• 2017年コーヒーランキング

    2018-01-03 10:58
    昨年、2017年にカフェテナンゴが販売したコーヒー豆の中からスタッフが選んだコーヒーベスト10。「そんなコーヒーもあったなあ」とか思い出しながら見ていただけたら嬉しいですね。選ばれた理由も合わせてご覧ください。

    今年も個性的な中米産スペシャルティコーヒーをたくさん紹介していきます!
    よろしくお願いします。

    1位

    Rosma 222


    カフェテナンゴ初の空輸グアテマラ。スタッフにとっては、買い付け前のカッピングから関わって、9月には生産者が来店するなどスペシャルティコーヒーのストーリー性を体験できた豆でした。煎り具合に応じて様々なフレーバーを出すので、浅煎り、中煎り、深煎りの3種が販売されています。

    2位

    セロ・アスール 


    ファイナルハーベスト店主と石橋がそれぞれNo.1に選んだのがこれ。強烈な果実のフレーバーは、パカマラとケニヤを足したようでホンジュラスコーヒーのイメージを覆してくれました。残念ながらすでに売り切れです。現在のところ再入荷予定はありません。

    3位

    エル・トパシオ


    2017年エルサルバドルCOE8位入賞。エルサルが生み出した奇跡の品種パカマラをハニー精製で仕上げた最先端の風味。ブルーベリーが強く香る個性的なコーヒー。

    4位

    サンタ・ロサ 1900 レッドハニー


    今までいろいろなレッドハニーのコーヒーを飲んできましたが、ここまでナチュラル寄りのレッドは初めて。こんなハニーがあるのかと衝撃を受けた一品。イエローハニーとの飲み比べも印象的でした。

    5位

    ピエ・サン ダブルフリーウォッシュト


    4位のサンタ・ロサと同じ生産者ラ・リアが作る2度洗い(ダブルフリーウォッシュト)コーヒー。ピカピカに磨かれた透明感あふれる液体からキャラメル、メープル、チェリー、レッドアップルが香ります。

    6位

    エル・インヘルト イエローナンセ


    スタッフ山際が入社してから最も衝撃を受けた豆。エル・インヘルトコーヒーの中でも異彩を放つこのナンセ。メロンのようなジューシーでとろける甘さ。リピーターさんが最も多い豆というのもうなずけます。特に今年の出来は良かった。

    7位

    パンドラ・コンセプシオン


    レセルバ・デル・コメンダドールオークションで落札した世界最高峰のパカマラ種。残念ながら売り切れてしまいましたが、今年はレセルバ・デ・ラ・フィンカというロットを落札したので、購入の際はそちらをどうぞ。素晴らしい体験ができます。

    8位

    ラ・エスメラルダ ゲイシャ1500


    カフェテナンゴが初めて販売したゲイシャ種ということで感慨深い豆。ゲイシャ種ブームを巻き起こした伝説の農園がこのエスメラルダ。ジャスミンとレモンティーのさわやかな味わい。酸味が嫌いな方にはお勧めしません。

    9位

    ロス・ピノス パライネマ


    2017年ホンジュラスCOEのナショナルウィナー。今、スペシャルティコーヒー界で最も話題の品種【パライネマ】が体験できたことがスタッフの間でも新鮮だったようです。オレンジの甘みと若々しいハーブのフレーバー、そしてキャラメルの香ばしさの調和が面白いですね。

    10位

    ラ・エンバハーダ


    昨年との作柄の違いが話題になっています。今年のほうがフレーバーが強く、ダブルファーメンテーションという特殊な精製方法の完成度が上がってきたことを感じさせます。ナチュラルやハニーといった精製とは別の位置に新たに作られた頂点がここにあります。
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  • Cawolie 2017 発売

    2017-12-16 10:00



    毎年、年末年始に限定販売しているブレンドCawolieが今年も発売されました。

    その年、その時の出来の良い豆を使い、今までにない味を創ろうというのがCawolieのコンセプトでスタートしました。オープンかの時からやっていますので、もう9回目の発売ということになります。

    好きな豆を使って、好きな味を作るので作業としてはとても楽しいのですが、手間と時間がかかります。ほんとに体力勝負です。一人でやっていた時などは、朝の4時5時から焙煎を初めて・・・なんてこともありましたが、今はスタッフがいるので7時出勤でいけるかな?と思ってやってみましたが、終わったのは夕方5時でした。

    予約をいただいていた分の出荷にギリギリ間に合い、ホッとしました。

    ブレンド手法に関しては、色々と実験的なことをやってきましたが、今年は割と素直な感じにして安心して楽しめるような味に仕上げました。

    大粒品種を多く使っているので、飲み頃は週明けくらいでしょうか。

    Cawolieは、焙煎日が限定でしかも全部で3回しかありません。しかも、昨日一回目が終わってしまいました。

    残るは来週12月22日(金)と年明けの1月12日(金)です。

    ちなみに深沢店には、400gのフリー在庫があります。予約し忘れたけど欲しい!!という方は、買いにきてください。その際は、お電話でお問合せ後のご来店が安全です。

    ■Cawolie
    http://www.cafetenango.jp/shopdetail/001002000006/


  • ハニー精製研究

    2017-12-01 13:39
    11月25日のニコ生!ライブセミナーは、『ハニー精製研究』と題して、コスタリカをはじめとする中米のハニー精製についてお話をしました。

    まずハニー精製とは何ぞやという方のためにざっくり説明します。

    摘み取ったコーヒーチェリーの果皮と果肉をパルパーにかけてざっくりと取り除き、ミューレージを残したまま乾燥させる方法のことです。

    このときにどのくらい果肉を残すかがひとつのポイント。もう一つがそれをどのように乾燥させるか。この2点で風味が大きく変わってくると予想されます。

    もともとは、セミウォッシュトとかパルプドナチュラルと言われる精製でしたが、わざと果肉を残す設定にしたものがハニー精製と呼ばれるようになりました。

    大きいカテゴリーでは、ウォッシュトになりますが、味としてはウォッシュトとナチュラルの中間的なものと一般的には認識されているのではないでしょうか。

    近年、コスタリカでは、<ホワイトハニー><イエローハニー><レッドハニー><ブラックハニー>というふうに細かく呼び方が分かれていますが、他の中米諸国では呼び分けはあまりしません。『ハニーはハニー』です。

    今回は、コスタリカのハニーを中心にして説明していきます。

    <ホワイトハニー>



    ほとんどミューシレージを残さない、いわゆるフリーウォッシュトに近いものから20%程度のミューシレージを残すものまでさまざま。

    基本的には、あまり果肉を残さずに仕上げるのがホワイトハニーと思ってよいでしょう。

    ウォッシュトの綺麗な感じから、白ワインやマスカットのような白系の甘さを感じるものまで風味は様々。

    <イエローハニー>


    果肉が乾燥して黒くみえる。パルパーから出てきたものをそのまま干す場合もあれば、ミューシレージリムーバーで若干の果肉を取り除く場合もある。

    シナモンやクローブなどスパイス感がでたり、ミルキーなフレーバーがでたりとハニー精製の醍醐味を味わえるのは、このへんからだと思います。

    <レッドハニー>


    イエローハニーよりもさらに果肉が残っているため、黒く見える部分が多くなっている。
    パルパーで処理したものをそのまま網棚に干すことがほとんどだと思われるが、このあたりはマイクロミルごとに基準があるので、なんとも言えないところ。コーヒー液に発酵感が出てくるのはこのへんから。

    <ブラックハニー>



    ブラックハニーと言われるだけのことはあり、見た目は炭のよう。
    ナチュラル精製の風味に近くなる。ここまでやるならナチュラルにしてしまえばいいのにと思った方、甘いですよ。ナチュラルはナチュラルで干し方が違ったり、後に使う脱穀機が違ったりとまた面倒なことが増えるのでハニーをやる農園はハニーに統一してしまった方が効率的なのです。

    コスタリカでは、ハニーとは対極にダブルフリーウォッシュトというのがありますし、発酵を活かすアナエロビコといわれる嫌気性発酵を使った方法も試行錯誤されています。まだまだこれから目が離せない精製方法。どこまで進化するのでしょうか?

    仙川のカフェカホン平村さんと一緒に詳しく丁寧にハニー精製について語り合ったニコ生を動画にしたので、興味のある方はぜひご覧ください。




    同じ動画はYoutubeにもありますので、こちらでもどうぞ。