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ラーメンレビュー 山本増刊31号
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ラーメンレビュー 山本増刊31号

2016-07-15 11:00

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    ■「ラーマガ」本誌に載せきれなかったレビューを掲載する「ラーメンレビュー増刊号」です

     「ラーマガ」本誌では、各号で7件の個別レビューを掲載しています。遠征や連食などで、そこに収まらない私のレビューを、随時「ら~マニア共和国」で掲載します。

     今回は巻頭コラムと、この夏の冷やし5件のレビューを無料公開。そして、昨年の米沢取材での3件と群馬日帰り遠征の2件、合わせて10件を掲載します。ラーマガ本誌と合わせてお楽しみください。

    □目次

    1.巻頭コラム
     「恵比寿で赤星を語ってきた」

    2.この夏の冷やしレビューは無料公開!第二弾は冷やしラーメン!

     ・勝本@水道橋
     ・ととこ@神保町
     ・坂内@小岩
     ・楽農園@神田
     ・MANNISH@神田

    3.米沢出張完全版
     ・五十番@米沢<中華料理店でも本格的米沢ラーメン>
     ・ラーメン博@米沢<20:30開店。締めに愛される米沢ラーメン>
     ・貴伝@米沢<米沢で奮闘する永福町大勝軒インスパイア>

    4.
    群馬日帰り遠征完全版

     ・まるこう<鴨白湯で人気の店。行列の理由は…>
     ・一歩<鳥居式ラーメン塾出身の、地元密着の人気店>



    1.巻頭コラム
     「恵比寿で赤星を語ってきた」

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     ラーメン店でもしばしば置かれる「赤星」こと「サッポロラガービール」。現在「赤星探偵団」というサイトも公開されている。そんな「赤星」ファンのブロガーが集まる会が、サッポロビール主催で行われるという事で、私も参加させていただく事になりました。

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     恵比寿のサッポロビール本社ビルにある秘密の場所に、ブロガーさんが30人近く集結。

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     赤星のポスター。

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     赤星の大瓶に、アテもいろいろと用意してもらいました。

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     サッポロビール広報の方の挨拶の後、「カンパーイ」!

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     1877年生まれの、日本で最も歴史あるビールの銘柄「サッポロラガービール」。そこまで歴史があったとは!熱処理しているので生ビールとは違う、厚みある旨みがあって、飲食店で人気のブランドというのも分かります。

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     参加したブロガーさん達が、5軒ずつオススメの「赤星が飲める店」を投票。票が割れて1位でも4票。「まるます家」「丸千葉」「斉藤酒場」と、人気の高い酒場がここでもトップに立っていました。

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     最後にサッポロビールからのお知らせ。7月12日から缶ビールの「赤星」が発売。前回の販売時はコンビニ限定でしたが、今回はスーパーなどでも販売との事。

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     缶ビールの裏には、1877年当時のラベルが描かれていますよ!

     さて、参加者が投票した「赤星が飲める店」。ラーメン店を投票したのは私一人なので紹介できませんでした。ここでその5軒を簡単に紹介します。

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    【麺や七彩@八丁堀】
    「喜多方らーめん(煮干)」

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     東京駅構内にあった店がこちらに移転。それと同時に「注文を聞いてから小麦粉を麺にする」という個性的なスタイルを始めた。麺を作るまで5分、出来上がりまで3分かかる。「赤星」をゆっくり飲みながら、麺ができる様子を観察したい。

     ふわっとした食感とコシが同時に楽しめる麺を啜れば、煮干がきいたスープも楽しめる。チャーシューやメンマにもしっかり味が染みている。


    麺や 七彩 八丁堀店
    東京都中央区八丁堀2-13-2
    東京メトロ「八丁堀」駅から徒歩4分
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    【ラーメン髭@平和島】
    「チャーシューメン」
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     ラーメン二郎の支店で修業し、見た目には似ているが個性を出した一杯を提供している。そして、ご主人のこだわりの「赤星」を飲みにやってくるラーメン好きも多い。味付けがしっかりしてたっぷりの「豚」や「モヤシ」も、赤星にマッチする味なんだよなぁ。

     ボリュームはたっぷりで極太の縮れ麺が啜っていて楽しい。赤星を何本か飲んでから締めにラーメンを食べてもいいし、ラーメンを食べながら赤星を飲むのもよさそう。「油そば」をアテにしている人もけっこういます。


    ラーメン 髭
    東京都大田区大森本町2-28-5
    京浜急行「平和島」駅から徒歩5分
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    【楓@荻窪】
    「味噌ラーメン」

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     野方で味噌ラーメンが人気の「花道」のネクストブランド。こちらも味噌ラーメンを看板にして、麺は札幌の「西山ラーメン」製。そういう事もあってか、ビールは赤星。

     中華鍋で野菜を炒める姿はまさしく札幌ラーメンだが、鶏と豚をしっかり煮出した濃厚スープを合わせたり、ジャガイモを使ったペーストに生姜の味を効かせるなど、オンリーワンの味噌ラーメンになっている。


    味噌麺処 楓
    東京都杉並区上荻2-40-11
    JR中央線「荻窪」駅から徒歩10分
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    【真屋@大垣】
    「鳥そば」
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     全国的な規模で急増する「鶏白湯ラーメン」だが、それだけに似た味も多くなっているのも事実。そんな中、鶏白湯の滑らかさとアゴ出汁のシャープな旨みをブレンドしながら、個性的なスープにまとめているのがこちら。スープに馴染んだ麺もよい。

     訪問時は車だったので飲めなかったけど、赤星と聞いて俄然再訪したくなってます。ふらっと行けて赤星を飲みながら待てる、地元の人がうらやましいです。


    鳥そば 真屋
    岐阜県大垣市熊野町4-6
    JR東海道線「荒尾」駅から徒歩10分
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    【赤星@札幌】
    「塩らーめん」
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     札幌の狸小路沿いに佇む、小さなラーメン店。店名が「赤星」だから、もちろんビールも赤星。なんでも「赤星のように長年愛される店になりたい」が店名の由来だとか。醤油らーめんと塩らーめんは500円とワンコイン。鶏白湯のあっさりしたスープだが、タレや具材にも丁寧な味付けを感じ、個性あるラーメンになっている。チャーシューの味付けも嬉しい。札幌に行くなら、ラーメンもビールも「赤星」で!


    らーめんサッポロ 赤星
    北海道札幌市中央区南三条西7-7
    札幌市電「西8丁目」停留所から徒歩4分
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    2.この夏の冷やしレビューは無料公開!第二弾は冷やしラーメン!

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    【勝本@水道橋】
    「冷やしラーメン」880円
    ※夏季、1日30食限定

     2015年3月に開店し、現在は「中華そば」「濃厚中華そば」「濃厚つけそば」のラインアップ。今年の夏はそこに「冷やしラーメン」が加わったと聞いて訪問。数量限定なので、涼しい日の夕方を選んで訪問。

     鶏と煮干しを使った醤油色のスープは澄んでいて「中華そば」にも近いスタイル。もちろんしっかりと冷たく、暑い日でもホッとできそう。浅草開化楼製の中太麺がしっかりと締められ、シコシコした食感でスープを引き上げてくる。丸い氷も醤油色をしていて、水ではなくスープを凍らせることで、溶けても味が薄くならない工夫が凝らされている。溶けると徐々に味に奥行きも感じるので、スープと違う出汁を凍らせているのかもしれない。

     脂の少ないチャーシューにはバルサミコ酢をかけていて、その甘さが肉やスープにマッチ。プチトマトやオクラといった夏野菜を乗せて食感や口内の爽快感をプラスさせつつ、揚げネギでコクも補強している。別皿のスダチをかけての味変も楽しめて、最初から最後まで、様々な味と食感で攻めてくれる。冷やしラーメンの基本を押さえつつ技を見せる、この冷やしラーメンは食べてみてほしい。

    水道橋 勝ちにこだわり 価値を出す

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    勝本
    東京都千代田区三崎町2-15-5
    JR中央緩行線「水道橋」駅から徒歩2分


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    【ととこ@神保町】
    「冷ったいラーメン」800円

     2013年に、神保町から御茶ノ水へ上がる道の一角に開店し、地道にお客さんが入っている店。店主が山形出身という事で、山形の味覚をラーメンや一品料理に取り入れている。そんな中、冷やしメニューである「冷ったいラーメン」も通年メニューとして販売している。というわけでこちらを注文。具の多い「特製」の他、夏季限定のトッピングとして「梅」「納豆」も用意している。

     丼からしっかり冷やされていて、鶏の澄んだ出汁に醤油を効かせたスープも冷たい。中太麺も冷水で締められているので冷やしラーメンらしい温度。固すぎない食感でスープに馴染んでいる。氷を5個浮かべているので、この冷たさは最後までキープされている。

     具には炙った鶏肉を使い、脂が気にならない見事な構成。キュウリ・ナルト・メンマ・ワカメ・海苔に、食用菊を散らしている所に「山形」っぽさを感じる。薬味にネギ・ゆず皮・みつ葉が加わり、さっぱりさせる味付けは、山形市の「冷やしラーメン」を更に深く、更に楽しくした印象。一品料理が多いので、一度ここで飲み会をしてみたいんだよなぁ。

    山形の 冷たさ冬でも 夏だって

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    麺ダイニング ととこ
    東京都千代田区神田小川町3-10-9
    各線「神保町」駅から徒歩2分


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    【坂内@小岩】
    「和風冷やしラーメン」750円

     喜多方の「坂内食堂」から名前を借り、全国にチェーン展開を続ける「坂内」。一時期はペースを落としていたようだが、最近になって出店攻勢をかけている様子で、ついに小岩にも開店した。亀戸や市川にもあるので、商圏をかなり絞り込んでいるのかな?。なお、「坂内」の味は喜多方の「坂内食堂」と同じではない。坂内は醤油色をしているスープが、坂内食堂では透明。

     そんな「坂内」各店では、夏季限定で冷やし中華を販売しているが、通年で和風冷やしラーメンを提供しているのでこちらを注文。醤油色の冷たいスープは、鰹などの魚介系スープを強く感じ、「冷やし蕎麦」を食べているような印象。氷を乗せているので冷たさは変わらないし、醤油をやや濃く感じるスープがゆっくりと薄まっていく感じも悪くない。麺は喜多方ラーメンをイメージした太縮れ麺。やや茹でが足りない部分も感じたが、普通に食べている分には不満にまではならない。メンマやネギを乗せつつ、温めたチャーシュー5枚は別皿に乗せ、ワサビをつけて提供。ラーメンの合間にチャーシューを食べて、なかなか悪くない印象。

     ちなみに、喜多方「坂内食堂」にも「冷やしそば」がある。私は未食だが、チャーシューは麺の上に乗せたり野菜が加わっているようで、こちらも異なるスタイルになっている。

    焼豚に とろけて麺は 締められて

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    喜多方ラーメン 坂内 小岩店
    東京都江戸川区南小岩6-29-12
    JR総武緩行線「小岩」駅から徒歩5分


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    【楽農園@神田】
    「冷やしラーメン」700円
    ※夏季限定

     2016年4月に開店した店。こちらは、事務用品の販売や貸会議室を営むエッサムという会社のビルで、3階より上は貸会議室、2階には稲庭うどんや郷土料理を出すレストラン、1階は弁当や軽食などのテイクアウト、そして地下にラーメン店を構えている。看板には「山形新庄の人気店の味」と書いてあるが、どことは特定されていない。また、地下の食券機は千円札しか使えないと、地上の入口に掲げられている。ラーメンとトッピング、つまみと酒類が並んだメニュー構成だが、「冷やしラーメン」があったので、初訪だけどそれを注文。バーコードがついた食券が出てきて、それを客席のリーダーで読み取ると、ワゴンに乗せたラーメンがその席に持ってこられる、社食のようなシステムと雰囲気。

     鶏をベースにしたあっさりしたスープを冷やし、中細麺を入れたオーソドックスな冷やしラーメン。鶏チャーシューやキュウリ、カイワレ、ワカメ、ゆで卵などを乗せ、氷もたっぷりで冷していこうとする意識はしっかり。別皿の大根漬を合間に食べて満足。山形の、というよりも本当に普通の冷やしラーメンでしかないが、サラリーマンの昼休みには悪くない選択肢かもしれない。本当に社食のような雰囲気ですが、通し営業で大丈夫かなと心配も少々。

    鶏の味 流れてきたから 最上かも?

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    最上 楽農園ラーメン
    東京都千代田区内神田3-24-5 エッサム神田ホール2号館 B1
    各線「神田」駅から徒歩3分


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    【MANNISH@神田】
    「冷やし塩生姜らー麺」850円
    ※夏季限定

     2016年3月、神田の外堀通り沿いにあるバーのランチ営業として開店。間借り営業の店は優先順位が低くなってしまうが、有名店で修業して評判の店という事もあって訪問。とはいえあまりに暑かったので、初訪なのに限定の冷やしを注文してしまいました。

     ベースのスープは、恐らくは塩生姜らー麺と同じ鶏と生姜がベース。澄んだ所に油も浮いている。じんわりといい味を出しているが、冷やしラーメンなのでもっと冷やして提供してくれるといいかなぁ。氷をひとつ浮かべているが、これも単なる氷ではなく、スープを凍らせている模様。なので徐々にスープも冷たくなりながら、生姜の味が更にプラスされていく。三河屋製麺の中細麺はしっかり茹でた後に締めているので、滑らかだけど勢いよく啜れる。

     この店ではラーメンにも使っている鶏チャーシューが、冷やしでも見事にマッチ。スプラウトやメンマなどの具材で口の中がリフレッシュされて、生姜の持ち味は冷やしでもしっかり主張されていた。スープがもっと冷えれば完璧だと思った。

    冷やしても 生姜で体は あたたまり

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    塩生姜らー麺専門店 MANNISH
    東京都千代田区内神田1-9-10 光正ビル別館 B1
    各線「神田」駅から徒歩5分


    3.米沢出張完全版

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    【五十番@米沢】
    「中華そば」550円

     
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