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【自然災害メモリアル】第218回:岐阜市東部・各務原市林野火災(2002)の日 [防災]被災や失敗を経験した人が頼りになる
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【自然災害メモリアル】第218回:岐阜市東部・各務原市林野火災(2002)の日 [防災]被災や失敗を経験した人が頼りになる

2019-04-05 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    4月5日は、
    岐阜市東部・各務原市林野火災(2002)から17年です。

    死者こそは出ませんでしたが、岐阜県の芥見山で出火して瞬く間に大規模化しました。
    この林野火事によって、1160世帯で避難勧告が出される程の大きな被害になりました。

    この火災は、岐阜県内で史上最悪と言われた林野火災になりましたが、
    条件が奇しくもこの日、史上最低の湿度という条件下での火災かつ、
    風もやや強い、5~6m/sという状態で発生したため、拡大が非常に速かったのです。
    この最悪の条件下でも消防団員のべ2400人以上が動員し、
    なんとか翌日までに鎮火したおかげで住家被害はほとんどなく、被害が最小限に抑えられました。

    それでも、史上かつてない林野火災は当時の画像を見ると、
    水蒸気噴火でもあったかのように、広域が煙に包まれている様子がうかがえます。

    今回は、
    「被災や失敗を経験した人が頼りになる」をテーマにお伝えします。

    以前に災害を経験したことがある人というのは、
    いくら知識があっても経験者には勝らない部分というものがいくつかあります。
    自分自身も、現地に行って当時の状況を理解しには行きますが50%にも満たないものだと思います。

    ちなみに災害どころか、他の事象でもそのことは言えます。
    私が松山に在住している時に聞いた深い話を一つすると、
    あるタクシーの運転手から、こんなことを言われました。

    「そこには2人のタクシー運転手がいる。一人は無事故で10年続けている運転手、
     もう一人は事故を起こしたことがある運転手、どっちに乗りたい?」

    何も考えずうわべだけで聞くと、後者の方が乗りたくないように思いますが
    正解は、後者であることが多いです。
    逆に言えば、前者は「事故が起きた時のことを身を持っては知らない」ということで、
    実際に事故が起きると、気が動転してしまうなどと言ったことをしでかす恐れがあるのです。
    失敗した時を知っている人の方が、自分の名誉自体は傷つくでしょうが、
    対応は早いものなのです。
    新社会人の人もそうですが、失敗できるうちに失敗した方が良いってひそかに教わる人も
    多いと思いますが、全く持ってその通りなのです。
    別に未経験者を侮辱するわけではありませんが、経験履歴がある人がいれば
    その人の話をしっかり聞いた方が良いという点で教養を深めると良いと思います。

    そして、実際にその状況に面した居住地が存在します。
    それが伊豆大島・三宅島などの火山島、そして桜島に住んでいる人たちです。
    噴火の経験や間近にあるリスクを知っているからこそ、
    ここに住む人たちは火山の噴火を完全ではなくとも、よく知っています。
    火山の噴火が起きた時は、体の自由度もあるでしょうがそれ抜きにすれば適正な判断を
    非常事態という局面に陥っても冷静に対処することができるのです。

    地震や噴火を怖いと思う人たちは、多くの場合は"未経験"だから恐怖を感じます。
    都市部であれば、一つぐらいお出かけするぐらいの距離に防災体験や資料館などが存在します。
    経験者でなければ、せめて無知状態でいるよりは何か知っておく方がよいでしょう。
    地震も何度も経験することで震度4というやや大きな揺れぐらいには動じなくなる
    体制が付くものです。但し、そこに住んでみろというわけではありません。
    ですが、リスクを常に感じている環境下でいればおのずと来るべき時の判断力も養えますから、
    一度その地に踏み入れてみることが、大事と言えます。


    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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