> このポツダム宣言で何が書かれているか、知らない人も多いと思う。

その後も国は、このような分かり易い解説付き「現代語訳」で広く国民に周知させることをワザと避けてきたのだろう。
日航123便墜落の真相隠蔽、森友／加計問題での公文書改竄＆嘘と詭弁、デマ拡散によるアビガン封じ、等々．．．重大事件で国民が欺かれるのは今尚「権力者の都合上、当たり前」とするこの国の体質が根本の問題だ。

連合軍最高司令部訓令第六七七号は、韓国が竹島を自国のものだとする根拠のひとつであるが、訓令の性質上、ＧＨＱ統治下の日本の行政権の及ぶ範囲を示したものではあっても、日本の国境を確定したものではないし、その後もＧＨＱあるいは米国はこの訓令を上書きしている。


わたしは、とても正直に書くが、説明を連合軍最高司令部訓令第六七七号まででやめている孫崎さんには、なんとなく悪意を感じる。この悪意はほかの問題でもわりとよく感じる。孫崎さんは日本の外交官であったわけだが、いまさら日本の味方をしろとはいわない。しかし、公平ではあって欲しいと思う。


さて、一般的にいって、こうした歴史については、今後も細かな発見はあるだろうが、大事な部分はでそろい、研究的な書籍にもなっていて、その気があれば自分でじゅうぶんに勉強できる。何も隠されていることなどないのだ。


むしろあまりにも明白にみえすぎていて、ふだんそれと意識していないことがある。たとえば、日韓は、1965年の日韓基本条約で国交正常化した。国交正常化とはどういうことかというと、つまり、それまでは、竹島問題などもあり、国交がなかったということだ。また、日本は1972年に中国（中共）と国交を結び、同時に台湾とは断交している。こうしたことからいえるのは、国交とか断交というのも、外交関係の一側面であって、今後も国際情勢の激変のなかでは、日本にもおこりうるだろうということだが、意識しないとみえてこない。

民主党の尖閣の国有化の代償は測り知れない。マハテイール　ビン　モハマッド元マレーシャ首相は本気で心配している。

「竹島」帰属問題としてとらえる。

　１９４５年８月１４日　ポツダム宣言受諾（小島などの帰属を連合国は決めていない）
　１９４５年９月　９日　朝鮮総督府が連合国に降伏（この時まで日本に併合されていた）
　１９５１年９月　８日　サンフランシスコ平和条約第２条a項は竹島を放棄する島に含めていない。

竹島は日本に帰属しているとみるべきでしょう。

>>4
白頭山に代わって独島が韓国の国民統合の象徴になってます。

日本の植民地主義の放棄のかたとして快く認めるわけには行きませんかね？CHANGEさん。

この孫崎さんの文章は、続くのかも知れませんが、今回に限定していうなら、主に竹島についてかたっているとおもわれます。というのは、最後に「注、６の規定はあｒつも、この決定以外連合国側が日本の領域を包括的に決めた者はない」とあるからです。これは、竹島の帰属についての議論のときに、韓国側の主張のカナメになっています。


といっても、竹島問題にそれほど関心がなければ、なんのこっちゃとおもうとおもいます。わたし自身はこうした議論は10年以上前にネットでさんざんおこなわれているのをみていて、今では少し忘れかけていたくらいでしたが、久々におもいだしたところです。かれらの理屈は、それなりによくできているなあと、当時おもっていました。


そして韓国は竹島（かれらのいう独島）について、国民にかれらの理屈をわかりやすく解説し、周知徹底し、「真実」を教えています。


しかし、わたしはそういう国がいいとは全くおもえないですね。理由はあえて書きませんが。

>>5
はい、同感です。

北方四島と尖閣をめぐる「領土問題」は米国がこしらえて
日本に押し付けたものですが、竹島は日本が買って出た
問題です。

これで日本は近隣の国すべてと国境問題を抱える世界にも
稀な国となりました。

友人のいない国、日本。

ネトウヨたちがやたらに台湾が好きで、世界のどこかの遠い国が
親日的だと言って嬉しがる。
トルコとか。
もっともかの国もギリシャやアルメニアからは蛇蝎のごとく嫌われ
EUにも入れてもらえないのですが。

竹島のことなど忘れて暮らすのが一番いいのですが。

竹島についての議論をよくみていたころ、その数年前に、もうなくなりましたが、朝日新聞の若宮啓文というヒトが、竹島を友情島となづけて韓国に進呈しようというような議論をしていて、それがよく話題になっていました。


いろいろ突っ込みどころのある議論でしたが、わたしがいちばん突っ込みどころだとおもったのは、そもそも、韓国は「もともと」竹島（独島）は自分の領土だと思っているので、竹島を日本の領土としたうえでそれを友情にしるしに進呈しようとしたってよろこぶはずがないだろう、むしろさらに激昂してくるんじゃないか、というところでしたね。韓国人の立場になれば、逆にばかにされてるんじゃないかと感じるのでは、と。


尖閣についても似たようなことを感じています。つまり、少なくともいまの中国は、棚上げなどとは、言っていない。棚上げ論者は、日本にばかりではなく、いちど中国にもいったらどうか、ということです。


なんというか、相手の実相をみないで「ボクノカンガエタあじあノヘイワ」をアタマのなかだけで論じて気持ちよくなっている、そういう劣化サヨクの原点を自分は若宮啓文に見ていたような気がします。

棚上げとは棚に上げたぞ,と宣言することではなく
本来、その土地は俺たちのものであるということは
譲らないが、しかしことさらに、だから返せと主張は
しないし、お前の実効支配を実力で阻止はしない、
という意味と小鳥ほどでも脳みそがあるなのら
理解できそうなものなのだが...

いやはやネトウヨのノーみそは理解不能。

しかしまあ、確かに竹島を韓国に進呈するというのは
どうかしてるね。

実効支配しているのが日本みたい。

領土とは実効支配している国のものと言う世界の現実を知らない
人の言うことではある。

ですから、その意味の棚上げ論を中国は今言っているのかと。

ま、劣化サヨクというよりも、単なるバカのいうことは理解できませんね。

実効支配についてもねえ。
なあんにもわかってないんだね、このご老人は。ま、だから、中国のような大型犬のいうことにはさからうな、というような発想になるのでしょう。