ある日突然30sec*2 2015の全作品の感想が発表されるコーナーです。
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ある日突然30sec*2 2015の全作品の感想が発表されるコーナーです。

2015-05-04 19:51
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(文責)ペンペン草団所属カンソウマン
※カンソウマンとは、そう名乗れば謎の人として誰でもここで自由にカンソウを行う事ができるようになる。
※尚、当カンソウの発表に際し、激しいネタバレが行われますので、大変だとは思いますが全作品を隅々まで閲覧してからお読みになる事をお勧めします。

■第82回動画祭-カンソウ-30sec*2 2015
30sec*2 2015公式サイト


☆第82回動画祭-カンソウ-30sec*2 2015出展作品
[出展作品名]モナテレ
[出展者氏名]sycophantさん

FLA板出身者なら全員大好きな曲ではじまる「モナーの1分テレビショッピング」略して「モナテレ」。
一発ギャグ系のノリの作風でも作りは実に丁寧です。
内容もとてもリズミカルで楽しげです。邪氣眼のカラーバリエーションの件では正直わろたw
そしてコミカルな展開の最後はモチロンお約束!の・・w
この作品が素敵だなと思う一番の点は商材を変えればそれだけバリエーションが無限に広がるということですねw
またいつかこの不思議なモナテレを見られるといいなと思います。
sycophantさんというお名前からもしやと思っておりました所、仮面参加が自由になった事もあり、どなたが飛び出してくるのかと楽しみにしていたらやっぱりあの方でした!
作品コメントは邪氣眼でみれば正しい綴りになる親切設定です。あと本作品に触発されて飛び入り作品の参加がありました。


☆第82回動画祭-カンソウ-30sec*2 2015出展作品
[出展作品名]静画祭─カンソウ─2015上半期編
[出展者氏名]33さん

動画祭と同時に開催されている静画祭の上半期ダイジェスト的な動画。
時間がなさすぎてドドンパ!!と言いながら作ったため色々雑なのが残念。
90秒作品のため失格になった、みんなも気をつけよう。


☆第82回動画祭-カンソウ-30sec*2 2015出展作品
[出展作品名]黒歴史
[出展者氏名]てんきさん

てんきさんにとって第二作品目となる本作は、作品名にもなっている「黒歴史」をテーマにした作品。
恐らく誰にも大なり小なり経験のある人とのコミュニケーションや理不尽極まりない社会との葛藤という非常に難しいテーマに僅か60秒で挑んだ今作。
もうとにかく登場する第三者達がイラッとする出で立ちですw
それだけ作中でよく描けているのだろうと思います。
作中の主人公の内面を描いた暗転の表現や他者の影がうねうねと動きより不安を煽るような表現などの工夫がなされており、抽象的?な部分から一転リアルな描写を用いて痛烈に描かれていく最後のその瞬間までの流れをとても素晴らしいと思いました。
考えあぐねた末に作中の主人公が最後に選んだ選択肢を描く際、どう表現するかかなり思い悩んだことと思います。
難しい表現を制限時間内に描き切った表現手法はとても良かったと思います。
正直この方はこの作品が作れるのであれば、もうほとんどあらゆる作品を世に送り出せるのではないでしょうか。

「ボクが友達を作ろうなんておこがましいのさ」(ここだけ黒文字)
そんなことはない、僕はもう君の友だちなのだから。

最後に余計とも思われることをあえて申し上げます。
作中の表現を気になされておいでのようですが、注意喚起はさり気なく小さな文字で書いておけば大丈夫だと思います。
自分の作った作品にどうか自信をお持ちになって下さい。



☆第82回動画祭-カンソウ-30sec*2 2015出展作品
[出展作品名]JA7625
[出展者氏名]山兔さん

既に制作状況報告等で薄々というかほぼ全員が中の人に気づいていた仮面参加の山兔さん。
実は提出期限4週間前に既に提出が行われていたという今作は山兔さんのこれまでの作品の中でも特に丁寧に作られている印象を受けます。
昨年秋以来の参加なのでさほどの期間は経っていないのですがお久しぶりな感じを受けるのは、今作において表現の幅が格段に広がっていたからでしょうか、特に浮遊感が素晴らしかった。
作品通しての見易さから全体の色にも気を使っているのがよく判ります。
作品のテーマとして黒歴史を扱っており、非常にメッセージ性の強い内容となっております。
好きなもの、自由への憧れからかやがて天使の姿となり、空へとより気持ちは高まってゆく。
作中に沢山込められている複雑な想いの全てを汲み取ることは叶いませんが、特にコンプレックスに向かい合いこれまでとは違うだ!という思いが強く感じられたのは私だけでしょうか。
恐らく今作が山兔さんにとっての転機となる作品に違いありません。
今作により大きな殻を打ち破ったとそう強く感じます。やはりこの方が超新星でした。

惜しいのはブログに動画を張っているからですが、再生サイズがどうしても小さくなり作中の文字が読みづらい(そう意図しているとはいえ)というのが勿体なく感じられます。
元々のサイズは大きく作っているだけに残念。

余談ですが、短時間の作品でも見ている時間が長く感じることがあるのを経験した方は多いと思います。
私はその稀有な現象を「脳の時間軸倒置」と呼んでいるのですが、今作をはじめてみた際にその現象が起きました。
脳が作品をもっとじっくりと長く見たいと強く感じると刹那、時間をぎゅっと圧縮してしまい体感が大幅に狂う現象です。

追伸、「30sec*2 2015参加者が紹介されるコーナー」内での作品予想は大きく外れていたことをこの場をおかりしてご報告致します。


☆第82回動画祭-カンソウ-30sec*2 2015出展作品
[出展作品名]可愛い物語には旅をさせよ
[出展者氏名]虹風 虹奈さん

今回、長々と文章を書いていてどこまで書いて良いのやら非常に悩みました。
悩みに悩んだ挙句に余計な考察などは一切載せず純粋な感想のみに特化し、追々公開される丁寧な解説を待とうと思い、純粋な感想のみ書き連ねさせて頂こうと書いていたのですが、残念ながらその目論見は失敗しましたので全部書きます。
くれぐれもネタバレが嫌な方は薄目で見て下さい。

本作品のみをご覧になれば、世にも可愛すぎる生き物とインテリジェンス漂うおじさんの和やかなやりとりに見えるのですが、単純にそう思った方はそこに並んで下さい、ゲンコツです。
実は本作が公開されたことにより、ある3つの世界が繋がり、本作は大変重要な位置を占めたということをまず初めに明記せねばなりません。

──それでは早速私と共に奥深い本作を過去の3作品を思い返しつつ考察の旅に出発いたしましょう。

これまで作中などで示唆されてきた通り、「モモの30000000000ナノ秒クッキング」に登場したドクター(今回名前が判る)の所属している研究所こそが、「ぼくのみたせかい」で登場した「ニコ」が幽閉されていた場所であることが判りました。
ひょっとしたら今回ドクターがニコの部屋に置いていった食事は前回モモがレンチンしたチキン料理でしょうか??
そうだとするならば前作のハチャメチャクッキングのすぐ後のお話ということになり胸熱です。

本作中最も驚くべきこと、「時の世界と創造主」を書いたのは若かりし頃の「蒼染太一」(ドクター)その人であり、ドクターはそのことを"黒歴史"だと思っているということ。
ニコが何度も繰り返しその本を読んでいたことをドクターが知っているのは定期的にモニタリングしているからですね。
ニコはその本をとても気に入っていて、その事はニコの愛らしい表情や仕草からも明白ですが、「あなたの黒歴史も、誰かの宝物かもしれない。」という"真の創造主様"のお言葉からも判ります。
毎回このあたりのカッコイイフレーズに痺れます。

ニコの宝物となった本をニコの寝ている間にこっそり置いたのはモモであり、そのことから「モモの30000000000ナノ秒クッキング」の番組収録の随分前、
既にモモは本をニコの傍らに置いていたことになります。
モモがあえて本を置いたのはドクターの黒歴史本をモモが見つけた際の思いつきによる悪戯心だけとは思えません。
今回最も興味深いのは、ドクター達の世界では「時の世界と創造主」はあくまで本の中の世界です。
ひょっとしてこの本が未完成なことと「時の世界と創造主」の世界がループしていることも無関係ではないのでしょうか???
「可愛い物語には旅をさせよ」、今回ニコの手に渡った黒歴史本だけど可愛い物語、額面通り本のことのみを示唆しているのでしょうか??
ドクターがニコに何度も邪魔してごめんと謝っているのはこの部屋でニコのしていること、しようとしていることがとても大事なことだからではないでしょうか。
それはニコの不思議な力と無関係ではないのではないでしょうか。
そう考えている内にふと思う、モモにも不思議な力があるのでしょうか?
この研究所で行われていること、行われようとしていることが本筋とは違う形でほんのちょっと垣間見えた気がします。
っと、、本当にこの辺りの作り込み&付箋の配布の仕方には毎回驚かされ、完全に60秒作品ということを忘れます。

──勝手な考察の旅ここまで。

長々と勝手な考察を書いてまいりましたがここからは純粋なカンソウを書いていこうと思います。

「可愛い物語には旅をさせよ」、正直タイトルで既に面白い!と思いました。
実際に作品を見るまでは今回の刺激的なテーマ群から倫理指定作品もありえるかと心配していましたが大丈夫でした。
今回もswf版、niconico版、youtube版が御自らの手で丁寧に設置されておりますのでお気に入りの環境で閲覧いただけます。
ともあれまずは"この世にも不思議な美しき世界観"を毎回彩っているトールさんの素晴らしきBGM、今回は贅沢にも「ぼくのみたせかい」のBGMのアレンジ曲となっています。
そしてファンシーに動きまくるニコの麗しきことこの上なし。
外の世界に放てば60秒以内に悪い人に連れて行かれそうです、ずっとこの研究室で幽閉しましょうそうしましょう。

最後になってようやく作品内の細かい点を見てゆきます。
ひとつ!色がですね凄い!本当に毎回見易く配色されています。
ふたつ!テキスト、読み易い!大きさと薄っすらシャドウの親切設計。
みっつ!テンポよし!ニコのカットが長めなのがGOD。
ニコ!可愛い!頭フリフリ!撫で回したい!
セリフよし!この方のセリフはいちいちくるものがあります「邪魔してごめんな」とか
以上!

今作を見て多くの方が気づいたと思われますが、
真の創造主様はいよいよ「トケイトウシリーズ」の妄想にとりかかるのでしょうか。
今はまだ見ぬイマジネーション全開の世界へと。

最後に味噌煮込み的な追記。
大丈夫ですよ、ご自分が思っておられるよりもずっと沢山の人々が応援していると思います(ものすご~く遠巻きに★)

味噌煮込み的な追記2。
作品公開より数日後、本作のniconicoの版の再生数のみがやや伸びるというささやかな現象が起こった、後にniconicoの公式アカウントと絡み合った僅かな形跡が見られたが理由は未だ定かではない、私は密かにこの現象を「ぽよの奇跡」として語り継ぐことにした。

味噌煮込み的な追記3。
来る2015/05/25大安吉日真の作品解説"「可愛い物語には旅をさせよ」作品解説"が公開されました。
その驚くべき内容かつ丁寧な解説書を読み進める内に私は背中の妄想の羽が静かに広がるのを感じました、是非沢山の方にご一読頂き、妄想の宇宙へ羽ばたいて欲しいと思います。


☆第82回動画祭-カンソウ-30sec*2 2015飛び入り出展作品
[出展作品名]もどき
[出展者氏名]ひゅーたさん

絶対飛び入り参加してくる・・だろう!
と確信を持って向かえられたひゅーたさんの"飛び入り参加・・だろう作品"はsycophantさんの作品「モナテレ」をリスペクトした内容の作品。
「モナテレ」内の邪氣眼のカラーバリエーションのあまりの美しさ?wに魅せられてから制作を開始したという。
あまりにも制作開始が遅すぎ・・だろうな飛び入り参加作品となりましたw
作品の内容はカラフルなモーション作品かと思いきやなにやら趣きのあるデジタルタコグラフ的なテキストでヒントが書かれています。
画面をよく見ていると見覚えのあるロゴが流れているのが判りますw
発端がカラー起源ということで流れてくる邪氣眼?のカラーが多彩で綺麗です。
制御は全てASで行っているのでしょうか、スムーズな画面の流れだと思います。
私は2面?で詰まったのですがまだまだ先があるのでしょうか??
今回は参加しやすい企画の性格上、もっと沢山の飛び入り作品があるのかな?と思っていたのですが唯一となった飛び入り参加・・だろう作品。やっぱり飛び入りにはいつもドキドキさせてもらえます。


★30sec*2 2015総括
今回は30sec*2ということで60秒以内の作品限定での開催となりました。
そして恐らくこれまでで一番風変わりな内容のテーマ達が選ばれたと思われる今開催。
そんな一風変わったテーマだけあり、出展参加者共に制作には様々な苦労があったのではないかと思いを馳せるに至ります。
難しいテーマ、限られた制限時間の中でも様々なメッセージがそれぞれ込められており、短いながらも大変見応えのある作品ばかりとなりました。
個人的には「60sec」ではなく「30sec*2」なので30秒作品2つとか色々個々の解釈での作品も出てくるかと思っていたのですが、意外とド直球な作品ばかりが集まった事に驚いたりしました。
全ての出展作品を見終えて思うのは、30秒だと時間の関係で難しかった表現も60秒だとより上手く表現できたりして各作品の個性もより際立ったものとなったように思います。
僅か数十秒の違いでも随分と違ったものになるのだなというのが今回の新たな発見でした。
そんなこんなで来年は「90sec」です、きっとまた新たな可能性を大いに魅せてくれるのではないでしょうか。
開催内容が変われども動画祭─カンソウ─の至上命題は感想を集めて集めて集めまくるというものです。
また感想が欲しくなったらいつでもこの場所へとお集まり下さい。
ここは必ず感想が付く約束された場所なのですから。

これにて私の拙すぎる「ある日突然30sec*2 2015の全作品の感想が発表されるコーナー」を終わりたいと思います。
最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
それではまた次開催の動画祭-カンソウ-プレゼンツ10周年記念「動画駅伝2015」開催後にでもお会いしましょう。

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