早く服を着たい気持ちが強すぎて
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早く服を着たい気持ちが強すぎて

2016-12-25 09:00

    2016年11月12日 15:05
    石巻市中瀬公園
    「うー、うー」
    大吉が唸ってる。
    「うー、うー」
    「なに『うー、うー』唸ってんだ?」
    「うーやばびです。ぱた、
    うーざびくなっでびぱした。
    うーぱやくネギ行びばぜんが?
    うーふぐぼきだい」
    舌が回らなくなってきてる
    たぶん
    やばいです。また
    寒くなってきました。
    はやく駅行きませんか?
    服着を着たい

    駅前の荷物を預けた
    コインロッカーに行く

    大吉の体の中で
    地ならしでもしてるかの様に
    震えている。

    「ぱやく!ぱやく!」

    ピー

    エラー音が鳴る

    どうやら前払い分の時間を
    超過したらしく
    追加料金が発生した様だ


    完全にテンパる大吉

    「あーポゼニがだい!
    どじょう!どじょう!」

    訳)小銭がない!
    どうしよう!どうしよう!

    コインロッカー前で
    半狂乱の半裸の男

    それをニヤニヤしながら観る俺

    「だべざん、ビャブベンバジデブバザザビ」

    寒さとテンパりで
    なに言ってるかわからない

    たぶん

    だめさん
    100円貸してください

    と、だと思う。

    「ちょっと
    なに言ってるか
    わかんないです。」

    サンドイッチマンのネタみたく言うと
    大吉は絶望の顔をしていた。

    もう泣きそう
    というか、
    涙目だった。

    「仕方ない、ほら!」

    ガチャ

    ロッカーが開くと

    物凄い早さで
    荷物を取り出し
    服を着はじめて

    「あー!あー!あー!」

    極限だったんだな〜

    その後

    落ち着きを取り戻し
    駅前で動画を撮り


    大吉が「打ち上げしますか?」
    と、言ってきた。

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