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【自然災害メモリアル】第190回:津軽地震(1766)の日 [防災]小学生時代の教訓"し"
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【自然災害メモリアル】第190回:津軽地震(1766)の日 [防災]小学生時代の教訓"し"

2019-03-08 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    3月8日は
    津軽地震(1766)から253年です。


    青森県を震源とする地震は、昨今ではほとんど見られず無感地震さえも頻度は高くない
    珍しい震源ですが、この地震は普段穏やかな震源でこれだけの大きな地震が起きるとは
    にわかに想像しがたい津軽地方震源とした場所で大地震が発生しています。
    これまで、気象庁のデータベースに記録が残る青森県直下の震源の地震で最大なのは、
    1980年の三八上北地方震源とするM5.7の地震です。ちなみに下北はM5.5が最大、
    津軽北部に限るならM5.4、津軽南部はM5.5ですが深発で記録していて震源浅めに限ると、
    M4.5までしかこの100年間では観測事例がないことになります。
    今回紹介するこの津軽地震が震源と思われる場所は、南部と北部の間ぐらいですが、
    規模は、けた違いのM7.3(説にはM7.25前後)です。
    青森県でもこのような地震があることは、県民なら知っておかなければなりません。
    まさに、地震はどこでも起きるという言葉がふさわしいというものです。

    尚、この地震はざっと死者1335人にのぼりました。
    普通に三河地震や鳥取地震級の災害となっています。

    今回は、
    「小学生時代の教訓"し"」をテーマにお伝えします。

    これは、意味は知っていても中々実践できなかったり、本当にそうなのか疑う人も多かったのでは
    ないでしょうか。今回は前回・前々回に引き続いて地震の記事が続いていますので、
    今日は「し」です。

    "し"は、しゃべらない になります。

    "は"をたまに"はしゃがない"とか"話さない"と勘違いする人がいますが、
    そういうわけではありません。"し"がある意味話さないという意味合いを持っています。
    ですが、"話さない"というのはまた少し違います。

    "喋る"は、そもそもたわいもない話や、考えを持たないその場のノリに任せた雑談のような
    意味だと思ってください。悪く言うと"自己満な行為"です。
    寂しいから誰かと話したくなった のではなく、それは喋りたくなった の方が意味合い的には
    近いのです。

    一方、"話す"というのは、相手が話を聞く姿勢を取らせるいわば内容のある物です。
    なので先生たちは喋っていいのかと疑問に思った人もいるでしょうが、
    児童・生徒にしっかり伝えているから、"しゃべって"はいないのです。

    ちなみに避難訓練以外の場面でも、本当に避難をする時はできるだけ喋らないことは
    大事です。火災の時などでも余計な雑談が思わぬところで妨げになることもあります。
    特に音が重要な場面も割とあります。地震も縦波の到達は地鳴りを伴うので、
    地震を体よりも早く耳で感じれる時もあります。
    また、指示をしっかり聞くように意識するには自分がまずは必要以上に何もしゃべらないことが
    大切です。黙る時はしっかり黙っておきましょう。

    ちなみにそれは現代風におきかえることもできます。
    正直ネットの世界でも大事になるかもしれません。SNSも重要な情報が入り込んでいるのに
    余計な雑談が検索結果を邪魔することがあったり、はたまたたわいもない話でLINEトークや
    電話を必要以上に使うことは、回線のひっ迫にもなります。避難訓練以外の場面でも
    災害発生時の場面では、"し"を守るべき要素はあると思ってください。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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