第4回【初心者向け】ピアノソロのお話 ~実際の弾き方~
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第4回【初心者向け】ピアノソロのお話 ~実際の弾き方~

2013-05-16 00:57


    第3回から1ヶ月以上空いてしまいました、申し訳ありません。
    いえ、別にエロゲを堪能していたとか、路上で裸になって留置所入りしてたとか
    そんなことは断じてありませんのでご安心を。



    今回は、コード譜を元に、実際どう弾いていくかを紹介していきます。
    前半はマクロに、後半はミクロに見ていきましょう。


    [左手]
    ルート
    まず、ルート音は弾きます。これがないと曲の形が崩れますw
    左手の役目はルート音を弾くのが基本的なスタンスだと思ってください。
    Cならド、Gならソ。コード名と対応しているので覚えやすいと思います。
    原曲では当然ベースが主に担当している音ですが、これはきちんと入れる必要があります。
    ルートを抜く場合は、それ相応の弾き方をしてやる必要があるのですが、私達素人にはあまり現実的なものではないと思います。
    基本的には小指か親指で弾きますが、転回系で弾く場合にはこの限りではないです。
    ルート音のタイミングは、その曲のベース音と連動しています。よく聞いて、タイミングを合わせましょう。

    3rd
    続いて入れたいのは3rd。Cならミです、Gならシ。
    なぜなら、これがコードの成分を決める要素だからです。メジャーとマイナーの違いのように。ただし、3rdを左手で弾くのは速い曲だとあまり実践的ではないです。
    どういうことかというと、ルートに対して3rdは、近過ぎるか、遠すぎるかです。速い曲は当然ベースの動きも速いので、距離的に弾きにくいのは明らかです。(安定しません。)

    自分は速い曲では右手でなるべく弾くようにしていますが、ここは個人差(技術差)が出るところかと思います。上手な方は、左手で3rdを弾くことを意識しているように思います。
    例えば、有名なニコニコピアニストのMさんなんかは、ルート→ルート+3rdという10度にわたった弾き方を簡単にできてしまうため、かなり右手をフリーダムに使うことができています。右手で3rdを弾くことが重荷とならないわけです。私はそこまでの技術がないので、安定性のためにそういった弾き方は滅多にしないです。332(後ほど紹介)等なら問題ないですが、そうでない時は無理せず3rdは右手に回しましょう。

    5th
    5th(Cならソ、Gならレ)は自分はわりと弾きますが、どちらかというと付随的なものです。手の構造上(?)、オクターブを親指と小指でおさえると、人差し指が5thにちょうどきます。(私の手のサイズで話してます。)どうせなら弾いちゃえ的な、おまけのようなものですね。そもそもルートの3倍音が5thなので(わからない方はググってくださいルートを弾けば既に5th音は事足りているといえます。その点では5thは一番必要性が薄い音。(ピアノのパワーコードが重い理由でもあります。倍音を重ねて弾いてるわけですからね。)


    7th
    7thはあるなら弾くべきです。弾くのと弾かないのでは響きがかなり違うのが7th。はっきりとわかる7thの場合は、入れてください。コード譜に7thと書いた部分だけでも構いません。
    ただ左手の場合、7thを入れると弾き方が結構限られてきますので(ルートとは大体不協和音の関係。)無理に左手で弾く事に固執しなくていいと思います。(ジャズ/クラシックアレンジとかならともかく)案外メロディが7thだったりしますしね。そこは臨機応変に。


     まとめると、
          左手はルートを軸に、3rd7thをなるべく入れます。



    [右手]
    親指から小指になるほど、メロディでの使用度が高くなります。
    逆に親指に近いほど、足りないコード成分を弾く役目を持ちます。
    右手で一番使うのは小指だと思います。メロディを弾く軸となるのはやはり小指。
    そして隣音へのつなぎとして薬指。親指は小指のオクターブ下や、3rd。人差し指と中指は中間職w

    右手のポイントとして、"伸ばしたり、目立っている音符にルートと3rdを加える"があります。強拍が置かれる部分でコードを強調してやることで、演奏に締まりが出てメリハリがつきます。わからなかったら、とりあえずコードが変わった後の第1音目の音数を増やしてみましょう。

    気をつけたいのはアヴォイド・ノート(Avoid note)。何かっていうと、"そのコードと相性が悪い音"のことです。
    例えばCコードの小節では、ファを強く弾いたり、ペダルで伸ばす音にすべきではないです。
    これはよくある"違和感"の元になります。こういう時はコードをsus4にするなどして対策しましょう。つまり3rdを半音上げます。(私はなぜかsus4の響きが好きです。)
    音取りしてて「なんとなく変だな?」と感じた時は、3rdを抜いてみるとあっさり解決することもあります。通常は3rdは入れるべきですけどね、例外もあります。

     まとめると、
       右手は小指に近いほどメロディを、親指に近いほどコードの不足分を弾きます。


    ---------------------------------------------------------------------------------------------

    さて、コード譜を参考にしつつ、左手をどう弾くかを"弾きながら"決めていきます。
    弾きやすい形で指を動かすので、必然的に手癖が軸になるのですが、これにより負担がかなり減ります。それらしいパターンをあてはめることで、コードメモさえあれば左手は弾けるというのが理想ですね。え、難しい?








    失礼、こっちでした。




    可愛いおにゃのこに言われたら仕方ないでしょう、やってみてください()
    参考までに私がよく使う伴奏形態をまとめました。(名称は私が勝手につけました)
    どれも初心者がすぐ弾けるフレーズなのでぜひやってみてください。
    (数字は1:ルート 3:3rd 5:5th を表しています。[]は同時に弾くという意味。)

    -------------------------------------------------------------------------------------------
    α.アルペジオ系1

     15151515

    一番楽な形。音取りの段階でも確認のためによく使います。
    幅広く使えますが、同コードが2連続となる部分には使えないので注意。
    その場合はこちらを使うと幾分マシです。↓

     1515315


    あるいはこちら

     15351535



    β.アルペジオ系2

     15135315

    サビ前などでは効果的ですが、サビでは多用はしない方がよいでしょう。
    メロディが潰れやすいパターンなので、使いどころを選びます。


    γ.
    アルペジオ系3

     151[35]151


    αとεを足して2で割ったような形。汎用性はありますが、安定性はあまりないです。
    [35]の5を抜いて、3を人差し指で弾く形にすると、安定性が上がります。





    δ.スピード

     1[51]3[51]1[51]3[51]


    疾走感があり、速めの曲のサビで使うと効果的。ノれる曲調なのでアップテンポな曲にしか合わない。曲を選ぶ弾き方なので汎用性はあまりない。

    これの簡易版が3を1にしたパワーコードの弾き方。力押しで非常に重たい印象を与えます。



    5をなくせばオクターブガチャガチャ。初心者はまずこれから初めてみましょう。
    一番音が細い弾き方で、ピアノソロで用いるにはやや不向きです。右手大変。
    (原曲を流しながら演奏する場合は相性○)




    ε.332

     [11][35][11]


    4/4拍子で、8分音符が3・3・2の長さなのでこの名前です。
    汎用性が非常に高く、安定性もあります。


    特にεの332は万能です。迷ったらこれでいいですwwwそれくらい使えるんですw
    これがさらにいいのは、3rdがしっかり弾かれているのと、1音符が長いので右手に視点を移す余裕を結構もてるという点。これにより、右手が難しい曲でも安定しやすいです。(・ω・)b
    大体の曲はこのパターンを組み込めば、それらしくなるから不思議。

    上記のパターンをあてはめない方が適切と判断した部分は、それなりのものを自分で作ります。その場合はベースリズムが原曲と合っているかをチェックします。
    同時に、自分の演奏が原曲とマッチしているかをチェックすることも忘れずに。
    少なくとも、コードとリズムが合っていればそれらしくなってます。
    ですが、初心者が始めるにあたっては上記のパターンで十分だと思います。
    で、演奏方法が決まり、ある程度練習したらいよいよ本番です。

    第5回はコラム的な話題になりますが、録音&録画方法について説明したいと思います。
    自分の演奏を客観的に見て聞くことができるので、ネットに投稿するつもりがない方も知っておいて損はないと思います。それでは次回お会いしましょう~。




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