• 人の移動に干渉しよう

    2018-04-20 13:1217時間前
    前回の続き。


    本当に移動のロスを無くしたいということであれば、ホームタウン制を徹底することだ。
    例えば全国に支店を持つ会社に東京支店があるという場合、通常東京支店の営業社員はその場からあまり動くことなく活動を行うだろう。例えば東京都はもちろんのこと、神奈川とか千葉県とかね。

    この時大阪や北海道に行ったりはしないだろうね。だって遠いし交通費もかかるもんね。だから普通はその場合は大阪支店や北海道支店の人にお任せすることになる。

    でもAKBの場合、本店や各支店が全国的な展開をしてしまっているよね。例えば本店の握手会を名古屋でやったり、HKTの握手会を東京でやったりしている。

    こうなると最早支店は意味をなさなくなってしまって、お客さんを獲得するために結果として時間や交通費などを無駄にしてしまっていることになる。だから本当にAKBグループの人気を回復したいのであれば、テリトリーを作って互いがその場所に立ち入らないようにすることだね。例えばAKB本店は関東から出ないとか、SKEは中部のみで活動するとかね。そうすることで支店が意味をなし、経営の効率も格段に上がっていくはずだ。

    握手会友の会

    https://48g.jp/calendar/all

    とはいえホームタウン制の徹底というのは、怖いことではあるけどね。
    例えば今まで全国的に活動していたAKBが急に関東だけで活動するようになると、一時的にCDの売上が減ってしまう。そして100万枚を割ってしまうと「もう終わりだ」なんて悲壮感が漂うかもしれない。その辺の精神的不安と戦えるかどうかが、この仕組みのカギではあるんだろうけど。

    さて、今まではホームタウン制の徹底のメリットをアイドルや運営側の視点から見て来たわけだけれども、反対にお客さん側の視点から考えてみることにする。

    つまりホームタウン制を徹底するということは、お客さんとアイドルの物理的距離が近づくということだ。例えば福岡のファンが東京のアイドルが好きになったという場合、今までは会いに行くのに移動に片道5時間と3万円費やしていたのが、それを福岡のアイドルに推し変していただくと、移動が片道1時間と5000円で済むようになる。

    そうすればファンがアイドルに会いに行きやすくなるので沢山お金を使ってももらえるし、運営の利益もその分増えていく。通常の旅行を考えてもわかるけど、メインの目的よりも移動にカネや時間の負担が大きかったりすると、足を運び辛くなるもんね。例えば1泊2日でハワイに行きたい人はあんまりいないだろうし、カニ食うためだけに東京から金沢まで行くのも気が引けるでしょう。だから握手会やコンサート、その他イベントを開催する際には、ファンの気持ちを削がずにすむような移動手段についても検討、研究しないといけない。

    具体的な例を挙げようか。名古屋のAKBファンがパシフィコ横浜の握手会に参加するというときに、何を使って目的地にまでやって来るか考える。この時通常考えられる移動手段は新幹線や飛行機だよね。でも新幹線は運賃が高いし、飛行機は格安航空会社を使えたとしても搭乗までの時間や、成田空港に着いてからの移動に時間がかかるといった問題がある。まあ電車使ってもあの距離だと2時間はかかるわな。

    そうなるとバスという選択肢はどうかなと考える。確かに飛行機や電車よりも足は遅いけど、夜出発の高速バスなら車中でも眠れるし、電車で立ったり会場まで歩かないといけないんだったら、バスの方がいいという人もたくさんいる。だったら名古屋からパシフィコ横浜までの直行の高速バスを手配したり、成田空港からパシフィコ横浜に向かうバスを増便してもらったりしたらどうかと考える。

    といった具合にファンの視点に経って移動の手段を考える
    ことで、イベント主催者としても結果として利益が上がっていくことになる。更に願わくば、バスを手配する際にAKBに直接利益が落ちる仕組みができるといいよね。新たな収益の柱になるはずだ。

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  • PRODUCE48が不安である

    2018-04-19 06:19
    前回の続き。

    転落事故続くAKB48グループ、失敗から教訓得て

    https://www.nikkansports.com/entertainment/akb48/news/201804120000928.html

    失敗から教訓を経てって書いてあるけど、AKBは誰もが失敗しないところで平気で失敗しているからね。去年の総選挙がそうだけど、普通の人なら6月になったら雨が降って中止になるってわかるにも関わらず、彼らは何も考えず沖縄開催を決めてしまうでしょ。それで失敗して「これを教訓に次からは頑張るぞ!」などと言っている。

    でもそんなの自分に言わせたら教訓を得る以前の問題ですわ。
    きっと彼らは通常の人なら持っているべき創造力が欠如しているんじゃないですかね。「これをやったら何が起こるか」ということがわからないし、物事を判断する以前に必要な常識もないから正しい判断が出来ない。

    例えるならばテーブルマナーを教わるって時に「先生! スプーンの持ち方がわかりません!」なんて言ってくるようなもんでね。誰もが当然わかるようなところで躓かれてしまったら、時間が幾らあっても足りないし、今更スプーンの持ち方を教わって喜んでる場合でもないだろう。サルじゃないんだから基本的なことはきちんと事前に覚えて来るんだ。

    AKBグループの“人気メンバー”柏木由紀&松井珠理奈ら、「PRODUCE 48」出演か…明日から韓国で合宿

    http://www.wowkorea.jp/news/enter/2018/0410/10210457.html

    実際こんなPRODUCE48見てても、計画性のなさや創造力の欠如の不安を感じるから困ったよね。具体的に言うと、

    1 ゆきりんや珠理奈、咲良といった主力メンバーがこのPRODUCE48に入った場合に、本当にAKBグループの活動と両立させることが出来るのか。

    2 上のメンバーが抜けたとした場合にどうするのか。番組の企画の趣旨に沿うのか。

    といったことについて検討されているのかについて不安がある。
    まず1についてだけど、人間の身体は1つしかないんでね。PRODUCE48で世界を股にかけて活動して、それで日本で所属グループに帰って活動してというのは、難しいと思うんだけど果たして両立できるのかね。

    確かにスケジュールだけ確保して、両グループでパフォーマンスすることは可能もしれないよ。でもそれがベストなパフォーマンスとは限らないでしょう。世界で活動出来たとしても、日本に帰ってヘロヘロになって実力が出せませんでしたでは、両立させる意味がない。

    だから人気メンバーの中には活動できませんということで辞退する可能性があると思うんだけど、そうなると2も問題になってくる。もしそういうメンバーが活動を辞退したとして、果たして企画の趣旨が成り立つのかどうか。

    勿論参加者は沢山いるからメンバーを選ぶだけなら簡単だけれども、それでもそういう子達は上記3人に比べて実力は劣るからね。だって人間の能力って海を渡っても変わらないからね。日本で選抜外になった子は韓国でも選抜外のはずなんで、そんな子をメンバーに選んだとしても、企画として成功するわけがない。だから韓国側としては是非とも珠理奈やゆきりん、咲良あたりが欲しいと思っているに違いないけど、その擦り合わせをどうするのか。

    「PRODUCE48」参加メンバーのプロフィール紹介!48グループからプデュに参加する日本人アイドル総まとめ

    http://nilcollection.net/produce48-member-profile/

    だからこの辺が計画性のなさなのかな。
    そもそも運営がきちんとしていれば、韓国からのオファーを受ける必要はなかったはずだ。このメンバー見てもわかるように、やけにAKB本店やHKTの参加メンバーが多いし、豪華でしょ? それこそ主力級が何人もいるけれども、本来はそういうメンバーには運営が積極的に仕事を探したり、与えるべきだった。前にも書いたと思うけど、海外で10万稼げる子は、国内でも10万稼ぐことが出来る。だから適切に仕事を与えていればわざわざ韓国に行くなんて大変な想いをさせずに済んだはずだ。

    でも運営はそれを怠ったんだろう。もしくは認識が甘かった。だから前にも書いたことだけれども、AKBは自分達で仕事を作る努力をしないといけないよね。動画を作ったり番組制作に関わったり、イベントやコンサートを主催したり...etc、そのようなことをやって、少しでもアイドル達の負担を無くすようにしていかないと、主力メンバー達の離脱卒業を招いてしまうし、利益も上がっていかない。

    移動は利益を生まないし、練習や仕事をするための貴重な時間も削っていくんだからね。移動=害悪だという意識を持たないといけないと思うんだけど。

  • STUのフェルミ推定

    2018-04-16 05:26
    前回の続き。

    「ならおまえがやってみろ」の反論に批判 「プロが言うな」の声続出

    https://sirabee.com/2018/04/14/20161563363/

    ほならね理論って言うのか。
    確かに素人に対して「ならおまえがやってみろ」って言うのは無茶苦茶ですわ。「プロが言うな」って言うのはその通りでしょう。

    でも記事の通り同じ立場であるならば言ってもいいと思いますがね。例えばイチローに底辺の野球選手が「アイツのバッティングはクソだ」と言ったとしたら、イチローは「ならおまえがやってみろ」と言い返す資格はあるでしょう。だって格上なんだからね。

    だから秋元康も自分が文句言うのが気に入らないと思ったら、「ならおまえがやってみろ」と言っくれてもいいんですけど、ただし自分は他人の作品にケチだけつけるのは嫌いな性格なので、「ならおまえがやってみろ」と言われる前に手本を示すことにしてますけどね。ここが悪いということを具体的に示して、相手より格上であることを見せつける。自分はそれが同業者(と言っても自分はアマチュアなんですけど)が批評する際のマナーだと思っているので、いつも書き直した歌詞をあげています。これで何か文句ありますかね。
    
    STU48、“船上劇場”外観お披露目 1年遅れでついに今夏出航へ

    https://www.oricon.co.jp/news/2109555/full/

    ということでほならね理論の話終わり。さてSTUの船だけど、ついに完成したか。最初は「動力のない台船」と言われていた気がするけれど、蓋を開けてみればしっかりとエンジンもあるし屋根もある。自分は空母みたいなものを想定してたんだけどな。それこそ港に接岸して、メンバーは船の上で踊り、お客さんは陸からステージを眺めるみたいな感じだと思っていたのだけど、全然違った。

    5分で理解するフェルミ推定 マンホールの蓋はいくつある?

    https://wakarukoto.com/?p=743

    やっぱり船にお客さん入れると、客席が少なくなるから現実的ではないと思うんだけどねえ。

    ところでようやく発表されたこの船上劇場だけれども、果たして採算は合うんだろうか。AKBは昔から適当に企画をやって、後で大問題や大損失を発生させるのが当たり前の団体なので、今回もその例に漏れず同じことになる可能性があるんだけど、大丈夫だろうか。この点採算を考える際、よく出て来るのがフェルミ推定というやつだね。

    これは以前マイクロソフトとかグーグルの試験問題として有名になった言葉だけど、これはある特定の数字を出したいという場合に、幾つかの手がかりを組み合わせながら合理的な解を得るというやり方だ。例えば記事にあるように「シカゴには何人のピアノの調律師がいるか?」ということを考える場合に、シカゴには100万世帯があって、そのうちの10世帯に1世帯がピアノを持っていて、その100万÷10=10万台のピアノを1日3台のペースで年250日調律していくとすると、調律師は10万台÷(250日×3台)=130人ぐらい必要かなみたいな感じで答えを出していく。

    ということで自分もフェルミ推定を用いて、船上劇場の採算性について考えてみることにするよ! 

    みかさ

    http://iki-tsushima.com/ship/ship_mikasa/

    まず船の価格を考えてみる。紹介ページを見ると
    、671トン、全長77.8m、幅12.5mと書いてあるね。竣工は1998年。元はカーフェリーだったので、駐車スペースが60台あるらしいよ。

    遊なぎ

    https://idyllicocean.com/vdb/ship18_vsl_info.php?lang=jp&id=2597

    で、色々調べてみたんだけど、規模的にはどうもこの船に近いみたいだ。総トン数998トン、全長78.5m、幅13.4mで駐車スペースも51台ある。そして2016年竣工のこの船の建造価格が17億円とのことなので、少しこの船より小型であること、そして18年の年月差があることから推定して、船上劇場の売り渡し価格は5億円ぐらいではないかと考えた。

    次に使用年数を考えようか。一般的にフェリーの寿命は20年らしく、劇場に使うとしてもせいぜい10年ぐらいが限界だろう。よって1年あたりの償却費用は、5億円÷10年で5000万円となる。

    そして1日あたりの船のハコ代を計算するためには、その1年の使用料を、365で割ってやれば良い。つまり5000万円÷365日≒137000円が、1日あたりのハコ代(電気、水道代、人件費等除く)になる。

    加えて劇場公演のハコ代は経費の2割ぐらいとするならば、営業して利益を出すためには、1日137000円×10=685000円の売り上げが必要になると考えた。なのでチケット代を3000円とするならば、船を運営していくためには、1日当たり

    1370000円÷3000円≒228人

    の集客が必要となる。でも現実的に考えるとこれは無理だろうな。あの大きさからして客室に椅子並べて公演しても、せいぜい100人が限界な気がする。

    しかも毎日公演出来るわけじゃないからね。上の計算は毎日365日公演した時の数字なんであって、スタッフの休日とか台風が来た時に中止になることを考えると、実際には稼働日はもっと少ないと考えられるし、更に入港料や接岸場所の使用料、移動の燃料代や運転代、船の整備費用を含めると、劇場公演で利益を出すことは不可能ではないかと考えた。

    AKB劇場

    https://www.akb48.co.jp/theater/

    なんか数字が間違っていたかな。まあフェルミ推定って説明したように具体的な数字がない中で勝手に想像するって話なので間違っているのは当然なんだけど、それでも傍目から見ていて、とても正気なビジネスとは思えない。STUは間接的に税金が投入されているグループでもあるからね。失敗した時には市民、国民からの激しい追及があるでしょう。

    この点こう書くと「いや、赤字が問題って言うけど、他の劇場も基本赤字でしょ。握手会やCDの売上で回収するから大丈夫なんだ」って反論するかもしれないんだけど、でもだったら劇場公演も黒字化にして、更に握手会やCDで利益を積み増したらいいんじゃないの? 当たり前のように言われているこの「劇場公演赤字当然論」だけれども、自分に言わせればただの経営の下手さを誤魔化すための言い訳な気がするよ。