エル・インヘルト農園のオークションロット解説 ゲイシャ編
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エル・インヘルト農園のオークションロット解説 ゲイシャ編

2017-06-03 00:06
    今年もオークションの季節がやってきました。グアテマラのエル・インヘルト農園が毎年開催しているプライベートオークションReserva del Comendador(レセルバ・デル・コメンダドール)が6月13日に開催されます。

    先日、深沢店にオークションサンプルが届きました。全部で8ロット。2017年の出品は9ロットですが、ミクロモカのドライプロセス(ナチュラル)だけは、量が少ないためサンプルは送られてきませんでした。このミクロモカナチュラルは、オークションに出されるのもたったの27キロ程度です。高値確定ですな。

    今日は、カフェテナンゴスタッフ全員と仲間のコーヒー屋さんを含め6人でオークションロットをカッピングしました。



    カッピングコメントを含めて各ロットを紹介してきましょう。

    まずは、Gesha(ゲイシャ)からです。エル・インヘルト農園のゲイシャは2種類あります。
    ルビーゲイシャとレジェんダリーゲイシャです。

    LOT:El-06
    ルビーゲイシャ ウォッシュト



    昨年までは、『アフリカンゲイシャ』と呼ばれていたもので、今年から呼び方が変わりました。マラウィのゲイシャ種です。実が熟したときにルビーのように深い赤に輝くことからルビーゲイシャという名前が付けられたそうです。

    精製プロセスは・・・
    Peak Performance Process(通称P3)


    選別、発酵、洗浄、ソーキング、そしてスロードライまで全てにおいてピークの状態で行われるウォッシュト精製。これによりフレーバーをさらに豊かにし、コーヒー生豆の寿命も延びるということです。

    フレーバー:ミルクチョコレート、アールグレイ、グレープフルーツ、クルミ

    LOT:El-02
    ルビーゲイシャ ドライプロセス(ナチュラル)


    ★2017年COE3位入賞★

    今まで『ナチュラル』と呼んできた精製方法を、このオークションから『ドライプロセス』に呼称変更。そして今年、2017年カップオブエクセレンスに初出品されたルビーゲイシャのドライプロセス(ナチュラル)は見事に3位に輝きました。(入賞名義はエル・インヘルトではなくラス・マカダミアスとなっています)

    ナチュラル精製は、パティオ、グアルディオラ、アフリカンベッドを状況によって使い分け、約10日間をかけて丁寧に乾燥させます。

    フレーバー:レモン、ブルーベリー、レッドワイン、ストロベリー、グレープ、キューカンバー

    LOT:El-05
    レジェンダリーゲイシャ ウォッシュト


    ★2017年COE2位入賞★

    これはすごい名前に変わりました。そうです。昨年までは『ゲイシャ セントロアメリカ』と呼ばれていたものです。呼び方が変わっただけで同じものです。

    ご存知パナマのエスメラルダ農園からタネをもらって植えたものです。本家を凌ぐとも噂されるほどの秀逸なロットを毎年安定して出品しているから驚きです。

    フレーバー:マスカット、ジャスミン、ブラックペッパー、ティーローズ、レッドワイン


    (上)レジェンダリーゲイシャ(下)ルビーゲイシャ

    比べてみると、レジェンダリーゲイシャのほうが長細く、大粒。ルビーゲイシャは、丸みがかっていて小粒です。

    LOT:El-04
    ミクロ モカ  ウォッシュト



    レセルバ・デル・コメンダドール史上最高価格が付いた伝説のモカ種です。日本においては、エチオピアやイエメンのコーヒーを総じてモカというブランド名で呼ぶ習慣がありますが、このモカ種はそれとは違いますのでご注意を。

    丸く小さく、まるでペッパーのようです。

    写真はこの農園のパカマラ種(上)とモカ種(下)。
    ぱっと見るとパカマラの3分の1くらいの大きさです。



    火が通りやすいので焙煎するのにコツがいります。
    3年前までは収穫量が少なく、サンプルが来なかったのですが、昨年は100g、今年は200g来ました。うまく焙煎すると独特のフレーバーが出ますが、昨年は失敗しました・・・。今年は・・・大成功でした!!焼いたばかりのときはイグサのような香りが強く、不安でしたが、今日のカッピングでは素晴らしいフレーバーでした。

    出品は、300 lb 1ロットのみ。どんな価格が付くのか怖い・・・いや、楽しみなロットです。
    ちなみにミクロモカのナチュラルは、さらに少なく60 lb。こちらは素直に恐怖してよいでしょう。

    フレーバー:アールグレイ、タッフィー、アプリコット、キャラメル、バター、レッドアップル

    ちなみにこのモカ種のドライプロセスも出品されますが、わずか1BOX。今年のオークション最高値になること間違いないでしょう。量が少なすぎてサンプルは届いていません。

    <エル・インヘルト農園のことなら>
    中米産スペシャルティコーヒー専門店カフェテナンゴ
    http://www.cafetenango.jp/

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