将棋三浦九段のソフト不正使用疑惑の誤解と事実を書いてみた
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将棋三浦九段のソフト不正使用疑惑の誤解と事実を書いてみた

2016-10-19 10:43
    将棋三浦九段が出場停止となっていることについては報道されているとおりです。

    ただ、誤解と事実が入り交じっているように見受けられるのでまとめてみました。

    まず、第一報として、

    ・三浦九段がソフト不正使用の疑いが掛けられた。
    ・疑惑を持たれたままだと対局できないと休場を申し出た
    ・将棋連盟が求めた期日まで休場届が提出されなかったため出場停止となった。

    と報じられました。

    渡辺明竜王はブログにて「大変な事態になってしまいましたが、引き続き将棋界へのご声援を宜しくお願いします。」とコメント。

    また、竜王戦挑戦者決定戦で敗退し、その後三浦九段の出場停止を受けて、繰り上げで挑戦者となった丸山九段は、「日本将棋連盟の決定には個人的には賛成しかねますが、竜王戦は将棋の最高棋戦ですので全力を尽くします。」とコメントをしている。※このコメントの真意は不明です。意図も図りかねます。

    次に将棋連盟は、

    ・疑惑を持った5人前後の棋士から調査依頼があった。
    ・追加調査はしない

    コメント

    この5人前後の棋士からは、

    ・7月の対局以降、対局中に数十分席を外す。
    ・1手ごとに席を外す

    指摘している。

    そして、三浦九段から反論文書が寄せられました。

    以上が大手報道がしたものをまとめたものです。

    次に、確実かどうかは私も判断できかねますが、

    ・三浦九段の聴取時に渡辺明竜王が同席していた。

    という記事があります。

    さて、将棋を知らない一般の方のコメントを見ると、

    「対局中に離席するのはどうなのか」

    というコメントを多く見ます。

    確かに、不正と思われる行為をしていたのだからやむを得ないと考えることもできるでしょう。

    しかし、対局中に離席することは、将棋界ではかなり多い。

    トイレはもちろんのこと、頭をリフレッシュさせるために外を散歩したり、それこそタイトル戦なんかは自室で寝ているという話もあります。

    これらは、棋士はソフトを使わないという不文律があったからです。

    将棋は知らなくても名前だけは知っているかもしれない羽生善治3冠も離席することはよくあります。

    ただし、今回問題となっているのは、離席の多さというより、終盤での離席の多さと、一手ごとに離席することに問題があると5人前後の棋士は言っています。

    つまり、自分が勝つか負けるかという大事な時に、頻繁に離席するのはおかしいということです。

    このことについて三浦九段は、自分は確かに離席が多いことを認めた上で別室で休憩していたと釈明。

    この時にソフトを不正使用していたのではないかと疑われています。

    次に、将棋界では確かに強い棋士だが、今季は10勝11敗。ソフト使ってこの成績か?という疑問です。

    これは、「竜王戦」に限ってソフトを使っていたのではないかという疑惑をもたれているようです。

    さらに、スマホのソフトってそんなに強いのかという点ですが、強いです。プロ並またはそれ以上といっても過言ではありません。ただし、仮にスマホで使用していなくても、他人に指し手を聞いたり、遠隔操作でパソコンを動かすことも可能なので、スマホのソフトを使ったかどうかは分かりません。

    今後難しいのは、不正をしていないという証明がかなり難しい。いわゆる悪魔の証明といわれることです。立場上三浦九段は弱い立場です。決着はどうも裁判で争う可能性が高いので、今後どうなるか分かりません。三浦九段が反論している以上、グレーで終わらせず、シロかクロかはっきりさせることが将棋連盟の役割ではないでしょうか。悲しいことに、将棋は人間よりソフトの方が強いと暗に認めたことになります。

    誤解については、

    ・離席が多いのは三浦九段に限ったことではない。
    ・ソフトを不正使用したから出場停止なのではなく、休場届を提出しなかったから出場停止処分となった。

    事実は、

    ・5人前後の棋士からソフト不正について調査要望があった。

    というくらいですかね。

    もっとあるでしょうけど簡潔に言えばこうなりますかね。

    疑いを掛けられた方も疑いを掛けた方もこれでは辛い。

    真実が知りたいが難しいか。












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