• とぐろ巻く虚誕や策謀、ときどき怨嗟

    2017-02-16 16:52

     


     現在学校を運営している会社の売買契約が進んでいるようです。会社の売買となればいくらのお金が動くのか、全く経験がないので見当もつきませんが、消して安くはないと思います。大きなお金が動くのであれば、当然交渉や騙しあいが発生するのが資本主義。きっと今ごろ様々な思惑や駆け引きが上の方で交錯してるんだろうなーなんて、想像はしつつ、いつも通りのほほんと仕事をしていると、学校にフラリと来客。名前を聞くと、何度か電話でやり取りをした人ではあったのですが、話を聞けば今回の会社の売買契約に伴って買主の◇◇さんの代理で会社が持ってる情報を開示してほしいとのこと。んんん?

     結論を言うと、依然として来客の正体は不明です。特に大した情報を開示することなくひとまずお帰りいただくことになりましたが、一体何だったんだろう。帰り際には「社長とはここに来る前に話をしてきましたが、~ということにしておいてください」という訝しげな挨拶。来客が持ってきた契約書は本物のようではありますが、社長に報告すると「〇〇というのは名前は知ってるし、話もした。だけど今は~ということにしておいてくれ」とのこと。買主の◇◇さんは以前この会社に残るよう必死の説得を受けている人で、時々連絡を取り合っていますが、問い合わせると「その代理の人の名前は聞いたことがない」とのこと。各所に問い合わせて確認をしていく度に、全くの意味不明な構図が頭の中で何度も作っては修正され、を繰り返しています。どうやらいつの間にかよくわからない駆け引きに巻き込まれてしまったようです。




     騙しあいとか駆け引きは嫌いじゃないけど、とりあえず手元にある情報を整理しなくてはいけないですね。もし引き続き残って教員を続けるとすればそこでの立場にも大いに関係してくる問題です。多分今日の日記を読んだ人も何の話なのか、どんな状況なのかイメージしにくいと思いますが、今の僕もよくわからないんです。

    今日はここまで。
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  • 咳をしても一人

    2017-02-14 21:06


     学校の職員が私一人になりました。まさか真の意味で上の写真を使うことになるとは思いもよりませんでした。今日辞めた人は頭数にしかならないので、そう仕事面では困らないのですが、とにかく一人では身動きがとりにくいです。頭数って存外大事なんだなー。ちょっと銀行や郵便局に行くにもひと手間かかるし、そもそも明日入管から呼び出し喰らってるのに、どうしようかな。学生の一部はもう既に知って心配していますが、とりあえず「もう仕事で相談する必要がなくなった」と冗談を言って落ち着かせました。もう毎日がめちゃくちゃですよ。一日先の予測も不可能です。明日はどんな一日になるんだろう。もし全部を日記に書き留めたら1冊の本が出来るかもしれないね。

  • 留学生30万人計画 後

    2017-02-09 08:542


     留学してくる学生の実態については前の記事に書きましたが、今回はそういった留学生たちに対して、日本の教育機関がどのような対応をしているかについて、知っている限り述べていこうと思います。



    ■日本語学校では

     日本語学校の多くは、前の記事で述べたような学生が多く押し寄せており、現場は混乱を極めていると言えます。具体的には

    ・出席率の低い学生に対して出席を促すために教職員がアパートを訪問したり、朝電話をかけたりしている。

    ・学生が時給の高い深夜のアルバイトをして、朝の授業に間に合わないor授業中寝てしまうので、アルバイトの時間帯を規制する(ほぼ守られないが)

    ・学生がアルバイトで稼いだ金を本国に仕送りしたり、借金の返済にあててしまって学費や家賃を滞納する。

    ・学生はアルバイトを頻繁にクビになるが(遅刻や無断欠勤の多さから)自分でアルバイトを探せないため、職員が学生のアルバイト探しをする。

    ・厳密に成績や出席を記録すると、ビザの更新はもちろん、大学等への進学も絶望的になるため、学校側で成績や出席記録を改ざんしてしまうことがザラにある。(提出される側もこの点は十分に承知しているため、日本語学校の成績や出席記録等はほぼ形骸化している)

    といったことが日常的に起きています。生活面や素行の問題を挙げればキリがありませんが、上記だけでも十分狂っていることがご理解いただけると思います。日本語教師を育てる大学の学部や民間のセミナー等では、いかにわかりやすく日本語を教えるかを教師の卵たちに日夜勉強させますが、そこでの勉強は現場で必要とされているものとあまりにも乖離しているように思います。



    ■大学(特に私立)などでは

     日本語学校で1~2年程度勉強した学生を受け入れているが

    ・通常の入試では合格させることができないため、AO入試の留学生枠を拡張している。

    ・入学した学生は日本語がまるで読み書きできないため、留学生別科を設けてそこで日本語を集中して学習させている。(半年~)

    ・英語だけで履修できる授業を設ける。

    などの対応をしているようです。上記に挙げた留学生別科は学歴に含まれず、いわば塾のようなものです。先の記事でも触れましたが各学校では国からの補助金をもらうための定員を満たそうと、人集めに躍起になっています。そのため留学生には高いゲタをはかせて入学から卒業までの面倒をみていますが、当然大学のレベルの低下を招く原因になっています。留学生を受け入れている学校の先生と話す機会がありましたが、「日本語学校で2年間何をしていたの」と言いたくなるような学生がほとんどだと仰っていました。日本語学校で教えている身として、大変耳の痛いお話でした。

    ■日本語教育に対しての認知

     あまり関心がない人が大半だとは思いますが、事情をよく知っている人であれば、今回の記事に対して、あまりいい感情はないかもしれません。先の記事でも述べましたが、移民政策の片棒を担いでいるわけですから、日本語教育自体を売国行為と受け取られてもおかしくはありません。というより、事実そうですし。既にネットでもこのような批判を見かけることも度々あります。



    ■まとめと自分の見解

     恥ずかしい話ではありますが、現場で仕事をするまで深く考えたこともなかったし、今回記事にまとめた内容が現実に起きていることも知りませんでした。ひょんなことからこの業界に入って仕事することになりましたが、このような現状をよしとする気はありません。ありませんが、正直どのように手を尽くせばよいのかもわかりません。僕みたいな1年そこそこしか経験のないぺーぺーにできることは何かあるのでしょうか。ただ、この仕事を始める前から教育には興味関心はあったし、目の前にそびえたつ問題に対して怖気づいたわけでもありません。あるいは思いがけず生涯をかけて挑む相手が見つかったのかもしれません。とりあえず今できることとして、現状の周知は続けていきたいと思います。

    今日はここまで。