• いまのゲーム業界にはメーカーと深いつながりを持たないメディアが必要

    2017-01-12 18:46
    ファミ通、4亀、電プレなどの大手を含め、数を把握しきれないほど沢山あるゲームの情報を取り扱うメディア。

    これらは大手になるほど維持するのに金がかかり、結果的に特定のメーカーと深い関係を築かざるをえなくなります。これについては仕方がありません、遊びじゃなくて仕事ですから。

    ですが、そうしてゲームメディア側がメーカーと仲良しになってしまうとどうしても起きる弊害があります。

    “クソゲーを神ゲーと呼ばなくてはならない”現象です。

    仕方がないんです、金と情報を貰ってるんだから。

    そして、これが100%悪いかと言われるとそうでもなくて、先程も書いたように会社の維持には金がかかります。大手が維持をし続けてくれるからこそ、普通は日の当たらないようなゲームでも注目してもらえる可能性があるわけです。

    ですから、現行のメディアの体制を変えろとは言えません。まったく別のメディアが必要だと思うんです。

    ・このゲームはこういうところが面白い、でもここは荒削り。
    ・このゲームは駄目なところが目立ちすぎて楽しめない。
    ・このゲームは開発とユーザーの認識がずれすぎててファンほど楽しめなくなる。

    そういった発言を躊躇いなく、かつ多くの人に注目してもらえる場を作らないと本当に危ないです。某ステマブログのように、ゲームハード信者に囲まれているところは論外。

    ゲームハード・メーカー・ジャンルに囚われず、ひとつのゲームとして面白い、面白くないの判断ができる人を集め、プレイ日記なりクリア後レビューなりをバンバン書かせるメディアが欲しい。

    何故そんな風に考えるのかと言えば、

    FF15は売れるべきではなかったからです。


    まーたFF15ディスだよつまんね、って方はブラウザバックを。


    FF15はゲームとしては糞です。でも売れました、売れちゃいました。それは広報が上手く情報を出して、金を払って、ゲームメディア各社が警鐘を鳴らせなかったから。

    ジャッジメントディスクが出て、その後のギガパッチ配布までの一連の流れを見て本来は警鐘を鳴らすべきでした。

    プレイして10分で気づけるような不満点すら直せず、いざ指摘されたら発売日までに修正可能。その程度のテストプレイ、ブラッシュアップも行っていないゲームだと。不安要素が多いから購入は評価が出るまで待った方が良いと、そう伝えるべきでした。

    本来このクソゲーは、僕のような面白いゲームなら何でも好きな雑食ゲーマーだけが最初の犠牲者になるべき物。そのうえで、クソゲーと流布するべきものでした。

    ですが、普段ゲームをやらない層が犠牲者になってしまいました。何より辛いのが、その多くが自分達が犠牲者になっていることすら気づいていません。

    こんなクソゲーが、PS4で楽しめるラインだと思って欲しくなかった。アンチャーテッドで思う存分楽しんで、「いまのゲームって凄く面白いな」って思ってもらう必要がありました。そうしないと、ゲームユーザーの人口が増えないから。

    ゲームにあまり触れない人の面白さの基準が、FF15のせいで低く設定されてしまう。別のゲームも遊んでみようと思ってもらえなくなってしまう。ゲーム業界にとってこれだけの損失はありません。

    だからこそ、ゲームを購入する際に参考になるようなメディアが必要なんです。メーカーとの金の繋がりがない、ゲームハード宗教にも入っていない人達による参考基準が。そのうえでそのメディアが多くの人に見てもらえるようになれば、ゲーム業界全体の成長にも繋がっていくのではないでしょうか。

    金と知名度を持っていて、広報が全力を出せるメーカーのゲームが多く売れる現状を早く終わらせてほしいという他力本願でした。
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  • バグの話抜きで、FF15の何がクソなのかを一切遠慮せずに書いていく

    2016-12-08 00:17334
    FF15クリアーしました、エンディング終わった瞬間ディスク抜いて次の日売りに行きました。

    はっきり言います、クソゲー

    ヘドロまみれの松茸買ったら、虫に喰われて中身スッカスカなうえよく見たら松茸じゃなくてエリンギだったってレベル。

    バグ? そんなのはオープンワールドには付き物です。ハッキリ言ってどうでも良いし、それで叩いているのは普段ゲームやらない勢とエアプ勢だけです。

    では、FF15の何がクソゲーなのか。それを怒りに身を任せながら淡々と書いていきます。

    ●オープンワールドとしての出来は最底辺
    先ほども言った通り、バグなんてどうでも良いんです。

    それ以外に、圧倒的にクソな要素・問題点がいくつもあります。

    1・見えない壁のウザさ
    道路を走ります。ガードレールの向こう側にある森に魔物に囲まれた車が見えます。

    通常のオープンワールド:ガードレールを飛び越えて森に入れます
    FF15:数百メートル先にある階段を降りて森に入ってください

    いまどきガードレールひとつ越えられないとか馬鹿にしてるのかと。ほかにも階段、段差、ありとあらゆる見えない壁がFF15とプレイヤーの仲も引き裂いていきます。

    2・糞みたいなファストトラベルシステム
    ドラゴンズドグマの失敗から学んどけばよかったのに。

    本作のファストトラベルは、通常のオープンワールドとは異なり非常に手間です。

    通常のオープンワールド:マップ→行きたい街を選択→移動
    FF15:車に乗る→マップを開く→行きたい街を選択→10ギル払う→移動

    なお、このファストトラベルは日中しか使えません。夜間に車に乗ろうとすると味方に制止され、挙句ファストトラベル機能は封じられています。

    ちなみにこの味方が制止してくるシステムもクソです。

    毎回毎回毎回毎回“車に乗る”→“乗るの止めない?”→“止める、自分で運転するの2択を選択”→”決定、会話を挿んでようやく行動”。この間約15秒。これが毎回夜間に車に乗ろうとするたびに発生します。二度と話しかけんなイグニス。

    ちなみに、ストーリーを進めることで夜間のオートドライブ、ファストトラベルも使用できるようになりますが意味わかんないです。最初から使わせろ。

    3・ストーリー性皆無のお使いサブクエスト
    FF15には、各街やパーキングエリアなどでクエストを受けられます。本筋とは関係ない、サブクエストというモノですね。

    これが非常に退屈かつ量産型お使いクエストしかないという地獄。95%お使い型量産クエストです。

    ・評価されているオープンワールドのサブクエスト
    街に困っている人・問題がある→問題の原因を探る→解決策を見つける→解決

    ●例
    娘が誘拐されました。
    誘拐された町へ向かいましょう。
    どうやらこの町は何か隠しているぞ、事情を知っている人から話を聞いてみよう。
    町の地下で誘拐された娘を発見。
    誘拐犯とバトル、町に隠された真相を突き止める。
    娘を連れ帰りクエスト成功。

    ・クソFF15
    おっすコレ取ってきてよ→取りに行く→お疲れ、これ報酬ね。

    95%コレです。

    総括して何がクソかって、世界中にオープンワールドのサンプルがあるのに、そこから何一つ学んでいないということ。良い点は何も学ばず、酷評されている点は余すことなく取り入れています。

    ●アクションゲームとしては平均以下
    カメラワーク、ターゲット、コマンドのすべてが平均以下の内容です。

    ゴチャゴチャでわかり難いカメラワークはもちろんのこと、基本集団戦のくせに攻撃していた敵を見失うターゲットシステムにはため息しか出ません。

    味方に指示を出すコマンド技は苛立ちを加速させます。敵が固まっているところを一掃したいのに、攻撃入る前の無駄なモーションとカメラワークのせいで敵は散開してしまい技を使う意味がなくなります。てめーの事だよクソゴリラ。

    あと、魔法

    これ本当に制作陣は誰もおかしいと思わなかったの?って聞きたいです。超広範囲に広がるくせに、フレンドリィファイア上等なシステムで敵味方自分問わず全員被弾します。

    味方が離れたタイミングを狙っても、その後しばらくその場に魔法が残るため、結局怯んだりと面倒なことこの上ない。

    狭いダンジョン内で使うと地獄です、でも使わないとアホみたいに敵が湧いてきてもっと地獄です。


    ●ストーリーは過去FF作品の中で最底辺のゴミクズ
    ここから全力でネタバレを含みますので、まだこのクソゲーを楽しみたいという気概を持っている方はご注意ください。

    もうこの一言に尽きるんですが、脚本担当の頭の中で完結させるのホントやめろ。ゲームの中で完結させろ。派生作品全部見てる前提みたいな糞シナリオはやめろ。

    ここから下、ゲームとしてクソだなと思ったシナリオについて羅列していきます。

    1・王都陥落の疎外感
    序盤に、ノクトの故郷である王都は帝国に奪われます。ついでに父親も死にます。

    ですが、ゲームだけやっているプレイヤーからすれば父親は1分程度しか話してないヒゲ、王都に関しては情報皆無です。そこにどんな人が住んでいるのか、どんな町並みなのか、どれだけ知り合いがいるのか。

    そういった情報が一切ないため、王都が陥落しても正直どうでも良い。

    映画見ている前提なのはオカシイ。ぶっちゃけ、ノクトの父親とかただのオッサンです。はした金と木の棒くれるアリアハンの王様のほうがまだ親近感湧く。

    2・お前ら誰だよ
    各キャラクターのバックボーンがわからな過ぎる。ゲーム内で軽くでいいから説明入れてくれ、派生作品や過去の発言で補完しないでくれ。

    味方ですら
    ノクト:王子
    グラディオ:ゴリラ
    イグニス:コック
    プロンプト:カメラマン

    という感じ。グラディオは王家に代々仕えるゴリラ、プロンプトは元同級生ってところまではかろうじて道中理解できました。

    イグニス、軍師とか言っているけどよくわかりません。

    そして、王都陥落後に出てくるコル将軍。不死身将軍(笑)とか呼ばれているらしいですけど、そういうのだけ一人歩きさせるの止めてください。ただの魔物狩りしてるオッサンでしょ。

    ほかにも知ってて当然のように親しげな感じで話しかけてくる奴が沢山いますが、全員初対面ですはじめまして。自己紹介くらいしろ。

    3・王家の力(必須ではない)
    たしか歴代の王の墓所を訊ねて力を貰え、って話でしたよね?

    メインシナリオで手に入る数少ないうえ、そのうち数本は棚牡丹ラッキーで手に入れているんですが……。サブシナリオにするのはいいけど、せめて何らかストーリー入れてよ、何で全部適当に放置されてるだけなんだよ。

    それが大して重要じゃないなら良いけど、ラストバトルで歴代の王の力めっちゃ借りてるじゃん、めっちゃ重要じゃん。なら全部集めようよ、何でそういうところ適当なんだよ。

    4・ゴリラ謎の離脱
    記憶が確かならゴリラは王の盾となる存在なんですが、帝国に占領されている区画に入る直前にパーティから脱退するとか何考えてるんですか。

    まあそれが大事な用事があるならわかるけど、事情もよくわからない、次のチャプターで何ら面白味もなく帰ってくる、何か傷が増えてるってアホかよ。

    この無責任ゴリラが自分の役割はろくに果たさないくせにノクトにガチギレしてるシーンとか見ると、頭が痛くなってきます。

    5・イグニス謎の負傷
    イグニスはストーリーの後半、怪我を負って目が見えなくなります。が、そのシーンは一切映し出されません。

    ノクトや味方を庇って怪我を負ったとかではなく、普通に怪我して目が見えなくなりました。なのに、何故かゴリラはノクトにガチギレします。

    そんなわけで、プレイヤーからしたら負い目も何もないわけですが……ダンジョンに入って走った瞬間、ゴリラにブチ切れられました。イグニスは目が見えないんだぞ、配慮しろってバカにしてんのかクソゴリラ。クソゲー買わされた俺に配慮しろ。

    なんでダンジョン内で背後を歩く味方を待ってちんたら歩かなきゃならねぇんだ。しかも操作の誤爆で武器振っただけでガチギレされたらこっちがキレたくなるわ。

    ダンジョンの終盤までちょっと先に行くだけで後ろからゴリラがブツブツブツブツ嫌味ばっかり言ってくるので、頭がおかしくなりそうでした。

    6・帝国のイカれたメンバーを紹介するぜ!
    ストーリー序盤のムービーで、帝国の長と幹部たちが登場します。

    イドラ:帝国の皇帝、一番偉い痴呆老人
    アーデン:馴れ合い厨。ノクト達の手助けをする黒幕
    アラネア:馴れ合い厨。適当な仕事をするうえ、軍事機密をベラベラと喋る帝国軍人のクズ。
    レイヴス:映画で小物だった将軍
    ヴァーサタイル:白髪のオッサン
    名前忘れたハゲ:ハゲ

    僕の感覚が正しければ、普通のRPGではこういった幹部たちをひとりひとり倒していき、皇帝を倒したところで真の黒幕が登場するはずでした。

    ところが、極上クオリティともなると一味違っています。

    イドラ:何か死んで化物になってた
    アーデン:ラスボス
    アラネア:一回軽く戦ったあとはずっと仲間
    レイヴス:何か死んで化物になってた
    ヴァーサタイル:冒頭のムービー以降出番なし
    名前忘れたハゲ:ストーリー途中で捕縛した(戦闘なし)のち、2分で逃げられ以降出番なし

    は?

    は?


    もうね、アホかと。イドラって、アーデンに唆されたとはいえ王都を崩壊させて父親が死んだ原因ともなる仇なわけでしょ。なんで何ら会話もなく化物になってモブキャラ並の扱いで始末されるんだよ。

    あとレイヴス。コイツは本当に意味わかりません。

    レギスやルシス王国を恨んだ挙句、王の力を求めて片腕失った馬鹿なはずなんですが一番何考えているのかわからない。恨んでいたはずのレギスの剣を持っていて、それをノクトに渡したがっていたらしいです。

    ほとんど出てこないうえ会話もしないから、レイヴスが何をしたかったのか微塵も伝わってこないんですよ。気が付いたら何か死んでて、普通にレギスの剣拾ってって何も面白くないんですが。

    7・成り行きで指輪ハメんな
    映画で多くの命を犠牲にして、さらにヒロインであるルナフレーナが死んでようやくノクトに届いた“光曜の指輪”。

    多くの人間の想いが詰まったその指輪を、ノクトは王としての覚悟ができずに付けることができずにいました。そしてそれをゴリラにめっちゃ責められました。

    が、それをゆっくり考え、決断することもなくノクトは成り行きで仕方なく着けます。武器召喚をアーデンに封じられ、ほかに対抗策がないからしょうがなく。

    そういう物じゃないでしょ?もっとこう、覚悟を決めてハメるもんでしょ? 何さらっと指に装着してんだよ。

    そして、その後の糞みてぇなダンジョンのせいで頭がおかしくなりそう。特定の行動しかとれない状態で1時間以上のプレイを要求され、挙句意味不明なホラー演出付き。こういうのやりたかったんです、という開発陣のエゴが見えてゲームクリア諦めかけました。

    8・余ったんでイフリート置いときました
    ノクトは選ばれし者なので、六神の力を借りて世界に光を取り戻す使命があります。だからルナフレーナも命がけでそれの手助けをしました。結果死にました。

    でも別に六神のうち何人かは死んでいるので六神全部の力は借りなくてもいいそうです。

    ってオカシイだろ。そんな曖昧な基準で良いなら一番厄介勢なリヴァイアサンなんて最初から放っておけやアホが。でもシヴァは何か知り合いのオバサンだったし、バハムートはクリスタルの中で会えました。

    余ったイフリートは適当にラスボス前に置いておきました倒しといてねって舐めんな。

    もうこうして適当に置かれても何も感じない。そこまで疲弊していました。

    9・俺、お前らのこと嫌いだわ
    最終章間近ともなると、仲間への不満とFF15への不満から世界を救う気なんて一切なくなっています。

    そこに、外見だけ10年老けた逆コナン化したノクトが登場。何かラスボス倒して、自分も死ぬことで世界に光を取り戻しました。

    ちなみにノクトが消える際、「長かったなぁ」と言いますがストーリーは短かったです。

    で、エンディング前に唐突に最終決戦前夜の映像。

    ノクトは、皆と会ったら死ぬのが辛くなったと吐露。「そりゃつれぇでしょ」「言えたじゃねぇか」「聞けてよかった」と言う仲間たち。アルコール依存症脱却の集会やってんじゃねぇんだぞバカにしてんのか。

    普通にラスダン突入前にこの会話やっておけよ、後から見せられても薄ら寒いだけなんだよ。


    ●オニギリ作ってる場合じゃねぇぞ
    正直、まだ語り足りない糞要素がこれでもかってくらいFF15には敷き詰められています。ですがこれ以上は頭がパージしてしまいそうなのでやめておきます。

    もう、FF15の反動がデカすぎてFFブランドすべてが嫌いになりました。今後、ファイナルファンタジーと名の付くゲームは一切購入しないと決意するほどに。

    以上の僕の文句を踏まえて、もう一度開発陣に問いたいですね。オニギリのクオリティ上げてる余裕あったのか?と。発売前夜にはよく分からないオリジナルシナリオまで作ってましたが、本当にそんなことしている場合だったのか、と。

    あと、いまさら今後のロードマップ出してましたがスマホゲー作ってんじゃねぇんだぞ糞が。一番楽しみに待っていて、真っ先に遊んだファンはとっくにゲームクリアしてるんだよ。いまさらチャプター13のプレイ満足度上げますって、未完成品売りつけんな。

    まだFF15をプレイしていない人は、プレイしなくていいです。どうしてもプレイしたい人は、来年には中古で2,000円程度で買えると思うのでそれを待ちましょう。




  • VRゲームに必要なのはソフト開発者に”死角”を意識してもらう事

    2016-11-06 06:02
    PSVRを購入して1週間、色々なゲームをプレイしました。

    多数のゲームをプレイし、何時間も遊んでいると気づけるVRならではの楽しみ、特徴などが分かってきます。が、そんな自分なりの考えとはまったく異なる意見もあるようで……。

    某ゲーム会社の方が、VRに向いているジャンル、向いていないジャンルについてプレゼンをしていたようです。その内容があまりにも前時代的、それこそ10年くらい前の内容に見えて首を傾げてしまいました。

    そんなわけで、反論意見としてVRゲームの特徴や課題について、あくまで個人的な意見を述べようと思います。(ゲーム開発者でもないし、ただのゲームオタクの意見です)

    ●VRに向いていないジャンル?
    某会社のプレゼンでは以下のジャンルはVRに向いていないとのことでした。

    1・酔いやすいジャンル(視界動が激しいものなど)
    2・VRにする必要のないゲーム
    3・長時間遊びたいゲーム
    4・手元をよく見て操作を確認したいゲーム


    まず最初に否定しておきたいのが、VRの酔いは慣れます。もちろん個人差はありますが、3~4日ほど(6~8時間程度)遊んでいれば酔わなくなります。

    初めて3DのFPSをやったときに酔った人は多いと思いますが、それと同感覚と捉えてください。遊んでいるうちに確実に慣れると断言できます。


    ▲初めてメトロイドプライムを遊んだときの3倍酔うと思えば大丈夫

    というわけで、酔いやすいジャンル(視界動が激しいもの)がVRに向いていないというのは大雑把な否定が過ぎます。

    次、VRにする必要のないゲーム……は、その通りだと思います。ゲームの一部コンテンツがVR対応になると、そのために装着するのが面倒で、結局1回遊んで終わる人がほとんどになるでしょう。

    長時間遊びたいゲームについては、この“長時間”の認識によって変わるので何とも言い難い部分です。一般的に仕事が終わって、飯食って風呂入ってを終えて、ゲームを遊べるのは3~4時間程度でしょう。(ブラック、ホワイトによる個人差あり)

    これが”長時間”に当たるのであれば、問題ありません。酔いに慣れれば、3~4時間のぶっ通しプレイは問題なくいけます。ですが、『ダークソウル』のような一日中プレイしたくなるゲーム、RPG系のジャンルは向いていないかもしれません。

    最後、手元をよく見て操作を確認したいゲーム。これは正直よく分かりません。ゲームをプレイしているとき、コントローラーって見ますか? 少なくとも、PS4のゲームを遊んでいるときに僕はコントローラーを確認したことはありません。

    『鉄騎』? もしかして『鉄騎』の事言ってる?



    もし『鉄騎』のことを言っているのでしたら、確かにしんどいです。


    ●現状のVRゲームの主流
    現状、VRゲームでかなりの数を占めているのが”擬似体験型のゲーム”です。実際に起こりそうな現象はもちろん、映画のワンシーンを自分が体験しているかのように遊べるコンテンツ。

    PSVRでは、『サマーレッスン』『VR WORLDS』などが該当します。

    ミヤネ屋が事故ったスケボーでの坂すべりや、とくダネでHTC viveをビビって投げ捨てる事故が起こるなど、まるで現実のように仮想空間を体験することができます。

    これらはVRの持つ大きな魅力のひとつで、現実的な景色はもちろんのこと、ファンタジーやSFの世界をリアルに体験できるコンテンツも多数あります。が、これらはあくまでVRの魅力のひとつにしかすぎません。

    Wiiが発売したときの『Wii Sports』みたいなものです。新しいコンテンツを、分かりやすい形で楽しく提供する。が、これらは最初は楽しいものの1週間も過ぎれば飽きられてしまいます。

    今後、”擬似体験型のゲーム”が大量に発売されることになれば、個々の特徴を持ったゲームやアダルト関連は生き残るとしても、一般的に飽きられるのは必然。VRというコンテンツを、別の形の楽しさとして提供する必要があります。


    ●VRの秘めた“視界の死角”という魅力
    というわけで、ようやく本題。VRの持つ”視界の死角”という魅力を、ゲーム開発者に意識してほしいのです。

    PSVRを装着している間は、完全にゲームの映像に目を奪われます。カメラは完全にユーザーに委ねられ、上下左右すべてを見渡せる状況。ですが、だからこそ死角ができやすいのです。

    人間、目に移ったすべての物を完璧に把握することはできません。だからこそ、注目したい物がある方向に首を傾けるわけです。

    従来のゲームは、映像が映し出されるモニター1枚を注視するだけでした。それに比べ、VRは映された映像すべてを注視することができないため、どうしても死角が生まれてしまいます。矛盾しているようですが、VRになったことで、むしろ視界は狭まったとも言えます。

    左右や背後はもちろん、上下の空間も死角。この視点を意識すると、VRゲームの楽しさは何倍にも広がります。

    たとえば、僕が絶賛ドハマリ中のゲーム『RIGS』。

    近未来的なロボットに乗って戦うこのFPSゲームでの視点は、コックピットから見える範囲のみ。背後から襲われれば振り返るまでにタイムラグが生じるのは当然、左右からの奇襲にも対応が難しいです。

    スティックを捻れば即座に後ろを向ける通常のFPSと大きく異なる点が、死角が絶対的な致命傷になり得ることです。

    オンライン対戦の場合は、相手も同環境のプレイヤー。それ故に、相手の死角を突くことが重要になります。

    たとえば、正面からでは火力的に勝てないロボットが相手だとした場合。真上に飛んで攻撃すれば相手が首を上に向け、照準を合わせるまでに1~2秒ほど稼げるため撃破が可能です。

    これはVR限定のFPSだからこそ楽しめる戦法。今後は今までとは異なるプレイヤースキルも求められる新たなゲーム対戦環境として活躍するかもしれません。

    こういった、疑似体験として楽しむのではなく、プレイするゲームとして最大限に楽しめる要素を増やすことがVRの更なる発展に一役買うことになるはずです。

    当然、ホラーゲームとの相性は抜群。左右からの不意打ちはもちろん、背後に振り向くまでに時間がかかるのも恐怖演出として活躍します。プレイヤーにカメラの支配権をすべて持って行かれた以上、それを逆手に取った楽しみかた(恐怖演出)を生み出すチャンス。

    いまは亡き『P.T.』先輩がVRだったら、ラジオから流れる「後ろを向きなさい」の恐怖は何十倍にも膨らむことでしょう。失禁間違いなし。


    ●何が言いたいかってVRで”ゲーム”がしたいんです
    長々と書いてきましたが、ようはVRだからこそプレイして楽しめるゲームがしたいんです。

    『RIGS』は、相手の目を意識することで楽しさが倍増しました。同じように、ガッツリと操作して映像ではなくゲームとして楽しめる作品がもっと増えて欲しいんです。

    そのためにいま一番必要なことは……PSVRもっと増産してください!

    『RIGS』のオンライン人口少なすぎて中々マッチングしないんです。でもVR所有者の数的に仕方がないんです。

    企業としては稼げない物にお金は投資できないため、PSVRがもっと普及しないと開発に及び腰なゲーム会社も多くなります。ガンダムとか出たら間違いなく面白いのに。

    僕も発売日にはPSVRを買えませんでした。現状は出荷待ちor転売とぼったくり値段で買うかの2択なのが厳しい。できれば転売屋が大赤字になるくらい大量出荷してほしいです。