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先日、良曲紹介の第13回で「罪恋×2/3」OPの『Small sin to the love』を取り上げました。ここ数年、タイトルに分数が入るのは割とたまによく(?)見かける気がしますが、
そこでふと思いました。
実際のところ
分数物はどれくらい存在するのか?
せっかくなので調べてみました。
古い順に紹介していきます。
割と雑な調査なので、ここに載ってないのあったら教えてください。
※対象はR-18作品のみです。
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『るな☆シーズン ~150分の1の恋人~』 Emu (2000年11月)
僕が探した限り、最古の分数作品。
タイトルの由来は、主人公が過去に149人の女の子にフラれたから。
作品は知らなくても、ブランドの「Emu」は聞いたことがあるかもしれませんが、その処女作です。Emuは2005年に一度解散したが、2012年に復活したらしい。
一応I'veが音楽を手掛けているらしい。
『水素 ~1/2の奇蹟~』 e-エ・レ・キテル (2001年3月)
Wikipediaに載ってるくらいなので割と有名なのかもしれない。
KOTOKOが主題歌を歌ったことで当時話題になったそうです。
レビューを見るとタイトルの意味は納得できました。
『ラズベリー1/3 Stay With Me』 ももグミ (2002年3月)
貧乏神を追い出すため女の子とHしまくるゲームらしい。
ヒロインからラズベリーの香りがするのは分かるが、
分数の意味するところは結局分からずじまい...。
『1/2 BLOOD』 for (2003年6月)
このブランドの遺作。1999年から活動していたそうです。
タイトルから察するに、吸血鬼と人間のハーフなのだろうか?
『H24/7 -Twenty Four/Seven-』 ソフトさ~くるクレージュ (2007年8月)
元絵がモロすぎて驚愕の高モザイクにせざるを得ませんでした。
ブランドはその名のとおり同人サークルだそうです。
処女作が2001年とかなり古参だそうな...。
『姫∽神1/2』 ぴんくはてな (2008年1月)
モザイクでは隠しきれない触手。
何が1/2なのか分からないが、とても凌辱的で冒涜的な何かがきっとそこにはある。
『R24/7 -Twenty Four/Seven-』 ソフトさ~くるクレージュ (2008年8月)
さっきのやつのシリーズ(?)相変わらずのパッケージ。
タイトルの由来はおそらく、7日間男性たちと24時間過ごすから。
なぜ「/」?とか頭の「R」は?とか色々と謎は残るが、
多分まともに考えてはいけないのだろう。
『1/2 summer』 ALcotハニカム (2012年6月)
ここからの作品なら分かります。むしろここまでを知ってる人は相当なエロゲ通か、相当なおっさんかと(ry 可愛い娘が自然の中でのんびりする作品は好きです。タイトルの読みは「ワンサイド・サマー」。
『初恋1/1』 tone work's (2012年6月)
音楽にかなり力が入れられている作品。ビジュアルアーツは毎回そうですがw
学園で純愛というのはいつの時代も王道ですよね。
タイトルが1/1というのも、色々と考えさせられます。
『ムスメ生存遊戯1/5』 黒鳥 (2012年11月)
いやもうタイトルでオチついてるんですが...。
しかしタイトルに分数をつける意味が一番あるのはこの作品かもしれない。
『1/7の魔法使い』 Regulus (2015年1月)
タイトルはまあ主人公達7人を指しているんでしょう。
OP曲がfripSideなことしか知らない...。
『罪恋×2/3』 Campus (2016年7月)
三角関係を考えた時に、3人のうち幸せになれるのは2人だけ、ということなのでしょうか。
あるいはタイトルのフォント色から推測すると、恋に溺れた3人のうち、2人が罪を背負うということなのでしょうか。こちらも意味深です。プレイした人おしえてください。
『1分の2恋ゴコロ』 天ノ葉 (2016年8月)
これは公式ページの情報からでも想像つきますね。
2人のヒロインの視点から1つの恋模様が語られる形式らしく、どうやらそういうことみたいです。
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以上です。
全部で13作品。
あれっ 意外と少ない...?
このうちメジャーなのは5作品だと思う(僕が知らないだけ?)ので、最近分数物が多いなーという意見が見られるのは、これら5作品の存在感があり、ユーザーの記憶に強く残っているため ということに他ならないのではないか?原因はいろいろあれど、ユーザーの心に残るゲームはそれだけで価値のあることなのではないか。
「また分数作品か」という言葉は、むしろ褒め言葉(?)ではないのか?
今からタイトルに分数をつけるのをためらわれている業界の皆さま、何も心配はいりません。胸をはって "分数物" と言われてしまいましょう!
そうムリヤリに締め、今後の分数作品に期待しつつこの記事を終えたいと思います。
本当に毒にも薬にもならない記事でした。
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