【S14:最高レート2087】Preconceived Notion【クチクレマンダ】
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【S14:最高レート2087】Preconceived Notion【クチクレマンダ】

2016-03-18 18:20


     というわけで、今回はシーズン14に使用した構築の紹介記事となります。
     最高レートは2087、最終レートは2009です。







    【パーティ概要】



     クチート@メガストーン いじっぱりHA
     クレセリア@ゴツゴツメット ずぶといHB
     ウルガモス@ラムのみ ひかえめHCS
     ボーマンダ@こだわりメガネ ひかえめHCS
     マンムー@きあいのタスキ いじっぱりAS
     スイクン@カゴのみ おだやかHD

     パっと見ではクチクレ+マンマンスイに見えるかと思いますが、ボーマンダの持ち物がこだわりメガネになっているのが構築のキモ。
     ボーマンダの持ち物がほぼ「こだわりメガネ」だとバレないことを前提に、ボーマンダで物理受けを誘って崩し、クチートを通していくのが基本的な勝ち筋です。

     同様のメガネマンダ+メガクチートを軸にした構築で僕の弟子のカビパラが僕よりも高い最終レート2155を達成しているので、こちらも参考にどうぞ。

     以下から、採用順に沿って個別解説をしていきます。

    【個別解説】

     ボーマンダ@こだわりメガネ ひかえめH100 B4 C252 D12 S140
     りゅうせいぐん/りゅうのはどう/かえんほうしゃ/ハイドロポンプ

     HB:182ガブの-1逆鱗高乱数耐え
     HD:182ゲンガーのこごかぜ耐え
     S:準速ヘラ+1

     今回の構築のスタート。第14回キツネの社でベスト16だった構築の記事を読んで興味が湧いたので使ってみることにしました。

     火力はサザンドラやラティオスに劣りますが、かえんほうしゃでH振りメガクチート確定、ハイドロポンプでHBカバルドン確定、りゅうせいぐんでHB水ロトムやサンダー、ボルトロスを確定と必要な火力はあります。
     クチート軸だと処理が面倒なHDアローもハイドロポンプで50%の乱数で落とせるのがラティなどと違った良さでした。(命中率考慮で42.5%)

     強味は分かりやすく、「メガネだと読まれないこと」と「特性いかく」の2点で、他の高火力特殊竜とは十分な差別化ができているでしょう。
     シーズン中盤から流行しはじめたマリルリに有効打がないことだけがネックで、メガネだとバレたこいつを起点にはらだいこを積まれて何度か全抜きされてしまったので、PTの最重要な改善点としてはそこですね。

     また、相手からするとメガ枠に見えるためか、初手で対面したメガゲンガーがみちづれを選択することが頻繁にあり、非メガ:メガの1:1交換をしやすいようです。

     りゅうのはどうはほとんど打たなかったので、そこに別の技を入れても面白いかもしれません。僕は有用な技が思いつかなかったので、最後までこれにしました。

     クチート@クチートナイト いじっぱりH252 A228 B4 S28
     じゃれつく、はたきおとす、つるぎのまい、ふいうち

     眼鏡ボーマンダと組み合わせるポケモンで真っ先に思いついたメガ枠。
     クチート+浮いている竜の組み合わせはすでに世に出ているものがいくつもあり(カイリュー/ラティアス/オンバーン/サザンドラ/etc...)相性の良さは保証済み、くわえてボーマンダのいかく+クチートのいかくにより、強引に物理方面の耐久を上げることができるのが優秀でした。
     ボーマンダのいかく+クチートのいかくで相手のAを二段階下げれば剣の舞も積みやすく、あらゆる場面から全抜きを狙っていけます。

     ボーマンダが呼び、かつ崩せない受けポケモンはクレセリア、ポリゴン2の2匹のみで、その2匹を起点にできるのも非常に評価が高い点。はたきおとすはポリゴン2の処理を容易にするため必要でしたが、相手のクチートの処理も難しいPTであるため、Sをあげてほのおのキバを持たせるのもありだと思います。

     単体として見た場合はSが遅いのがやはりネックで、被弾回数が多いためねっとうの追加効果で焼かれたり、いかくを入れて突っ張ったら急所に当たったりと難しいポケモンだと感じました。

     また、ボーマンダとクチートが一緒のPTにいるお陰で初手にロトムを呼びやすく、マンダのりゅうせいぐんで処理して一貫を取る流れを作りやすかったです。

     クレセリア@ゴツゴツメット ずぶといH252 B252 S4
    れいとうビーム、つきのひかり、みかづきのまい、でんじは

     ふつうのHB特化クレセリア。トリックルームの恩恵を受けるポケモンがメガクチートしかいないこと、僕がトリパに慣れていないことなどからでんじはで採用しました。全体的に足の速い環境なので、トリックルームがよさそう。
     攻撃技が冷凍ビームなのはガブリアスを重く見てのことですが、今は剣舞バシャーモがほぼいないこと、ゲンガーにはでんじはを入れられれば十分なこと、ボルトロスにダメージを取りやすいことから1ウエポンはこれで大丈夫でした。

     ガルーラもほとんどがひみつのちから持ちで受けやすく、みがわり持ちにも当たらなかったためでんじはで簡単に対応できました。雪崩で怯まない限りは。
     起点になりやすいというクレセリアの弱点も、いかく持ちが二体いるため誤魔化せていた気がします。

     大抵のPTがクチート+ボーマンダの2体で崩せるので、保険感覚でクレセリアを連れていく「ボーマンダ+クチート+クレセリア」が基本選出となります。

     スイクン@カゴのみ おだやかH252 B52 C4 D172 S28
     ねっとう、ミラーコート、めいそう、ねむる

     HD:C222メガゲンガーのたたりめ乱数2発(50.4%)
       C232リザYの晴れ放射+ソラビ確定耐え(24.6~29.4%+59.9~70.5)
        C197レボルトの眼鏡10まんボルト確定耐え(84%~99.5%)

     上記三体では厳しいギルガルド対策。体感、非常に多かった襷みちづれギルガルドがどうしようもなかったので、比較的有利に戦えるおだやかスイクンを採用しました。クチートを初手に合わせるしかなかったゲッコウガに対応できるのも○。
     
     また、ゲンガーを見て初手ボーマンダが固定されるのも辛いため、素催眠含め勝ちやすいおだやかスイクンは非常に構築にあっていたと思います。
     ボーマンダのりゅうせいぐんを起点にしてくる相手のめいそうスイクンに対して後投げして、TODを仕掛けるのも大きな役割の一つです。相手のスイクンのほえるに怯えながら立ち回らなければいけないのでこちら側がほえるを採用したいところですが、ミラーコートを切るとゲンガーのみちづれ択が安定しなくなるのが非常に厳しい。はらだいこマリルリの処理も考えるとほえるのほうが有用そうです。

     マンムー@きあいのタスキ いじっぱりAS252B4
     つららばり、こおりのつぶて、じしん、ステルスロック

     ふつうの襷マンムー。つらら、つぶて、じしん@1がテンプレートな技構成かと思いますが、今回はウルガモスが重めな点、ガブリアスなどの襷を潰してクチートマンダで処理できるようになる点を考慮してステルスロックです。
     個体数は少ないですが、不意にくると厳しいメガルカリオのストッパーになってもらうことも一つの役割でした。

     このポケモンの役割範囲は後から決まったもので、念頭にあったのは「メガボーマンダ入りの構築として偽装すること」です。メガネボーマンダを使っている別のかたの記事にもありましたが、メガボーマンダ入りの構築はある程度並びが決まっていて、そこから外れると"メガボーマンダ感"が薄れてしまうように思えます。そこで、メガボーマンダ入りの代表ともいえるマンダ+マンムー+スイクンの並びをそのまま引っ張ってきました。
     そのせいか、役割がうまくハマったスイクンはともかく、マンムーの選出率は非常に低くかったです。
     初手にボーマンダを出してりゅうせいぐんで負担をかけたい構築なので、選出画面で相手の初手ボルトロスを抑制し、初手水ロトムなどを誘う役割としては活躍してくれていたと思います。

     ウルガモス@ラムのみ ひかえめH116 B4 C176 S212
     だいもんじ、むしのさざめき、ちょうのまい、めざめるパワー(地)

     クチート軸で重いポケモンであるヒードランの対策枠。単体であればスイクンで十分ケアができるのですが、ヒードラン+へラクロスの並びをこちらのスイクンやクチート+ボーマンダの並びではほぼ崩せないため、めざめるパワー地面で採用しました。
     
     ボーマンダ+ウルガモスの並びも有名なものであるため、偽装要素も担っています。それもあってかマンムー同様選出率は低め。ヘラドラン以外では、マンムーと合わせて害悪構築に役割を持たせるパターンが多かったように思います。
     ウルガモスの枠がこの構築において最も難産で、相手のスイクンが軽くなるボルトロスや、対応範囲の広い炎枠であるヒートロトムなどと入れ替えながらも、2000ラインを突破したウルガモスを使い切る形になりました。

     このポケモンは、有名実況者でありニコニコ闘会議2016ミニトーナメント優勝者であるafouさんのブログの調整を参考にさせていただきました。この場を借りてお礼をしたいと思います。afouさんありがとうございます! いつも動画見てます! お仕事頑張ってください!^^


    【重めなポケモン】
    ○スイクン(特にほえる持ち)
     この構築におけるスイクンの処理ルートが、対面からボーマンダで落とす(冷Bはわりと耐える)、クチートが二回ねっとうを受けつつ倒す、スイクン同士でのTODの三通りしかなく、うち2つは状況が限定的すぎて厳しいため、3パターン目が潰されるほえるスイクンが最も重いです。

    ○はらだいこマリルリ
     構築の心臓であるボーマンダからの有効打がないため、非常につらいです。いかくやでんじはを駆使してクチートで処理するしかありません。

    ○ゲッコウガ+特殊炎(火ロトム、ウルガモスなど)
     ゲッコウガ入りも重めで、選出を歪めない範囲では初手クチートがよいのですが、クチートに圧倒的有利がつく火ロトムなどが一緒にいた場合、大きく選出を歪まされ厳しい戦いになります。折を見てめいそうスイクンで積んでいくのが勝ち筋。

    ○運ゲ、害悪系
     ラムのみ持ち、連続技持ち、音技持ちと揃っていますが、全体的に足が遅めなPTなせいか運がよくないと負けます。

    ○鬼火サーナイト
     一度だけ当たりましたがめちゃくちゃボコられました。基本的にフェアリーをクチートで見る構築であるため、クチートで対応できないフェアリーは重くなってしまいます。

    ○ほのおのキバのないクチート軸
     相手がクチートにクチートを後投げしてきて、かつクチートにほのおのキバがない場合が無理です。こちらのクチートの処理ルートがボーマンダ後投げ→かえんほうしゃであるため、クチート対面でじゃれつくやはたきおとすを押されると負けてしまいます

    ○バトン
     切ってます。急所に当てれば勝ち。

     メジャーなところだとこの辺りで、それ以外にはわりと有利に戦えました。
     いろいろなところが楽になるので、ほえるスイクンの採用がよさそうですね。

    【選出パターンや動き方など】
    ○vs対面厨パ……スイクン、クチート、クレセリア
     襷バシャーモやゲンガーに対して安定するスイクンから入ります。この際、グロパン雪崩ガルーラの対処が厳しいですが、その型であること+なだれ怯みの確率勝負になるため、分の悪いゲームにはなりづらいです。初手のボルトロスに対してもミラーコートorめいそうの択勝負を一手目から仕掛けていきます。スイクン対面に関しても、初手からめいそうです。
     ゲンガーの枠がギルガルドになっている場合や炎枠がウルガモスになっている場合も同様の選出で、炎枠がファイアローの場合のみ、クレクチを見て出てくる確率が高いためボーマンダから入ります。

    ○vsガルクレセサザン系統……マンダ、クチート、クレセリア
     初手で来やすいのはサザンドラですが、始めにボーマンダを見せることでこちらに竜技が一貫しているように思わせ、りゅうせいぐんを誘ってクチートを無償降臨することで有利に展開できます。向こうが引く場合も、引き先はクレセリアになるはずなので安定行動です。
     裏にフェアリーがいる場合はクチートスイクンクレセとし、サザンはスイクンで見る形を取るとよいでしょう。

    ○vsクチート軸、リザードン軸……ボーマンダ、クチート、クレセリア
     この構築はクチートに薄そうに見えるため、初手クチートを誘いやすく、そこをボーマンダのかえんほうしゃで倒すのが一つの強力な勝ち筋です。サイクル戦になった場合、上述の通りクチート対面でほのおのキバ以外を打たれると厳しくなってしまいます。
     また、XかYかの判断ができていないリザードンに一番勝てる見込みがあるのがボーマンダクチートの並びであるため、対リザードン軸はボーマンダから入らざるをえません。

    ○vsヘラドラン系統……ウルガモス、クチート、クレセリアorスイクン
     ヘラドラン系の処理のためにウルガモスを入れているため、迷わずウルガモスから入ります。クレセリアを連れていくのは削れたウルガモスを再生するためや、裏に強めの物理がいた場合(ガルーラやガブリアス)、スイクンを連れていくのは裏に強めの特殊がいた場合(ゲンガーや火ロトム)。

    ○vsボルトクレッフィ系……マンムー、ウルガモス@1
     ボルトクレッフィに対してある程度運が良ければ勝てるマンムーと、みがわり持ちに強くラム持ちであるウルガモスが中心。必要に応じて、回復要因であるクレセリアか、パワーのあるクチートを連れていくパターンが多かったです。

    ○壁起点、積み系……ボーマンダ、クチート、クレセリアorマンムー
     特に壁起点に対して初手ボーマンダから入り、ひかりのかべを張らせずに初手で倒すのが理想形です。りゅうせいぐんのCダウンは起点にされがちですが、クチートと合わせていかく2回で誤魔化したり、Cダウンをしたボーマンダで削りクチートのふいうち圏内に入れるなどしましょう。マンムーはストッパーとして、クレセリアは回復要員としてそれぞれ選択で。

    ○有象無象のスタン……ボーマンダ、クチート、クレセリア
     サイクル戦をしてくるような構築に対してはメガネボーマンダの本領が発揮されるため、基本選出の形を取ればまず間違いありません。バシャサンダーナットやマンマンスイ、カバリザ、ノオーカバアローなどには無類の強さを見せてくれました。


    【総評】
     やはりメガネボーマンダの奇襲性能が最大の強みで、対策が不十分である現環境では好き勝手暴れられたように思えました。普段はレート2000に到達するのがやっとである自分が楽に2000を達成できたことからも、それは窺えると思います。
     最終的にレートが崩れてしまったのは、明確に重いと分かっていたはらだいこマリルリ入りと多く当たったためだったので、修正を加えればもう少し伸ばせたのかなという印象です。

     選出画面や立ち回りの中で、「相手にはこちらのボーマンダがメガ枠であるように見えている」ということを念頭に置くのがこの構築を扱う際に最も重要なことでした。
    (散々ゾロアーク軸を使ってきたお陰でうまく考え方がフィットしたというのもありそうです)

     一方で、メガネボーマンダのネタが割れてしまうと構築としての力は格段に落ちてしまいます。実際、現在の過疎気味な環境の中では再戦が発生することも多く、メガネボーマンダ前提の動きをしてくる方への勝率は相当ひどかったです。単純にメガネボーマンダの個体数も増加しているらしく、今後は一層厳しくなることでしょう。

     とにもかくにも、今回は「ボーマンダはメガシンカするポケモンである」という先入観(Preconceived Notion)を利用し、うまくパーティを作れたと思います。新作タイトルも発表され、ORASの終わりが見えてきましたが、残された時間の中でこの環境を楽しみ尽くせたらいいなと思います。

     ここまで読んでいただきありがとうございました。
     いくつかのブログリンクに関しては無断転載であるため、問題があれば削除します。


    【宣伝】
     最後に宣伝です。
    「レート2000オーバーのシングルレート"日誌"」というタイトルで、この構築を使用した対戦動画をいくつか投稿していくので、もしこの構築を使う予定のかたがいたら併せてご視聴していただけるといいかもしれません。
    http://www.nicovideo.jp/mylist/52371881

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