『アマテラス』という楽曲について
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

『アマテラス』という楽曲について

2017-03-26 03:59


    『アマテラス』という楽曲について







    前回から五億年ぶりぐらいの、しかも未だに2回目のブロマガですがご了承くださいませ……

    今回はプロデューサーミーティングでも歌われたPLATINUM MASTERシリーズでも人気の高い『アマテラス』についてリハビリがてらつらつらと書いて行きたいと思います。

    ※あくまで個人的な歌詞の解釈であり、作詞家さんの考えや他の人の考えとは異なる可能性があります。



    『アマテラス』というタイトル



    この曲のタイトルでもあるアマテラスというのは、言うまでもなく日本神話に登場する神様である「天照大神」のことです。


    天照大神という神様は太陽を司る神様であると同時に、少々面倒な神様でもあるわけでして、


    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/天岩戸


    太陽神のくせに天岩戸という洞窟の中に引きこもって、そのせいで世界が暗闇に包まれてしまったというお話があります。そこから天照大神を引き出して世界に再び光を取り戻そうと神々が悪戦苦闘するというのが日本神話の一節である””岩戸隠れ””のお話です。


    さて、この歌『アマテラス』は前述の岩戸隠れ伝説をモチーフとして歌詞が作られているであろうところが至る所に見られます。つまり、この歌の歌詞は、アイドルの成長を神話に擬えて歌っている歌と言えるでしょう。


    ここから『アマテラス』の歌詞をところどころ見ながらアイドルと伝説の関連性について書いていきたいと思います。



    「今日はお祭りみんなhappyきてます 流れる汗がハートビートせかす 待ちきれなくてすぐに気付かないフリ 歌が聞こえて君に会えるのです」



    この始まりの部分なんですが、まぁ世界が暗黒に包まれてるというのにめちゃくちゃ楽しそうな雰囲気を受ける歌詞だと思います。と言うのも、神話では天照大神を引っ張り出す為に、神々があーだこーだ言いながら色々な手段を試したり、アメノウズメという神様が頭のおかしな格好をしながら踊り散らしたことで、周りの神様を爆笑させたりしたりしていたりしました。


    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アメノウズメ


    その為、世界が暗黒に包まれてるにも関わらず「お祭り」であると表現されてるわけです。また、前述のwikiでも書かれているように、日本神話上ではアメノウズメは芸能の始祖神であると言われています。即ち、アイドルにとっての「アイドルになろうと思ったきっかけ(始祖)」のようなものではないかと考えます。


    「高鳴る胸が今を輝かすよ その声が触れるほどに まぶしく燃える心隠せない まっすぐな光で君を照らすよ」




    天照大神が外の世界の楽しさに触れて胸が高鳴り我慢出来なくなって来た様子、即ちアイドルがアイドルというものを目指し始める様を表しているでしょう。まっすぐな光で君を照らすという




    「大好きだよ何度も聞かせて 抱きしめたい離さないで 手を伸ばして連れ出して欲しい 君がいればどこでもいい」




    注目するべきなのはここ「手を伸ばして連れ出して欲しい」という部分。神話の中で天照大神はドチャクソに楽しそうな外の騒ぎを聞いて気になって天岩戸の入り口をちょこっとだけ開けるんですけど、そこを狙って外に引き出す神様がいるんです。それがこいつ「アメノタヂカラオ」


    https://ja.m.wikipedia.org/wiki/アメノタヂカラオ


    こいつをアイドルの物語の中に当てはめると、アイドルを舞台に連れ出す存在、「プロデューサー」に該当するのではないかと考えました。そうして一人のキャラクターがアイドルになって行くのです。




    「愛してると見つめて言えない つないだ手を握り返す 君と会ってフルカラーで 愛すること初めて知る for you」




    つないだ手を握り返す、つまりは自分でもアイドルになる決意をするというわけです。そして神話では天照ら外に出されたことによって、太陽神として自らの光で世界に色が戻る、即ちアイドルになったことで、世界が輝き色付き始めたということです。ここでいう愛することを初めて知るというのは、プロデューサーに対してだけというわけではなく、「プロデューサー」であったり「ファン」であったり「仲間」であったり「自分自身」であったりとアイドルによって様々でしょう。




    「瞳のランデヴーほっぺ火傷しそうです 月のグラビティもっと惹かれてゆく 待ちきれなくて走り出す雨上がり 扉開けたら君に会えるのです」




    ここからはアイドルとなったキャラクターを歌っており、舞台で、事務所で、様々な場所で、プロデューサーや仲間やファン達と会うことを頰が火傷しそうなぐらい楽しみにしているのです。




    「光と陰が未来創り出すよ 手探りに繰り返して 揺れては煌めく空へ舞い上がれ 君がくれた光輝き出すよ」




    光と陰、ここでは天照に例えられたアイドルとその裏方であるプロデューサーが手探りに芸能界を進んで行き、そのアイドルの進むべき道を探している途中という感じでしょうか。そして「君がくれた光輝き出すよ」というのは文字通り、受け取ったモノをそれ以上の力で太陽として、つまりはトップアイドルとして君臨してゆくということでしょうか。




    「大好きだよいつでも聴かせて どんな時も側にいてね 笑いながら駆け抜けて行こう 夢があればどこでもいい」




    どんな時も二人で(みんなで)一緒に、笑いながらアイドルをやっていこう。夢を持っている限りどんなことだって怖くはないと行ったような強さを感じられる一節です。




    「愛されると綺麗に咲きたい 感じたいよその名前を あの瞬間からフルカラーで あなたの事愛してます my heart」




    愛されると綺麗に咲きたいというのはアイドルして当然のことですよね、ファンであれ、プロデューサーであれ、愛を感じることでアイドルは高みを目指すことができるというわけです。そしてアイドルとして産まれたあの瞬間から、自分の心に素直に愛を持てるようになったということでしょう。




    総括




    2番以降は神話的要素よりも純プロデューサーとアイドル要素が強くなった印象が見受けられますが、実際のところ神話では天岩戸から天照大神が出てくる=アイドルになるところまでが岩戸隠れのお話ですので、そこは仕方ない部分かと思われます。

    そしてこの歌は一見すると、アイドルとプロデューサー二人のことを歌っているように思えますが、先に書いたように「愛すること初めて知る」というのはプロデューサーに対してだけというわけではないと思っているので、どんなアイドルに歌わせても「アイドルへの憧れ」「ファンへの愛情」「仲間への愛情」「自分への愛」「プロデューサーへの愛情」など様々に気色が変化する歌であり、数多のキャラクターがアイドルになる様を歌っている歌と捉えることができる素晴らしい多様性に富んだ歌だと思っています。


    メロディー自体も非常に美しく、歌詞の言葉選びも非常に美しい。プロデューサーミーティングで言われていたように、特に人気があるというのも納得できる曲だと思います。今回のこのブロマガでアマテラスの良さを知ってくれる人が一人でも増えることを願って。というわけで今回はここまでにします。


    疑問、質問などがあればツイッターアカウント@mizun1221までよろしくお願いします。


    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。