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【自然災害メモリアル】第143回:十勝支庁南部地震(1970)の日 [防災]小さな地震の恐怖を和らげる
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【自然災害メモリアル】第143回:十勝支庁南部地震(1970)の日 [防災]小さな地震の恐怖を和らげる

2019-01-21 21:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    この度は、21日の記事を未完成のまま公開してしまい、申し訳ございません。
    そして記事の公開がかなり遅れたことをお詫び申し上げます。

    1月21日は、
    十勝支庁南部地震から49年です。


    この地震の規模はM6.7で、十勝地方直下としてはかなり規模の大きい地震です。
    また、M6.7ということは、去年発生した北海道胆振東部地震と同規模の地震ということになります。
    しかし、この地震での最大震度は5で、死者も出ていません。
    ただし、住家は全壊が2棟ほどありました。
    被害はどちらかというと、十勝地方よりは日高地方の方が中心的に被害を受けているようです。

    この特徴としては、この地震は胆振東部地震よりも深い震源で深さ55kmだったため、
    揺れがやや分散しています。震度分布的にも局地的に激しい揺れというよりも
    少し広範囲に大きい揺れがありました。

    今回は、
    「小さな地震の恐怖を和らげる」をテーマにお伝えしていきます。

    時折、震度1や2の地震で非常に驚く人がいますが、
    地震の揺れ方によっては確かに恐ろしい時があります。
    しかし、小さな地震ですぐに大きな地震の前兆じゃないかとか、過剰な不安を抱える人は
    もうすこし、地震自体になれなければなりません。

    簡単なことですが、小さい地震を少しでも恐怖感をなくす方法を紹介します。

    まず、地震自体を実際に経験してみると良いです。
    ・・・というのは、何か変ですが言ってみれば起震車や消防施設などにある
    起震装置で実際に体験して、まずは大地震自体でどんな揺れ方をするかを知ってください。
    一度大きな地震を知ることで、小さな地震への恐怖心を和らげます。

    次に、地震の多い地域の人ほど若いうちから小さい地震への恐怖感を何も思わなくなりますが、
    これは実際の地震を何度も受けることで、徐々に「無害だ」と脳裏に刻まれていきます。
    雷なども、小さいうちは怖くてもだんだんと慣れていった人も多いと思いますが、
    地震も意外とそれに同じだったりします。
    流石に大地震に慣れてしまうのもあれですが、冷静に対処できるようになることは
    悪いことではありません。地震の少ない地域を自分が危惧するのはそういう点だったりします。

    そして、どうしても今すぐ小さな地震を怖くなくするのであれば、
    小さい地震を感じない場所に行けば大丈夫だったりします。
    つまり、それは屋外にいる時間をなるべく多くすることです。
    こうすることで、「地震に気付かなかった」状態を生み出せます。意外にこれ使えるのと、
    地震は高い階層ほど強くなり、地下になるほど揺れは弱くなります。
    地上であれば、比較的弱いほうなので地震の揺れを感じても特段恐怖感に襲われることもないです。

    最後に、どうしても屋内でいることが多いけど地震にめぐり合うことも少ない人は、
    小さい地震で驚かないように、まず不安定なものを寝床などよくいる場所に置かないように
    することが大事です。家がちょっとやそっとの地震が来ても安全だと思えば、
    自然と地震に驚くのは一瞬だけで5分もすれば、気持ちが落ち着くようになりますので、
    まずは自宅を安全地帯にしてしまいましょう。
    タンスやクローゼットなどは、ベッドなどの方向に向いておらず、しっかり固定しているなど、
    そういうことをするだけで全然変わりますから、怖がるぐらいならやってみましょう。
    家具の配置ぐらいなら、自分の意思さえあればお金もかかりません。
    機会がある時に変えてもいいですし、明日やっても大丈夫です。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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