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【自然災害メモリアル】第315回:静岡地震(1935)の日 [防災]恐れるべき地震はどれなのか
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【自然災害メモリアル】第315回:静岡地震(1935)の日 [防災]恐れるべき地震はどれなのか

2019-07-11 21:20
    どうも、
    管理者のNDです。

    07月11日は、
    静岡地震(1935)から84年です。

    静岡市を中心に発生した地震で、M6.4の地震が直下型で発生しました。
    死者は9人に上っていますが、この地震を知らない静岡県民も意外と多いです。

    というのも、この地震は静岡市と有度山の周辺で被害が集中していましたが、
    更にその範囲から外れると途端に被害の少ない地域となり、
    地震による被害差が出た地震でした。

    直下型地震としては典型的とも言えますが、M6.4でもこのような形で
    数十キロの範囲でピンポイントか否かで被害の度合いが全然変わることがあります。


    今回は、
    「恐れるべき地震はどれなのか」をテーマにお伝えします。

    大地震と一言で言っても、深く掘り進むほど地震の種類は非常に多彩で
    日本の懸念されている大地震は非常に多くの種類があって分からなくなることが多いと思います。

    そんな時は、まず地元の地域で懸念の心配がされている
    震源域・過去の地震の名前からまずは調べてみましょう。
    東京なら基本的に首都直下型地震ですが、
    神奈川になると、沿岸部は直下型以上に相模トラフや東海地震の方が懸念されます。

    断層型の地震は、同じ都道府県内でも違う断層に懸念されていることもあります。
    長野県などの面積が広い県では特にそうなる傾向が強いです。

    そして、直下型大地震と沖合の巨大地震、どちらが恐ろしいのかと聞かれると、
    こればっかりは広い目で見るなら、沖合の巨大地震の方が圧倒的に恐ろしいと言えます。

    東日本大震災を受けた人なら分かりますが、沖合の地震は津波を伴うだけでなく、
    広い範囲に大きな被害と影響を与えます。
    一方直下型地震は、局地的な範囲で被害が起きますが、少し離れた地域になれば
    その場での大きな地震にさえ耐え抜くことができれば多少なり落ち着くのは早いです。
    もちろん一概にそういえないケースも多々ありますが、
    この大きな二択で迷いに迷いぬいて聞くとなると、やはり長期にわたって大きな影響が残る
    沖合の巨大地震が恐ろしいと感じる方が正しいかもしれません。

    但し、いずれにしても大地震は大震災を招く可能性のあるとても恐ろしいものです。
    我々としては、ただ生きている間に来ないことを祈るばかりとしか言えません。
    どちらの地震も許容できる範囲を超えない地震で収まってくれることを祈り続けます。


    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。


    明日は北海道の奥尻島近くで発生した、北海道南西沖地震(1993)の日です。
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