◆Topics Season1&2を収録!!

　現在、原作ゲームはSeason1から5までが配信されています。
　小説は、そのうちのSeason1と2を中心にストーリーを構成いたしました。

　ピアノコンクールで優勝を逃して失意のノエルは、市長バロウズの言葉に騙され、コンクールの勝者の座を手に入れたい一心で、悪魔を召喚してしまいます。
　言われるがままに召喚した大悪魔カロンに、願いを聞き届けた《代償》に両手両足を奪われてしまったノエルは、もう用済みとばかりに命をも奪われそうになります。しかし、そこでカロンがとった行動とは!?
　原作ゲームでも誰もが驚愕した、まさに急転直下の冒頭エピソードもきっちり書き起こされています。
　バロウズに復讐を誓ったノエルとカロンの二人の反撃がはじまります。
　しかしバロウズの守りは固いうえに、魔人・Mrボマーも登場し、二人の行く手は遮られてしまいます。そして廃製鉄所でボマーとカロンが直接対決！　手に汗握るバトルシーンもばっちり再現！
　カロンに魔人名を授けられ、決意も新たにしたノエルは、バロウズを側面から攻撃しようと、こんどはバロウズの右腕・秘書のシビラと対決します。罠にかかった二人は苦難の末に脱出し、さらにシビラを追跡します。
　ノエルたちはシビラを追い詰めることができるのでしょうか!?　そして最後にノエルとカロンの前に現れたのは……あの悪魔！
　著者の諸口正巳氏によって、ゲーム内の名シーンの数々をあますところなく描写した小説版は、まさに原作のツボを押さえた出来映え。ファン必携の一冊と言えるでしょう！

◆Topics イラストすべてをカナヲ氏が描きおろし!!

　小説版は、原作と監修はもちろんですが、なんとカバー・口絵・本文挿絵のイラストすべてをカナヲ氏が描きおろしてくださいました！
　すべてのビジュアルが新作という、大変豪華な仕様になっております！

　そんな描きおろしイラストのなかから、今回は口絵を特別にお見せいたしましょう！
　初公開です!!　どうぞ!!

◆Topics カロン視点の特別短編を収録!!

　幼い頃に同じピアノ教室に通っていたノエルとジリアンは、どんなきっかけで仲良くなったのか。カロンとバロウズの過去にはいったいなにがあったのか。シビラが市長秘書となったのちなぜ心境に変化が訪れたのか……。
　各キャラクターにまつわる背景もしっかりと描写してあります！

　さらにさらに、巻末にはこの小説でしか読めない、特別短編も収録されています！
　ビルの屋上でカロンを召喚した代償を払わされたノエルが、瀕死の想いで口にした「第二の願い」を聞き入れ、彼女を助けたカロン。
　隠れ家に逃げ込んだカロンは、ベッドに横たわるノエルを前にして何を考えていたのか。彼が後悔する「過ち」とは。そして思いついた妙案とは。
　原作ゲームでは描写されなかった「カロンの心情の吐露」を、カナヲ氏監修のもと、著者の諸口正巳氏が渾身の書きおろし！
　二人の復讐劇のきっかけになったとも言えるこのシーンを、お見逃しなく！

		ノエル・チェルクェッティ 「だってわたくしは、つねに、いつも…… 一番でなければならないんですもの」 ラプラス市で音楽の名門と言われるチェルクェッティ家の娘。15歳。ピアノコンクールで優勝することを嘱望されていたが……。
大悪魔カロン 「大悪魔カロン 召喚の儀に応じ参上した」 市長バロウズと秘書のシビラに唆されノエルが召喚した悪魔。鴉のような頭部と赤眼の黒尽くめの悪魔。
		ラッセル・バロウズ 「今夜二時、ひとりで港のそばの 廃ビルに来るといい」 ラプラス市長。32歳とまだ若くその手腕には一目置かれているが、その真の顔は、ラプラスの暗部を金の力で支配する冷徹な男。
シビラ・ベッカー 「あるのですよ、ここに。 そんな魔法のスイッチが」 バロウズ市長の女性秘書。28歳。無表情でクールなバロウズの右腕、兼ボディガード。ノエルに悪魔召喚を直接唆した張本人。
		Mrボマー／ フーゴ・ドレッセル 「俺はなァ……飢えてるんだよ」 近頃ラプラス市を恐怖に陥れている爆弾魔。グリーンカーキのコートのフードを目深に被ったうえガスマスクを装着しており、顔は見えない。
ジリアン・リットナー 「……でも…… 本当にボクなんかでいいのかな」 ノエルの友人で、ピアノのライバルでもある15歳。あまり裕福ではない市街地の出身。ノエルが確実と言われた式典奏者の座を射止めた。

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