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【自然災害メモリアル】第278回:色丹島沖地震(1891)の日 [防災]自然は自然が守るもの
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【自然災害メモリアル】第278回:色丹島沖地震(1891)の日 [防災]自然は自然が守るもの

2019-06-04 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    6月4日は、
    色丹島沖地震の日(1891)から128年です。

    この地震では、繰り返し起きる北海道東方沖地震の一つでM7.7という大地震でした。
    津波も発生し、2~3mの津波が色丹島で観測された経緯があります。
    もちろん当時は色丹島民は日本人が居住していましたから全然他人事ではありません。

    今回は、
    「自然は自然が守るもの」をテーマにお伝えします。

    日本海中部地震の時にもお伝えしたように、防災林のような自然が作り出したものが
    自然災害から身を守ってくれるということを紹介しましたが、
    実際に活躍するのは、防災林だけではありません。

    自然が作ったものだからこそ、自然に対抗できるという考えがあると
    自然の恩恵がいかにあるかないかで結構変わってきます。

    防災林に限らず、山間部の木々は非常に重要なものになります。
    木々の根っこが土砂を支えているのと、木々が土の水分を吸ってくれるので
    実は非常に木は、自然災害の発生を抑えてくれています。

    この知識があると、逆に森林伐採が行き過ぎて斜面から木々がなくなって
    ハゲ山と化している場所は要注意であることが分かります。

    当時人工物を切り開いてできた場所では、自然災害の影響をもろに受けるリスクが高いです。
    実際都市部もアスファルトは水分を吸収しにくく、浸水被害が起きやすい特徴があります。
    都心ではそういった浸水に対策する為に巨大な貯水池が用意されてはいますが、
    満杯になる前には、浸水以外の被害が懸念されていることでしょうから、過信は禁物です。

    川にも人工物がやけに目立つ場所は水分が土を渡っていかない為、
    必ずしもダムや堤防が良いというわけではないことがあります。

    ご把握してみて下さい。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。


    明日は岐阜県で起きた、天平地震(745)の日です。
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