の衝撃といったら・・・
で山田→クリカンという流れで月日が経ってしまったルパン、TVSPのルパンよりルパンだなぁ~と
おもっちゃたんです。
アニメとかずっと観てると頭が固くなっちゃうというか、声優は偉い、声優最高、声優は変えるべからず
声優が全てっと思ってたんですけどね
「変わったら新鮮でイキイキしてる気がする」という矛盾が若い私にはラッキーな体験だったと思いますねぇ
39ヶ月前
×
>>6
あー、なるほど…
当時の騒動が目に見えるようですww

モノマネは部分部分を切り取ったパターンがほとんどですからね
その瞬間は似てたとしても、流れで見ると似てないとか、何言ってるかわからない、になっちゃうと思うんですよね
現にクリカンさんも山田さんの代打で呼ばれた時に同じ現象に陥り、全く成立しなかったとTVでおっしゃってました

余談ですが、どうにも上手くいかないクリカンさんは時間をもらってスタジオの廊下の椅子に座り、どうしよう?どうしたらいいんだ?と一人悩んでいたそうです
すると目の前に白いスーツを着た山田さんが現れて「モノマネなんかしなくていいんだよ。お前さんのやりたいようにやってみな」というようなことをおっしゃって消えたとか
それ以降の録音はさっきまでのどうにもならない状態が嘘みたいにセリフも出てきて順調に撮り終えたらしいですよ

古川さんは「独自のルパン像で演技する」ことで敬意を払い、クリカンさんは「山田さんを意識したルパン像で演技する」ことで敬意を払われているんでしょうね

作品の賛否はおいといて、一作品のみでキャストをガラッと変えるのはひょっとすると役者側も視聴者側も何か気付ける部分があると思います
それは今までのキャストがやはり最強だったという再確認だったり、このキャストの方がしっくりくるなぁという発見だったり
そもそも最初のキャストだって、発表された時点では「えー、このキャラは絶対あの人でしょ」みたいな話は尽きませんからねー
39ヶ月前
×
>>7
クリカンさんの話は聞いたことがあります。
似せる事にこだわる必要ってないですよね
個人的には新しく受け継ぐ声優さんには自分の色を出してもらいたいです。
リスペクト=似せるってことじゃないと思うから
ルパンを作ろう!っとちゃんと作ったならば、それなりの「もの」は出来るはずなんですよね

新しいキャスト等はいつも話題になりますよねぇ~
あ~だこ~だ、言って落ち着きますけど、
私は極端なので、TVSPや映画だけなら
皆ルパンやればいいのに!っと思っちゃうんですよね
39ヶ月前
×
風魔一族なんかを見たときの声優の印象なんかは
確かに大きかったですが
ストーリーやキャラや設定といったもので作品を見る派の私からすれば
国籍、年齢、更には彼を追い続けている銭形をして本名が不明な「通称」とされている
「自由」の象徴が(原作では普段の顔すら変装で、素顔、性別すら不明らしいです。)
「ルパン三世」というフランスの大怪盗、アルセーヌルパン三世の孫という
「血筋」や「経歴」を思わせる名前で呼ばれているというのが
非常に皮肉に感じますね。(当初モンキーパンチは「ルパンの孫を思わせる神出鬼没の悪党」
というイメージで作ったそうですがアニメでは主に日仏混合として描かれるのが多いようです。)
最近のテレビシリーズなどで祖父のルパン一世やアルセーヌ・ルパンの血筋などに絡んだ話が多い気がするのは
この作品のテーゼに対するスタッフたちが改めて原作のように「アルセーヌルパンの血と誇りを受け継ぐ怪盗」という
「一個人」としてのルパン三世を作り上げようという(「怪盗」に対しての 笑)回答のように思えます。
20ヶ月前
×
>>9
こんな辺境なブログにどうもありがとうございます。
確かに、この作品でいう「ルパン」とは別の「血筋・固有の考え方」みたいな個を作り上げようという風にみえますねぇ、
深く考えていませんでした。血筋だとかコレがルパンだ!という強調が結構きいてる感じがします♪
この前みた血煙の五右衛門もある程度の「個」を作ろうとしていた風にもみえます
「ルパンて何なの?」と聞かれて「自由」じゃ、昨今のアニメファンがもっとも語りづらい物というか、昔の邦画の考察のような抽象的で見た人によって違う感想というのは毛嫌いされてるとも思いますし、ある一定の定義性があったほうがアニメファンは語りやすし、妄想・想像しなくていいし(馬鹿にされる要因ですからww私は常に馬鹿にされてますw)、知識で語れるのは強いと思いますね。
まぁでも私は「偶像ルパン」の想像させる何かというのは好きですなぁ~

(血煙のいいところ
五右衛門のイメージをぶち壊すために、前半(船の中で)これでもかっと思うほど五右衛門をチープに描きます。絵的に声的にも、声優の話はあまりしたくはないのですが、多分あえて下手に演技している浪川君をベテラン声優人でフルボッコにしています。これを観た時、あー自由に作ってるなぁ~なんて思ったりしましたね。ただ全体的に原作よりの「個」がある以上それ以上のメッセージ性というか限定的な意味でしかないので、五右衛門が一人で強くなれてよかったね?という他人事のような感想が多そうなのがもったいないなぁ~なんておもいましたねえ)
20ヶ月前
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