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【自然災害メモリアル】第118回:新島地震(1936)・志合谷泡雪崩事故(1938)の日[防災]冬にあると便利な物資(毛布編)
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【自然災害メモリアル】第118回:新島地震(1936)・志合谷泡雪崩事故(1938)の日[防災]冬にあると便利な物資(毛布編)

2018-12-27 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    12月27日は、
    新島地震から82年です。


    この地震は、東京離島の新島村という場所を震源とした大地震が発生し、
    近くの式根島も含めて大揺れしました。小さな島にも関わらず、全壊家屋は39棟に上っています。
    規模はM6.3ですが、普段からはそれほど地震が起きないことから、当時の戦前の様子から
    さぞ大きな地震に驚かれたことかと思います。

    また今日は、
    志合谷泡雪崩事故からも80年です。

    泡雪崩が黒部峡谷で発生し、当時発電所の建設に伴ってトンネル工事が行われており、
    志合谷という場所にて宿舎があったのですが、この場所一帯を突如として
    泡雪崩が襲い、爆風を伴うような威力と瞬間的に音速以上の猛烈な速度で
    宿舎を襲い、木造部分は雪で吹き飛ばされました。これだけの雪崩は想像しがたいですが、
    話によれば標高75mの尾根さえも飛び越え、宿舎はその威力の凄まじさから空中飛行を600mもして
    岩壁に衝突したと言われています。この大事故で、死者は実に83人を数えました。
    当然ですが、宿舎と共に岩壁に激突したことによる死亡です。
    起きた時刻が深夜の3時という時間からも、周囲の様子を何一つ警戒できなかったでしょう。
    泡雪崩という表現では抑えきれず、爆風型雪崩とさえ言われています。


    今回は、
    「冬にあると便利な物資(暖を取る編)」をテーマにお伝えしていきます。

    まず、冬と言われて一番災害時の物資で代表的なものは毛布になります。
    たかが毛布と言わず、毛布の存在は極めて重要です。
    今では掃除機で普通に場所を取らないようにできるので、
    一人暮らしでもちょっと押し入れスペースを確保できればそれだけでしっかりできます。
    毛布嫌いでも災害時に家から持っていくことができればそれが大きな心の支えになります。
    最近では毛布がなくても財布ぐらいのサイズに収納できる防災毛布もあります。
    これならバッグに入れておくことも可能なので持ち運びさえできてしまいます。
    防災グッズは軽量ながら、保温性に優れているので、予算に余裕があればいざという時に使えます。
    停電した寒い家の中でも、比較的重宝してくれます。
    少し的外れにはなりますが、どうにかいつも寝ている布団で寝たい人は
    暖かさを確保するのに意外と湯たんぽが有効です。程よく温かいお湯が手に入らないと難
    しいですがガスボンベなどを備えていれば、両方活用することで保温も可能でガス使用量も
    節約することができます。ポッドのような形をした魔法瓶があると、熱湯としての機能を失っても
    湯たんぽに活用することができて再加熱せずとも、残り湯を有効活用できます。

    暖を取る方法は冬においては重要です。ただ、できるだけ避難所の毛布を使うよりかは
    自分で最初から毛布を用意しておく方が、慣れていますし衛生面も共同使用せずなんなりと
    使えます。特に避難所に行かなくてもいいなら、暖が取れない室内を活用するためにも
    電気なしで暖かくできる手段を、持っておきましょう。和室などに住んでいる人は意外に冷えます。
    震災直後に寝ながらガスを使うのも危ないですから、こういった衣類が重要になります。
    まずはここから備えてみてください。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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