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「ラーマガ」#109
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「ラーマガ」#109

2016-10-11 23:00
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    北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
    「ラーマガ」THE RAMEN MAGAZINE
    #109

    ・北島秀一・山路力也・山本剛志 共同責任編集
    ・2016年10月11日発行(月3回)10月第1号(通刊 第110号)

    【目次】

    ■巻頭コラム
     ラーメンにはまった瞬間(北島秀一)

    □クロスレビュー「必食の一杯」
      ふるめん@六本木一丁目「しょう油らーめん」

    ■ラーメン実食レビュー
    【北島秀一】
      白河中華そば@仲町台「中華雲呑麺」

    【山路力也】
      かおたんラーメン えんとつ屋@乃木坂「担々メン」
      一風堂 上野広小路店@上野広小路「茸香るベジ麺 from Paris」
      地鶏と和酒 和味@銀座一丁目「しょうゆ味 素らーめん」
      ラーメンせたが屋 駒沢本店@駒沢大学「せたが屋ラーメン」
      らいおん 府中本店@府中「醤油ラーメン」
      食堂 山昭亭@京成大久保「中華そば」
      ら〜めん 房風や@誉田「つけメン」

    【山本剛志】
      生粋花のれん@茗荷谷「醤油ラーメン」
      進化駅前店@町田「淡口醤油ラーメン」
      オランダ亭@一ノ割「醤油ラーメン」
      奏@古川「奏そば」
      かもめ食堂@気仙沼「海老ワンタンメン醤油味」
      浜の家@気仙沼「あったか海老天肉中華」
      まるき@南気仙沼「港町の煮干そば」

    □拉麺人インタビュー 
     坂口光男 <中野大勝軒 店主>①
     『つけ麺大王の社長も、うちに通ってましたよ』(聞き手:山本剛志)

    ■連載コラム(第29回)
     『ラーメンの憂鬱』〜料理人としての矜持があるか(山路力也)
     『教養としてのラーメン』〜戦後ラーメン史(3)~インスタントラーメンの発祥~(山本剛志)

    □告知/スケジュール

    ■編集後記


    ■巻頭コラム
    「ラーメンにはまった瞬間」北島秀一

     「北島がラーメンにハマった瞬間」と言うと、おそらくかなりの人が「ああまた桂花の太肉麺の話か」と思うだろう。確かにまあそこが一番山場ではあるんだが、本当の意味で「ハマった瞬間」の話をするならその前段階が一個所。そして、その後の「本当にハマった瞬間」のもう一個所、計二カ所を話さなくてはならない。

     私がラーメンにハマったのは進学で上京してからで、高校(&浪人)までを過ごした広島市時代は自宅近所の中華屋で普通のラーメンを食べるだけだった。すずめも陽気もしまいも未食どころか名前も知らない。当然ラーメンにいろんな種類がある事も知らない状態で上京。大学生活がスタートしたそこの学食にあったのが「九州ラーメン」だった。今にして思えば業務用の豚骨ペーストをとかしただけのスープに、醤油も味噌も九州も共通の普通の麺。具材には何故か唐揚げが載り、その唐揚げが無くなるとゆで卵半個に切り替わると言う謎のラーメンだったが、とにかくその時に始めて真っ白な豚骨スープを見たし、そもそもが「九州にはこんなラーメンがあるの?」と衝撃を受けたのをよく覚えている。

     進学先の関係で、通学路に渋谷のあった私はその衝撃が覚めやらぬ間に、当時渋谷で大人気だった「ふくちゃん」に出会った。さすがに学食のラーメンより更に本格的な九州豚骨。替え玉システムに驚き、替え肉・替えスープ・5つの具材入れ放題など、本当にカルチャーショックだった。そして少し遅れて更に衝撃を覚えたのは、当時秋葉原に出来たばかりだった「九州じゃんがららーめん」。この出会いで私は九州豚骨ラーメンを強烈に意識するようになり、「桂花」で完全に心を鷲掴みにされる事となる。

     が、ここまでの話はあくまで「桂花にハマった瞬間」だ。より広く「ラーメンにハマった瞬間」を言うなら、桂花のあった渋谷プライム麺道場に「げんこつ屋」が登場した瞬間であろう。鶏と魚介のマイルドで奥深いスープに、多加水で柔らかいのにもっちりと歯ごたえと風味のある麺。卓上調味料を載せないこだわりに、肩ロースの柔らかくジューシーなチャーシュー。ある意味「桂花」とは真逆な設計なのに、このラーメンがまためっぽう美味い。この二杯を対比する事で、「大桂花馬鹿」だった私は「ラーメンの驚異的な幅広さ」を知り、本を片手に有名店を片っ端から食べ歩くようになった。

     その「本」の、「ベストオブラーメン 文庫版」にもまた並々ならぬ思い入れがあったりするのだが、その話はまた別の機会に(笑)。(ラーマガ011号より転載)


    □クロスレビュー「必食の一杯」

     一杯のラーメンを三人が食べて語る。北島、山路、山本の三人が、今最も注目しているラーメン店の同じ一杯をクロスレビュー。それぞれの経験、それぞれの舌、それぞれの視点から浮かび上がる立体的なラーメンの姿。今回は今年5月にオープンした新店「ふるめん」の「しょう油らーめん」を、山路と山本が食べて、語ります。

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    ふるめん@六本木一丁目
    「しょう油らーめん」850円
     
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