E3のこととか
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E3のこととか

2013-06-12 20:58
  • 9

E3!!
一度は行ってみたいもんですな!
言葉全くわからんのですが、雰囲気を体験するだけでも
良いですよね。ゲームの祭ってだけでハカハカします。
ニンテンドーブースの前で
「ファミリベーシック、E3ィーーーーッ!」って事切れる
まで叫んで来たいです。

でもまぁ。
こうしてネットで、しかも日本語同時通訳付きで見れるの
ですから良い時代になったものです。

昨晩、TSで
Xbox E3 2013 メディアブリーフィング
プレイステーション E3 2013 プレスカンファレンス
を拝見させていただきました。

どちらも見ごたえがあり、会場の熱気が伝わってきて
TSとはいえスゲく興奮しました。

まずは価格が予想していたよりかなり安くて驚きました。
箱1が499ドルでPS4が100ドル安い399ドル。
逆ザヤなのかはわかりませんが、かなり戦略的な値段で
勝負してきたなと思いました。
このスペックでこの値段。PCでいったらそこそこ良い
グラボ分の値段だけで全部買えちゃう感じですもんね。
大丈夫スかMSさん!SONYさん!って思いました。
いや、安いのは本当にありがたいお話なんですけどね。

で、見てて感じたのが両社とも、如何に「良いソフト屋と
沢山独占契約出来たかアピール」に注力している感じで、
とても良いなぁと思ったことでした。
まぁ、当たり前といえば当たり前の事なのでしょうが。
ソフトあってのハードです。
いくらハードの性能が良くても、良いソフトがなければ
なんの意味もありません。

でも・・・
なんというか、今回このゲームの祭典での次世代機に
関するカンファレンスを見ていて一番強く感じた事は
『なんだか・・・行き詰まってない・・・?』という
ことでした。

新しいハードウェア。
今、自分が最新のプラットフォームに求める事って
なんだろう?

・グラフィック性能の向上 = 見た目の表現力UP
・ネットワークの高速化  = 遅延レス
・ローディング時間の短縮 = ストレスフリー

ゲーム的な性能で強化して欲しい部分って、強いて言って
もこれくらいしか出てこないんですよね。
下位互換が無い(過去の所持ソフトが動かない)のも、
とっても残念な部分ではありますが、いつかは切り離される
タイミングが来ますので、それが今回だったと諦めるしか
ないのかなと自分に言い聞かせてます。
(まだ納得しきれてませんがw)

カンファレンスで紹介されたデモ映像は、どれも迫力が
あり、緻密で実写かと思えるほどリアルなものばかり
でしたし、長時間、広大で複雑なエリアを途切れる事無く
動きまわる主人公は、心からスッゲー!って思いました。
ですので、上記3点は多分現行機と比べたら随分と改善され
ているのだと思います。

でも、これらって、別に現行ハードでもある程度我慢
出きる部分だし、タイトルによっては不満の無い物も
ある状態だと個人的には思ってるところなんですよね。
もっと言うと、自分がゲームに求めている部分に必ず
しも直結しない部分と言いますか。。。

グラフィックに関しては、自分的には現行機のレベルで
ほぼ文句がないどころか、もう少しグラフィック落とす
ことでソフト屋の開発費が減って、ある程度実験的な
ゲームをリリースできるようになるんだったら全然品質
落としてもらっても構わないです!って感じです。

ネットワークはアクションゲームでのマルチプレイで
全くお話にならないレベルであればどうにかして欲しいと
思うのでしょうが、正直今のレベルでもそれほど困っては
いないです。
全く問題がないわけではないので改善していただけるので
あればして欲しいと思いますが、でもそれってハードだけの
問題ではない気もします。

ローディング時間は・・・まぁ、もっとHDD有効活用できれば
現行のシステムでもかなりどうにか出来るんじゃね?って
思うし、どうにもならなかったとしても今のところ我慢
できない程の長ローディングに出会ってないので問題無し
です。何せ自分、初代FM-TOWNSユーザーですからねw


とすれば・・・
自分が新しいハードを購入する理由ってなんだろう。

気になるクリエイターの新作が、気になるゲームの続編が、
新しいハードで出るから仕方が無くハード毎買っちゃう。

ってことでしかないような気がします。
勿論、ゲーム以外の機能も充実しているのでハードとしての
魅力はそこだけでは測れないのかもしれませんが、でも
自分としてはやはりXBoxもPSも「ゲーム機」として魅せて
欲しいと思うのです。


ファミコン、セガマークⅢ、スーパーカセットビジョン等が
しのぎを削った第3世代。
色数、解像度、音源、容量、TVとの接続方法。。。
クリエイターの発想を余さず表現するにはあまりにも貧弱
だった時代。それでも作り手は考えて、工夫して、職人芸
レベルの技を駆使しし、時にはプレイヤー側の脳に補完させ
るという手法も取り入れ、ボク等を楽しい冒険の世界へと
いざなってくれました。

そんな時代から第4世代、第5世代と飛躍的に進化を続けた
ハードウェア。クリエイターの「こう表現したい」を
具現化できる方向へと発展。彼等の足枷を取り除くことが
ゲームソフト自体の質の向上に直結していた時代。
次から次へと真新しいスタイルの名作達が生まれ、そして
淘汰されていった時代でもあります。

そして第6世代。
PS2、ドリームキャスト、ゲームキューブ、Xbox等が覇権を
3次元で争った時代。
容量とコストの狭間にROMメディアは落ち、光ディスクが
主な媒体となりました。

正直、クリエイターのイメージを全く具現化出来ないという
時代は、この第6世代で終わったと私は思っています。
ポリゴン数の制限であるとか、HD対応だとか、そういった
改善の余地はあったにせよ、グラフィック的に表現が全然
出来ないから、ゲームという形に出来ないという所からは
この世代で脱したとのではないかと思うのです。
そしてこの世代あたりから、見た目と中身の進化速度の
ギャップが劇的に大きく育ち始めたような気もします。

第7世代になり、PS3、Wii、Xbox360と進化。
PS3、Xbox360は待望のHDMI化と下位互換が自分にとっては
一番の魅力であり、あとはPS3のBDプレイヤーとしての性能
の良さが有ったから買ったようなものであり、実はソフトが
購入の切っ掛けではありませんでした。
まぁでも、理由はどうあれ買ってたお陰でデモンズソウル
という神ゲーに出会えたワケですが・・・


何はともあれ。
いよいよ新しい世代の幕開けです。
フルHD、60fpsが当たり前となり、そして更に細かくなった
ポリゴンによる緻密な描画。
ますます技術的な制限が薄まり、開発に関する問題はどちら
かというと大人の事情とクリエイターのアイデア枯渇の方が
深刻になっちゃうという時代に差し掛かっているのではないで
しょうか。

ポリゴン数が増えれば開発に必要なグラッフィカーの数も
増え開発費も雪ダルマ式に増えると聞いたことがあります。
昨年、私が敬愛して止まない某社も100人規模で人員募集
を掛けていましたが、その100人の内訳は大半がPS4時代に
先駆けたグラフィッカー募集だったそうです。(ソースは俺)

国内のとあるメーカーに外国のゲーム雑誌が取材に訪れ、
「グラフィックの制作現場を見せてくれ」と頼んだそうで。
で、「ここです」と言われ現場をみた記者が「いや、見た
いのはグラフィックの制作現場なんだが?」というやり取り
があったそうです。その記者が連れて行かれた現場は確かに
グラフィック制作現場だったのですが、あまりの人数の
少なさに、この担当者は冗談を言っていると思ったという
笑うに笑えない話です。

開発費が上がっても、ソフトの価格はおいそれと上げる
ことは出来ないでしょう。
今時、1万円超のソフトが飛ぶように売れる・・・なんて
事はよっぽどの大型タイトルでも中々厳しいのではない
でしょうか。

となると企業は苦しみます。
当然次世代機の開発となると人員増強はせざるを得ない
でしょうが、必要最低限の増強しか出来ないでしょう。
そうなると当然クリエイターに負荷が掛かります。
上がってくるはずのグラフィックがあがってこない。
それだけでも現場では大問題になるような気がします。
クリエイターに負荷が掛かると自由な発想が阻害されます。
自由な発想が出来ない環境で、本当に楽しめる娯楽作品
が生まれるとは私には思えません。

そうまでして新しいハードを出さなければならない理由
って、何なのでしょうか?

グラフィックに関してだけ言えば、ゲームキューブ辺り
から、WiiUに至るまで、最小限の進化に留めて、他の部分
の工夫に注力したニンテンドーの姿勢は個人的に好きです。
ですが、結果的には私はWiiもWiiUも購入に至ってません。

やはり、ソフトなんですよね。

批判する気は無いですが、どうも「こういうデバイスを
標準装備させたから、それ生かしたゲームを作れ!」って
言ってるんじゃなかろうかと思える使われ方しかしてない
気がするんですよね。全部がそうだとは言いませんが。
サードパーティーのクリエイターが「こうしたい!」って
のが先にあって、それで出来上がったデバイスであれば
良いのでしょうが、デバイスありきでそれ使ったゲームを…
っていうのは何だか順番が逆な気がします。


そんな中、生まれようとしている第8世代。

クラウドを使った新しい形の互換性等、気になる要素も
ありますが、個人的には、こと「ゲームで楽しむ」という
ことに限れば、特に新たなハードの出現を待ち望んでは
いないというのが私の本音です。

でもまぁ、久しぶりの据え置ゲーム機の世代交代です。
何だか新型機に批判的な文面になっちゃいましたが、
ゲームが好きだから、健全な業界としていつまでも、
少なくとも自分が死ぬまでは活気ある業界であって欲しい
と願うからこその意見具申でございます。

「現状維持」は「退化の始まり」なのかもしれません。
最新のテクノロジーで、性能と儲けのギリギリ計算から
生まれてくる新しいゲーム機達。

表現の拘束から解き放たれて3世代目。
見た目と中身のギャップを埋めるのは、クリエイターの
発想だけではないのかもしれません。
ネットワークの要素も大きく進化した新しいゲーム機達は、
もしかしたら受け手である我々を、そのギャップを埋める
切っ掛けにしてくれる性能をも秘めているような、そんな
予感をさせてくれます。

どんな世代でも面白いゲームは面白いです。
どんな世代でも名作は確実に生まれてきました。

数年後、「オッサンの取越苦労だったなぁw」と笑える
状況になっている事を切に願います。




ところで、レトロン5カンファレンスはまだですか?


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なるほどなるほど。勉強になります^^
66ヶ月前
×
元ゲーム開発者です。仰る通り、私もこのタイミングでの新ハードの必然性があまり感じられない……
パブリッシャー、デベロッパーに要求するハードルが上がっていくだけのような不安を感じてしまいます。
ひとつのタイトルを生み出すコストが上がりすぎのような……
リスクが上がると経営サイドと開発サイドが乖離してしまいがちなのですよね。

ハードの性能向上が、クリエイターのやりたいことをサポートしてくれる方向に進んでくれると良いのですけれどね。
65ヶ月前
×
Steam辺りのインディーズゲームのカルトヒットやソーシャルゲームの成長を見るにゲーム開発コストの二極化は今後加速しそうですね。
携帯機と併せて次世代機でもインディータイトルを柔軟に販売できるようなシステムになれば面白いなと思います。
日本からも面白いインディーズゲームがどんどん出てきて欲しい!
65ヶ月前
×
どんなにグラフィックが精密になっても、オンラインが標準装備になっても、プレイヤーがゲームに一番に求めるのは、いつの時代も「ゲームをやる楽しさ」に変わりはないはず。それが新しい世代、新しいハードになって、違うところにお金や人、アイディアを使わなければならないようになるのは残念ですよね。グラフィックが単純でも、オンラインじゃなくても、楽しめるゲームはたくさんあるはず!
65ヶ月前
×
PS3などでは、やはりメモリ不足という事は叫ばれていましたし、いかに動作を軽くするかという事に注力し、ゲーム部分の作りこみが出来ない事もあったようです。PS4ではメモリに関しては大分強化されたので、その点は期待したいですね。
65ヶ月前
×
すごく共感できます。
グラフィックだけでなく、楽しいゲームであれば、それでいい。確かにその点では別にPS3のままでもいいと思います。
しかしゲームの人工知能などは、まだまだ未熟です。もちろん現ハードでも進化はできますが、やはり次世代機は必要になってくると思います。
65ヶ月前
×
現在は谷間の時代といいますか、
音楽や絵画が通ってきた、プロとアマの垣根が無くなる臨界点を今後迎える段階なのだと思います。
いずれPS3レベルの、そして面白いゲームを個人で作れる時代が来るでしょう。AIやマップを自動生成してくれたりして。
playismのように、インディーズが面白いゲームを作ってそれが売れる、という土台も出来つつある。
そうするとデバイスやグラフィックの進歩はそんな時代の下地として、必ずしも無意味にはならないと思います。
65ヶ月前
×
まったくもって同意です。
正直にな話、自分はPS3ですらオーバースペックと思っておる人間です。
でも、新ハード作らなければ、儲からないってもの理解はできるんですけどねぇ。悩ましい限りです。
ただ、開発費ばかり増えて、アイディアはあっても作れる体力がない!ってなことになって、サードの活力が消えてしまっては本末転倒。
面白いゲームを作っても利益が出ない!ってな状況にならないことを願うばかりです。
65ヶ月前
×
できることの上限が上がるのはいいことだと思います。
ソフトの製作者側がどのくらいグラフィックにお金を掛けるかを決めればいい話かと。
映像が綺麗でなければ売れない、というわけではないことぐらい分かってるでしょうしね。
しかしPS2時代のシンプルシリーズのように実験的で安価なタイトルを沢山だすってのがなくなりましたよね。
インディーズタイトルをもっと出しやすい環境にすれば、世の中の埋もれてるアイデアが沢山出てきそうな気がします。
65ヶ月前
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