ボイスロイドの感情表現
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ボイスロイドの感情表現

2013-06-16 16:13
  • 18


上記の動画で使ったボイスロイドの音程調整の方法について、解説動画をまとめました。




「ボイスロイド」と銘打っていますが、ゆっくりでもCeVIOでも肉声でも、
同様のことはできると思います。

このブロマガでは、ボイスロイドを使うことを前提として、
解説動画内で解説しきれなかった事を説明していきます。


1.ボイスロイドで音声ファイル作成

 まずは調整につかう音声ファイルを作ります。
 いくつか注意点です。

 (1)完成形の声をきちんとイメージする(自分でも発声してみる)
    →いじりながら考えてもいいですが、いろいろ手戻りが発生します。
 (2)完成形にあわせて、「イントネーション調整」をしておく
    →下がる音を上がる方向に補正すると歪みが出やすいです。
     極力合わせておきましょう。

       (図1-1.元の音程と、逆方向に補正するとゆがみやすい)

 (3)速度を調整しておく
    →MusicMaker側で速度変更もできますが、音の歪みや不正落ちが起きやすいです。
    極力ボイスロイド側で設定しましょう。
    またCeVIOのような文字ごとの音の長さ調整はMusicMakerでもできません(多分)
    やろうとおもったら、WAVファイルを2つに分割するなどが必要になります。
 (4)音声は1ファイルあたり5秒以内くらい。
    →長いと編集時に不正落ちしやすいです
 (5)ファイル名は15文字以内くらいに
    →不正落ちします

  ※なんとかしてくれ。。。orz


2.MusicMakerで調整

  読み込んだファイルを調整します。
  私が主に行うのはいかの3つか4つくらい

 (1)ピッチ調整
   操作方法は解説動画参照してください。
   ボーカロイドで言う、「PIT」のようなものです。
   元の波形を残して、極力強調したいところだけいじると違和感が少ないです。
   特に出だしの部分はいじらないほうがいいでしょう。

   アルゴリズムについて、動画では「モノフォンボイスメソッド」を推奨してますが、
   一長一短があります。

   アルゴリズムの違い
    「モノフォンボイスメソッド」
       利点:大きく音程をいじっても崩れにくい。
       欠点:全体的に音が歪みがち。
          出だしの音が大きく歪む事が多い。手調整でなんとかなる場合も。
    「リサンブル」
       利点:小さく補正するぶんには歪みが少ない。
       欠点:大きく補正すると歪みが大きすぎる。(使用に耐えないと思います)

    標準、タイムストレッチング、ビーストマーカースライシングは、あまり使い勝手が
    良くなく、あまり使ってません。

    補正画面が小さくて使いづらい場合、スクロールバーの+ーボタンで拡大したり、
    画面上部のオレンジのバーでループ範囲を区切って調整してください。
    ちなみに歌を歌わせる場合は、画面左鍵盤のコードを見ながら原曲に合わせて
    補正します。

                (図1-2 編集画面)

 (2)ボリューム調整
    全体ボリュームと別に、時間軸にそったボリューム調整ができます。
    ボーカロイドで言う「DYN」のような使い方ができます。

    右クリック→「オートメーション」→「オブジェクトオートメーション」
    →「ボリューム」にチェック→「描画モード」を選択

         (図2-1 オブジェクトオートメーション画面)

    これでボリュームカーブを、WAVファイルごとに描く事ができます。
    近い道としては、アタックが強い声を緩和するのに使ったりします。
   (特にマキさんは出だしの音が強いので)
    2つのWAVファイルのつなぎの違和感を減らす為にも使います。

    全体ボリュームは、オブジェクト上に表示されてるオレンジの横棒を上げ下げ
    して下さい。
    マキさんはデフォルトのままで、ゆかりさんは+6dbほど上げないと
    釣合いが取れないです。


 (3)どうしてもキンキン声になってしまう・・・
    元のWAVファイルを、音程を変えて作り直すのが手っ取り早かったりします。
    もしくは、イコライザーを使うことで打ち消せたりする場合もあります。

    右クリック→「オブジェクトエフェクトラック」→「イコライザー」

          (図2-2 オブジェクトエフェクトラック)

    写真のようなM字にすると綺麗になる気がしなくもないです。
    声質とか周波数も人によって違うと思うので試行錯誤してみてください。

    また、この画面のタイムプロセッサーで、音の長さを音程を変えずに調整できます。
    これもたまに使います。
    ただし、VOICEROID側で速度を変えたほうが音質はいいです。


3.さらなる工夫(MusicMaker以外でも)

   ■VOICEROIDは音と音のつなぎを微調整して、うまく音程調整してくれるので、
    「とてもいい天気ですね」のようなセリフを
    「とても」(低ピッチ)と「いい天気ですね」(高ピッチ)
    に分割してWAV出力すると、つないだ時に不自然になります。
    2つの異なるピッチのセリフをくっつける時は
    「とてもいい天気」と「とてもいい天気
    に分けて出力して
    MusicMaker上で半分に切って出力し、
    「とても」の終わり際を↑方向にピッチ調整してあげると、若干マシになります。

   ■VOICEROIDの声のパターンを引き出す。
    VOICEROIDの謎アルゴリズムで、前後の文字によって、
    かなり発音が変わってきます。
    上記の「とても」と「とてもいい天気」だけでも、
   「とても」の部分は同じピッチでも発音は異なります。
    いろいろ、付けたり足したり、いじってみましょう。
    有声化、無声化をいじっても随分印象が変わります。
    (なお、MusicMakerでピッチ補正するときは、無声化のほうが歪みにくい
     気がします)

   ■VOICEROIDの作る綺麗な音をうまく活用する。
    たまーに気まぐれにとてもいい声を作ることがあるので活用しましょう。
    マキさんの「でしょ?」とか「ね?」とかスッゲーカワイイデス。


4.MusicMakerは要注意や!

  (1)MusicMakerはとにかく、動作が怪しいです。
     強制終了多いので、こまめに保存してください。(自動バックアップあり)
  (2)途中何やっても音程が変わらなくなることがあります。
      →ESCで変更を確定せずに、閉じましょう。
  (3)タイムストレッチや、トラック上のオブジェクトを途中で2つに切ったりすると、
     不正落ちしやすいです。極力最後までいじらないこと。
  (4)エラスティックピッチの画面で再生を押すと、始まるまで時間がかかるので、
     メイン画面で再生をしてからエラスティックピッチの画面に移動しましょう。
    (戻るときも)
  (5)変なノイズが入ったり、音がおかしくなった場合、元のWAVファイルが
     書き換えられてる場合があります。作りなおして下さい・・
    ※特にゆかりさんのexVoiceを、そのままMusicMakerに放り込むと、
     MusicMakerに書き換えられるので、コピーしてから放り込みましょう。
  (6)トラック上のオブジェクトを消して読みなおしたのに、音がおかしい・・・
     →変だと思ったら、H0とかHDPというファイルを一旦全部消して
      読み込み直して下さい。



MusicMakerでの音程調整は、MMD並の「」です。
(ドラマフェスティバルはMMDにかかった時間と、
 MusicMakerと格闘してた時間がほぼイコールでした)

でも思った通りにしゃべらせられるとかなり楽しいので、
是非、沼地に沈んでいただきたいですね(ニッコリ

こんなふうに歌わせることもできますので。




感想とか、間違いのご指摘とか、厳しい意見でも結構ですので、
お気軽にコメント下さい。


MusicMaker体験版 http://www.ah-soft.com/trial/mm.html

※ここまでしたら、AHSさんは、私に焼肉おごっても許されると思う(´・ω・`)

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