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記事 9件
  • 岡田斗司夫の毎日ブロマガ「好きで好きで どうしようもない! といった事を見つけるには?」

    2018-09-15 06:00  
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    岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2018/09/15

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    今日は【岡田斗司夫アーカイブ】から選りすぐり 2015/04/05放送の『ニコ生ゼミ』
    のハイライトをお届けします。



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    http://ch.nicovideo.jp/okadatoshio-archive
    ───────────────────────────── 「好きで好きで どうしようもない! といった事を見つけるには?」

    質問者:
     自分が何をすることが好きなのか、何に熱中できるのか、分かりません。 「趣味は?」と聞かれれば、読書、映画、旅行などと答えます
  • 岡田斗司夫の毎日ブロマガ「【4タイプ】理想型の監督:庵野秀明が描くエヴァ・キャラの4タイプは?」

    2018-04-21 06:00  
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    岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2018/04/21

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    今回は、ニコ生ゼミ4月8日(#225)から、ハイライトをお届けいたします。




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    ───────────────────────────── 「【4タイプ】理想型の監督:庵野秀明が描くエヴァ・キャラの4タイプは?」質問:

     質問です。 もしエヴァのキャラクターをそれぞれ(岡田斗司夫の)4タイプに当てはめると、どんな分布図になりますか?
     たとえば注目型のシンジと法則型のゲンドウ、
  • 岡田斗司夫の毎日ブロマガ「5人集めてくれたら、4タイプ診断します!」

    2018-01-06 06:00  
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    岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2018/01/06

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    今回は、ニコ生ゼミ12月24日(#210)から、ハイライトをお届けいたします。




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    ───────────────────────────── 「5人集めてくれたら、4タイプ診断します!」


     4タイプを思いついたのは、だいたい20年くらい前。
     その当時は、「これは使える!」って思って、一生懸命、本にしたりしてたんですけど、最後に本にしたのが10年くらい前。 その時から、「う
  • 岡田斗司夫の毎日ブロマガ「【捨てられないTシャツシリーズ】コーナーでもわかる通り、注目型のファッションってイタイんですよ」

    2018-01-05 06:00  
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    岡田斗司夫の毎日ブロマガ 2018/01/05

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    今回は、ニコ生ゼミ12月24日(#210)から、ハイライトをお届けいたします。



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    ───────────────────────────── 「【捨てられないTシャツシリーズ】コーナーでもわかる通り、注目型のファッションってイタイんですよ」


     大学の講義で4タイプの話を学生にしてる時に、ふっ と思い出したんですよ。
     そういえば前々から思ってたけど、4タイプはほぼ外見で、とい
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】『4タイプ』を疑い続ける法則型。『人生の法則』を証明せよ第52号

    2013-09-30 07:00  
    220pt
    4回にわたってお届けした「あなたは何タイプ?人生を変える120分」最終回になりました。質疑応答パートをお届けします。

    講演を聞きながらも、ずっと『4タイプ』の真偽を考え続けてきたあなたは法則型かもしれません。

    『4タイプ』については岡田斗司夫の著書『人生の法則』にまとめられているので参考にして下さい。
    しかし『4タイプ』は本当に「人生の法則」なのでしょうか。人類普遍の「法則」とまで呼んでいいものでしょうか。

    まずは周囲を観察し事例を集め、信頼性があると思われたなら、数学用語で言う「予想」として使っていきましょう。新たな発見を導いてくれるかもしれません。

    そしていつの日か「人生の法則」を証明しましょう。
    4回に渡りお付き合いありがとうございました。無銘のマサフミでした。


    ************************************
    <質問者>
     ああ、えっと、あたし、注目なんですけど——

    <岡田>
     そうですよね。はい。
    「あたし注目ー、エヘヘ」って(笑)

    <質問者>
     エヘヘ。
     対人関係で応用するっていう時に、周りの人がどれなのか、「パッと見でそれっぽい」っていう感じで判断しても良いですかー?

    <岡田>
     ダメに決まっているじゃないですか!
    「パッと見でそれっぽい」って!(笑)

     ダメに決まっているけども、でも、もうしょうがないですよね。
      あの、僕らはやっぱり……僕もそれで判断しているんですよ、しょうがないから。
     だから、その人が何か言った時に、明るい顔していたら相手に対する気遣いがあるので上半分の司令・注目だろうと決めているんですね。
     次に、話し始めた時にすぐ用件に入ったら法則型。
     で、挨拶みたいなものから言い出したら注目・理想だというふうに決めているんですね。
     つまり、口ごもったり、あと、ご機嫌取ろうとしたら注目なんですね。

     あなたは、今、僕の顔見ながらニコニコしながら頷いていますよね?
     そんなことをするのは注目型だけですね。
     司令型の人は頷くんですけど、もう少し“賢そうな顔”をしますね。


     ——というふうに。
      あの、相手の見た目で判断する場合は、見た目というよりは、その人の話し方とか、行動とかから分析してやるんですけども。
     まあ、100人ぐらい連続してやると慣れてくると思います。正直な話で言うと。

     で、それでもハズレがあるで、あまり気にしない事。
     僕らは“失敗しても平気なタイプ”ですから、これやるときのコツは、次々と相手に「何タイプですね?」、「何タイプですね?」、「何タイプですね?」、で、「このタイプっていうのはこうなんですよ!」と、さっきのテストの紙を見せていって。
      相手が勝手に自己診断して「違う」って言ってくれたら、「あっ、しまったー!」って言ってデータを集めるのが一番良いですね。

     つまり、“カワイく失敗する”こと。

    〜中略〜

    <質問者>
    「人生2割りの力で生きていると言いふらすことで、周りの注目を集め、自分の理想を語るだけ語って自分の考えに近づいたところで、お互いの利益を最大限にしたところで妥協する譲歩する」っていうのは何タイプになるのでしょうか?

    <岡田>
      そういうふうにですね、「何タイプか特定できないだろう?」とか、そういう発想方法自体が理想的なんすよ。
     で、今みたいな、そういうふうな行動をしたがるのは理想型だけです。他のタイプはそんなふうに考えたりしないんですね。発想しないんですよ。

      例えば司令型だったら、僕のこの話を必要最低限の努力で理解して、次に必要最低限の力で応用して、有利に運ぼうって考えるんですね。
     法則型は、まだ疑っているんですよ、答えを。
     注目型はもう家に帰って誰かに話したいはずなんですね。
     でも、理想型だけは「いや、そうとも言えない! こういう場合はどうなの? 」って、裏口だけ探す。

     ですので、「どういうふうになるのでしょうか?」という質問に対しては、「そんなことを考えるのは理想型だけですから」となります。



     ということで、最後とさせていただきたいと思います。
     今日はどうも、長い間、皆さんありがとうございました。
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】『4タイプ』一目惚れする注目型。斗司夫岡田のすべらない話第51号

    2013-09-23 07:00  
    220pt
    岡田斗司夫講演「あなたは何タイプ?人生を変える120分」3回目になりました。
    どうでもいいですが、三国志は結構好きな無銘のマサフミです。

    『4タイプ』と聞いて、判定テストを受ける前から「自分はこのタイプだ」と先走って考えたあなたは、岡田斗司夫と同じ注目型かもしれません。

    そんなあなたは『4タイプ』について早速友達に喋ってみましょう。
    岡田斗司夫の言うことをそのまま喋るので大丈夫です。あなたに視線が集まり話題の中心になれるでしょう。

    岡田斗司夫の大学講義の中でもナンバーワンの人気を誇る「すべらない話」で、みんな一緒に盛り上がりましょう。


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    それぞれのタイプの男性女性の口説きかたも全然違います。

     司令型に対して言えば、もうこれ、基本はですね、“はしご”と僕は呼んでるんですけども。司令型の女の人の恋愛は「はしごを登るが如し」なんですよ。
     社会的ポジションが自分よりちょっと上とか、なんか「自分とはちょっと不釣り合いかな?」というような、ちょっと上の男を必ず好きになるんですね。
     で、そいつをガッって掴むんですよ。で、「好きです!」っていうふうに自分からちゃんと追いかける。
     でも、付き合いだすと、そいつがだんだん下になってくるんですね。
     そしたらそいつを踏んで、次の男をガッと掴む。はしごですから。

     これが司令型の恋愛なので、 もし司令型を好きになったら「好き」と言ってはいけない。 この司令と理想の人達っていうのは“恋愛の駆け引き”みたいなものをやりますので。
     で、理想の人は駆け引きといっても無意識にやりますけど、司令はかなり意識的にやります。
      いかに自分が、「あなたの事を好きではないけど、気はある」というのを見せるということが司令に対するやり方です。

    <中略>

     一方、法則型に対して恋愛感情を持ってしまったらかなり難しいです。
     というのも、この人達は恋愛をしないということはないんですけども、自分の感情が見えないからなんですね。

     僕みたいな注目型は自分の感情が常に見えます。“目の前にある札”みたいなもので、常に眼前の視界に入る位置にバーンってぶら下がっているイメージです。自分が何かを好きだったら「好き!」って札が下がってるんですね。
     ところが法則の人は、この札が自分の頭の後ろに付いてるんです。
     つまり、それを見ようと振り返っても、自分の尻尾を追いかけてグルグル回る犬のように、「え、私この人好きなの? 好きなの? 好きなの?」って、永遠に見えないぐらい、わけがわからなくなるんですね。

     法則の人が自分の恋愛感情を自覚するのは、彼氏と電話してる時に、ふっと鏡を見たら自分がニヤニヤ笑ってた時です。
    「あ、私、笑ってる。私はこの人のことが好きなのか」っていうような、自分の行動を客観的に見た時。
    「彼氏のところに行くときにスキップしてる自分に気がついて恥ずかしい」という、これがこの法則にとっての恋愛の自覚なんですね。
     つまり、恋愛というか、「付き合おうよ!」という関係に持って行くのが大変に難しい。

     なので、 法則型の人を好きになってしまった場合は、“野生動物を手なずける”です。
     まず、半径2メートル以内に行って、いつも仲がいいフリをするんです。
     そして、法則型はだいたい“どうでもいい趣味”を持っています。「三国志が死ぬほど好き!」とか。
     それを心から面白そうに聞いてあげるんですね。「へー!」って聞いて、同じ趣味を共有すればよろしい。

     っていうのは、 注目型にとっての恋愛ってのが“瞬間的に起こる一目惚れ”なのだとしたら、法則型にとって一目惚れは永遠に起こらないんですね。
     法則型にっとっての恋愛は“積み立て貯金”です。
     毎日毎日、ちょっとずつ一緒にいたら、この法則型は、ある日あなたが一緒にいてもイヤでなくなります。
    それがもう恋愛のゴーサインです。で、それ以上コイツらに好きなってもらおうって考えない事です。
     
    <中略>

     で、理想型に関しては。
     理想型の人を好きになってしまった場合は、まあ、たまたま向こうも好きになってくれたら一番いいですね。相思相愛の状態で。
     その場合、この 理想型の人にとっては、この世の中の人間は“師匠”か“弟子”、もしくは“敵”しかないんですね。あえて分けるとしたら。
     なので、誰かの事を好きになったら、「その人の全てを好きにならないと自分はダメだ!」と思っちゃうんですね。
     それくらい、なんていうか“修行僧”のような恋愛をしますので。

     なので、 理想の人を好きになったら自分も修行僧のようになるしかないんですね。
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】肩書きを見る司令型。『4タイプ』でライバルに差をつけろ!第50号

    2013-09-16 07:00  
    220pt
    4回に渡ってお届けする、岡田斗司夫講演「あなたは何タイプ?人生を変える120分」今回は2回目になります。
    『4タイプ』判定テストの結果はいかがだったでしょうか。無銘のマサフミです。

    『4タイプ』と聞いて「役に立つなら使おうか」と合理的に考えたあなたは司令型かもしれません。
    講演中に例に出される、不動産の営業をしているFREEexメンバーも司令型です。

    初対面の相手でも、タイプごとにアプローチを変えることで結果を出せる。
    『4タイプ』は上司や部下との良好な関係にも、小説やマンガの人物造形にも役立ちます。

    早速『4タイプ』を駆使してライバルに差をつけましょう。


    ************************************
    さっきの不動産の営業マンの話で、その人が言ってたんですけども。
    「4タイプごとに売り込み方が全然違う」って言うんです。

      注目型の場合は「いやあ、いい物件に来ましたね。コレ、僕も住みたかったところなんですよ! すごいですよ! 羨ましいですよ!」みたいに、おだてるように言うとだいたい契約してくれる。

     でも、法則型の場合は、「あなたが住みたがろうが、この物件がどれだけ有利だろうが、わたしには関係ない。わたしが要求してるこのスペックに合ってるかどうか? 予算の範囲にあってるかどうか? 駅からの分数にあっているかどうか? そこだけを聞かせてくれ」と言うのが法則なんです。

     ちなみに、司令型は「どれくらいお得なのか教えてくれ。他のところにくらべて君んとこはどれくらいそれを値引きしてくれるんや?」という話になるそうです。
     そして、理想型は自分が住みたい家の話をとうとうと喋りだす。まずはこれを聞かないと始まらない。

    <中略>

    これをこれからみなさんは、自分の知人や家族、親しい友人が何タイプか、頭の中で特定してほしいんですね。
     今、言ったような考え方で、自分の……本当に家族、親兄弟とかが一番いいです。父親、母親、兄弟ですね。「家族は何タイプなんだろうか?」というのを考えてみてください。
     自分は最後にわかると思ってください。


     今、僕が言ったことも、もう、ほとんど当てずっぽうで言ってますから。本当に見た目の印象とかでやってるんですけども。
     さっきの不動産の彼が言ったんですけど、彼は不動産をやってるから、来客したら、だいたい10秒以内に特定しなきゃいけないそうなんですね。

     どうするのかというと、名刺を渡すんです。
      名刺を渡した時に、名前に注目して「ああ、○○という名前ですか! 珍しいですね!」みたいな感じで会話をしだしたら、「そいつは注目だ!」というふうに考えるそうですね。
     そうじゃなくて、いきなり“肩書”を見て、「こいつに裁量権がどこまであるのか?」をパッと考えたら、そいつは間違いなく司令だと。
     法則は、まじまじと名刺を見るんですけども、視点がどこにも行ってないそうなんです。何を見て良いかわからないんです。
     そして、理想は……名刺を忘れていくそうです(笑)


     なので、たぶんそういうところ、そういう差はあるんですけど。
     みなさんの中でも、なかなか自分が何かというのはわかりにくいと思うんですよ。
     だから、自分のタイプは最後の最後で構いません。別に、今日決めなきゃいけないというような問題ではないので。
     たぶん、この4つの中のどれかに入ってるはずなんですけども、自分自身の判定は難しいので、まず、自分の近しい人に対して考えていってください。
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】『4タイプ』納得出来ない理想型。判定テストは何とでる? 第48号

    2013-09-09 07:00  
    220pt
    2013年5月3日に行われた大阪大学いちょう祭から、岡田斗司夫講演「あなたは何タイプ?人生を変える120分」の模様をお届けします。
    欲求の偏りから、人を「注目型」「司令型」「法則型」「理想型」の4つのタイプに分類し、人間関係を円滑にすることを目指す『4タイプ』について、これから4回に渡ってお付き合い下さい。法則型の無銘のマサフミです。
    「人をタイプに分けるなんて無理だし、私は何タイプでもない」
    そんな方もまずは判定テストを行ってみて下さい。もしかして理想型なのかもしれません。
    『4タイプ』では自分が何型かも大切ですが、円滑な人間関係には周りがあなたのことを何タイプと見ているかが重要になってきます。
    あなたの真の理解者は、あなたを理想型だと分かってくれる人の中にいるでしょうから。
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     はい、えー、上からですね、「人間っていうのはどういうふうに他人を見るのか?」です。
     まず“キャラ”を把握して、次に“見た目”、その人の“行動”、“教育”、“生い立ち”、“属性”つまり男か女か、もしくは何国人か。で、“性格”ですけども。
     僕らはこういうふうな順番で、心がの行動が出来てます。
     この一番下にですね、全人類共通の“本能”というのがあるわけですね。
     これはあんまり、人ごとに変わりません。もう、あの、生き物ですから。男であろうと女であろうと、老人であろうと子供であろうと、あんまり変わらないです。
     で、この “性格”と“本能”の間に、僕が「ある!」と仮説してるものが、今日話す『4つのタイプ』です。“欲求の偏り”ですね。
     あの、僕らがですね、ついつい「外面だけで人を判断する」とか、「内面をもっと見てくれ!」って言う場合っていうのは、主にこの、“欲求”より上の部分を使うわけですね。
    “キャラ”と“見た目”が僕らが考える外面です。
     で、僕らが考える内面っていうのはその下のあたりです。「もっと自分の中身を見てくれ!」って言う時ってのは、“性格”とかですね、“どんなふうに生まれてきたか”とか、“どんなふうに育ってきたのか”というのを見て欲しいと考えるんですけども。
     僕は、それのもう1段奥。で、全人類共通の“本能”との間ぐらいの領域に、欲求の偏りの4つのタイプがあると思います。
     これ、ちょっと抽象的な話になったのでですね。
     例えば、僕で言えば、さっきこの“キャラ”、“見た目”、“行動”、“属性”みたいなもんで自分を説明しました。
     で、この4つのタイプでいうと、 僕は『注目型』と言われるヤツです。ここの皆さんも恐らく4分の1くらいが注目型です。
     この他に3つ、計4つのタイプ、これから説明するやつには、『注目』、『司令』、『法則』、『理想』ってのがあるんですけども。
     今日ここに来ていらっしゃる皆さんは、この4つのタイプの内どれかに属します。
     で、今の話を聞いて、 反射的に「自分はどこにも属さない!」とか、「人間はタイプに分けられない!」と考えた人は、全員この『理想型』に入ってます。
     早くも「 自分は○○型に違いない!」と早合点をはじめた人は『注目型』です。
    「なんかわかれへんけど、役に立ちそうやったら、今日、覚えて帰ってさっそく今晩使おう」と思ってる人は『司令型』。
     で、「何か売りつけられるに違いない。注意しよう」と思ってる人は『法則型』です。
     だいたいこのパターンやと思ってください。
     この第一印象で自分を掴んで構いません。たぶんそれで、今までのテストをやった人は大体そうなので。
     では、ここから先はテストに移りますので。 
    4タイプ判定テストはこちら→ http://goo.gl/FNlCY
  • 【岡田斗司夫のニコ生では言えない話】岡田斗司夫のニュータイプ論 第30号

    2013-04-29 07:00  
    220pt
    2回目の登場となります。秘書室のケイゴです。前号に引き続き、便乗イベント、岡田斗司夫のひとり夜話ex「富野由悠季を語る。」の後半をお送りします。

    後半は質問大会です。

    ・“才能があるダメ人間”、“才能はないけど良い人”にどう仕事を頼むか
    ・『アオイホノオ』の裏話
    ・なぜ気軽に宇宙旅行に行ける世界になっていないのか
    ・恋愛不全をもたらしたA級戦犯アニメとは

    など講演にあまり関係がないものも含まれますが、興味深い内容となっております。

    なお、『アオイホノオ』の裏話では、岡田斗司夫が登場する予定はないといってますが、その後、思いっきり登場してますね。2010年11月のお話ですので、ご容赦下さい。

    ハイライトは皆さん大好きニュータイプ論の質問を選びました。

    それでは、ハイライトをどうぞ。


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    (質問者)
     ファーストガンダムの頃に“純真な高校生”でした。だから、やっぱり富野さんの話をしたいです!

    (岡田斗司夫)
     はい、富野さんの話。ああそうだね、ずーっと富野さんの話出てこなかったもんね(笑)

    (質問者)
     富野さんは、『海のトリトン』やって『無敵超人ザンボット3』やって、あの“悲惨な話”ばっかり作ってきて。やっぱりそれと比べて 『機動戦士ガンダム』って何が違うのかっていうと、唯一違うのが“ニュータイプ”だと思うんですよ!
     だから僕は、先ほどの富野さんの講演の中で「ニュータイプ」って言葉が出なかったのがすごく悲しくて! ニュータイプっていうのは、あの暗い暗い富野さんの中で“ほんのひとつだけの灯り”なんですよ! 僕はやっぱりあの世代だから。ファーストガンダムが高校生だったから。
     ニュータイプについて、今の富野さんはどう思ってるんでしょうか? それを、あの、岡田さんの口から……

    (岡田斗司夫)
      いやそれは俺、わかんないよ!(笑)
     でも、わかんないけども、僕たち “富野の弟子” としては、もう死んでしまった富野さんに変わって何か考えなければいけないっていう。まあ、キリストが死んだあとの十二使徒のように考えるわけです。

      あの、 “ニュータイプ”について、僕がすごく面白いと思うのは、当時のスタッフが全員反対してたってこと ですね。
      だから、あの今ね、僕は自分の『遺言』って本の中でも書いたんですけど。 安彦さんがですね、『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の中にニュータイプを出しているのがイヤでイヤで! 「おまえらあの時、富野由悠季の足ひっぱったじゃねえか!」と。
     作画の安彦さんにしても、脚本の星山さんにしても……なんだろうな? ガンダムっていうのを“まともなアニメ”として着陸させたかった。ものすごくいいアニメが出来つつあって、「俺たちは明らかに歴史に残るアニメっていうのをつくろうとしてるのに、ここでヘンなもの入れるのやめようよ!」っていう。


     たぶん、それの頂点って、俺が思うに……ドズル・ザビが死んだ時に後ろに“宇宙幽霊”が出てくるじゃん? ドズル・ザビが「やらせはせん! やらせはせん!」って死んだ後で。
     ええと、ガンダムを見ていない人は知らないと思うんでしょうけど、ドズル・ザビっていうですね……説明しにくいな。ガンダムの話の中には“悪役三兄弟”みたいのがいてですね。それの次男で、体がゴツイ大男がいるんですよ。で、そいつが死んだ時。
     それまで“大まじめな人間ドラマ”だったのに、そいつが死んだ瞬間に、なんかその背後から巨大な悪霊みたいなものが「ワハハハ!!」って出てきて。俺、あの回見た時に真っ青になって。「ガンダム“こっち”に行くの?」、「ジオンの人って頭の中に悪霊が入ってたの?」って思ってたんですけども。
     まあ、これは「ドズルの中の“悪意”みたいなものが、アムロの中のニュータイプ能力の開花によって見えた」っていうことぐらいなんです。だから大したことなかったんですけど。
     たぶんこの辺ぐらいからスタッフが反感を持ち始めたんじゃないかなって、僕は思います。

     で、安彦さんの『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 に関して言うと。
     当時の安彦さんはそんなにイヤだったのに、なんで自分がガンダムのアニメをリメイクしようって時に、「安彦に描かせたらガンダムはこうなる!」ではなくて、何で今更……なんだろうな? “本編の辻褄合わせ”みたいなガンダムやるのかなと。
      だから、僕はもう、THE ORIGINってね、ほんっとに評価してないんですよ。 「ああ、安彦さんが描いたらこうなるのかぁ。これだったら別に“トニーたけざき”でもいいのになぁ」って(笑)


     で、ニュータイプです。ニュータイプはそういうふうに、当時のスタッフ自体にも「何でこれが必要なのか?」と疎まれたものだったんですけども。

     あの、 かなり早い段階から、ガンダムの話っていうのは“ニュータイプ”という概念がなくては成立しないようにデザインされてるんです。
    “ガンダムのデザイン”っていう言い方になるんですけども……『機動戦士ガンダム』を、僕はついこの間、ANIMAXで1話からまた見始めたんですよ。この歳になってから見ても、発見がいくつもあるんですけども。やろうとしてたことがかなり複雑なんです。
     例えば、ホワイトベースの中にいっぱい避難民が乗っていると。で、避難民が「降ろしてくれ! 降ろしてくれ!」って言うのを覚えてますか? 戦艦から降ろしてほしいんだけどなかなか都合も付かずに避難民が不満を口にする中で、やっと地球に降りていく。そういった船の中での対立が、前半の13話ぐらいまでかなり緻密に描かれてるんですね。
     で、そういう対立は後半になってどこにも活きてこないから、今、ガンダムを通して見たら、あそこが全く意味がないように見えるんですね。だから、THE ORIGINでも、安彦さんはそこのところをスルーして描いてるんですよ。でも、あんなに長い時間かけて描いてるということは、富野由悠季の中では意味があったはずなんです。
     あれが後半になって『母をたずねて三千里』のジェノバの人々とか、それまでのアルゼンチンとか南アメリカで会った人々とマルコの旅が合体するように。富野さんがやりたかったのは、なんだろう、“世界名作劇場のアニメ”ですから。ベースにしてたのは。全てのキャラクターが関連づけられて最後までいくやつですから。

     前半に出てきた避難民ってのは何かっていうと“オールドタイプ”のはずなんですね。つまり、「彼らみたいな存在が地球人であって、そして、で、ニュータイプとして目覚める人たちがいる」っていう話。
     で、最終回でそれでも富野さんがなんとかやったのがですね、『脱出』という回で、ランチ、脱出艇の中に乗ってる人たちが「アムロー!」って手を出して、アムロ君がみんなの元へ帰るシーンがあるんですけども。この中のニュータイプの目覚め方がバラバラだっていうことなんですね。
     まず、カツ、レツ、キッカって三人の幼稚園児、小学生ぐらいの子たち。まあ、ニュータイプ能力はバリバリでアムロ以上になってます。あえて“度数”で表現すると、アムロがニュータイプ95だとします。で、ララァが100だとします。そうすると、この子供たちはおそらく120ぐらいいっちゃってるんですね。
     じゃ、セイラさんはニュータイプ度数どれくらいかっていうと、一応、額のあたりから「パリパリッ!」っていうのが出るから80ぐらいにしよう。で、ミライさん。ミライさんも結構あったんです。でもまあ60ぐらいでしょう。
     さあ、ブライトさん。20か、まあ、0かもわかんないぐらいなんですね。で、ハヤト・コバヤシとか全然出てないです。カイ・シデンとかも出てないです。メーターが表記されてないぐらいですね。あのアムロの声が聞こえただろうから、20とか30ぐらいいったかもわかんないです。
     こんなふうに、あの脱出艇に乗っていた人たちはニュータイプ能力が0から120までバラバラだったんですね。


     シャア・アズナブルと、そしてガンダムの話の中で悪者達が言ったことは何かっていうと「ニュータイプ達が新しい世界を作る!」ということなんです。でも、 この最終回のラストシーン、富野由悠季が目指したのはニュータイプによる新しい世界じゃないんです。ここに僕は、ものすごく感動しました。
     もし、ニュータイプによる新しい世界を描きたかったのだったら、全員がニュータイプ能力に目覚めてるはずなんですね。で、「俺たちはわかり合うことができた! だから地球はダメなんだ!」みたいな話にすることもできたはずなんです。
     でも、そうせずに、 「ニュータイプであろうとなかろうと、彼がもう一回帰ってきたことに心から喜んでくれる仲間がいた」。これを最後に持ってきたところが『機動戦士ガンダム』というアニメの極めて秀逸なところです。
     つまり、ニュータイプというのを語るんですけども、それは“人間の才能”みたいなもんなんです。僕らが、何か一緒に作品を作ってきたとして。そこには才能があるやつもないやつも、頑張ったやつも頑張れなかったやつも、病気で休んでしまったやつもいる。でも、打ち上げの時はみんなで「よかった! おめでとう!」と言うのと同じように。

     もし、“ニュータイプ”っていうふうなものを愛でる、もしくは「素晴らしいものだ!」っていうふうに語るような作品だったら、それは“ジオンの側の作品”になっちゃうんですね。
     僕が面白いと思ったのが、ギレン……さっきの“悪者三兄弟”の長男なんですけども、この人がニュータイプ、人の革新っていうのを信じてるんです。まあ、実は妹のほうがもっと信じてたんですけども。「宇宙に行った我々のほうが、地球に留まった人類より進化しているんだ!」と。「それが人類を制御せずしてなんとする! 人類には一回減ってもらおう!」と言っていた。
     これは何かっていうと、ギレンは“ニュータイプ”という言葉、そんな便利な概念自体は信じてないんですけども。「宇宙に行った人間の方が、種として進化している! だから人間を制御しなきゃいけない、征服しなきゃいけないんだ!」と。
     後で、なんかシャアも同じようなことを言ってるし、ガンダムのストーリーラインの中でも、ついつい“目指してしまいそうな事”を言ってるんですけど。

     これについて、富野さんは“共産主義革命”みたいな考え方をしているんですね。
    「より共産主義の思想に近づき、マルクス思想に近づいた人間が、果たしてコミューンを作って平和な社会を作って人類をリードするのにふさわしいのか?」っていうと、共産主義革命自体は失敗したか、もしくは暗礁に乗り上げたからそうじゃない。
      ただ一つあったのは、60年安保、70年安保が終わったあと、自分達を迎えてくれたのはなにかっていうと、思想とかに関係なく、仕事で結ばれた仲間たちだったっていう現実がある。
     富野由悠季にはそれを描こうとしているところが、すごくあったんだと思うんです。

     それを絵として見せるとどうなるのかというと、ニュータイプ能力がある人間もない人間も、全員同じポーズでアムロに対して手を広げて、「帰ってこい!」って言ってる。
      それに対して アムロが、ニュータイプの能力があって戦闘能力があるから迎えられてるんじゃなくて。一人の人間、一人の仲間として帰ってくるというとこがガンダムのすごかったところだと思います。


     だから、僕らが“ニュータイプ”っていうのを考える時には、“あったかもしれない理想”ですね。共産主義革命とか、もしくはバブルって言ってもいいですし、オタクブームって言ってもいいです。 僕たち自身がかつて信じていて、そして「そこに人の革新があるかもしれない!」と思ったものを思い描いて。
     そして、「でも、人はそのために生きていっていいのか?」ってふうに考えることが“大人っぽいガンダムの見方”だと思います。

     こんな感じで。よろしいでしょうか?

    (質問者)
     ありがとうございます。