• 生きる力 番外編 2 二人(一機と一匹)

    2017-10-22 19:163時間前1




     ソルナ国で夕方へと変わる時、この街に独特な笛の音が聞こえた。すると街にいる子ども達が目の色を変えて、何処かへと歩き出す。僕はそれが家路に向かって歩いていると考えていた。


    生きる力 番外編 二人


     お城に戻り、贅沢な風呂や服をお借りして着させて貰う。黒の前を止めないローブのような上着に、首もとにスカーフが巻かれて白の服の首もとにスカーフの造花のようにまとまった白の布が乗っかり、黒のズボン。鏡を見てみれば伯爵のようにも見えてしまい恥ずかしくなってしまう。

    「あら、似合ってるわね」

    「エール!?」

    「まるで王子様みたい、格好良いよ♪ 私もね一応人になれるから、服を貸して貰ったの、一瞬で着替えるし見てね。」

     っとエールが言っては姿が人へと変わった瞬間に服を纏っていた。白のドレスに白のカチューシャを着けた、白の短い髪で赤い目の女子が僕の前に立った。

    「耳は人間の耳に化けるまで練習したんだけど、尻尾はどうにもならなくて、そしたら優しいソラ姫が私にドレスをくれたんだ♪。」

     満面の笑みで寄り添ってくる。

    「どう? 私も一人の女に見える? 思える? そう感じられる?。」

     答えを求められるのに答えようとした時に脱衣所の扉が開かれて、笑っているミアが此方の事を強い目でまるでMyAとしてのミアが強い視線で、殺すような視線で見つめてくる。

    「.......ミア?」

    『..........。』

     赤と黒のスカート型のドレス.......というかゴスロリファッション。手には拳銃を持っている。

    『どう私の格好?』

    「.......可愛いよ。」

     何故だかこれ以外の言葉を口にしてはいけない気がした。

    『エール、私のお気に入りのメイから離れないと殺すよ?』

    「メイは貴女のじゃないでしょ、ただのプログラムのくせに」

    『面白い事言うのね、人に忌み嫌われる竜ごときが人に寄りすがる姿は正に滑稽だわ、人に求められていないというのに』


    「ねぇ二人ともちょっと性格悪くなってない」

    「『一人と』一機『一匹ですよね?』でしょ?。」

     二人がそう言い争うのに僕はため息をついて、二人をよく見て僕はどちらかと街に出て少し話し合おうと決める。





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  • 生きる力 番外編 1 ソルナ国で

    2017-10-22 09:1913時間前1





    「兎に角、今日はお城に泊めてあげるから街を好きなように観光していってよ。」

     ソラにそう言われてエールやミアからも街に行こうと言われてとにかく城から出ていくことにしては街に入っていく。街には馬車なような物があったり、道で音楽を奏でる物達等。街の活気付きを感じさせられる。

    「にしてもMyAってそんな格好だっけ? 何か女子っぽい格好をしているけど.......」

    『メイに買って貰ったんだ、私はメイの彼女ですからメイの彼女として差し障りのない格好をさせて貰っている訳なんです。』

     ミアが嬉しそうに語れば語るほどにエールの肉球の押し付けの強さが増していく。

    「それに.......メイも格好が変わっているし」

    『私に合うような────』

    「もうやだ!! メイちょっとアンタマジでふざけるなよ!?。」

     エールが肩を降りていき、人間の姿に化けては服をも纏っていては此方に泣きついて抱きついてくる。

    『........メイ』

    「なんでそんな目で僕を見るのかな、それにエール。ミアの彼女って言葉にはあまり深い意味はないよ、エールのように気に入られているだけだよ、それにミアはただの........機械だし」

    『.........メイ、今のメイのお気に入りはやっぱり生き物なの? 私も生きているつもりなのに......。』

     ミアが僕の手を掴もうとしながら口にして、悲しそうな顔をする。それから僕の手を掴んではちょっと嬉しそうな顔をするのに困惑する。

    「メイって私かミア、どっちかの事好きだったりする?」

    「好きと言えば好きだけど、恋愛的な意味でじゃなくて家族みたいな感じで僕は二人とも好きだよ。どっちも家族みたいに特別な感じがするから........それにミアもエールも別に僕の事なんて気に入っているだけで好きじゃないでしょ?。」

     そう訊ねると二人が此方を見つめてくる。それから二人とも何も答えようとしないのでエールを引き剥がして街を歩いていこうとすればエールが猫に戻り肩に乗っかってはぐったりとする。


     それからローブを着ている本を持った男性がやってくる。

    「やぁ君達、私は魔術の国Incantation(インカンテェション)事、Incでの覇道に興味はないかい?」

    「........覇道......ですか?」

    「.......覇道をご存知ない? 覇道とは神話に出てくる神達の魔術を会得するための覇の道、例えばクトゥルフ神話に出てくるハスターをご存知でしょうか? そのハスター扱う魔術の一つ風凪という魔術を会得する事だって覇道では可能です」

    「えっと.......風凪? 初耳だけど」

    「風を操り、その風を目標に向けて吹かせばその風は刃の如く鋭い気流を放ち、相手を一瞬で戦闘不能にでさえさせる事が出来ます」

    『危ない魔術だね』

    「覇道ですから、元は武力や権力によって国を治めようとする者の事を指していましたが、今では死語となってしまっていたのでその言葉を元に国を治めようとする力として日本帝国のように剣道や柔道のように覇道という部類で設立させました。」

     そうローブの男が語る。

    「覇道を極めている生き物ってどれだけいるの?」

    「......あまり口外しては良くないのですが、覇道の内全ての神話生物の力を体得したのはほんの一人でございます。それ以外ならば神話生物の魔術や呪術なるものを一つの神様の力を徹底的に極めた者ならば大勢いらっしゃるのですが。」

     そうローブの男が語るのに「考えとくよ。」と口にして流した。するとローブの男は「分かりました。」と口にして引いてくれてミア達と一緒に少し離れてから覇道について話した。


    「今の戦争なんてない時代、覇道なんて必要あるのかしら」

    「.......闘技場なんてあったし、ドッペルゲンガー何て者も最近に出会ってしまったぐらいだし........意外と世界ではそういう都市伝説めいた存在が現れるようになってるかもだし護身用として需要があるのかもしれないね、にしても大勢.......か」

    『犯罪にも使われそうですね』

    「.......そうだね。」

     そう何とか口にして誤魔化しながら笑う。

    「.......本当におかしな世界だわ」

    「この世界は案外広すぎるんよね。まだ動物達の国ですら行った事ないし、いつか行ってみたいな。」

     僕がそう口にするとエールが乾いた笑いをする。

    「にしても魔術なんて、魔力がなければ扱えないでしょ?」

    「そういえばエールは知らないっけ? 僕は闘技場の時にルナさんに魔力を生成出来るような体にさせられちゃってね、多分それを感じ取ってあの人も声を掛けてきたんだと思うよ。」

     そう話すとエールの僕に対する目が変わるのを感じた。

    「才能がないなんて言ってたし良かったね」

    『本当に良かったね、メイ』

    「そうだね......ありがとうミア、エール。」

     魔力を生成出来るようになった自覚はないけど、治癒力があがって先程にエールに傷つけられた切り傷でさえも既に直っている、少し人外染みた感じを感じさせられる。

    「.......そういえば、私のつけた傷ももう治ってるね........本当にごめんね」

    「いいよエール。僕はエールの事好きだから」

    「.......メイ、そういう事言うの卑怯じゃない?。」

     何故かミアにぶん殴られるが頑張って耐えてエールに笑い掛ければもう一度、ミアに殴られる。

    『メイはドMみたいだしこういう事されると喜ぶんだよね』

    「ドMって......痛いものは痛いよ。理不尽な暴力だけは本当に止めて。僕はただ痛みに慣れてるだけだから大丈夫っぽくしてるだけだから。」

     そんな話をしながら歩いていると何かの銅像の前に立つのに気づき、その銅像を見上げれば槍と剣を持ち、弓を背負ったソラ戦姫の銅像があるのに気づく。その銅像の下に書かれているのは

     月を蝕む者達を倒した王姫の像、ソウル・エクリプス

     そう書かれていたのにミアが視界に映り込んでくる。

    『そういえばメイ、メイが読んでいたあの本には何が書かれていたの?』

    「あー生尽の闘技場について? かな。あれは簡単に説明すると大昔の戦争と闘技場の説明だね」

    「大昔の戦争って?」

    「ルナとソラの戦争、前にいた天生のような者のせいなのかもしれないけど、ソラとルナがもう一人ずつ出てきてはお互いに国を襲って戦争を起こしては魔物という魔力を得た生き物達が化物のような姿へと変貌した物達も現れて、二人の国が大きく揺るぎ二人は国の民によって引き裂かされて戦争する形になったんだ。二人でさえも事情が分からずにただ争った挙げ句にソラの偽物をルナが殺したけど偽物のルナによって本物のルナが殺された。本ではその偽物についてが凄く分かり辛く書いてあったけどね。」

     そう話してみれば二人は頷いてくれるので続けて

    「それで最後にその偽物のルナによって魔物や国の者を引き連れたのをソラさんがたった一人で全てを殺した。でも本ではその偽物のルナが死んだような描写が書かれていなくて、だから気になって生尽の闘技場に行ってみたかったんだ。もしかしたらソラもルナ同様に偽物だとか思っちゃったから。」

     そう説明すればエールがなるほどっと口にした。

    「それにしても生尽の闘技場はエグかったわね」

    「大昔にあったコロシアムと同様、生き物同士の殺し合いだったなんて、あれって一応ネットで放映されてたから年齢制限に引っ掛かる携帯等では見れない仕組みになってるのかもね。流石にテレビの娯楽としては放映されないだろうし。」

     そう苦笑して口にした。

    『ルナさんの国って........』

    「......闘技場のある場所がルナの国のあった場所だよ」

    『ルナさん.........』

    「生きる力を得たって聞いたけど、生き返ったらしいね。戦争も大昔の事だからルナの事を覚えている人達は多分いないと思うけど、伝説になった一つの国の王子なんだよね。しかもソラと同じ戦士。」

     僕がそう淡白に口にすればミアもエールも暗い顔をする。

    『可哀想.......』

    「まぁ今はソラさんと一緒にいるから.......救われた方だと僕は思いたいな。」

     僕はそれ以上何も言わずに街を歩いた。

    『世界って広いね』

    「そうだねただ世界は広くて歴史も果てしなく長いね。竜という生き物に銃や機械のない世代でのルナとソラの戦争。そして魔術に神話生物の力を体得、会得する覇道か.......。改めて世界を知ろうと思えば異常な事ばかり耳に、目にするね」

    「この世界に終わりは来るのかしらね、昔はよく騒がれてたのに」

    「さぁね、世界は終わらずにどんどんおかしくなるかもだね。」


  • 生きる力 書き直すかも

    2017-10-21 19:551




    段々話の流れがおかしくなってきているので一度書き直すかもです。
    以前はとりあえず書き直そうと思ったら書き直してVer0.00的な感じで一つだけ書き直していました。

    という感じで書き直そうと思います。

    もっと前に、おかしな感じになれば書き直すつもりの旨を投稿しようと思っていたのですが一応この記事もマイリストに入れようと思ったが為に中々投稿致しませんでした。

    とりあえず書き直すかもです