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  • 「レ・ミゼラブル」相葉裕樹・内藤大希くん@帝国劇場20170526

    2017-08-05 03:52  
    1. 「レ・ミゼラブル」を帝劇で観て来た。僕のイメージしている「レミゼ」はそこにはなかった。僕はこの演目が好きで今まで何十回観たか記憶にないほど見慣れている芝居だ。今年もつい数か月前にロンドンで観ていて、ああ「レミゼ」っていいな、って思っていたから余計違和感があったのかもしれない。いつ観ても感動が来る、階層社会の壁と人生の不条理さに立ち向かう人の精神の強さ、社会の階層に価値があるわけでは無く一人の人間が誠実に生き方ることに価値があり、自分の人生を思うようには全うできなかった人間が次代にロマンを託す、無常と希望がココロ深く届いて幕が下りても椅子から立ち上がりたくないと感じたばかりだった。
    2. 今回の演出は見慣れた「レミゼ」をかなり変化させていて、その変え方が何を目的として居るか分からなかった。もちろん演出家には何かしら変える目的があるはずで、それがこの演目の持つドラマ本来の意図をその演出家