11人の愛好家による、どこよりも濃い独ブンデスリーガ2015-16シーズンの“中間考査”・前編
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11人の愛好家による、どこよりも濃い独ブンデスリーガ2015-16シーズンの“中間考査”・前編

2016-02-09 22:30

    /独ブンデスリーガの2015-16シーズンの“往路”は、バイエルンが先頭でゴールテープを切った。復活したドルトムント、洗練された組織で躍進したヘルタ・ベルリン、急ブレーキからの急加速で巻き返してきたボルシアMG、成熟したレバークーゼンまでがトップ5で、“復路”での逆転を狙う。5位と9位の勝ち点差が僅かに3、昇格組のインゴルシュタットとダルムシュタットが共に中位付近にとどまるなど、今季は混戦模様。ウインターブレイクの過ごし方によって、順位は乱高下しそうだ。優勝、チャンピオンズリーグやヨーロッパリーグの出場権、残留――クラブごとに目標は異なるが、その達成に向けて往路の満足度はどれくらいか。復路のプランは何か。各クラブのファンに協力を求め、合計11人で“中間考査”を実施した。

    執筆者は、下の画像の通り。



    中間考査は「順当と混沌の前半戦を振り返る」、「我らの“推しメン”」、「マイクラブの前半戦の総括と後半戦の展望」、「“未来”を担うキープレイヤー」の4章で構成し、前編と後編に分けて公開する。

    また各章の合間には、特別企画として「独ブンデスリーガ15-16、知ってるつもり?!」と「“侍”達の通信簿」を用意した。

    すでに復路の真っただ中だが、往路の復習に役立ててもらえれば幸いだ。

    なお、企画は暁が、編集は暁とまるよしが担当した。また、今回から執筆者の個性が最大限に出るように配慮し、文章はそのまま使用している。ただ、クラブおよび選手の名称の統一、誤字・脱字の修正などは行った。



    第1章 順当と混沌の前半戦を振り返る

    独ブンデスリーガは、今季もバイエルンが“順当”に首位で折り返した。史上初の4連覇へ視界は良好だ。上位戦線の顔ぶれも大半は前評判通りだが、昨季15位のヘルタ・ベルリンが3位に躍進。前半戦の“サプライズ”となった。健闘が目立ったのは、インゴルシュタット(11位)とダルムシュタット(13位)。共に苦戦を予想されながら、しぶとく、粘り強く、残留圏内をキープしており、中位から下位に“混沌”をもたらした。順当とサプライズが入り混じった前半戦。執筆者達の目には、どう映ったのだろうか。




    いつもの顔触れの中、首都からのサプライズ

    文・昴

    15-16シーズン 秋の王者に輝いたのはバイエルン。至極妥当な結果に落ち着いた。一番の衝撃はドゥグラス・コスタ。リベリーのデビューシーズンに匹敵するのではないだろうか。脂の乗った2トップはゴールを量産し、最後尾のボアテングはトップレベルのパフォーマンス。リーグ優勝に死角はないだろう。勝ち点80には確実に乗ってくる筈だ。

    2位のドルトムントは「ファンタスティック4」の破壊力や、ポジションを奪取したヴァイグルなど見所が多いが個人的には右サイドバックのギンターに注目。ドイツ代表に直接還元しうるポジションであり、このまま成長することを願う。

    3位は前半戦のビックサプライズとなったヘルタ・ベルリン。シーズン前の補強がことごとくハマり、昨シーズンとは全く別物に。2トップがきっちり仕事をこなせば、DF陣は堅守を築き、得点失点共にリーグのベスト3に入る成績を残した。

    4位~7位に強豪チームが固まる。降格ルートを辿っていたボルシアMGは監督交代によりV字回復し4位まで浮上。レバークーゼンに粉砕されるまで上位陣を次々と呑み込んでいった。

    そのレバークーゼンが5位。同じショートカウンター志向の相手には強いものの、プレスを躱し切るトップ2には粉砕され、リトリートメインのチームには勝ち切れず。

    同勝ち点でシャルケ。序盤は3番手につけていたもののボルシアMG戦からの5戦で2分3敗と躓き完全にストップ。ダービーとバイエルン戦が続いたのは不運だったが…。ザネ頼みの単調な攻撃も多くトップ2とは明確な差が。得失±0では不満が残る。

    さらに1つ下にヴォルフスブルク。CLではノルマをクリアしたが、下位チームからの取りこぼしが多い印象。デ・ブルイネ移籍の影響は大きいか、前線のアイデアがやはり減っている。シャルケ、ヘルタ、レバークーゼンを破っているが、順位表では下の位置に。

    中位、健闘の昇格組と上位を食いまくるケルン

    マインツとケルンが同勝ち点で並ぶ。マインツはマリが大車輪の活躍。武藤もハマった時の爆発力は素晴らしくハットトリックを含む7得点という数字を叩き出した。

    ケルンはボルシアMG、シャルケ、レバークーゼン、ドルトムントを破りヴォルフスブルクにはドロー。強豪相手には好ゲームを見せるが中位以下に勝ち点が稼げず。

    そして10位には2年連続のプレーオフからようやく復調の兆しが見えるHSV。カモにされているバイエルンの「開幕ショー」のお手伝いから始まったが今シーズンは大崩れせず粘り強さが。ストライカーの駒は揃っているだけに、ゴール前までの質を高めると一桁も狙える。

    勝ち点20に乗せたインゴルシュタット。1差でアウクスブルク、ダルムシュタットと続く。

    得点数はたったの11点と断トツの最下位ながら堅守で中位をキープしたインゴルシュタット。ハートマンの3ゴールが最多であり、点取り屋の補強は急務だろう。警告が多く累積が重なる試合がありそうなので、後半のチーム運用は注意が必要。

    初の欧州挑戦となったアウクスブルクはELでグループリーグを突破しつつ中位キープと十分な成績を上げた。序盤は降格圏に沈んだが11月半ばから急浮上し、ここ5試合で4勝1分。EL圏を窺うことは可能だ。

    ダルムシュタットも健闘し、13位で前半を終えている。ポイントゲッターがはっきりしており、チーム全体での守備も統率が取れている。より厳しくなる後半戦、どこまで粘るだろうか。

    下位、引き続き苦しみ続ける各チームの中、最下位はまさかの…

    自動降格圏+勝ち点3まで。

    序盤好調だったフランクフルト。開幕4試合で12得点で勝ち点7を積みシャーフの遺産を感じさせた。しかし食い潰されたかのように、残りの13試合でわずかに9得点。6度のクリーンシートを許し、カップ戦では2部のアウエに敗れ早々に敗退。第17節に勝利し踏み止まったものの、背後には降格圏が迫っている。

    勝ち点15で並ぶのはシュツットガルトとブレーメン。シュツットガルトの問題点は多過ぎる失点数。得点数は十分だが守備が崩壊しており、ここの立て直しは急務となる。

    一方のブレーメンは2枚のエースが抜かれ、攻撃がウジャー頼みに。ウジャー自体は7ゴールと結果を出しているが、抜けた穴が大き過ぎる。

    自動降格圏に沈んでいるハノーファーはエースの清武が離脱を繰り返しているのが厳しい。山口蛍の補強、シャーフの監督就任が決まりどう立て直すかが残留争いの大きな焦点に。

    そして最下位。ホッフェンハイム。何故このチームがこの位置にいるのか。シーズン前、期待をされたクラブだったが勝ち切れない。トランジションゲームとなった開幕戦。ブンデスリーガで「最も速い」レバークーゼンには逆転負けを喫したものの、上位を狙うに相応しい速さを持ったチームだと期待したのだが…。惜敗した開幕2試合後、切り替えられずにズルズルと沈んだ前半戦だった。


    ■最大の驚きはヘルタ・ベルリン

    文・とんとん

    最大のサプライズはヘルタ・ベルリンの躍進だろう。昨季までは狙いの見えない攻撃に終始していたが、今季はDFラインでのビルドアップ、中盤でのリンク、SHの動き出しが改善され、まとまりが見られた。特にラングカンプと新加入のダリダの果たす役割が大きかった。

    レバークーゼンは決定力と戦い方の幅に欠けた。リーグ、CL共さらに上を目指せるチームであっただけに後半戦はELでの奮起に期待。中盤で別格の動きを見せたカンプル、そしてトプラク不在の中、水際で力強さを見せたパパドプーロスとターの活躍が印象的。

    シャルケは、引いた相手を崩す術は「個」以外に見られなかったが、ブロックを形成しての守備と突き刺すようなカウンターにブライテンライターらしさが表れていた。

    デ・ブルイネの抜けたヴォルフスブルクは攻撃の連携に苦労しているが、アーノルトの役割や中盤の構成を変えるなどの試行錯誤を繰り返し、構築途上の印象。3位~7位は6ポイント差での折り返しで、どのチームにもCLのチャンスがありそう。

    マインツは同一得失点数で折り返したシャルケと似た印象。攻撃に幅はないがバウムガルトリンガーやベルを中心に粘り強く戦い健闘。

    ケルンは失点数こそ少ないが、昨季ほど秩序だっているという印象はない。9位は充分な結果だが、EL圏内を目指すなら攻守のバランスに改善が必要。

    HSVはニコライ・ミュラーなど、前線の選手による守備時のハードワークが印象的。攻撃はホルトビーが献身的に動き起点となるが課題が多いように感じる。

    インゴルシュタットは最少得点ではあるがレフェルス、グロースなど技巧派が多く、丁寧に繋げるチームであった。昇格組としては満足のいく折り返しだろう。

    アウクスブルクは終盤になってようやく調子を取り戻した。それまでの不調はELとの掛け持ちだけでなく、ビルドアップの段階から攻撃の形が変化したことが原因の1つだと感じる。限られた予算・戦力の中、ELのグループリーグ突破は見事。

    ダルムシュタットは球際が激しくタフなチームで、ハードワークと泥臭さを武器に着実に勝ち点を積み上げた。1部での経験が豊富なニーマイヤーが印象的。

    フランクフルトはバイエルン戦のように割り切って意思統一ができれば戦えるチームだが、システム、メンバー、選手間の意図が定まっていないような印象を受けた。

    ツォルニガー体制のシュツットガルトは、安定感に欠けるがチャンスクリエイトに関してはずば抜けており、決定力さえあればEL圏も狙えるチームだったと思う。クラムニーに代わってバランスは落ち着いたように感じる。

    ブレーメンは4-1-4-1のシステムが奏功せず、攻守共に良さが無くなったような印象。スクリプニクの采配によっては昨季のような復活劇は充分に可能だと感じる。

    ハノーファーは下馬評通り。前線のタレントが4人退団しても大した補強を行わなかったのが仇に。得点力以上に守備への切り替えの遅さが気がかり。

    ホッフェンハイムは元々組織力に乏しく、核だったフィルミーノが抜かれて持ち味だった攻撃に溜めが作れず苦戦。ステフェンスに代わり守備に関しては整ってきた印象。


    ■ラームがマイスターシャーレを掲げる未来予想図しか見えない

    文・なかがわしんや

    冬の王者に輝いたのはバイエルン。グアルディオラはなんと前半戦18試合すべて違うスターティングメンバーで臨み、開幕10連勝、前半戦勝ち点46というリーグ新記録を達成。もうラームがマイスターシャーレを掲げる未来予想図しか見えない。「夢をかなえるため」今季限りの退任を表明した指揮官のためにも狙うのは3冠だろう。

    EL予選プレーオフを見たとき、私はドルトムントの2位を確信した。両SBが高い位置を取り、しっかりとボールを保持しながら縦に入れると同時に一気にテンポをあげアタッカー陣の連携で崩す。ボールを失っても高い位置から複数で囲い込み奪い返してそこからまた相手ゴールを脅かす。そのフットボールをリーグ戦でも安定的に見せ、新指揮官トゥヘルはドルトムントを在るべき位置へ戻して見せた。

    ヘルタ・ベルリンが前半戦3位で終えることを予想できた人はいたのだろうか。昨季はラスト7試合を未勝利で終え、勝ち点35でギリギリ残留。今年も残留争いをするという予想が大半であったはず。かくいう私もその一人。見事にその予想を裏切られた。DFラインから決してポンポン前に蹴らずに丁寧に繋ぐ姿は昨季には見られなかったものであり、後半戦の失速もまずないだろう。

    開幕から泥沼の5連敗を喫したボルシアMG。CLに出場するほどのクラブがこのようなスタートを切るとは信じ難く、もはや事件レベルの出来事であった。だが監督交代後まさかの6連勝。バイエルンにも土をつけて見せた。

    そして最終的には前半戦4位フィニッシュ。シューベルトとは一体何者なのか。あと選手で気になる選手が1人。スイス代表MFのシャカ。シーズン折り返しの時点でレッドカード3枚は愚かにも程がある。将来有望な選手だけにこの癖は早めに治してほしいところ。

    レバークーゼンは2連勝で冬季中断に入り現在5位だが、「苦しんだ」という印象が強い。ドルトムントと同じレベルでバイエルンを追うことができる監督、選手がいると思っているので、後半戦の爆発に期待。

    シャルケは相変わらず好不調の波が激しいなーと。中位・下位クラブからはしっかりと勝ち星を挙げているのに対し、上位クラブとの「6ポイントゲーム」では全く勝てず。目標のCL出場権を獲得するにはライバルクラブを直接駆逐することが絶対。マスト。

    ヴォルフスブルクは見事にCLグループステージ突破!ブンデス勢として圧倒的感謝である。ただリーグ戦では中断前4試合で3ゴールしか取れず2分2敗とペースダウン。7位での折り返し。ここにきてFWドストが怪我で離脱したのが不安材料。補強の必要性を感じるが、親会社が揺れているだけに難しいか…。

    マインツは岡崎とガイスが抜けてかなり厳しい出だしになるのではないかと心配した。しかし蓋を開けてみると岡崎の代わりを武藤が務めて見せ、司令塔マリがチームを牽引。武藤は慣れないポジションなだけに改善することも多々あるが、それを差し引いても7ゴールというのは立派な数字。

    ケルンは得点力不足に陥った前年度から一転、開幕5試合で9ゴールを記録し3勝1分1敗と好スタート。だがその後は13試合で9得点12失点とまたお堅いチームに戻ったのかな、という心配が残る。序盤絶好調であったモデストの活躍が上位浮上の鍵となりそうだ。

    開幕前、私はインゴルシュタットを最下位に予想した。インゴルシュタットのみんな、ごめんね。得点力はないものの、チーム全体で前からどんどんプレスを掛け球際の激しさが、まあ際立つ際立つ。個人的にはバイエルンやドルトムントと同じレベルで対戦相手として戦いづらいチームであった。

    HSVは全く見れてないのでよく分からないが、大崩れはしなさそうなので残留は堅いか。グレゴリッチという若手アタッカーは後半戦注目して見たい選手の1人。

    ダルムシュタットも降格候補に推していたが、予想を遥かに上回るほどグッドチーム。FWヴァグナーの活躍が印象に残る。プレミアリーグのクラブから高額のオファーが届いているということだが、このタイミングでの放出はありえないだろう。

    アウクスブルクはELとの兼ね合いもあってなかなか調子が上がらなかったように思うが、11月後半から勝ち点を積み重ねて13位で折り返し。ELグループステージも突破し及第点の出来ではなかろうか。リバプールとの対戦は今から楽しみ。

    プレシーズンの好調さから台風の目になるのではないかと期待させたのがツォルニガー率いるシュツットガルト。やっているサッカーの内容は良かったものの、守備が崩壊し開幕5連敗。たった数カ月で終わるには勿体ないチームだった。

    毎年良い意味で予想を裏切ってくれるのではないかと期待させながら予想通り下位に低迷する我がフランクフルト。この冬は早く補強に動き、スカッドの質を上げた。あとはその駒を操る指揮官の問題…。

    シュツットガルトと同じくサプライズ候補に推していたブレーメン。まさかの16位。このチームも内容は悪くないと思うが、やはり失点数が多い。多いというか今季ここまで無失点の試合が0。これでは勝てない。

    ホッフェンハイムの戦力をしてなぜこの順位なのか。もともと失点が多いクラブではあるが、フィルミーノの退団で得点力が著しく低下。クラニー、ウートの新加入選手もフィットせず、今冬にレスターからクラマリッチを獲得。救世主となれるか。

    ハノーファーはもう今季厳しいように感じる。名将シャーフを新たな指揮官に据え、中断期間に大型補強を慣行。危機感を持っているのはいいが、なぜ夏にその大金を使わなかったのか。疑問しか残らない。清武の復帰が1つ鍵となることは間違いない。


    ■バイエルンが独走したというよりも上位陣が勝手にコケてしまった感が強い

    文・Fusshalt

    自分の予想を大きく裏切る結果になった、というのが一番の印象である。まず、上位陣に大型移籍が相次いだことが勢力図を大きく塗り替えてしまった。特にヴォルフスブルクの文字通り中心であったデ・ブルイネがイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティへ移籍したことが、上位陣の一角を崩す結果になったのは記憶に新しいことだと思う。

    そしてバイエルンがロベリー体制からの脱却を図るべく獲得したドゥグラス・コスタが予想以上に早くチームにフィットしたことは、想定外であった。確かに能力の高さは疑うべくもなかったものの、荒削りな部分も多く、すぐにフィットするとは考えていなかったためだ。この辺りのペップ・グアルディオラの慧眼と指導力は本当に凄まじいものであると言わざるを得ない。

    それ以上にインパクトを与えたのは、ドルトムントを率いるトーマス・トゥヘルの指導力の高さであろう。ゲーゲンプレッシングによるショートカウンターをチームに植えつけたユルゲン・クロップの戦術が浸透しており、彼の戦術に特化した、あるいはそれに類する選手の多い中で、どこまでポゼッション・サッカーを浸透させられるかが鍵となるとは思っていたが、まさかここまでチームを変えられるとは考えていなかっただけに、これは嬉しい誤算であった。

    また、同様に衝撃を与えたのはパル・ダルダイ監督率いるヘルタ・ベルリンの躍進である。昨季、残留争いをしていたとは思えない、よく纏まったチームに仕上げてきたのは正直、意外であった。しかもハンガリー代表監督としてもチームをユーロ本選に導くという二束の草鞋での快挙である。補強もかゆいところに手が届く、完璧と言って良いものであった。ヘルタ・ベルリンは、前半戦でのMVPチームであると思っている。

    2部からの昇格組の2チームの健闘も予想をいい意味で裏切った。特にインゴルシュタットは、ハーゼンヒュットル監督の指揮下で実力以上の活躍をしたと言っていいだろう。若手とベテランを上手く融合させ、チームの経験のなさを上手く補いつつ、監督の戦術眼でチームを勝利に導き、ジャイアントキリングを何度も見せたそのチーム力は後半戦にも発揮されることだろう。一部残留も夢ではないだろう。

    ダルムシュタットは典型的なカウンター戦術をベースにしているチームだけに、手の内を知られてしまった後半戦がまさに正念場となる。得点力不足を解消できない場合、無念の降格もあり得るだけに冬の移籍市場での選手獲得と合宿での成果が大きくチームの運命を左右しそうだ。

    逆に予想を悪い意味で大きく裏切ったのはシュツットガルト、ブレーメン、ホッフェンハイムである。特にシュツットガルトはツォルニガー監督の標榜する攻撃サッカーを体現したものの、守備面で破綻してしまった。チャンスメイクの面では欧州主要リーグ内でも10位に入っていただけに、無念の降板となってしまった。

    ホッフェンハイムに関しては、フィルミーノの抜けた穴を埋めきれず、補強も上手くいかなかった結果、ギスドル監督の手腕を持ってしてもチームを上向けることができなかった。チームは守備に難のあるチームをなんとかすべく、ステフェンス監督を招聘したが、果たして現状の攻撃過多な選手層のチームを浮上せしめることができるのかが焦点になりそうだ。

    バイエルンが独走したというよりも上位陣が勝手にコケてしまった感が強い前半戦であったが、後半戦にどう建て直しをすることが出来るか。既にシーズン再開を待ちきれない自分を持て余す毎日である。

    ■圧倒的な強さを誇り、不安視された問題をクリアしたバイエルン

    文・まっつー

    前半戦が終わり、今シーズンもやはりバイエルンは強かった。圧倒的な強さを誇り、不安視されていた問題もあったはずだが、すべてクリアしたと言っていい戦いぶりを見せつけた。詳細は第3章のためにとっておこうと思う。

    また、1敗しかしていない首位バイエルンに対し、8ポイント差で追いかけているのは2位ドルトムント。トーマス・トゥヘル新監督の下、ドルトムントはボールを支配し、ポゼッション型のチームへと生まれ変わった。ポゼッション型チームの権化、バイエルンに対しては大敗を喫してしまったものの、取りこぼしは圧倒的に減り、安定感が増した。

    そして3位につけるヘルタ・ベルリンの躍進と4位ボルシアMGの監督交代後のV字復調は今シーズン前半戦において触れなければならない話題だろう。正直ヘルタに関してはあまり見ていないので、何とも言えないところだが、現実的な戦いを選択していることが結果へと結び付いていると言える。タレント力ではレバークーゼンやヴォルフスブルクなどに大きく劣るはずだが、ときには非常に守備的な形を敷いてカウンターを狙うという戦い方を採用していることが勝ち点へとつながっているのではないか。

    また、ボルシアMGは今シーズン途中からファブレ監督からシューベルト監督に代わったが、戦い方が大きく変わったというわけではない。やはり監督交代というショック療法にプラスして、シューベルト監督がチームに自信を取り戻させたことが好調の要因だと推測できる。

    下位に目を向ければ、それぞれ攻撃、守備に大きな問題を抱えているハノーファーとホッフェンハイムがこの位置にいるのは納得できる結果だ。問題は16位にいるブレーメンで北の名門は不振にあえいでおり、今シーズンは最後まで残留争いに巻き込まれそうだ。


    ■目を引いた昇格組、後半戦にも注目

    文・まるよし

    概ね順当と言える前半戦だっただろう。ヘルタ・ベルリンの躍進やホッフェンハイムの低迷は意外だったが、上位下位共に、近年とあまり変わらない顔ぶれが揃っている印象だ。

    その中で目を引いたのは、シーズンプレビューでも注目ポイントに挙げた昇格組の健闘である。インゴルシュタットは、爆発的な運動量を武器にしたサッカーで開幕戦を白星で飾ると、その後も安定したペースで勝ち点を積み重ね、前半戦だけで20もの勝ち点を獲得した。

    ダルムシュタットは、人数を掛けた粘り強い守備からのカウンターを信条としたスタイル。時には、極端に守備に軸足を置く独1部では稀有なそのサッカーで、レバークーゼンやドルトムントといった強豪からアウェイで勝ち点を奪った。17試合を終えた時点で勝ち点は18。こちらも、一般的に残留ラインの目安と言われている勝ち点35に届くペースはクリアしている。だが、昇格組のクラブにとって後半戦は鬼門。例に漏れず失速してしまうのか。それとも、このペースを維持して残留を成し遂げるのか。後半戦も昇格組の戦いに注目していきたい。



    ■独ブンデスリーガ15-16、知ってるつもり?!

    文・暁空也

    独ブンデスリーガを愛する皆様、こんばんは。

    唐突ですが、独ブンデスリーガについて、どれくらい知っているでしょうか。

    このコーナーでは、それを試させて頂きます。

    もっとも、学校のテストのような問題を羅列しても面白くありません。

    2015-16シーズンの前半戦のトピックスを中心に、合コンで社会問題について話し始めてしまうような“真面目系”から、香水のビンを足に落として大事なコンペティションから離脱してしまうような“脱力系”まで、10問を用意しました。

    Google先生に頼らず、自力で何問に正解できるのか。

    ぜひ、挑戦してみて下さい。

    そもそも「知ってるつもり?!」を何人が知っているというのか…

    【出題編】

    第1問(5点)

    独ブンデスリーガの2015-16シーズンで使われているボールは、どれでしょう。

    a


    b


    c


    第2問(5点)

    第16節、バイエルンのグアルディオラ監督がラームに対して指示を出す際に使った珍しい方法は何でしょう。

    aメモ

    b手話

    cテレパシー


    第3
    問(5点)

    昨年10月に出版された、食事を通じて栄養学の基礎から応用までを学べる本「Entscheidend ist auf'm Teller!」。この本に全面協力したクラブはどこでしょう。

    aバイエルン

    bドルトムント

    cヘルタ・ベルリン


    第4
    問(10点)

    インゴルシュタットに所属するルーカス・ヒンターゼーア。彼の父方には、あるスポーツの世界王者や金メダリストが何人もいます。そのスポーツとは、何でしょう。

    aラート

    bスキー

    cスケート


    第5
    問(10点)

    昨年10月27日、来季の新監督に弱冠28歳のユリアン・ナゲルスマンが就任すると発表したクラブはどこでしょう。

    aハノーファー

    bシュツットガルト

    cホッフェンハイム


    第6
    問(5点)

    第15節、PKを止めるためにアウクスブルクのGKヒッツが採った奇策は何でしょう。

    a無料通話アプリ「LINE」の秘密のやり取りを暴露し、キッカーを動揺させる

    b不思議な踊りを披露し、キッカーのMPを吸い取る

    cペナルティスポットの付近をかかとで掘り、キッカーを滑らせる


    第7
    問(10点)

    昨年9月20日に解任されたルシアン・ファブレ氏の跡を継いだ、ボルシアMGのアンドレ・シューベルト監督。では、オーストリアの偉大な作曲家、フランツ・シューベルトはどれでしょう。

    a


    b


    c


    第8問(20点)

    ケルンのマスコットキャラクター「ヘンネス」は、いわゆる「着ぐるみ」でなく動物のヤギです。では、現在のマスコットであるヘンネス8世は、以下のa~cのどれでしょう。

    a


    b


    c


    第9問(10点)

    ※この問題は記述です※

    フットボーラーにとって屈辱的なプレーの1つは「股抜き」です。その股抜きを、ブレーメンのユヌゾビッチに3回連続で喰らった不運な選手は誰でしょう。


    第10
    問(20点)

    以下のa~dは、今季に解任された監督です。彼らを解任された順に並べ替えて下さい。

    a


    b


    c


    d


    以上です。

    正解は、第2章の後で。



    第2章 我らの“推しメン”

    今季の前半戦も、鮮烈な印象を与えた選手が少なくない。執筆者達の心を掴んだ、後半戦に注目したい“推しメン”を取り上げる。なお、執筆者達には応援するクラブ以外から選んでもらった。


    ■名手の系譜を継ぐフラデツキー

    文・暁空也

    選手の“旬”は長いようで短い。中には1シーズンだけ一等星のように輝き、美しい光芒を残して消えていく選手もいる。だからこそ、“旬”にこだわり、年齢やキャリアに関係なく、そのプレーが脳裏に焼き付いた選手を、ポジションごとに1人ずつ紹介していく。

    GKは、フランクフルトのルーカス・フラデツキー。


    出典)独ブンデスリーガ公式サイト

    反応の鋭さやフットワークの俊敏さが卓越しており、シュートストップと守備範囲の広さは目を見張る。ポジショニングも精確で、特に至近距離や
    11でのセービングに生かされている。ハイボールの処理や足元の技術にも乱れがなく、総合能力は非常に高い。アンドレアス・ケプケやラルフ・フェーアマン、ケヴィン・トラップらが連なる名手の系譜は、彼が引き継ぐ。

    DFは、インゴルシュタットのマービン・マティプ。


    出典)独ブンデスリーガ公式サイト

    実績や知名度では弟のジョエル(シャルケ)が上回るが、今季のパフォーマンスでは兄に分がある。
    184cm83kgは独ブンデスリーガのセンターバックでは小柄だが、屈強かつしなやかな肉体と的確な読みで、ゴール前に侵入する敵を撃破。空中戦の勝率は6割を超える。インゴルシュタットの前半戦の失点数は18でバイエルンに次ぐ2位だが、その立役者だ。

    MFは、ダルムシュタットのマルセル・ヘラー。


    出典)独ブンデスリーガ公式サイト

    類稀なスピードとアジリティで敵陣を切り裂くアタッカーで、ボールとのフィーリングが良い時のドリブルは、名うてのディフェンダーでも止められない。プレーが限定されがちなドリブラーやクロッサーではなく、単独でゴールネットを射抜く力も備え、前半戦はチーム最多の
    6得点。ダルムシュタットの攻撃陣を牽引した。

    FWは、ヘルタ・ベルリンのサロモン・カルー。


    出典)独ブンデスリーガ公式サイト

    30歳を迎え、プレーの“深み”が増した。以前は傑出したスピードとテクニックを武器に、自ら仕掛けて局面を打開するタイプだったが、今季は周りを巧く使って好機を創り出す姿が目立つ。9得点とシュートの感覚も研ぎ澄まされており、チャンスメイクにフィニッシュに八面六臂の活躍で、ヘルタ・ベルリンを3位へ押し上げた。まさに円熟の領域。“第二のピーク”を謳歌している。

    最後に、1人に絞り込んだために泣く泣く割愛した選手の名前を挙げておく。GKはラマザン・エズカン(インゴルシュタット)、DFはマティアス・ギンター(ドルトムント)、MFはマフムド・ダフード、FWはハビエル・エルナンデス(レバークーゼン)だ。


    ■途中出場が多く“惜しい”カリジューリ

    文・昴

    まず思い浮かんだのがバイエルン戦のカリジューリ(ヴォルフスブルク)の先制弾。



    文字通りぶち込んだ豪快なゴールを見て、今年もここはバイエルンの対抗馬になり得るチームなのかと思ったのだが…。

    後半から投入された赤の「神」は9分間で全てを砕いた。



    カリジューリ自体は途中出場が多く惜しいなと思う選手。

    次に文字通りBMGの心臓だったシャカ。



    カード数を見ればわかるようにメンタル的には未熟だが、彼の存在はボールの流れをガラッと変える。出場停止になると途端にチームの攻撃が一本調子に。不用意なカードを減らせば1つ上のレベルに届きそうなのだが…。

    カルー(ヘルタ・ベルリン)もまた、前半戦大きく評価を上げた選手だろう。



    イビセビッチという相棒を得て、得点を量産。特筆すべきは圧倒的な決定力である。

    ストライカーとして名前を上げるべき選手といえばハビエル・エルナンデス(レバークーゼン)。




    遂に安住の地を得たのかもしれない。

    2列目が昨シーズンよりパフォーマンスを落としている中、5位に踏み止まっているのはチチャリート(ハビエル・エルナンデス)の爆発があったからだろう。

    守備が劇的に改善されたHSVからはディークマイアー。



    怪我での離脱もあったが、守備面で大きく貢献している。大柄で理知的なサイドバックである。現状のRSBのファーストチョイスであり、酒井高徳を控えに追いやっている。


    ■ヘルタの躍進を支えたラングカンプ

    文・とんとん

    ①ラングカンプ(ヘルタ・ベルリン)

    ヘルタの躍進を支えたCB。ビルドアップ能力が非常に高く、チームを落ち着かせるとともに攻撃の起点に。

    ②カンプル(レバークーゼン)


    加入当初はソン・フンミンの後釜と考えられていたが、ラース・ベンダーの負傷やクラマーの適応の問題により、ゴンサロ・カストロの抜けたCHに収まり、完璧に補填。アジリティ、スタミナ、テクニックと別格の存在感を放った。

    ③アーノルド(ヴォルフスブルク)



    ヘキンクによる試行錯誤がなされる中、高めのポジションで攻撃的な役割を与えられると、本来のポジショニングセンスと配球力を発揮。ドルトムント戦では守備に不安が残るもアンカーとしての可能性も感じさせた。

    ④グリリッチュ(ブレーメン)



    クラシカルな10番タイプの20歳。走力は無いが正確な右足のキックとベテランのような落ち着きがある。チームにトップ下のポジションが用意されていないため窮屈そうにも見えるが、大きなポテンシャルを感じさせた選手。


    ■新天地で印象がガラリと変わったカンプル

    文・なかがわしんや

    ここではカンプルの名前を挙げずにはいられない。ドルトムントではサイドで起用され、私自身彼をアタッカー色の強い選手だと思っていた。それが新天地レバークーゼンではボランチを任され、下がってきてのゲームメイクから相手ゴール前の崩しの部分まで幅広く顔を出し印象がガラリとチェンジ。ルックスの差からチチャリート(ハビエル・エルナンデス)の方がピックアップされがちではあるが、レバークーゼンの試合で見るべきは「ケビン・カンプル」、彼だ!



    次点で挙げたいのはドルトムントのヴァイグルとシャルケのザネ。ヴァイグルはトゥヘルの戦術に早々と適応し、ブンデス
    1年目ながらスヴェン・ベンダーからポジションを奪取。彼がドルトムントのサッカーを支えていると言っても過言ではない。

    昨季CLでレアル・マドリー相手に素晴らしいゴールを決めたレロイ・ザネ。弱冠20歳にして今季シャルケの攻撃の軸を担うドイツの至宝。彼の1番の特長は何といっても足の速さ。速くて機敏でおまけにレフティー。見る者を惹き付けるのも納得である。


    ヴァイグル(左)とザネ

    カンプルはアトレティコ、ヴァイグルはマンチェスターシティ、ザネもマンチェスターシティやリバプールから関心を示されているが、一ブンデスファンとしては彼らがいつまでもこのリーグに留まり、戦いをより一層盛り上げてくれることを願うばかりだ。


    ■敵ながら気になる存在、ドゥグラス・コスタ

    文・Fusshalt

    バイエルンのドゥグラス・コスタである。



    俊足と足元の上手さは、以前UCLで対戦した時にも目にしていたが、粗さも目立つ選手だっただけにここまで短期間でペップサッカーに適応し、自身の能力を十二分に発揮するとは夢にも思っていなかった。

    公式戦20試合出場、5ゴール14アシストと完全にチームの主力として機能している。怪我がちなロッベンと怪我からの復帰が遅れているリベリーというバイエルンの両翼を担った二人の後継者としてしっかりと自分の位置を確保しているだけに、春のシーズンもその能力を存分に発揮するだろう。シュートの正確性まで手に入れたならば、本当に手がつけられない存在になるだけに、そこの改善が今後の課題であろうか。敵ながら気になる存在である。


    ■センセーショナルな衝撃だったダフード

    文・まっつー

    ずばりボルシアMGのマフムド・ダフードだ。



    リーグ戦においてそれほどボルシアMGの試合を見る機会は多くなかったため、CLの舞台で彼の存在を知ることができた。

    2016年の元日に21歳になったばかりの若者はセンセーショナルな衝撃を私に与えた。その若さに似合わず飄々とボールを散らし続け、そうかと思うとドリブルでスルスルと抜けてきて決定機にも絡んでくる。バイエルンの選手で例えることになってしまうのが申し訳ないが、チアゴ・アルカンタラのようであった。

    今シーズンようやく芽が出てきて出場機会を得だした選手だけにシーズンを通してフル稼働できるかどうかはまだまだ疑わしい。しかし、国内のみならず欧州の舞台で堂々と渡り合うところを見れば、ダイヤの原石であることを疑う余地はない。

    調子の浮き沈みはあるだろうが、それでも試合に出続けることができたならば、夏に控えるリオオリンピックはもちろん、EURO2016でのサプライズ招集も夢ではないのかもしれない。



    ■独ブンデスリーガ15-16、知ってるつもり?!

    文・暁空也

    お待たせしました。【回答編】です。

    第1問

    正解はa。定期的に試合を観ていれば、サブリミナル効果で脳裏に焼き付いているはずですが…いかがでしょうか。bは14-15シーズン、cは13-14シーズンです。

    第2問

    正解はa。



    試合後、グアルディオラ監督は「複数の選手に変更を加えたかった。(メモで)選手が皆に伝える方が、それぞれを呼ぶよりも簡単だ」と説明。ボルシアMGのシューベルト監督からアイディアを拝借したそうです。受け取ったラームの「グアルディオラ監督は、僕がゴールを決めるべきと書いた。だから、その通りにしたんだ」という冗談も、話題になりました。

    ちなみに日本では、2007年シーズンの開幕前にメモ類での指示が禁止されました。しかし、第13節で名古屋のフェルフォーセン監督(当時)がメモを選手に渡し、試合後にマッチコミッショナーから口頭で厳重注意されました。

    第3問

    正解はb。



    当プロジェクトのメンバーである月峰総一朗氏(今回は不参加)が以前に紹介していたため、ご存知の方は多いかもしれません。

    第4問

    正解はb。スキーを嗜む方には簡単だったかもしれません。私が以前に書いた「全身全霊の権化~記憶に刻まれし勇姿・第1回 ルーカス・ヒンターゼーア(インゴルシュタット)~」(http://ch.nicovideo.jp/football-kyo-no-utage/blomaga/ar855883)でも触れています。

    選択肢に入れた「ラート」は、以下の画像を参照下さい。



    バラエティ番組などで時折、紹介されますね。

    第5問

    正解はc。詳しくは、以下の記事を読んで下さい。

    http://number.bunshun.jp/articles/-/824453

    ただ、ホッフェンハイムは前半戦を終えて最下位。若手監督の冒険は、2部で始まるかもしれません(やめろ

    第6問

    正解はc。



    決してaではありません(笑)。ケルンのキッカー、モデストは足を滑らせ、ヒッツは完璧に止めてチームの0-1での勝利に貢献しました。



    ただ、試合後には多くの批判を受け、ケルンのスタジアムチーフを務めるリュッテン氏からは芝生の修理代(約1万6000円)を請求され、謝罪。ヒッツは修理代を支払い、ケルンは小児病院に寄付し、ハッピーエンドを迎えました。愚行を善行に変える。独ブンデスリーガは懐が深いというか、素敵ですね。

    第7問

    正解はc。フランツ・シューベルトは小学校か中学校の音楽の授業で必ず登場しますし、まさか間違えた人はいませんよね?

    aはドイツが誇る「3B」の1人であるヨハネス・ブラームス、bは「バッハ武藤」です。「バッハ」で画像検索して現れた時に、即採用を決めました(笑)。スマホ用ゲーム「神撃のバハムート」のTVCMのキャラクターで、プロレスラーの武藤敬司氏が扮しています。

    第8問

    正解はa。こざかしい問題ですよね(笑)。bは7世、cは6世です。

    第9問

    正解はソクラティス・パパスタソプーロス。ソクラティスでもソクラテスでもパパスタソプーロスでも正解です。詳細は、以下の写真と動画をご覧下さい。









    https://www.youtube.com/watch?v=PSiA_KO3pQw

    これほど見事な“股抜かれ”は、なかなか見られません。今季を語る上で、欠かせない“伝説”です。

    第10問

    正解はc→a→b→d。顔写真だけで名前も明かさない最大の難問でした。ルシアン・ファブレ(9月20日)→マルクス・ギズドル(10月26日)→アレクサンダー・ツォルニガー(11月24日)→ミヒャエル・フロンチェク(12月21日)の順で、正解だった方は胸を張れます。

    以上、10問でした。


    皆様、何点でしたか?

    適当にランクを分けると…

    0点→追手内洋一(ついてない・よういち) ※漫画「ラッキーマン」より

    10問中8問が3択でありながら0点とは、驚異的な不運です。何かで迷った時は、自分の心とは逆を選びましょう。必ず、良い方向に進むはずです(おい)。

    5点~40点未満→初級者

    まだまだ独ブンデスリーガを学び始めたばかりのアナタ。少しずつ、知識を蓄えていきましょう。

    40点以上~60点未満→中級者

    幅広く情報を収集しているアナタ。60点近く取れたならば、上級者への扉は目の前にあります。

    60点以上~95点→上級者

    基礎から流行、ディープまで対応できるアナタは、独ブンデスリーガにどっぷりと浸かっています。大切な友人やパートナー、家族などに呆れられたり怒られたりしないように気を付けましょう。

    100点→マニア

    神話級の実力者。次回から執筆者に名を連ねるべきです。丁重に、おもてなし致します。ご連絡、お待ちしております(笑)。



    以下、後編へ続く!


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