• 保険とチームワーク

    2017-10-24 00:5214時間前
    前回の続き。

    そういえばこのブロマガってアイドルの子達は見てるのかな。
    というのも最近AKBの記事を書き始めてからアクセス数が伸びてきてね。最初はオタが見に来てるだけかとも思ったんだけど、もしかしたらアイドルの子達が見てるのかなと思いもしたんで、だったらちょっと記事の内容を色々配慮しないといけないかと考えた。

    やっぱりアイドルの子達にもわかるような内容にするのなら、年金だ保険だっていう話は難しすぎるかな。もし見てるとしたら首を傾げてる気もするんだけど、どうしたものだろう。


    アイドルに限らず、記事を読んでる人が難しいことを楽しみながら理解出来て、自然と頭が良くなったらいいよね。一応それは自分は意識して記事は書いてはいるんだけど、もうちょっと努力しないといけないかな。

    まあいいや。じゃあ今回は前回した保険とか年金の話を、わかりやすい例を挙げてもう少し説明していくかな。では図を見てほしいんだけど、指原と宮脇咲良ちゃんが、2人でHKT保険というのを作るとする。つまり毎月同じ金額を2人で積み立てておいて、ケガや病気した時にそこから保険金という形で治療費を受け取れる仕組みを作る。

    この時お金を負担する割合っていうのは指原と咲良ちゃんは1対1で変わりはないんだけど、ケガや病気をする確率までが同じであるとは限らないわけだよね。例えば咲良ちゃんはしっかり屋さんなので、病気やケガ1つしないのに対して、指原はどん臭いので、毎日必ずケガや病気をするかもしれない。

    この場合どん臭てケガが多い指原は、自分が支払った掛け金に対して多くの保険金を受け取れるのに対して、しっかり屋さんの咲良ちゃんは、支払った掛け金に対して受け取れる保険金が少なくなるので、損をした気分になってしまうね。だからいつか咲良ちゃんは馬鹿馬鹿しくなって保険から離脱してしまうだろう。その結果保険は解散することになる。

    福岡県で自転車保険が「努力義務」になった! それってどういうことなの

    http://j-town.net/kanagawa/news/localtv/250587.html

    つまり保険や助け合いの機能を持つシステムを上手く運営するためには、加入者の能力やリスクを揃えなければいけないんだね。例えば自動車保険のように、通勤用に車を使う人は5万円とか、軽自動車に乗っている人は3万円で、ゴールド免許を持っている人は1万円みたいに能力や収入、リスクなどに応じて条件を細分化して、そのグループ毎に一つの保険料を提示するようにしないといけない。

    そうしないと説明したように不満が出てしまうし、結果保険自体が破たんすることになる。だからこの自転車保険というものも、将来的には必ず行き詰るんだろう。自転車に乗る人は全員月いくらという保険料の決め方しかしておらず、年齢や利用形態、年収や事故歴などによって料金が上下動することもないわけだからね。こんなものを努力義務だの強制だのさせてる自治体は頭がどうかしてるね。

    山本彩

    http://www.nmb48.com/member/yamamoto_sayaka/

    松井珠理奈

    http://www.ske48.co.jp/profile/?id=matsui_jurina

    平手友梨奈

    http://www.keyakizaka46.com/s/k46o/artist/17

    ということで保険の話をしてきたわけなんだけど、ここからはようやくアイドルの話になる。今までしてきた話を前提とすると、アイドルやスポーツのチームワークというものも、能力差があると上手く機能しないと考えられるね。
    何故なら説明したように能力差があると、どちらか一方が得をして、もう片方が損をする関係が生まれるから、最終的にはどちらかが嫌気が差してしまってチームが崩壊することになるんだな。

    実際スポーツの世界ではこのような例が良く見られるね。例えばサッカーの世界だとメキシコのバチューカというチームは、本田圭佑というスーパースターがが加入した途端に極度の不振になってしまったし、Jリーグだとフォルランが加入したセレッソ大阪は、J2に降格してしまった。そして最近ではポドルスキが加入したヴィッセル工ヴェが、同様に不振にあえいでいる。
    一般的にはスーパースターを1人呼んでくればチームの救世主になってくれるだろうと思いがちだけれども、実際はそうではないことがわかる。

    ではAKBや坂道はどうだろう。ご存知の通りSKEやNMB、欅坂といったグループには他のメンバーの追随を許さない絶対的なエースがいるわけだけれども、では彼女達は上手くチーム内で機能しているだろうか。そしてもし機能しているとすれば、その条件は何だろう。
  • 広告
  • メンタルで決まるアイドルの価値

    2017-10-21 20:16
    前回の続き。
    
    セイラーの行動経済学、異端の学問が大活躍

    http://toyokeizai.net/articles/-/193138

    行動経済学が何を教えてくれるかっていうと、人間のメンタルの重要性なんだよね。
    前回人間は仕事がないことに不安を感じるので、ちょっと損をしたとしても、ギャラを安くして仕事が沢山ある方を選ぶと書いたでしょう。それは逆に言えば、その仕事がない不安に耐えさえすれば儲かるということだよね。

    だからここからメンタルの強い人がお金を稼ぐことができるし、成功するということになる。

    なぜ人は「ムダな保険」に入ってしまうのか

    http://toyokeizai.net/articles/-/97162
    
    不安になると損をしてしまう例というのは、世の中には沢山ある。例えば保険なんかがそうだね。あんなのは運用に携わる人たちのお給料が手数料としてかかるわけだから、入らない方が得なんだけど、でも人間は不安に弱いものだから、みんな入ってしまう。勿論それには突然の出費を自分の貯金を取り崩して払いたくないという理由もあるだろうけど、でも根本にあるのは「何があるかわからないのが怖い」という要素でしょう。つまり人間不安になればなるほど損をするようになっているんだよ。

    先物取引

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%85%88%E7%89%A9%E5%8F%96%E5%BC%95

    リスクを回避するための手段というものは、全て参加者が損をするように出来ているんだな。
    こんな先物取引もそうで、本来ならこんな風に事前に値段を取り決めて取引するよりも、その場その場の時価で商品を取引した方が、余計な取引コストがかからない分安く上がるはずだ。

    でもそれが出来ないのは、やっぱり人間が不安に弱いからだろう。つまり人間ピンチになると途端に不安になって仕事が手につかなくなるので、こうやって予め将来分の商品を買って、不安を和らげないといけなくなっているんだね。

    AKB48公式サイト | AKB48 49thシングル 選抜総選挙

    http://www.akb48.co.jp/sousenkyo49th

    ということで最初に説明したように、不安に負けないメンタルの強さが人間の価値を決めるということなんだよね。勿論不安だけじゃなくて慢心するとか荒れてしまうみたいな感情も含めるんだけど、環境の変化や重圧に負けて心を乱してしまうことは、結果として自身の価値を下げてしまうことになる。

    このAKBの総選挙を見ててもそんな感じするよね。上位に入っている子達は、どれも強靭なメンタルがあったり、一本芯の通った強い信念があるように思うんだけど、どうだろう。
  • 芸能界と行動経済学

    2017-10-19 23:06
    前回の続き。

    三代目JSB、“史上最多”年間ドーム公演数樹立 再追加公演発表で全37公演

    http://www.oricon.co.jp/news/2098872/full/

    さて、今まで芸能界ではギャラを下げ仕事を沢山させることによって人気を作出してきたんだみたいな話をしてきたと思うんだけど、ではそのような行為は、経済学で考えるとどうなるんだろう。

    思うにギャラを下げて仕事の量を増やす行為は、製造業でいうと赤字覚悟で商品を作りまくっている状態と一緒だろう。だから実は人気になって儲かるように見えても、実はその裏でタレントや事務所側にとって損失になっていると考えるべきだ。

    セイラーの行動経済学、異端の学問が大活躍

    http://toyokeizai.net/articles/-/193138

    だからギャラなんて下げずに、自分の実力にあったギャラを要求するのが、事務所にとってもタレント(アイドル)にとっても一番幸せなはずなんだな。例えば仕事1本10万もらえるだけの価値があるなら10万貰えばいいし、20万なら20万貰えばいい。変に仕事を安く請け負っても結局は自分が疲れるだけだ。

    でもそれが出来ないのは、人間「仕事がない」ことを不安なこととして恐れるからだ。つまりいつ仕事が来るかわからない不安定な状況に置かれるよりは、多少ギャラが安くても仕事がある状態の方を好ましいと考えるから、損する選択肢を自ら選んでいる。今年のノーベル経済学賞のテーマだったけど、これも行動経済学の一種と考えるべきだろうか。