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【自然災害メモリアル】第338回:正平南海地震(1361)の日 [防災]最初の揺れで大地震かどうかはわかるのか
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【自然災害メモリアル】第338回:正平南海地震(1361)の日 [防災]最初の揺れで大地震かどうかはわかるのか

2019-08-03 22:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    08月03日は、
    正平南海地震(1361)から658年です。

    典型的な南海トラフ巨大地震の一つなのですが、流石に他の方が有名なのと
    それなりに古いせいか、ひとまとめにされてちらっと出る程度のもので
    あまり有名ではない感じですが、立派な巨大地震を引き起こした日本の大災害の一つです。

    鳴門海峡の海水がなくなるという、信じがたい程の引き潮が起きた直後に
    大津波が南海に面する徳島や和歌山など、紀伊水道や鳴門海峡といった瀬戸内海東部を中心に
    住宅1700戸が流されました。
    更には、摂津四天王寺金堂では崩落して5人が圧死するなど、
    地震動自体の被害もかなりのものとなりました。
    死者は多数としか記録に残っていませんが、少なくとも最低65人以上はいたことが確かです。
    もちろんあくまで僅かな文献で一つの地域にすぎない為、実際は数千人程度の死者がいたのでは
    ないかなとは思います。

    この地震は、現代の推定技術で、規模はM8.2~8.5と言われています。

    今回は、
    「最初の揺れで大地震かどうかはわかるのか」をテーマにお伝えします。

    最初に言っておくと、今回の記事は7年以上強震モニタを始め地震関連放送に携わり、
    同時に3.11と伊予灘地震などを経験している自分の中での簡単な見分け方ですが、
    ハッキリ証明できるものはなく、根拠のない記事です。
    怪しい提供を今回は提供してしまうわけですが、
    状況証拠としてはそれなりにコメントを見ている自分としての意見で捉えてくれると嬉しいです。
    この記事を基に当たってるかそうでないかは判断して頂ければと思います。
    ただ、逆に言えば科学的根拠を抜きにしていることで、いわゆる"感覚"を知る上において
    多少なり役に立つ情報とも言えます。いわゆる経験の提供ということになりますので、
    それを留意してみて頂ければ幸いです。

    防災上、やっぱり少しでも早く知りたいのは、最初の初動が地震かどうかを見分け、
    しかもそれが大地震かどうかを、強震モニタなどもなしに分かれたら凄いことです。

    しかし、結論から言うと寝ている環境でも大地震かどうかを見抜くのは正直言って難しいです。
    ですが、一種の上級になると大地震をある程度見分けることはできなくもないそうです。

    自分の経験談としては、初動の揺れはどちらかというと震源の近さなどが分かるものな気がします。
    先日札幌で地震があったり、去年は大阪で頻繁に有感か微妙でも多くの方が地震を感じたと
    当放送にコメントして下さった方もいらっしゃいました。

    経験談とそのコメントなどからも分析すると、
    「でかい」と最初にこそ感じた時は震源直下の可能性が
    高いようです。逆に震源から遠い場合は徐々に揺れが始まって後から恐怖感を伴う揺れに
    発展することが多い感じはあります。関東に住んでいる自分としては、
    新潟や千葉沖の地震でこのような揺れ方に見舞われることが多いです。
    逆に東京湾や千葉県北西部、茨城県南部といった震源の地震では、"いきなり"という面で
    小さい地震でも驚く方が多いです。

    揺れがそこから更に強くなるかどうかは初動から時間が立たずにどうなるかにかかりますが、
    最初にドスンとした揺れ方をしてそこから更に強くなるようであれば、瞬間的に覚悟した方が
    良いです。熊本地震や、3.11の1ヶ月後に起きた4.7の宮城県沖地震などの映像様子から見ると
    最初に物音から聞こえ始めるのですが、この時縦揺れが強いので人が地震かどうかを
    感じて、わずかな時間疑いが抜けない状態が続きます。そして地震と叫んでいる方が多いです。
    これは、大地震でも強くない地震でもその傾向にあります。必ずしもとはなりませんが・・

    みるみる強くなれば、中大地震か震源が遠い可能性がやや高いです。
    緩やかに強くなる場合は震源からある程度は離れているが、突然強くなることもある。
    その場合緩やかな揺れ方をした時間でおおよその震源位置はわかる。
    いわば、P波とS波の差が、いわゆる雷の光と音と同じ感じです。
    光が縦揺れ、音が横揺れに置き換えると良いです。

    羽越での地震の時は、新潟での地震も最初強めの揺れが来て、
    さらに強くなるシーンを残した映像動画もありました。規模が大きくなると
    数回にわたって断層破壊が発生する為に、この法則が乱れることも多くなります。
    ある意味では数回にわたって大きな揺れが来る場合は、かなり強い沖合の地震が発生したと
    解釈することもできそうですが、流石に大地が大きく揺れている時に冷静に考えられるのは
    ごく少数だと思います。むしろ、冷静に地震を分析をする暇があるなら身を守ったり、
    周囲に命を守るための呼びかけをしていた方が良いです。

    簡単にまとめると、
    最初に感じた揺れの大きさと恐怖感で、震源が近いかどうかをある程度察知し、
    震源に近い場合は、数秒後には強い揺れが来るので最初から強めかと感じたら、
    念のため緊急地震速報を受信せずとも机の下などに入るか、
    すぐに隠れられるような体制をとれるようにしましょう。
    その時に強震モニタやEEWが即座に予報・実況し始めるので、そこで情報を持っている人は
    大地震かどうかを早い話読み取ることができます。ない場合は、その後十数秒間様子を見て
    強くなければ沖合の地震で断続的な断層破壊が起きていない限りは、地震はすぐ収束するはずです。

    地震というのは、正直慣れていなければ誰もが怖いと思ってしまいます。
    しかし、少しでも地震の特徴が分かってくると震度3程度とかでは段々と動じなくなるように、
    揺れの恐怖心を少しずつ抑えてくれるようになります。
    嫌な話、地震の経験が多い程恐怖感はなくなるわけですから、地震を怖い・恐ろしいと思う人は
    むしろ小さい揺れで地震の一連の揺れ方を知っておくと良いです。
    今回の記事は、その一連の揺れ方を、経験談で示したようなものと思ってください。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。



    明日は新潟県で発生した、平成10年8月新潟豪雨(1998)を紹介します。
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