• Android上のスマホゲーをPCを介して配信する手段としてのアプリ"AirMore"

    2017-01-11 06:241

    はじめに

    この記事は、私がAndroidスマホ(Nexus6)でのスマホゲー(デレステ)をPCを介してニコ生で配信できる(なるべくお金のかからない)方法を調査した結果をまとめたものです。

    背景

    ある日、なんとなく自分がフォローしているコミュニティの配信をみていたところ、 デレステの配信を行っていた。
    スマホゲーの配信か…どうやってやるんだろうか(疑問)。よし、調べて自分もできないかやってみよう(思いつき)。

    注意事項

    メインで使用しているスマホでの配信はやめた方がいい

    もしも配信中に電話がかかってきたら、メールが届いたら、当然画面に発信者名、メール送信者名が表示される。つまり 個人情報がニコ生で配信されてしまう事になる。
    なので、もしもニコ生でスマホゲームを配信する場合はサブのスマホでの配信が望ましい。

    私の環境

    • デレステのメイン機はAndroidのNexus6(電話機能のないSIMを挿しているサブ端末)
    • ニコ生配信は主にWindows10でOBS Studioを使用
    • HDMIがキャプチャできる機材は所持していない

    試行錯誤

    Webカメラで直撮り

    一番簡単な方法。Webカメラさえ持っていればすぐに実現可能。しかも複雑な設定などもいらない。
    ただ、個人的にこの方法では負けた気分になるので未採用。

    しかし、デレステというゲームの特性上、Webカメラでの配信(手でプレイしている映像)も重要な要素なので、普通にアリだしむしろ見る側としては参考にもできるしこちらのほうがありがたいと思う。

    ChromeCastなどのキャストデバイスの使用

    Webカメラの次に思いついたのがこれ。幸い私はChromeCastを持っていたのですぐに試すことができた。
    しかし、ChromeCast=HDMIなので、HDMIのキャプチャ環境がない私ではキャプチャ機器を買わなければ不可能。キャプチャ機器は高い…ということで未採用。

    アプリ”Reflector 2”の利用

    スマホの画面をPCにキャストする方法を調査して見つけたのが”Reflector 2”という有料アプリ。
    このアプリは、PC上で起動させることでスマホ画面のキャスト先として”Reflector 2”が使用できるようになる。
    7日間の無料体験版にて実際に試したところ、(PCについての基本的な知識があれば)簡単に設定ができ、すぐにAndroid画面をPCを上にキャストすることができた。

    キャストの問題点

    これはChromeCastでもReflector 2でも言えることだが、PC上にキャストされる映像と音声に実際のAndroid画面と 僅かなラグが生じることである。
    この点は、例えばグランブルーファンタジーなどのゲームではほぼ問題にならないであろうが、デレステの様なリズムゲーの場合は大きな問題となる。
    実際私がreflector 2経由でデレステをプレイしてみたところ、ラグのせいでまともにゲームができなかった。
    結果、キャスト系は全て不採用となった。

    アプリ”AirMore”の利用

    reflector 2 以外の色々なアプリを試したが、Android端末のroot化が必要だったりNexus6ではうまく機能しなかったりとなかなかいいものが見つからなかった。
    試行錯誤を経て最終的に行き着いたのが”AirMore”だった。

    アプリ”AirMore”とは

    https://airmore.com/jp/
    AirMoreは主たる機能として、スマホ上の各種ファイルとPCを上で管理するためのアプリ。
    スマホにAirMoreアプリをインストールし、PC上でAirMoreの接続用URL( http://web.airmore.com/ )をブラウザで開き、ブラウザ上に表示されたQRコードをスマホのAirMoreアプリで起動したカメラで読み取ればWifi経由でPCとスマホを接続できる。個人的にはユーザ登録が不要ですぐに利用可能な点が嬉しい。
    接続ができたらPCのブラウザに表示された”ミラーリング”を選択するとスマホの画面がブラウザ上にミラーリングされる。

    このミラーリング機能はAirMoreアプリのAndroid版でしか使用できず、Androidのバージョンが5以上という制限もついている。くわしくはここを参照されたし。

    “AirMore”のメリット

    AirMoreでのキャスト(ミラーリング)は画面のみのキャストで、 音声はスマホからでる。
    これがデレステにおいては重要で、スマホの画面と音声を聴くことで、ラグ無く
    プレイが可能となる。
    ただ、もちろんAirMoreアプリを起動して画面をキャストするという処理をしているので、スマホの負荷は上がるが、少なくともNexus6ではほぼ通常のプレイとの差を感じること無くプレイすることができた。

    (自分なりに満足できた)最終的な配信方法

    まず、AirMoreを使用して画面をPCのブラウザ上にキャストする。そのキャストしたブラウザ画面をOBSでキャプチャする。そのままキャプチャしただけでは不要な部分もキャプチャしてしまうのでフィルタ=>”クロップ/パッド”にて必要な部分のみ切り出した。これで画面の配信の準備はOK。
    音声については、オスx1=>メスx2のイヤホンジャック端子とオス=>オスのイヤホンジャック端子を購入、スマホのイヤホンジャックから片方にイヤホン、もう片方をPCのマイク端子に接続し、そのマイク出力をOBSのミキサ機能で配信にのせることで(比較的)良い音質での配信を可能とした。

    当初、安物で十分だろうと100均で購入したもので試したのだが、音が歪んだりLRのどちらか片方に偏ったりで実用に耐えうるものではなかった。結局Amazonでそれなりのもの(後述)を購入した。

    余談だが、PCにマイク出力した音声をPCを上で鳴らし、その音声をもとにゲームをプレイしてみたところ、わずかにラグはあるがタイミング調整で十分挽回可能なラグだったので、オス=>オスのイヤホン端子だけでもいいかもしれない。

    最後に

    まったく使用していないAmazonのアフィリンクを貼ってみる。良かったら買って♥

    アフィリンク

    オスx1=>メスx2のステレオミニプラグ
    http://amzn.to/2idhPJf
    オス=>オスのステレオミニプラグ
    http://amzn.to/2jrGzOA
    ステレオ=>モノラル変換プラグ
    http://amzn.asia/glVXv9y

    普通のリンク

    オスx1=>メスx2のステレオミニプラグ
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    おまけ(個人的感想)

    AirMoreってアプリはそもそも信頼できるアプリなの?

    ぶっちゃけ信頼できるアプリだよ!とは断言はできない。
    HPを一読したところ、このアプリでの収益は、専用の外付け無線ストレージの販売利益くらいしか見当たらなかった。これ売れてるのか…?
    割りと小規模な人員で運用している感があり、ぱっと見悪いことを企んでるようには見えなかった(根拠なし)
    便利なアプリだと思うので頑張って欲しい。
    アプリの権限としては、SMS、カメラ、ストレージ、連絡先、電話の権限が必要とされている。このアプリ本来の使用方法としてスマホ内のデータ管理があるのでまぁ妥当な権限だと思う。
    しかし、ミラーリングだけを使用するのであればカメラのみの権限で問題なかった。(別の接続方法を使用すればカメラすらも不要だがそこは便利さをとった)
    Wiresharkなどを使用して通信を確認すれば何か分かるかもしれないが、私にそこまでする気力は無かった。

    とりあえず以上。疲れたー。


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