舞台『ひいろ』観劇記
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舞台『ひいろ』観劇記

2017-04-16 22:39

    久しぶりのゆめまち劇場に行って参りました



    約3ヶ月半ぶりの、まっつん出演舞台の観劇です。
    何やら浮世絵調のチラシを戴き、前情報ほとんどナシの状態で会場へ向かいます。

    会場へ入ると、そこは異様な空間と化していました。
    場内を流れる『ゴジラのテーマ』、客席に置いてある赤いペンライト、
    そして場内中央には客席を撤去しトランポリンが設置・・・。
    一体何が起こるというのでしょうか?ドキドキしながら開演を待ちます。

    定時を過ぎフロアの照明が落ちると、始まったのはまるで歌舞伎のような世界でした。
    衣装も立ち回りも台詞回しも演出効果も、歌舞伎調。
    そこで繰り広げられたのは、「伝説のひいろ」焔山紅蓮(えんざん ぐれん)と
    「悪の化身」紺碧群青(こんぺき ぐんじょう)の攻防。
    死闘ののち紅蓮は群青に致命傷を負わされますが、
    最期の力を振り絞って群青を封印しました。

    そして・・・オープニングタイトル映像を挟んで、舞台は現代へ。
    この現代、「ひいろ」が普通に社会に存在し活躍する世界のようです。
    主人公であるところの、ひいろ歴25年・紅赤也(くれない あかや)。
    熱いです。むしろ暑苦しいです。
    意気込みは燃えているのですがそれがカラ回りまくり、
    おまけに年齢のせいで身体もなかなか着いてきません。
    今日も悪のリーダー(※でも派遣社員)・クロンジョ様にボロ負けしています。
    事務所には苦情や抗議が殺到し、長官や秘書が困り果てている状況。
    この現状を打破すべく長官が赤也に下した指令は、新人ひいろの少女・
    紺野蒼(こんの あおい)とバディを組む・・・ということ。
    この蒼、チョー今ドキの褪めた性格の持ち主で、おまけに酷い個人主義者です。
    お互いに嫌々バディを組まされ最初は反発し合うのですが、
    段々とお互いを認め合ううちに実績が伴いはじめ、コンビの人気は急上昇します。
    そんな矢先、徐々に「真の悪の根源」が動き始めて・・・というストーリーです。

    まっつんの役どころは、紫のスーツに身を包んだパープル長官。
    ・・・何その胡散臭い名前(※注:誉め言葉)。
    職務中にアイドルのコンサートチケット奪取に失敗しのたうち泣き叫ぶ、
    割とダメな大人ですw
    最初はギャグ担当の端役なのかなぁ・・・と思いつつ観ていたのですが、
    実は・・・という、かなり美味しい役どころでした。
    昨年末の『君死ニ』における洗柿役といい、徐々に狂気を現し豹変する役をさせたら
    右に出るものはいないんじゃないか・・・というくらい、迫真の高笑いっぷりでした。

    もとい。舞台の話に戻ります。
    作中では、とにかく色んな小ネタがてんこ盛りでした。
    BGMだけでも『スネ夫が自慢しているときの曲』『やる気のないダース・ベイダーのテーマ』
    などが使われ、他にも『徹子の部屋』『マツケンサンバ』『二億四千万の瞳』のモノマネなど
    観客を笑わせることに事欠きません。
    (因みに、冒頭で出てきたペンライトはおっくせんまんで使用しました。)

    更には、舞台中にまさかの「撮影許可シーン」が!
    悪のリーダー(※でも派遣社員)・クロンジョ様のオンステージです。



    颯爽と舞台に現れ、カメラやスマホを取り出すよう促すクロンジョ様。



    両手に水鉄砲を持ち、客席を挑発します。



    とにかくセクシー(※でも派遣社員)!
    自立したできる女(※でも派遣社員)!
    そしてチャーミング(※でも以下略)!
    更に恋する乙女(※で(ry)!



    客席内をクロンジョ様色に染めてゆきます。



    そして手下のJO太郎とフリップも、噴霧器を持って颯爽とポージング。



    そこへ、正義のひいろ・赤也登場!



    ・・・も、パンチを喰らって敢えなく舞台に沈みますw

    このオンステージ中、クロンジョ様は客席に向かって、
    「#ゆめまち劇場 #ひいろ」
    と連呼していました。
    つまりはこのシーン、Twitterで拡散する用の「撮影許可」だったのでした。
    おまけにクロンジョ様のTwitterアカウントが実在する・・・という念の入れようですw

    この試み(というか宣伝手法)は、かなり面白い・・・と感じました。
    演出家さん、めちゃくちゃ素敵です!!

    更に幕間の途中休憩にて、場内を巡回していた悪の手下役のキャストさんに私が
    気軽に声を掛けられてしまう案件が発生!
    ・・・余りに急なことでめちゃくちゃびっくりし、上手く返すことが出来ませんでしたorz
    鳩が豆鉄砲を喰らったようなカオで「こここkkkこんにちは・・・(消え入る声)」
    としか話せず、本当に本当にすみませんでした・・・liiorz

    余談ですがこの休憩時間のSEも、『仮面ライダーのテーマ』でした。

    こんな感じで基本はコメディ路線を歩みつつ、ダンスあり歌ありアクションあり殺陣あり、
    更にシリアスな展開や核心をついた台詞、それに全力の愛を感じる「ヒーロー物への
    オマージュ」が満載で、時折ハッとさせられました。
    惜しむらくは暗転前のブツ切れ感や、意味深な伏線の張り方が若干唐突だったりして、
    すべてがひとつに繋がったときのカタルシスが少なかったことなのですが、
    それを補って余りある、「てんこ盛り全部乗せ」なステージング・ショーでした。

    終演後、まっつんとお話させて戴きました。



    とにかく今回の役では絶叫や高笑いをするシーンが多かったり、殺陣をこなしたりで、
    「もう脳震盪起こしそう・・・」
    と呟いていましたwww
    それでも、あの癖の強い役を見事にこなして、爽やかな素顔を見せていました。

    今年一発目の舞台、存分に楽しませて戴きました。
    まっつんも座組の皆様も、本当にお疲れさまでした。
    また見たいです。再演を待ち望んでいます。

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