• (精神的に)遠いところへ来たんだなぁ……(雑記)

    2017-08-19 00:579時間前
    昨日にも書いたのだが、現在帰省中。
    軽く3〜4年は帰っていないため、まだ健在な両親にめちゃめちゃ歓待される。
    Macbookは持参しているが、飲まされちゃって音作業できる状態じゃないので、エッセイ的に何か書いてみる。


    僕はかつて、スーパーでティッシュを買って泣いたことがある
    いや、何を言っているんだお前は感ありますが、まぁまぁ聞いておくれよ。

    僕ははっきり申し上げると20代の頃、フリーターと何ら変わらぬ生活をしていた。
    いや、厳密にはフリーターとは違うんだけど、まぁガチのバンドやりながら続けられる仕事なんて、そんなに無いわけで。
    しかもライブの日なんか休むから、結構出勤も不安定っちゃあ不安定で。
    そんなんだから、金は無い。
    いや、マジで無い。
    自慢じゃないが、電気・ガス・水道、全部止められたことがある。
    ちなみにこれ、並んでる順番で簡単に止まるから。
    やはり水道は滞納しまっくても最後まで止まらないね、ライフラインだからw

    そんな僕だけれども30になる前に「さすがに就職する or DIE かもしれん……」と思ったわけですよ。
    で、就職したんだよ。必要な資格は持ってたので。

    そして就職した後、スーパーでティッシュを買って泣いた。
    ……いや、これだけじゃまだわからんな。
    泣いた理由を出来事順に書いてみよう。
    1. 仕事が終わって帰宅する時間にはお安いスーパーは営業していない
    2. よって駅前の深夜も営業している割高なスーパーで買い物
    3. ティッシュ5ケースくらいのパックを400円近い値段で購入
    4. 金の無い頃には絶対買わない価格でモノを買っている自分に気付く
    5. 落涙 ←new!!
    ……とまぁ、こんな感じかなw
    まともと言えばまともな職に就いたため、それなりの収入が確保できたわけですよ。
    そうすると生活も変わってゆくのだなと。

    だってさ、かつての僕は自分の誕生日に、「自分へのプレゼント」とかって古本屋行って、ちょっと興味ある190円の本すげー読みたい300円の本とどっちを買うか1時間くらい悩んでるような生活をそれまでしてたわけですよ!?
    誕生日に110円の差額について悩まざるを得ない様な生活!
    塩だけで炒めたスパゲッティとか良く食べたもんだ。
    ちなみに買ったのは190円の本の方な!! 誕生日プレゼントや!!

    それが400円も出してティッシュ買ってやがると(今考えても400円は高いな)。
    昔に比べれば、多少は好きにお金が使えるようになって、電気もガスも水道も止められない快適な生活になって。
    その代わり、自由な時間は無くなって。
    そう思うと、なんだか泣けた。
    何が悲しかったんだろう。
    自分が変わっていくような気がしたのかな。
    もしくは変わってしまった自分に気付いて、今はもういないかつての自分を思って涙したのかもしれない。
    その時、思ったよ。
    なんだか、かつていた場所から離れてしまったんだなぁ……」と。

    先日、仕事で出張があり、数日間お世話になる部署の人達へ、きちんと自費で手土産を買って行った。
    一緒に出張した同僚がまだまだ若いので、多分そういう気配りはしないだろうなぁと思っていたので。
    お土産一つで、その後がスムーズにいくんなら安いものじゃない。
    でも、お土産買いながら「昔は絶対しなかったよな、こんなこと」とか思った。
    こち亀の大原部長並に「わしの笑顔で充分だろ」くらいのこと思っていた。

    最近の病院は受け取らないそうですが、今手術が必要な状況に陥ったら、昔の人みたいに包んで渡してしまう気がする。

    今回、実家に帰るにあたり、お土産を買ってきた。
    それまでは「息子が顔見せるのが何よりの土産」とか、マジで思っていたから。いや、それはそれで事実だと思うけれど。
    ただ、僕はホントにそういう気配り的なものが一切無い人間だったんだよ。
    正確には覚えていないけれど、「ありがとう」を意識して言うようになったのは20歳過ぎてからだと思う。
    今でも意識しないとお礼は言えないし、意識しないと挨拶もできない。
    何かしてもらったら数秒後に『あ、ヤベ……お礼言わなきゃ』とか心の中で思ってから「ありがとう」って口にする。
    だって、本を読んで演奏することがメインの人生には、口に出して言うお礼も挨拶もそんなに必要無かったんだよ。
    僕は前時代的なバンドマンだったので、自分のバンド以外はみんな敵だと思ってましたし。

    でも、それができないとさ、結局不利益を被るじゃない?
    だから必要にかられて、そういうモノを獲得していったんだよね。
    割と年齢としてはいい大人になってから。

    そんな人として生きていく社会性みたいなものを獲得していく度に思ってしまうのです。
    なんだか遠くへ来てしまったなぁ……」って。
    昔の社会性の無い自分から、随分と違うカタチになってしまったんだなぁって。

    と、アルコール入った頭で考えてみました。
    たまにはこういうのもいいだろ。

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  • ミックスしたよ in 試される大地

    2017-08-17 23:071
    こんばんは!
    夏休みですか!?
    僕は3年ぶり、いや下手したら4年ぶりくらいに実家に帰っています
    何で今さら、と思いますが、マイ・マザーから「あなたが昔書いてたゲームのノート出てきたよ」と渡されたのが、中高時代に友人とやっていたTRPGのデータで、ホントにこんな時どういう顔したらいいかわからないの!!
    ねぇ、どういう顔したらいいの!?

    さてさて歌い手さんのミックスをしました。
    「もくよう」さんという方です。

    肉声のミックスって、それなりに経験はあるんだけど、普段ボカロ専門でやってると難しいねぇ。
    プラグインのプリセットとか、本来は肉声のためにあるので「あ、こうやって使うんだ」とか思ったりする。新発見!!
    梨本さんの原曲が、かなりボーカル小さめになっているんだけど、ミックスしたものはそれよりはボーカル大きくなってます。
    僕の観点で聴きやすく、を考えました。
    聴いてみてちょ。

    さて、実家にはかつて僕が買っていた雑誌とかがまだ残っている。
    特筆すべきは1992年の「少年GUITAR」という月刊誌「GIGS」の別冊がまだ残っていることだ。
    これは実家に帰るたびに見返す。
    ページ開いていきなり出てくるのがBOSSのマルチエフェクター「ME-6」の広告だ。
    め、メロク!!
    持ってたよ。重宝したよ、歪みはひどかったけどな!
    そして巻頭カラーは当時の国内人気ギタリストの愛機紹介だ。
    布袋に始まり、今井寿、星野英彦、奥田民生、手島いさむ……意外なところでエース清水長官とSgt.ルーク篁三世のギターも紹介されていて驚く。
    渋いのはG.D.FlickersのHARAちゃんとHAKUEIのギター紹介だろう。
    今見ても???と思うが、当時周囲にG.D.聴いてるヤツっていたかなぁ?
    いや、僕は好きでしたけども!!

    また、僕がかつてパンクバンド時代に、バンドで掲載された月刊誌「Doll」が置いてあるのも実家ならではの味わいだ。
    僕が載ってる月だけ買ってある
    サンキュー、親!!
    僕自身も、それもう持ってない。

    あと何故かあるのが「Rockin'on」の1997年2月号。
    さすがにロッキンオンに掲載されるようなことはしていないので、自分で買ったんだと思う。
    20年前のロッキンオン、表紙はまさかのKISS!!
    正気か!?
    いや、この頃メイク有りのKISSが復活した頃だったんだよ。

    んー、過去を振り返って何か自分に意味があったのかと言われると、まるで無い。
    昔から家族とか家とか家庭とか、更に言うと自分の帰属している場所・団体に興味が無いのだけれど、やっぱり今も無かった!!

    新曲作ったよ。発表はまだ先かもだけど。
    すごくいいです。
    ホントいい。
    僕はまた僕自身を好きになった。
  • ギターとハヤカワP

    2017-05-04 00:07
    まず業務連絡ね。
    先日頒布したアルバム「Pet Sematary」、初めてのDLカードでの作品発表でした。
    なので、「DLできない!!」とかの問題がありましたら
    までご連絡ください。

    で、そのアルバムでギター弾きまくったんで、ギターとハヤカワPについて書く。
    あ、以下の文は敬称略でいきます。すいません。

    • 最初にコピーした曲は???
    何を以て「コピーした」というかは諸説あるだろうが、最初っから1曲まるまるコピーなんてできないわけで。
    で、最初に弾いてみて「あ、CDと一緒」とか思えたのが、忘れもしないBUCK-TICKの「スピード」の出だし。
    イントロですらないから。出だしね。

    この1:08あたりの「ちゃらららちゃらららちゃらららーん」弾いて「おおーーーー」とか悦に入ってたね。
    この後のイントロはリードギターが単音弾きでバッキングがコードじゃかじゃかなんだけど、単音弾きの方は割とすぐに弾けたかな。バッキングのコードは16ビートなので、右手のストロークが出来なかったw

    1曲通してコピー出来たのは……多分ね、D’ERLANGERの「DEAR SECRET LOVER」だと思う。

    何故、この曲かというとすっげぇD’ERLANGERが好きだったから。
    そして(ここ大事)この曲にはギターソロが無かったから!!!

    ギターを始めたいという人は、きっと大きく分けて2種類いる。「ソロ弾きたい人」と「曲を弾きたい人」。僕はギター・ソロにはちっとも興味が無かった。
    今の時代はあんまり「ギターソロ弾きたい人」っていない気がするねぇ。

    まぁここでBUCK-TICKとかD’ERLANGERとかの名前が出てるくらいですから、時代はまぁその頃ですよ。
    その少し前に一大メタルブームってのがあったのね。それこそ「元気が出るTV」のメタル運動会にXが出ちゃって叩かれてた頃
    当時中学生だった僕の周りにも、その波は押し寄せていたわけです。
    メタルと言えば、やっぱり超絶速弾きギターソロじゃないですか。目に付くのは。
    なので、当時のギター少年達はほぼみーんな「如何に速弾き出来るか」がギターの上手さの尺度だったの。
    具体的に言うと、Xのソロコピー出来るヤツは「ギター上手い」という。

    ここに運命の分かれ道があったと思うんだけど……僕、BUCK-TICKの今井寿が大好きなんだよねぇ、今も昔もw
    今でこそ誰もそんなこと言わないが、当時のギターキッズから見て今井寿のギターの腕前といったら「下手、以上!」って感じだったんだよねw
    今聴いてそんなすっげー下手とも思わないけれどね。上手くはない。
    彼は特異な曲作りとか変な音出す人、として成立していたギタリストだったのよ。
    「センスがいい」という魔法の言葉に魅了された僕は勘違いしました。
    下手でもいいんだ!!」と。
    あの頃、AIONのIZUMIに憧れていたら、今頃超絶速弾き中年になっていたはずだ。

    だから、僕はその後ギター速弾き曲は一切コピーしていません。
    BUCK-TICK、D’ERLANGER、ZIGGY……あたりをコピーしてましたね。
    高校の文化祭ではZIGGYのコピーバンドやってました。

    • 一番ギター弾いてた頃
    これは間違いなく大学時代です。
    大学でバンドサークルに入ったんだけど、上記の様な時代だったから同世代のギターキッズはみーんな速弾いてた
    いや、マジで。
    ギターマガジンとかに載ってる16分音符がベロベロ並んでる楽譜とか見て「誰が弾くんだこんなのwww」とか思ってたのに、それをペロペロ弾きやがる奴らがてんこ盛り。
    あんなに自在に人間の指が動くものだとは知らなかったね。
    あれは……何つーか、中国雑技団に近しいものがある。
    人体の可能性を感じた。
    スプーン曲げるより遥かに超能力だと思ったね。
    つまり、その時点で既に僕は「下手な人」なのよ。

    でも、そのおかげでメタラーの人を誘えないような曲をやるバンドで沢山コピーさせてもらいました。
    順不同でコピーしたバンドを挙げてみます。

    Bad Religion、Joan Jet、Crash、Damned、Siouxsie & the Banshees、Ride、Suede、Placebo、Oasis、Specials、Rancid、Jesus Jones、Echobelly、Nirvana、Cheap Trick、Beatles、Silver Sun、Offspring、Operation IVY、Dizzy Chainsaw、Foo Fighters、XTC、elastica
    LUNA SEA、D’ERLANGER、DEAD END、PRESONZ、BRIDGE、コーネリアス、JUDY AND MARY、Hi-Standard、SPACE COMBINE、屋敷豪太、ギターウルフ、De-LAX、聖飢魔II、CASCADE、フリッパーズ・ギター、Thee michelle gun elephant、フラワーカンパニーズ、THE MAD CAPSULE MARKETS、KATZE、MALICE MIZER、GLAY、黒夢、PENICILLIN、SHAZNA……

    多分、思い出せないのを他にも色々やっているはず。
    時折、速弾きしそうなバンドも入っているが、それは僕じゃないギターの人が弾いていたから大丈夫だ!!
    ちなみに僕は人間なので、聖飢魔IIはフルメイクフル衣装(手作り)でやったぜ。
    僕の役目はエース長官だった。結構似てたwww

    多分、個人でコピーしている場合、ある程度自分の好きな曲じゃなきゃコピーしないでしょ?
    これがサークルなもんで、好き嫌いに関わらず「これ演るから」と渡されたものはコピーしなきゃならなかったんだよ。
    上記中で僕が自分の意志でやった曲なんて多分10もない。
    ちなみにSHAZNAはもちろん「MELTY LOVE」で、僕が言い出しっぺだ。

    その結果、どうなったかというと……引き出しが増えた
    アレンジの。
    だって自分からコピーしようと思った曲じゃないから、自分が弾いてみようなんて思わないフレーズが多いんだよ。
    それに楽譜なんて無いものが多かったから耳コピも鍛えられたかな。
    屋敷豪太の曲の楽譜なんて在るわけがなかろうw
    間違いなく、僕の音楽的な下地はこの時代に作られています。
    僕の2ndアルバムって、内容すっげぇとっ散らかってて自分でも「ひどいなコレwww」って思うんだけど、ああいう音楽的に一つのジャンルで統一されていないアルバム作れてるのは、この大学時代のおかげッスね。

    • 好きなギタリストは?
    前述の今井寿やD’ERLANGERのCIPHERも好きなんだけど、今自分がたまーにバンドでギター弾くと、thee michelle gun elephantのアベフトシ的なカッティングは意識しちゃう。
    すかんちのローリー寺西も大好きだし、シナロケの鮎川誠も大好きだ。

    理想だなぁと思っているのはSIOUXSIE AND THE BANSHEESの7thアルバム「TINDER BOX」でギター弾いてるジョン・バレンタイン・カルーザスのギターです。
    これ見てよ聴いてよ。あぁ、理想。NWギターの真骨頂だよ。
    • ギター本体について
    一番好きな形はレスポール・カスタム。レスポール・スタンダードは好きじゃない。次にSG。
    別ベクトルでスタインバーガーのヘッドレスのギター。
    あとローランドの最初期のギターシンセ。アレは未来感ありまくりでカッコいい。

    でも、今はLINE6のVariax使ってます。色々音の種類が必要なもんで。。。
    だってシタールの音出せんだぜ!?
    いつ使うんだよwwwとか思ってたけど、新しいアルバムで再録した「メメント・モリ」のイントロの単音弾き、実はシタール音なんです。

    • 今後の展望
    展望と言うか、もう少しクリーントーンでのカッティングの引き出しを増やしたい。
    ファンク寄りのフレーズが弾けるようになるとカッコいいよねー、と思ってる。
    速弾きは今でも魅力感じないので、僕には要らないなぁと。

    • ぶき:ギター
    漫画『20世紀少年』の中で、主人公のケンジが中学生時代に初めてエレキギターを手にし、ガラスに映った自分を見て「そこにはマシンガンを手にした……無敵の男が立っていた」というモノローグが入る回がある。
    これは、少年時代にギターを手にしたことのある人間にしか描けないネームだな、と思う。
    あの万能感。
    あの無敵感。
    世の中のことなんて何も知らない、この先自分に待ち受けているものなんて考えもしない……ただ自分の握ったギターさえあれば、どんなものでもぶっ壊せる様な感覚。
    夜のガラスに映ったのはギターを構えた中学生。
    浦沢直樹が「マシンガン」と喩えたのは秀逸。
    10代の少年にとってギターは楽器じゃない。
    自己欺瞞と自己憐憫と自己愛が膨れ上がって破裂しそうなティーンエイジャーにとって、ギターは世界と戦うための、たった一つの武器だった。

    かつて僕の知人のプロミュージシャンがこう言ってた。
    ……でも、月の光が一番似合うのはピアノだよね
    なにが「でも」なんだかさっぱり分からん。ちょっと僕には言えないな、恥ずかしくてw