【短期集中連載】シミュレーションゲーマーから見た艦これ【前編】
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【短期集中連載】シミュレーションゲーマーから見た艦これ【前編】

2014-01-08 17:30
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【PCウォーシミュレーションゲームの概要】

ウォーシミュレーションゲーマー視点からの艦これ解説をさせていただきたいと思います。
前編ではウォーシミュレーションゲームの解説、後編ではこれから艦これを始めようと
思っている方に簡単な説明を行います。
正直今回の前編はご覧にならなくても全然OKです。

【前置き】
私が熱心なシミュレーションゲーマーだったのは、PCではMS-DOS~Windows95と
コンシューマー(家庭用)ゲームではFC・SFC・MD・SS・DCの頃あたりまでで
止まっているので、最新のシミュレーションゲームはやっていないということを
前もってお伝えしておきます。
シミュレーションゲームといえば「信長の野望」「三国志」など歴史物が有名ですが、
今回はもちろん太平洋戦争モノを例に解説いたします。

【シミュレーションゲームとは】
シミュレーションゲームは紀元前から現代に至るまでの戦争を取り扱った
ウォーシミュレーションを指すのが一般的ですが、市長になって街を作り上げていく
「シムシティ」や線路を敷いて列車を使った街作りを行う「A列車で行こう」シリーズ、
神から授かった女の子を育てていく「プリンセスメーカー」シリーズのような
経営/育成系や車や飛行機を直接運転・操縦するシミュレーター系もシミュレーションゲームであります。

ウォーシミュレーションゲームは簡単に言うと陣取り合戦で、他国の領土を奪い
自国の領土を広げ、最終的に敵国の首都を占領するのが基本です。
ウォーシミュレーションゲームは大別してターン制とリアルタイム制が存在しますが、
ターン制が一般的です。
ターン制では自分と敵のターンを交互に繰り返していくことでゲームを進めていきます。
ターンは複数のフェイズに分かれていて、兵器の計画・開発・生産・配備、資源の精製、
基礎技術の向上(新兵器の開発に関わる)、徴兵・訓練、戦略物資や兵士の輸送、作戦行動等に分かれています。
これに対してリアルタイム制は敵と同時進行で作戦を展開していくのですが、
こちらは複雑なフェイズはなく、生産と編成、作戦行動のみというものがほとんどです。
(生産・編成時は進行が一時停止)
そのかわり刻一刻と変化する情勢に対応する判断力が問われます。

ウォーシミュレーションゲームは規模によって戦術級・作戦級・戦略級と分かれています。
[戦術級]
プレイヤー:小隊長~師団長
1ターン:数秒~数時間
部隊駒:一個人(歩兵)~一個中隊
兵器ひとつひとつが細かく設定され、部隊駒単体もしくは複合体を移動操作し、
武器を指定して敵の攻撃や味方の補給を行う
[作戦級]
プレイヤー:軍団長~軍司令官
1ターン:半日~一週間
部隊駒:一個大隊~一個師団
兵器の細かい設定はなく、歩兵一個大隊、砲兵連隊などの所属部隊表示の部隊駒を
操作します。
[戦略級]
プレイヤー:方面軍司令官~国軍総司令官または元首
1ターン:数週間~数ヶ月
部隊駒:1個師団・軍団~一個軍
戦略級よりもさらに広大なマップで戦略級以下の現場指揮ではなく作戦司令部の気分を
味わえます。
コンピューターゲームにおいて作戦級は少なく、戦略級で進めながら戦闘時にのみ
作戦級・戦術級になるという形態を取ったものが多くなっておりますが、
有名な兵器を扱える戦術級が一番多いですね。

艦これは改装時に武器設定を行いますが、作戦行動中指示できるのは進軍と撤退のみで
使用武器や攻撃する敵艦の指示などはできないため作戦級だと思われます。

【一般的な作戦級ウォーシミュレーションゲームの例】
PCのウォーシミュレーションゲームでは「根拠地」と呼ばれる都市・軍事基地・
資源産出地などを攻め落としていき、特に資源産出地の攻略は重要となっています。
[作戦の進行]
大陸の根拠地の場合は、攻撃・占領したら陣地を構築して防御力を高め、可能なら飛行場を
拡充して爆撃機の離発着が可能になるように造成します。
あと、敵の根拠地と隣接しますから当然兵力も支配地域からの移動や輸送で増強します。

島の根拠地の場合は輸送艦に兵士を乗船させ、艦隊による上陸作戦を行い占領します。

資源産出地を確保したら、陸上ルートや海上ルートを使って原油や鉄鉱石、ボーキサイトなどの資源を日本へ輸送します。(現地の施設で精製する場合もあり)
陸上ルートであっても最終的には中国・朝鮮半島から海上輸送をすることになります。
日本に集められた資源は精製され、燃料や兵器を生産するための鋼材、弾薬等にされて
各工廠・工場へ送られます。
工廠・工場では送られた資源を元に技術レベルに応じて航空機・戦車の生産や艦船の建造などを行います。
一方、兵士の徴用・訓練も行い、輸送フェイズで兵器・兵士・燃料等を各基地へ送り、
移動フェイズで根拠地・基地間の部隊移動、艦隊の移動を行います。
哨戒フェイズでは各基地、特に前線近くの島では哨戒行動が必須で哨戒機を飛ばして敵艦隊の動向を探らねばなりません。

【クリアのしやすさ】
ウォーシミュレーションには複数のシナリオが用意されます。
開戦当初のシナリオは敵の士気の低さと日本軍の士気・練度の高さによってクリアしやすく
なっていますが、戦争中期~末期とキャンペーンシナリオでは、史実と同じで
米英の圧倒的物量の前に徐々に後退を余儀なくされる、という厳しい展開がほとんどです。
しかし、その苦しさを乗り越えて敵最終根拠地や首都を制圧するのが醍醐味でもあります。

【結論】
ここまでの長文を最後まで読んで下さりありがとうございました。
ウォーシミュレーションゲームとは
「他のゲームと比べてすんごく超面倒くさくて非常に頭を使うゲーム」
ということがおわかり頂けましたでしょうか。
何せ環太平洋全域から大陸、場合によってはインドまで全ての状況を把握していないと
いけませんから。

次回はいよいよ「艦隊これくしょん」のヒットの要因を探ります。

参考サイト:Wikipedia


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     南快楽 捨幕斎
 [なんかえらく すてまくさい]
(江戸の狂歌師。生年不詳〜1754年)
40ヶ月前
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win95ってことは10年以上前までシュミレーションゲーマーでしたという方は、今シュミレーションゲーマーですと名乗れるんですかね?元が必要なのではw
40ヶ月前
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