• イチジクの植え替えとコガネムシについて。

    2018-04-09 23:2481

    私は最近イチジクの植え替えをしている。

    東北の大陸型気候に住む私の地域では、4月に入っても、地植えの外気にさらされているイチジクの芽は出ない。
    だが私のイチジク苗は、ハウスに入っているものと、ハウスの中にさらに温室を作りそこの中に入れたイチジク苗がある。

    日中40℃近く温度があったにも関わらずイチジクの芽はいまだに堅いものが多い。
    まぁそれはやはり大陸型気候が関係していてハウスの中では日中40℃で夜間5℃かそれ以下の場合があるので、元々耐寒性があるもの以外成長がストップしていると言うのが実情である。

    イチジクに限らず、植物は夜間の温度や、或いは1日の平均気温や最低気温が重要であり。1度冬支度をした後、成長に栄養を回すといったことが機械ではないのでスムーズには出来ない。人間であっても、今日は夏だけど次の日は冬。と言われれば、合わせることが大変なのだろうと思う。なお植物は予報も無いのだから、予防線を張りながらおっかなびっくりで環境に適応しようとするはずだ。と思う。

    なのでまだまだ新芽は堅い。

    そして新芽が硬いうちに植え替えをせねばなるまい。少なくともバラの場合、成長が旺盛な段階での植え替えは結構致命的。少し根っこが動き始めたときか休眠し始めたころから植え替えは可能となる。(・・・この場合は根鉢を崩さないで植え替えるのが基本。根が廻りきっていた場合、冬か、気温がまだ低い早春に根鉢を崩し植え替えると良い。)
    そして、冬になれば、裸苗と言って、細根が取り除かれた(?)水で土が洗い流された苗を地植えしたり鉢上げしたりする。

    それをイチジクで実行する。

    イチジクを植え替えは、はっきり言って一筋縄ではいかない。必ずと言っていいほど、一度下に伸びて底まで達した太い根がUターンして地表に出ている場面に遭遇する。

    またこれか・・・そういって太い根を傷つけないようにほぐし古い土壌を吐き出させ、根が新しいところに伸びやすいように曲げて、新しい容量が3倍以上・・・ふた回り以上大きな鉢に移す。(3倍以上というのは個人的な感想で、最大で5倍くらいはあったかもしれないし。ふた回り以上の鉢でも良いと思う。)

    その途中で、変なイチジクの苗があった。ロングポットからスッと取れるのはいつも通りだが、少し崩れた。そしてやけに土が綺麗。。。白いパーライトのような土が他の苗より綺麗に見える。反対に根っこがやたらに少ないのだ。

    なんだこれ?

    そう思ってポンと叩いてみると

    ドシャアと音を立てて土が崩れた。
    そして、ポットの底と表面の根っこ以外ほぼなくなっていた。
    不思議に思って用土を見ると、コガネムシの幼虫が居た。
    やられた~そういうことか。でもかなり大粒のパーライト(5㎜以上)が入っている用土をこの根切りムシは食ってたのか。。。
    このコガネムシの幼虫にある種の尊敬を抱きながら、とりあえずこのコガネムシの入ったイチジクの苗を売った人にそのことを連絡することにした。
    すると代品が無いのですぐに返金してくれる。とのことだった。
    私は、そのイチジクの苗はヤフオクで落札したものなので、ノークレームノーリターン。代品も代金も返さないよ!とか、或いは、自分で枯らしちゃったからそういって代品や代金を回収しようとしてるんだろ?ぐらい言われると思っていたので、かなり良心的な人だなぁと感じた。

    しかし、自分的にこのイチジクの苗は、発根し始めている段階で、また完全に枯死してもいなかったので、相手方に悪いと思って返金を断った。

    そしてその人の話によるとイチジクにもダイアジノンという農薬が使用できればいいんですけどね。とのことだった。

    それを聞いた私は、え?コガネムシに効く農薬があるんだ。だったら使えばいいじゃん。と単純にそう思った。しかし、同時にイチジクには使用できないということも気になった。それで調べることにした。

    すると農薬についての基礎中の基礎であった。農薬は使用適用、使用登録されているもの以外に使用した場合、犯罪となる。

    なっなんだってー!?

    そう植物栽培初心者の私にとってはまさに寝耳に水だった。なぜなら私が育ててきたサボテンやハーブなどにはそういった規定がほぼないからであった。

    衝撃を受けた私は、改めてコガネムシ対策について考えることとなった。

    まずイチジクに適用があるコガネムシ幼虫を殺虫する農薬を調べた。しかしそういった農薬は存在しないのだという。
    存在しない!?それではイチジクのポットでの苗づくり、引いては地植えの果樹栽培に重要な危険、欠陥(?)があるではないか!

    めげずに色々調べてみると、以前記事にした「コンパニオンプランツ」と出くわした。なんでもマリーゴールド植えれば、コガネムシ(成虫)はそちらに誘引されるらしい。とのことだった。
    「なんだ。マリーゴールド万能じゃん。」そう思ったのもつかの間、実際にマリーゴールドを植えた人のブログを見てみると、マリーゴールドはコガネムシ(成虫)にイチジクの代わりに食べられるだけで、コガネムシ(成虫)自体を誘引してしまう。とのことだった。そして誘引されたコガネムシ(成虫)が卵を産んで幼虫が出てくると、マリーゴールドの根っこのみならず、コンパニオンプランツでない植物も食害する。とのことだった。
    「は?」。。。そう、コガネムシを退治するためにコガネムシを呼び寄せてしまいかねないのだ。

    それは例えば、地植えの場合、寒さでマリーゴールドが枯れれば翌年の春にはコガネムシの幼虫がイチジクの根を食害してしまうかもしれないし、マリーゴールドが寒さで自然に枯れる前の段階で、幼虫がマリーゴールドの根っこを食べつくしてしまったとする。そうなった場合コンパニオンプランツでない植物の根っこまで食べてしまう危険性があるということだ。

    こうなると、マリーゴールドも農薬も使えない。イチジク栽培は博打だとか言われるゆえんのひとつか・・・。とコガネムシの対策を諦めていたら、他のブログでマリーゴールド以外の種類のコンパニオンプランツでコガネムシを防げるらしいことをで知った。(同じコンパニオンプランツの効果を調べるブログだったかも。)

    何でも水仙を混植すると良いらしい。

    水仙!?
    実はこの水仙という植物、家にめちゃくちゃ生えている。しかも以前祖母の提案で、自宅前の畑の周囲に、鼠除け、野鼠禁忌植物(?)として植えたことがある。

    つまりこういうわけだ。
    イチジクのネコブセンチュウ対策としてマリーゴールドを植える。花は無いやつの方が良いらしい。
    ただしマリーゴールドは、アルカリ性より弱酸性程度の土壌を好むそうだ。
    次に、イチジクのコガネムシ対策として水仙を植える。
    水仙も弱酸性や微酸性を好む。

    まぁ恐らくイチジクと混植しても大丈夫でしょう!

    ポットでイチジクの苗を作るの場合は、イチジクの根張りは強くて、すぐにイチジクの鉢が、パンパンになってしまう。ので。別のポットやプランターに水仙を栽培してコガネムシが禁忌するのを願う・・・。うーんやっぱ同じポットで混植した方が良いかもしれない。大きくならない水仙を同じポットで育てれば何とかなるかも。
    それか水仙の球根や葉っぱを刻んでイチジク苗のポットに入れておけば避けるかもしれません。

    調べる途中で「バイオトピア」という生物農薬(天敵)が存在することを知った。薬害が無いそうなのでイチジクを地植えしてコガネムシの被害がある場合、使用すると効果を発揮するだろう。またコガネムシ以外にも様々な害虫に効果があるらしいので、ネットで調べて使用すると良いかもしれない。










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  • ブルーベリーとイチジクの枯死について。

    2018-04-06 22:03
    ブルーベリーとイチジク。
    酸性土壌とアルカリ性土壌の果樹であるが共通点は結構ある。
    その中の突然死や、衰弱して枯死することについて私見。個人的な予測を記す。


    両方とも突然死する傾向がある。中にはウイルスの場合があるが、そうでない場合他に原因があると考えた。
    よく言われるのが土壌のPHであるが、ブルーベリーもイチジクも若い頃は高Phでも低Phであっても若い頃は良好な生育を示すので、枯死に関してPhはあまり関係ないのではないかと考えた。
    Phが関係すると言えば細菌やウイルスで、アルカリにしても酸性にしても、そういう土使用して枯死が減ったとしても、それは、今までその土地に存在しなかった土壌の為、つまりウイルスや細菌が繁殖できなくなっただけであり、それは一時的なものであると思う。
    長い間、例えば酸性の環境を作っておくと、酸性にもともと耐性のある菌や後天的に酸性に強い菌が増殖してしまい、それが植物に害を与える菌であれば。酸性土壌で枯死が発生した場合、その後に再びブルーベリーを定植しても同じく枯死するのではないかと考えた。(土壌も一緒に入れ替えればしばらくの間枯死は免れるかもしれないが)


    イチジクの場合、古い株を元気にするには、根っこを切る。あるいは土を大きく交換したり、土に穴を掘ったりする。
    そうすることによって新しい根っこを生やして元気を出させる。
    元気が出る。どうしてなのだろうか、イチジクはせっかく一文字仕立てにした枝も切って新しく仕立て直したほうが実つきがよくなる。
    根っこから考えた場合、古い根っこは栄養を吸収できなくなってしまう。
    根っこの皮が厚くなるからとか、栄養が吸収できなくなるとかイオン交換ができなくなるとか言われている。
    私の考えでは、古い根っこは栄養吸収の機能を果たさなくなる代わりに、皮が厚くなり環境変化に強いの状態になる。
    この考えはおそらく幹や枝にも言えることで、古い幹は新芽を伸ばしたり枝を伸ばす能力を制限する事によって耐寒性や耐暑性、耐病性を確保しているのではないかと思う。古い太い幹から新芽を出して、そこに霜に当たって腐ったり、ウイルスが感染すれば一気に幹まで枯れるとおもうので、それを防ぐためではないかと想像する。しかし新芽を出す機能が全部なくなる訳ではなく、あくまで制限なので何らかの原因で幹の全部の枝が枯死した場合、幹からでも新芽は伸ばすと思われる。
    新しい根っこは、根から有機酸が出て周囲の土壌から栄養を積極的に吸収するようになる。・・・と思う。なので新しい根っこを伸ばすことにより、株は元気を取り戻す。


    ブルーベリーのノーザンハイブッシュについて、ノーザンハイブッシュの根は、浅く横に広がる傾向があるらしい。実際に見たことがないのでらしいと書く。故に地表が乾いたときに根も水分を失い弱ってしまう。対してラピッドアイは深くまで根を伸ばすので乾燥に強い。(らしい)
    またウィキペディアによるとブルーベリーは根毛が発達していないため乾燥に弱いとある。私は多数のサボテンを育てているのわかるが、確かにサボテンと比較すれば一目瞭然で、もしサボテンを赤茶色のよく売っている植木鉢(名前を忘れた)駄温鉢?に植えた場合、根毛が鉢にがっちりと食い付き、植え替えが苦労するだろう。
    対してブルーベリーは根毛が無い代わりに細い根を網目、ネットのように張り巡らせている。
    そこから分かることは、ブルーベリー、特にノーザンハイブッシュは、数え役満で乾燥に弱い。
    救いとしては、ブルーベリー自体は元々強健で、更に樹勢が強い品種は、再生能力が高い。つまり根っこを切ったところで容易に枯死したりしないことだろう。

    で、よくスパルタンなどの樹勢が弱い品種が枯死してしまう原因は、おそらく樹勢と根域が関係していると思う。私がブルーベリー栽培で参考にしたYoutubeなどの動画では、50cmの幅の穴を掘りそこによく濡らした酸性のピートモスを入れる。のだが恐らく樹勢の弱い品種は、4~5年も経つとピートモスが詰められた空間を根で覆ってしまい。そこから外の硬い土壌に根を伸ばすことが出来なくなっているのではないか。と仮説を立てた。・・・つまり根域が狭くなり発根できなくなって、栄養吸収が次第に滞って、ある程度木が大きくなると枯れてしまう。。。のではないかと思う。

    なので、先のイチジクの根の更新の考えから、ブルーベリーの枯死対策として、すでに根っこが生えている部分に半径5cm以上くらい(?)のドリルなどで穴を開け根の更新を図ること、他には、木の周辺を耕運したりして根っこをあえて切るようにする。そうすることによって、新しい根っこを生やし、栄養を補給しやすくすれば枯死が防げるのではないかと考えた。
    または根域をもっと広くすることである。地植えの場合、地面に穴を掘るがその径を50cmではなくもっと広くする必要があるかもしれない。
    また根がピートモス空間から出るときに硬い土壌に当たって根が伸長できないのであれば、その周囲の土壌にピートモスを混ぜるか、根の伸長を向上させる土壌改良剤を使用すればひょっとしたら解消できるかもしれない。


  • なぜ湯川米がおいしいのか。

    2018-04-06 21:23


    ふるさと納税を開始したことによって、会津の名も知らないような小さな村、湯川村が注目されている。
    湯川村は、ふるさと納税で3億円を超える金額を集めた、なぜこれだけ多くの資金を集めることが出来たのだろうか。

    単に、コスパが良いからとか、米を買うのが面倒だったがふるさと納税で、家まで配達員が配達してくれる。そういった面倒。とか楽だ。という感情だけで、ふるさと納税をしてくれる消費者は少ない。消費者も馬鹿ではない。コスパが良いだけだったら、別の市町村で同じように米をウリにしているところがあるのでそこに頼み込めばよい。
    しかしそうせずに、毎年毎年湯川村にふるさと納税を納める。
    海沿いの市町村や、有名な自然物、有名な史跡がある地域は、そこをウリにすれば自然とふるさと納税が集まってくる。
    湯川村はどうであろうか?確かにある程度有名なものはある。例えば、徳一大師が建立した「勝常寺」。蘆名氏の先祖の兄弟がいて上杉景勝が一時は、城を建てる候補地にした「陸奥北田城」。及川館、陸奥浜崎城等々・・・。なるほど湯川村はさぞ史跡があるのだろうと思いきや、勝常寺以外の史跡は本当に跡が残っているだけで、観光目的になるようなものが一つもない。

    そんな湯川村であるが、米がおいしいのだ。

    ・・・うちの米がおいしい。消費者は、どれだけこの言葉に騙されてきただろうか。
    他にも、地元の米を使ってますよ!新米ですよ!珍しい品種ですよ!と各々が宣伝文句を垂れるが、本当に美味しいかどうかはわからない。

    美味しいかどうかわからない・・・。平たく言うと大体どの地域のコメも湯川米と比べれば不味いのだ。

    うちの地域のコメは特Aランクに認定されただから客観的にみて、おいしいんだ!という人も居る。だが、私が実際に食べた感想では、湯川米の方がおいしい。

    なぜ、特AランクやAランクのコメが、おいしくないのか。これには個人的感想に寄らない理由がある。

    湯川米が買えない、だったらその周辺の市町村のコメで良いんじゃないか。だと思うのであれば湯川村の周辺のコメを購入して食べ比べて欲しい。絶対湯川村のコメがおいしい。

    それでは確信に迫ろう。なぜ湯川村のコメがおいしく周辺市町村のコメがまずくなってしまうのか。

    まず1つは、市町村合併をしなかったことだ。
    市町村合併とコメの味何の関係があるのか。と疑問を持った人が居るかもしれないが、これがおいしさの根幹である。
    会津には歴史的に有名な大きい某市がある。ほかにはラーメンがおいしい市とか。これらの市町村には、ある共通点がある。それは山を含んでいること。または山の近隣の場所に田んぼがある。
    実はこれが米に味がのらない一つの理由である。
    米農家ならわかると思うのだが、山から吹き下ろす風は冷たい。また、川の水の勢いや雪解け水が流れるわけなので水温が低い。山の地形の田んぼは水はけが良すぎたり。山の影の田んぼになったりして山の陰になってしまう。
    これが米の味が落ちるおおもとの原因である。
    多くの消費者は、「だったら山の地形のコメを別にして平地のコメを売ればおいしいじゃないか。」と思うかもしれないのだが、それは~市のお米、~地域のお米、~県産のお米と銘を打っている以上出来ないし、そんなことをすれば山沿いの人にしわ寄せがくる。それはその市や地域にとって良くない。
    なので大きい地域の算出する農産物は、悪い方に引っ張られてしまい。消費者が、「~地域ってそんなにおいしくないんだな」と言って離れてしまう。

    対して湯川村はどうか、Googleアースを使用すればわかるが盆地のど真ん中に存在しており、低山はおろか、丘すらを含まない場所にある。さらに山から離れていることにより冷たい風が吹き込まない。
    もっと言えば湯川村という地域は歴史的にも非常に重要な立地に存在している。
    まず、多くの河川の交差点であるということ。多数の縄文土器が発掘されることからわかるように古代から人が住んでいた地域であること。勝常寺があることからわかるように飛鳥や奈良時代より人が住む土地で当時の人から見ても恵まれた土地なのである。
    湯川村は盆地の真ん中という地域であり、盆地と言うのは「フェーン現象」が起きる。
    フェーン現象とは知りたい人はウィキを見て欲しいのだが、とにかく夏に熱くなる。
    夏に熱いとか最悪じゃん。多くの人がそう思うが、コメに関しては、また東北という地域に関し非常に多くの利点がある。
    湯川村は冷夏の影響を受けない、やませの影響を受けない。
    実は2017年度各地で日照不足が叫ばれる中、土地が良い(湯川村の中でさらに土地が良い場所)場所は特に追肥しなくても一反あたり13俵とったという話や、「コシヒカリ」ではない「天のつぶ」という品種では14俵超えたという話もある。
    東北には多くのコメどころが存在しているが、そういった地域で冷害に強い地域がどれほどあるだろうか。
    湯川村のコメは、天候によって大きく味を落とすことが少なく、むしろ湯川村のコメがまずいときは他のコメはもっとまずいと思った方が良い。
    湯川村のコメはとにかく立地に恵まれた。いわば神の産物以外の何物でもない。それを他と混ぜないようにして売るわけだから質が高いのは必然である。
    また盆地の気候であると同時に実は湯川村は「大陸型気候」でもある。
    それはいわゆる長野や群馬、栃木などもそうである。山形県の米沢も恐らく大陸型気候。
    この大陸型気候もコメの味に少し作用している。
    まず大陸型気候とは何か。大陸型気候の顕著なところ、代表的なところは、タクラマカン砂漠である。要するに暑いときに暑く、寒いときに寒い。
    実はこの会津盆地昼夜の寒暖の差が激しい。それもかなり。なので。これは個人的な感想だが、歴史的な人物で鶴ヶ城、会津若松城に来た人は恐らくこの寒暖差にやられたので、短命で死亡したのではないかと思う。例えば、愛知県出身の武将の赤ちゃんに愛知県で使用されている装いで過ごした場合、寒暖の差で間違いなく体力を消耗し、そこに病気で亡くなるだろう。この寒暖の差は地元の人々にも恐怖で、寒い冬には、大勢の老人が亡くなる。地元の人ですら耐えられないのに、役目だからと言って関西の人が会津に来たら間違いなくやられる。。。東北の一番下にありながら、冬場はマイナス10℃以下に達する。この寒さが会津盆地の田畑にいる微生物や細菌を殺菌するのだと思う。一度作物を作った畑は、過去の作物の細菌や微生物により連作障害が引き起こされるが、そういった微生物もこの寒さで「恐らく」死滅あるいは漸減する。それによって作物が育ちやすい環境が整えられているのだと私は考える。

    最後にこれはコメの「味」には関係のないことだが、そんな冷害に強い会津盆地と湯川村は、東北の米生産で重要な役割を担っている。それは水稲種子の生産である。平成5年の大冷害の時、福島県においても会津の山地や中通りや浜通り平地ではコメが実らない、いわゆる「青立ち」が起きた青立ちが起きた田畑は悲惨なもので本当に米がとれない。場合によっては1反当り1俵もとれないという時、湯川村は影響をほとんど受けなかったのだ。
    理由は先ほど記した通りフェーン現象である。そのおかげで湯川村の名が少しづつ知られていった。そうした結果、湯川村を他の地域で種子生産が出来なかったときの保険として栽培するようになった。

    そのほかの話
    各市町村で特産の、その地域でしか買えないものを売っていない市町村があるのをご存じだろうか?
    饅頭にその地域の有名な人の焼き印が押されているだけのものや、単にパッケージがその地方を代表するイメージを張り付けたものだったり。
    これはブランドの作り方が下手だ。という言い方がされることが良くある。
    しかしそれを市町村に提示したとしても聞き入れられないだろう。
    ・・・あくまで推測に過ぎないが、そういった市町村は、議員、或いは市長を応援したり、献金をするということで、ふるさと納税を利用している場合があるからだ。
    そういう市町村は、必ず「本物」を作り出すことが出来ない。安易に金策に走り。パチンコ屋などの店舗を誘致し、その地域の労働者をただただ食い物にするだけである。
    なので消費者にはそういった市町村を見極めて本当に価値のあるものにふるさと納税を行ってほしい。そうすることが真に発展した市町村を作ることが出来るし、努力したものが報われる社会につながるからだ。