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  • ゲンロンβチャンネル夏の大キャンペーン始動!

    2017-08-08 13:45

    こんにちは。東浩紀です。

    社員が急にやめたりしてギリギリまで来ているゲンロン、さまざまな告知が遅れております。

    ・・が、じつは、ゲンロン0大増刷、およびまだここでは言えないなにかめでたいことを記念して、ブロマガの「ゲンロンβチャンネル」では、

    http://ch.nicovideo.jp/fukuichikankoproject

    メルマガをもっと多くのひとに読んでもらいたい!という願いを込めて、いま大出血キャンペーンを展開しております。

    その内容は・・・

    なんと・・

    なんと!

    いま入会すれば!

    わずか500円で!

    8月のあいだ!

    なんと下記4つの人気番組再放送(+アーカイブ)が視聴できます!


    ◆8月7日(月)18時~
    さやわか×西島大介×東浩紀
    「マンガを再生する――ひらめき☆マンガ教室キックオフイベント」
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv304237296

    ◆8月11日(金) 18時~
    大澤真幸×大澤聡×東浩
    「批評史から考える『観光客の哲学』――『ゲンロン0』読書会第2弾! 」
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv303510268

    ◆8月18日(金) 18時~
    國分功一郎×東浩紀
    「来るべき民主主義――デリダ、ドゥルーズ、柄谷行人」
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv303510697

    ◆8月25日(金) 18時~
    大山顕×本田晃子×上田洋子
    「ユートピアと日常の共産主義建築――地下鉄、団地、チェルノブイリ」
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv303693221


    普段のゲンロンの再放送は1番組500円。なんと75%OFF!

    9月からは一部でゲンロン本誌超えと話題沸騰のメルマガ「ゲンロンβ」も配信されてきます。

    この機会にぜひご入会ください!!

    http://ch.nicovideo.jp/fukuichikankoproject

  • ブロマガ「ゲンロンβチャンネル」、8月の特別再放送のお知らせ

    2017-07-28 23:40
    2017年8月のブロマガ「ゲンロンβチャンネル」では、 『ゲンロンβ』8月号の配信を休止するかわりに、ゲンロンカフェの過去イベントを再放送いたします! チャンネル会員のみなさまは、下記の4番組すべてを無料でご視聴いただけます。また、タイムシフト機能を使えば、放送後1週間までご視聴いただけます。『ゲンロンβ』連載陣のトークショーをぜひお楽しみください。

    【8月の特別再放送予定】
    ◆8月3日(木)18時~
    さやわか×西島大介×東浩紀
    「マンガを再生する――ひらめき☆マンガ教室キックオフイベント」
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv303691396

    ◆8月11日(金) 18時~
    大澤真幸×大澤聡×東浩紀
    「批評史から考える『観光客の哲学』――『ゲンロン0』読書会第2弾! 」
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv303510268

    ◆8月18日(金) 18時~
    國分功一郎×東浩紀
    「来るべき民主主義――デリダ、ドゥルーズ、柄谷行人」
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv303510697

    ◆8月25日(金) 18時~
    大山顕×本田晃子×上田洋子
    「ユートピアと日常の共産主義建築――地下鉄、団地、チェルノブイリ」
    http://live.nicovideo.jp/watch/lv303693221
  • 【編集長:東浩紀】ゲンロンβ16【対話する哲学】

    2017-07-22 01:20
    540pt

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    【編集長:東浩紀】ゲンロンβ16【対話する哲学】

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     ゲンロンβ16【対話する哲学】
     2017年7月21日号(テキスト版)
     編集長=東浩紀 発行=ゲンロン

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    ◆◆◇◇ 目 次 ━━━━━━━━━━━━━━━━━

    つながりβ 第4回 「思想」は「治療」に使えるか? 斎藤環
    日本で哲学をするとは――アンスティチュ・フランセ東京「哲学の夕べ」ガーデントーク 國分功一郎×東浩紀
    観光客の哲学の余白に 第4回 表象の秩序と知覚の秩序 東浩紀
    スマホの写真論 第4回 自撮りと心霊写真 大山顕
    ポスト・シネマ・クリティーク 第18回 松江哲明・山下敦弘監督『映画 山田孝之3D』 渡邉大輔
    人文的、あまりに人文的 第14回 山本貴光×吉川浩満
    フクシマ・ノート 第13回 新地駅にて 二上英朗
    トゥルーエンドを探して 第0話 プロローグ 西島大介
    今月のゲンロンスクール
    ゲンロンカフェイベント紹介
    五反田アトリエからのお知らせ 藤城嘘
    メディア掲載情報
    編集部からのお知らせ
    編集後記
    読者アンケート&プレゼント
    次号予告

    表紙:城南島海浜公園でのこどもアート教室講評会より。 撮影=編集部

    ━━━━━━◆◇◆━━━━━━
    つながりβ 第4回
     斎藤環
    「『思想』は『治療』に使えるか?」

    (編集部より)
    巻頭リレーエッセイ「つながりβ」は、ゲンロンカフェにお迎えしている多彩なゲストの方々に、日々の興味関心事、イベントへの意気込みなどを自由に寄稿いただくコーナーです。
    ━━━━━━◆◇◆━━━━━━

     昔々、「精神病理学」という学問があった。何をしていたかというと、うつ病や精神分裂病(統合失調症)の心理メカニズムを解明して、その知見を思想や哲学、あわよくば自然科学にも敷衍し活用しよう、という試みのこと。成功例としてはベイトソンのダブルバインド理論(ちょっと違うが)や木村敏の「あいだ」理論などが知られる。ちなみにラカン理論も、日本では精神分析ではなく精神病理学のコンテクストで輸入されたという経緯がある。

     さて現在、精神病理学はゆっくりと衰退しつつある。精神分析については言わずもがな、だ。日本は南米と並んで、世界的にも「なぜか精神分析がとても人気」という珍しい地域だったのだが。この二つの領域を延命させてきたのは、高度な理論は質の高い治療につながる、という期待だった。しかしフロイトよりもユングが、ラカンよりもウィニコットが良き治療者であった(実証はできないが断言はできる)ように、この期待はやはり幻想である。

     最近私がなりふり構わず推しまくっているケア技法「オープンダイアローグ」がその典型だ。この手法が臨床上はきわめて有効で、いまだ未知のポテンシャルを秘めていることにもはや異論は少ないだろう。エヴィデンスを疑うものは、私が『精神科治療学』二〇一七年五月号に投稿した原著論文(事例報告)を一読すべし[★1]。しかしまあ、対話によって目の前の患者の幻覚や妄想が消えていく様を繰り返し経験してしまうと、精神病理学や精神薬理学の営々たる蓄積は一体何だったのか、という思いに駆られることも否めない。