• 第84回日本ダービーを観に行ってきたぞ~(^^)/

    2017-05-30 11:068時間前
    【今年の牡馬クラシックは低レベル?】
    いやいやいや待て待て待て…そんな風に言われてる年こそ後の古馬戦線で無双できるダービー馬が爆誕するかもしれないだろ!
    そんなニューヒーロー爆誕への期待を込めつつ夜行バスで大阪から府中へ向かった。


    【土曜日】

    2015年に来た時にも思ったが、東京競馬場はとにかく広い…。圧倒される。
    しばらく競馬場を散策。弁当屋を探すがこれだけ広いのに海苔弁や唐揚げ弁当などのオーソドックスな弁当を売ってる売店は一軒しか見つからなかった。
    夜行バスの疲れもあり馬券は控えめにした。



    最終レースで藤田菜七子の馬がパドックで馬っぷりが良く見えたし、何よりオッズが舐められている気がしたので単勝を購入。見事的中した(4番人気7.8倍)
    ついこの間まで藤田菜七子というだけで過剰人気していたイメージだが、今はそんな事はないらしい。
    最終レースという事もあって最後で取り返そうとする人が突っ込むので1番人気がやや過剰人気気味になったか。


    【日曜日】(画像は土曜夜)

    早朝から開門ダッシュ。
    俺は西門に並んでいた。西門は1階と2階のどちらかを選んで並ぶのだが、俺は1階を選択。
    1階は屋外なので雨が降ったら嫌だなぁと思ったが降らなかった。
    朝7時を過ぎると開門に向けて列の整理が始まる。
    JRA職員が開門待ちの列をいくつかのグループに小分けする(大規模な将棋倒し防止の為だと思う)

    【開門】
    そして7時半にいよいよ開門。
    もちろん前のグループから順番に入っていくのだが、一番最初のグループが入る時に凄まじい怒号(?)が聴こえてきた。
    2015年の時も開門と同時に怒号(咆哮?)が聴こえたが、自分が入場する順番になった時に何かメチャクチャな事になるという事はなかった。
    今年も大丈夫だろうと順番を待っていたが、甘かった…。


    【俺はグループの先頭列に…】
    俺は小分けにされたグループの先頭列になってしまった。
    職員が俺の前で人間の鎖を作る。

    職員「はいではゆっくり進んでいきま~す。押さないで下さ~い」

    職員の動きに合わせてグループがゆっくりと入場ゲートに近づいていく。
    しかし後ろからメチャクチャ押して来る。後ろに何人いるかわからないが凄い圧力だ。
    俺は当然圧力に耐えられるはずもなく、制止する職員を押す形で前に進んでいく。

    職員「押さないで!事故が起これば○○△△□!」

    おそらく「事故が起これば入場を停止します!」という意味の事を言ったのだと思うが周りも騒がしくなってきてよく聴こえない。
    後ろからの圧力は止まらない。いよいよ職員と客(集団)の押しあいになった。

    職員「押さないで!押さないで!押すな!危ない!」

    職員が叫びながら必死に制止するが、集団の圧力が凄まじくジリジリと列が進んでいく。
    俺は嫌な予感がした。

    (押しあいになってから列の進みが遅いし職員も制止を解くタイミングをはかりかねている…この間に2階のグループがスムーズに入場していたらヤバイ)
    まぁヤバイというのは入場が遅れるからヤバイという自分勝手な都合なのだが。

    制止が解かれてダッシュが始まった。
    そして俺の嫌な予感は的中したのか、すでにゴール前の席には大量の人影が…。
    西門意外にも門はあるのでそこから入る人もいるわけで、西門が近いといっても入場が遅くなれば他の門の人達に逆転されてしまう。
    2015年の時よりずっと前に並んでいたのに目当ての場所は取れないのか…。

    「ま、しゃーない」

    そもそも席を取るという行為自体がアカンという見方もあるし、しかも職員が走るなと注意しているのに走っているわけで、そんな行為の果てに自分が望む結果を得られないのは傍から見れば自業自得。そう思って適当にゴール前をうろついていると何故か空いてる席があった。
    超絶ラッキーだった。


    【押すのは逆効果】
    集団心理でああなったとは思うし「後ろから誰が押したんだ!」とかそういう話ではないとは思うが、押す事によって制止する職員との膠着状態となりかえって入場が遅れると思う。

    もし「前がどうなってもいいから早く入れろ」と思って押してる人がいたらそれは逆効果という説を提唱する。


    【暑い…】

    1Rのパドックを見に行くが、絶好のダービー日和で快晴でありメチャクチャ日差しがキツイ。
    こりゃタマランと思い、1Rの予想は諦めて競馬場内を散策。
    あらためて東京競馬場の広さと建物の外観の豪華さに感動。
    はなまるうどんより安い蕎麦屋を見つけた。次に来る時はここで朝食を取るか…(セコー)

    3Rのパドックで待ち合わせていた競馬仲間と合流する。
    その人と府中の芝コースの傾向について語りあい6R終了の時点で「外差しかな?」という結論に達した。
    お互いに馬券そっちのけで競馬談議に興じていたが、その人は午後に用事があったので途中でお帰りになった。


    【8Rの馬券を買う】
    ダービーと同じ芝2400mで行われる8R(青嵐賞)で今日初めての馬券購入。
    外差し傾向だし12番「カカドゥ」の単複を500円だけ買った。
    そしてレース観戦。

    【あれ…?】
    8Rは内枠の馬が真ん中を通って抜け出して勝つパターンだった。
    外枠は全滅。最内は相変わらず例年に比べて伸びてこないが今までと何か違うような…。

    【8R終了と同時にダービーの馬券を購入】
    9Rも芝のレースだし、そのレース結果とダービーのパドックを見てから馬券を買うべきなのだが…。それをやるとゴール前の席に戻れなくなる恐れがある。
    俺は8R終了の時点で「ダービーも外差し」と想定して馬券を買った。
    ダービーの馬券を購入して9Rを観戦、以降はダービー終了までそこに居座る。
    9Rも内枠の馬が真ん中から伸びて勝った、嫌な予感がするがダービーの馬券はもう買ったし腹を括るしかない。


    【ダービーの馬券】

    当てた人から見ればクソ馬券以外の何物でもないわけだが、俺なりの計算があった。

    【俺なりの計算】
    おそらくクリンチャーは逃げない。というか逃げられない。
    すみれSは少頭数の1枠で前に行けただけだし、皐月賞もゲートを出た瞬間の出足は悪かった。
    この枠なら外から被せられてハナは切れないだろう。

    他の先行馬も距離に対する不安があり、ややスタミナを要しそうな馬場を考えれば無茶はできないだろう。

    よってスローになる

    スローの外差しといえば…カデナ!
    スローの3~4コーナー途中でクリンチャーが仕掛ければすみれSの再現あるかも(これは超希望的観測であり、俺は皐月賞の4着はあまり評価していない)
    あと、なんだかんだでアドミラブルは圏内に来るだろう。

    という感じで予想した結果、上記のクソ馬券になり申した。


    【ルメールの神騎乗】
    ダービーはルメールの超絶神騎乗が炸裂してレイデオロが勝利。
    あそこで動けるルメールも凄いし、それに応えて最後の直線も押し切れるレイデオロも強い。
    そして表彰式の藤沢調教師、いい笑顔だった^^


    【目黒記念も外した】

    藤岡祐介が今度こそ逃げて…後はどうなるか知らんがカドマツ単複を購入。
    他に逃げ馬がいなかったのでいいペースで逃げる事ができたがカドマツがバテてしまった。仕方ないね。
    結局、土日合せての収支はマイナス4000円だった。


    【思えばダービーの歴史は神騎乗の歴史だった】

    ディープブリランテ…距離が長いと言われていた同馬だったが、岩田が馬場を読んで適性なペースでエスコートして僅差で勝利。

    キズナ…1番人気だったが腹を括って後方待機から差し切り、あれは武豊にしかできない。

    ワンアンドオンリー…当日は前残り馬場だった。それまで後ろから届かずだった同馬を内枠を利して前に行かせる神騎乗。イスラボニータも外枠から思い切って先行した。

    ドゥラメンテ…デムーロが最初に位置を取りに行かなかったらもっと際どい勝負になっていただろう。

    マカヒキ…皐月賞では追い込み届かずの同馬、ダービーでは川田の騎乗(位置取り)に注目が集まった。川田はサトノダイヤモンドの直後につける神騎乗。ペースもややスローだった事を考えればあの位置取りは完璧だった。

    そしてレイデオロ…近年のダービーであれほど大胆な仕掛けを見せた勝ち馬がいただろうか。


    ダービーを振り返って「あの年はレベルが低かった」という事を言う人がいるが、近年の低レベルの代表格のように言われるワンアンドオンリーの年なんかは横山典と蛯名が馬場を読んでスタート直後にあの位置を取りに行った時に凄く盛り上がっただろうし、それからの直線での2頭の叩き合いは去年に勝るとも劣らない名勝負ではないだろうか。


    後の勝ち馬や同世代の成績を見て「あの年は低レベルだった」というのはまだわかる。
    だが後の成績を根拠に「あの年のダービーはつまらなかった」とまるでダービーそのものが盛り上がらなかったかのように言うのは間違いであり結果論ですらない。

    なんだか説教臭い感じになったが、せっかく観に行ったのに低レベルとか言われると悔しいので書いてしまった。


    おわり














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  • 武豊展に行って武豊に握手して貰った(^^)/

    2017-05-18 01:447
    2017年5月17日
    武豊展(梅田阪急)のサイン本お渡し&握手会に行ってきた。
    トークショウ観覧席はネット申し込み先着順なので時既に遅しだったが、握手会はネット申し込みの上で抽選だったので運よく当選して参加する事ができた。


    とりあえず武豊展を観る。
    京都大丸でやっていたのを観たので俺にとってこれは2回目だった。
    1回目との違いはキタサンブラックの写真がいくつか追加されていた事ぐらいだろうか。
    京都でもそうだったがサイレンススズカの写真は無かった。
    やっぱり国内のレースに関しては武豊でG1を勝った馬限定のようだった(スズカの宝塚は南井騎手)

    トークショウは立ち見で聴いた。
    遠くからの立ち見なのでトークはいまいち聴き取れなかったが、巨大モニターがあったのでユタカの顔を観る事ができた。
    観るだけなら競馬場でいくらでも…と思う人もいるかもしれないが、この時の豊の方がカッコ良かった、割とマジで。


    【うろ覚えトーク内容】
    ??「キタサンブラック、凱旋門賞、どうですか」
    武豊「この馬でいきたいですねぇ」
    観客「おお~(拍手」

    その他、この前やってた体育会TVの話題なども話されていた。
    当然、あのロデオの話になったと思うが上手く聴き取れず…(^^;)

    ??「あのロデオ…(観客笑)…○△※□◇…」
    ??「○△※□◇…」
    武豊「ああアイツは(おそらくデムーロ騎手の事?)○△※□◇…」
    観客「wwwwww」

    多分武豊が「アイツ(デムーロ)は賞金が出ないと本気にならないから」みたいな事を言って笑いを取ったのだと想像で補完して俺も勝手にニヤリとした。


    そしてトークが終わりいよいよ握手会。
    対象者は200人、順番を待つ間に俺の緊張はピークに達した。
    そしていよいよ順番が回ってきた。

    目の前に豊がいる。
    俺はヘルメットを被っていない豊の顔の小ささに驚いた。
    俺は緊張で縮こまり、豊を軽く見上げる形になった。
    俺(175㎝の俺より目線が上や…圧倒されてるわ俺w)
    少し薄暗い空間で軽いスポットライト的な照明効果もあってか、競馬場で観るよりも豊オーラが凄まじく、普段(競馬場)よりカッコ良く見えた。


    先ず豊からサイン本を渡される。
    俺「いづも楽じまぜでいだだいでまず!ありぃがどぉございます!(緊張」
    豊「ありがとうございます(握手」

    豊はいつものポーカフェイス的な笑顔だったが、最初から最後までしっかり目を合わせてくれていた。そしてそんな武豊は今までで一番カッコ良かった。ホンマ最高。
    本当に感動最高でした。ありがとう武豊。

    握手した瞬間「これからもっと楽しませてやるからしっかり観ておけよ(凱旋門)」という豊の心の声が聞こえたような気がした。


    おわり



  • サトノダイヤモンド単1万が紙屑に…第155回天皇賞春馬券回顧

    2017-05-01 11:39


    何だよこれ…酷すぎるだろ。
    前が止まらない高速馬場と知りながらキタサン単を買わない。
    サトノ単にブチ込んでおきながら3連単ボックスを買うという自信の無さ。

    今回の馬券回顧ではこの「悲劇」に至った経緯を分析していきたい。


    【先ず「2強対決を見たい」という考えがあった】
    このレースは2強対決にならなければならない。
    俺は有馬記念の様な2強対決が見たい。
    天皇賞春は長丁場、この2頭が早目にスパートする様な展開なら「ブライアンVSトップガン」の様な伝説クラスのマッチレースが見れるのではないだろうか。
    他にそこそこ強い馬もいるしそこまでのマッチレースにはならないだろうと思いつつ、マッチレースになって欲しいそうなれば伝説のレースが撮影できる。そう思っていた。
    この時点で競馬を何か自分が撮影する為のモノだと勘違いしていたフシがある。


    【枠順が出た瞬間に「これはヤオ枠だ」と思った】
    木曜日、俺は枠順を見て愕然とした。
    何というヤオ枠…キタサンが3番でサトノダイヤモンドが15番。
    これは作為的に組まれた枠順に違いない。
    これは2強対決どころかサトノダイヤモンド連対無しまでありえる…。
    そんな事は許されない。俺は伝説のレースを撮影したい。
    サトノが連対を外すなどあってはならない。

    俺は「このヤオ枠の逆境をサトノダイヤモンドに克服してほしい」と思うようになった。
    いや、そう思うのは自由なのだが、結果がそうなるとは限らない。
    しかし俺はもうこの枠順を見た時点で冷静さを失っていた。マッチレースを撮影したいが故に自分で都合の良いストーリーを組み立てていた。

    【俺が組み立てた妄想ストーリー】
    天皇賞春、ヤオ枠で突っ走るキタサンを外からぶっ差して圧倒するダイヤモンド。

    ファン「なんだよこれ…こんな化物を倒せる馬がいるのかよ」

    宝塚記念ではサトノ不在のメンバーでキタサンが圧勝するも空き巣呼ばわりされる

    凱旋門賞では2頭の叩き合いになりサトノダイヤモンドが勝利

    ファン「やっぱサトノの方がつえーじゃん」

    これ以降、2頭が出走するレースでは必ずサトノダイヤモンドが勝利する。

    ファン「キタサンはもうサトノを倒せないな」

    そして2018年の有馬記念…キタサンは大外のピンク枠に…。
    ファン「はいキタサン終了、2頭の引退レースだけどレース前に勝負あったな」
       「JRAは空気読んでこういう時にキタサン内枠にしろよww」

    キタサンが今までの戦法とは違った外差しの競馬でサトノをギリギリで差し切る。

    ファン「すげぇえええええええええええええええ!伝説!伝説!」


    何だよこのキモイ妄想は
    これを撮影して伝説の証言者にでもなりてーのかよ
    競馬はテメーの玩具じゃねぇんだよ
    競馬っていうのは一般的には自分で推理して予想して馬券買ってレース見て熱狂して楽しむものなんだよ。カメラマンごっこがやりてーだけのテメーの都合に合わせてレース(現実)が動くワケねぇダロガ


    …とこのように自分に説教をしてくれるもう一人の自分がいれば素直にキタサン単を買えたかもしれない。


    【現地へ】

    午前3時に起きて自転車で出発、競馬場に着いたのは5時だった。
    これで始発組は出し抜いた事になる。ゴール前の席は取れるだろう。
    昔は開門ダッシュまでして席取りとかアホかと思っていたが、一昨年のダービーの日に開門ダッシュを経験して以来病みつきになっている(手の平返し)
    もういっその事JRAはG1の前には競馬場で5000円ぐらい参加費を取ってマラソン大会を企画して先着順に席を与えてはどうだろうか。本人確認ができる写真入りのレース完走証が無ければその席に座れないシステムにすれば転売も防げるし…。

    現状、シニア席があるならファミリー席も作ればいいキッズ席や妊婦席だってあってもいいだろ。
    マラソンだってキッズランとかシルバーランとかファミリーランとかリレー部門とか部門別に作って席を獲らせれば少なくとも今よりは公平に席取りができるんじゃないのか。


    話がめちゃくちゃ逸れたが、要は中央の競馬場でマラソンがしたいんだよね。



    【競馬場はキタサン豊一色?】

    何と!どこを見てもキタサンブラック&武豊だらけではないか!
    去年の優勝馬なんだから使われるのは当たり前なんだが、武豊の好きな色が確か紫だったのを思い出してポスターが余計に豊推しに見えてしまう…。

    おいおいおい!2強対決だろ!サトノダイヤモンドも貼っとけよ!
    何キタサンが勝つ前提になってんだよ!

    「やはりJRAは武豊とキタサンを勝たせる為にあの枠順に…」

    どうかしていた、本当に俺は妄想に憑りつかれたアホになっていた。
    この日はかなり暑かったせいもあって冷静さを失っていた…。

    「競馬場暑いなぁ…」
    「そういや去年も暑くてゴールドアクターが結構発汗してたなぁ」
    「一昨年はアドマイヤデウス陣営がレース後に馬が夏バテしたって言ってたなぁ」

    まさかサトノダイヤモンドは夏バテしないだろうな…大丈夫か?
    いや!大丈夫だ!サトノがJRAと武豊の陰謀をブチ倒す!
    暑さと睡眠不足で思考能力が低下した俺は妄想をますます加速させた。
    とうとう俺の脳内でJRAと武豊がタッグを組んでしまった。

    ターフビジョンにPR映像が流れた「薬物ダメ!ゼッタイ!」
    「そうだ!薬物を使ってるんだ!そうでなきゃあの素晴らしい馬体の説明がつかない!」
    もうだめだこいつ早くなんとかしないと…。

    こんな精神状態で馬券を買っても当たる筈が無く、5Rに馬券を1000円買うもカスリもせず外れた。
    俺は自分が疲れているのを自覚していたので、それ以降馬券を買うのをやめた。
    そう、疲れているという自覚はあったのだ…。


    【前が止まらないの…競艇場と化した京都競馬場】
    俺はちょいちょい休憩しつつ、芝のレースは全部しっかりと見た。
    外から伸びてくる馬が全くいなかったワケではないが、基本内伸びの前残り高速馬場だ。

    「これアカンやつや、やっぱりキタサンを勝たせる為の馬場になっとる…」

    今の時期の京都の馬場が高速馬場なのはわかりきった事なのに妄想に憑りつかれた俺はもう冷静に判断できない。
    俺は高速馬場を批判するつもりはない。
    凸凹の馬場の方が馬にとって危険だと思うし、多分JRAはそうならない様に整備しているだけなのだ。
    高速馬場と言うが、馬場が昔より整備されて馬のトレーニング方法が洗練されれば昔より良いタイムが出るのは当たり前である。
    前残り云々もレースが昔よりシビアになってインの先行馬が有利という状況になっただけだろうというのが俺の持論だった。

    一部ファンによる高速馬場批判のほとんどは的外れ…馬場が整備されてレース展開も昔よりシビアになればインの先行馬が有利になるのは当たり前…それが俺の持論だった…なのに。



    「俺は2強対決を撮りにきたんだよ!俺のストーリーではここはサトノが外枠を克服して力の差を見せつけるんだよ!」

    「克服して」という時点でサトノ不利を自覚している、だがもう妄想が止まらない。



    「サトノの人達は、JRA・武豊・北島三郎が心改め…」
    さらに(合いの手)
    「ダイヤモンド頑張れ!ダイヤモンド頑張れ!安保法制、国会通過、よかったです」


    【放棄された「推理する楽しみ」】
    馬券購入というのは「推理する楽しみ」があってナンボだろう。
    自分の夢や願望でもってストーリーを組み立てて馬券を買うのは俺もよくやるし否定しないが、それでは推理の楽しみが薄れてしまう。
    俺は推理を放棄して自分に都合の良い妄想ストーリーを軸にして馬券を買った。



    そして悲劇は起こった、サトノダイヤモンド単勝1万円。
    それ以上に悲劇だったのが余計な3連単ボックスだろう、何だこの迷いの見える馬券は…。
    迷うならブチ込むなや!アホがぁ…。

    俺の敗因分析はこれぐらいにして、最後にサトノダイヤモンドの敗因を分析する。


    【サトノダイヤモンドの敗因分析】
    高速馬場と枠順、以上。
    高速馬場と枠順の有利不利を悪だ陰謀だと否定しないが敗因は純粋に高速馬場だと思う。
    それが現実であり競馬だ。競馬がシビアだから現実としてこうなった。
    この状況でサトノが差し切るなんて妄想の世界でしかありえない。
    あとは血統的なスタミナの限界もあっただろうか…?

    枠順も作為的なものではなかったのだろう。
    現実は偶然の連続であり、時にはありえない偶然が起きる、それが自然だ。
    それを自分の妄想基準で評価するからいつも推理を誤るのだ。
    ここで反省しなかったらまた同じ間違いをしてしまう。

    安全を考えて荒れた馬場を整備するのは当たり前。
    馬場が整備されればされるほど適性なペースで走れる内の先行馬が有利になるのも当たり前。
    近年ますますそういう傾向なのに教育()なのか何なのか知らんが今でも差す競馬が王道みたいな風潮があるように感じる。高速馬場で勝ちたければ前に行けばいいのだ。
    それでも差しを覚えさせるのはその馬に先行できない理由(弱点)があるだけの話。
    そんな差し馬も来れるように馬場を改変したらそれこそ八百長だ。


    【結論】
    一度でいいから見てみたい、本格化キタサンブラックが外枠から走るトコ。



    おわり