• VESPERIA CIRCUS あらすじ ⑤「響復活篇」

    2017-01-11 17:27
    陽川Pによる響復帰作戦が始まった!



    まずは〈シャドーマーズ〉の知名度を活かし、響の復活をネットの世界に広める陽川。



    ネット上の動きが765プロの計略であると見抜いた黒井は即座に対応に出る。



    陽川の基本方針は「世論を動かす事」だった。『ダンスマスター』で名勝負を繰り広げた我那覇響菊地真が手を組み〈ジュピター〉に挑む。その物語性に、日本中のダンスファンが対決を待望する、という流れを作り出そうとしていた。




    だが黒井社長は頑として響を飼い殺しにするという方針を替えようとはしない。
    黒井にとって響は貴音を孤高の存在たらめるための手段であり、飼殺すことに価値がある存在であったのだ。


    それでもなお陽川の仕掛けは止まらない。
    世論を動かすために〈ジュピター〉を挑発し、冬馬から勝負を買って出るかのような発言を引き出す。




    しかし、それも最終的な獲物を捕まえるための仕掛けの一つに過ぎなかった。
    陽川の標的はそれより先になったのだ。





    IU執行部の天ノ河プロデューサー。世論づくりも、〈ジュピター〉への挑発も、
    全ては黒井と蜜月関係にあったこの男を落とすための罠であった。
    天ノ河との癒着によって黒井と貴音はIUでの勝ちを約束されている。黒井は彼の意向を無視するわけにはいかなかった。

    こうして棋戦は陽川と765プロが勝利するかに見えたが、黒井は鬼の一手でそれを打ち砕いてしまう。




    「ダンス留学」と称して響を強制的にアメリカへ送り半年間戻さない。その間にIUで優勝しつつ、国内の響待望論を風化させてしまおうとしたのである。









    こうして陽川たちの目論見は失敗に終わるかと思われた。
    だが、彼らは961プロに対してもう一つの罠を張っていたのだった。



    ちょうどその時、961プロでは一つの計画が始動していた。翌年のIUでの覇権を目指す新アイドル育成プロジェクト〈ProjectCinderella〉である。





    この計画の中核となるアイドル候補生たちが一斉に876プロへの移籍を申し出た。











    それは高木社長の盟友、876プロの石川社長をも巻き込んだ壮大な作戦だった


    かたくなに響を飼い殺しにしようとする黒井の態度は、〈ProjectCinderella〉の候補生たちに不信感を抱かせるのに充分であった。石川はそこをついて大規模な引き抜き工作を始める。彼女たちが抜ければ計画は立ち行かなくなり、来年以降の戦略を見直さねばなってしまう。

    そこで石川社長は好感条件を提示する。




    響の移籍に応じれば、それは候補生たちの黒井への不信感をぬぐわせる事にもつながる。
    そこまでが陽川と765プロが考えに考え抜いた策略だったのだ。

    「やられたよ社長、これはアンタの……いや、俺たち961プロの負けだ」

    前任Pの説得でついに黒井は響を手放すことになる。




    こうして響は961プロをやめ、876プロのアイドルとして、そして真ややよいとのチームメイトとして新たな門出を迎えた。彼女は生まれ変わった。あの日、貴音との決戦で敗れた後、一番の心からの笑顔でスタートを切る響。




    彼女の目標は真ややよいとともに『ダンスマスター』で〈ジュピター〉に勝つこと。


    そして、もうひとつ……














    ⇒様々な想いが交錯する中、第三部「the Riv@ls」開帳!










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  • VESPERIA CIRCUS あらすじ④「シャドーマーズ篇」

    2017-01-11 15:56
    SNSの情報でダンスチーム〈シャドーマーズ〉に響がいるとつきとめた真は、そのメンバーたちに近づく。







    だがリーダーの水木聖來は、迷いの中にいる響に考える時間を与えるため、真と響を直接合わせることはしなかった。代わりに真と陽川Pは、連絡役として、また本人のダンススキルを高めるためやよいを〈シャドーマーズ〉に出入りさせる。


    やよいの人懐っこさに、響も聖來たちもすぐに彼女を受け入れる。ともに練習を通して穏やかな時間を過ごし、その中で響の心にも変化が起き始める。









    だが、全ては黒井社長に筒抜けだった。そもそも、聖來が響を〈シャドーマーズ〉に誘ったのも黒井の差し金だったのである。黒井は聖來を脅し、響の監視役をさせていた。さらに、やよいや真が近づいた今、二人を潰すように聖來に強要する。





    流石にそれを固辞した聖來だったが、その直後からチームに異変が起きる。これまで秘密にしてた練習場所がネットに晒され、さらに彼女たちのファンを名乗る人物が近隣のダンスチームの中傷を始めたのである。






    このままでは皆が踊れる場所が無くなってしまう。黒井とかかわったことを激しく後悔する聖來。そして響はひとり961プロへ戻ろうとする。


    しかし、そんな響をやよいが強く叱責した。

    誰か一緒にいると弱くなる、そんなことは絶対にない! むしろ強くなれる! 765プロで学んだことをやよいは体を張って実践する。

    チアリーディングのタワーを取り入れた振り付けを響に披露するやよい。さらにそこからジャンプしバック宙で着地を試みる。




    高所恐怖症のやよいにとってそれはとんでもない冒険のはずだった。だが、やよいは信じていた。響と聖來を。




    一人ではできないことも仲間とならできることになる
    そのことを証明したやよい。そしてそんな強い想いに打たれた響はついに本音を語る。


    「踊りたい! 真と!みんなと一緒に!!」

    その言葉を待っていた陽川Pはすぐに行動に移る。響を再びステージに立たせるために961プロを相手に情報戦を仕掛けるのである。






  • VESPERIA CIRCUS あらすじ③「反撃開始篇」

    2017-01-10 18:04














    活動の場を大きく制限された現状を打破すべく、765プロは新たなプロデュース体制に移行した。


    星Pは、律子が提案したユニット〈竜宮小町〉をベースに新企画〈龍宮プロジェクト〉を立ち上げ、伊織亜美あずさ真美、そして副Pを兼任する律子によるクインテットユニットを結成させた。


    彼女たちの標的は、業界最大の規模を誇るレコード会社『エンペラーレコード』だった。前任Pが765時代に引き起こした『ミッシングムーン事件』によって少なからず打撃を受けたエンペラーレコードは765プロと対立関係にあった。これを緩和し、IUのCD売り上げ対決が決してしまう前にCDリリースの契約を結ぶのが星に与えられた任務である。


    だがエンペラーレコード会長の大富は、黒井社長や貴音に売り込みをかけられていた。




    大富は星を全く相手にしようとしない。それでも愚直に大富を説得しようとする星、その裏にある担当アイドルへの強い思いに感じ入った貴音は、独断で大富への取次ぎを申し出る。









    一方、月形P春香雪歩のプロデュースを始める。




    彼女たちは東豪寺プロに支配されたTVや音楽シーンのメインストリームから距離をとる一部の演劇人やネットの世界をターゲットとしたゲリラ的な作戦で少しでも露出しようとする。


    辣腕演出家の舞台への出演を決めた二人。
    そんな彼女たちを補佐するために、月形はかつて真とバレエステージで共演した元バレリーナのアイドル綾瀬穂乃香を抜擢する。



    だが春香と雪歩が歩むその道は、前任Pが手掛ける美希の歩む道とも重なっていた。貴音とは違う形での成長を望む前任Pもまた、芸能界の中心から離れたところから美希をプロデュースしようと考え同じ舞台へ演出させようとしていたのである。

    そんな春香たち、そして美希をも牽制すべく黒井社長は〈ジュピター〉を動かす。彼女たちの活躍を〈ジュピター〉のアメリカ仕込みの圧倒的パフォーマンスで塗りつぶしてしまおうというのである。


    これに対応するのは陽川Pと真の仕事だった。〈ジュピター〉を倒し『ダンスマスター』王者への返り咲きを目指す真もこの舞台に出演することになる。
    かくしてIUと『ダンスマスター』、それぞれの場外乱闘戦ともいうべき対決が一つのステージの上で行われようとしていた。










    また月形が継続してプロデュースを続ける千早はアメリカへと旅立った。彼女の目的は「日高舞を超える歌を作ること」そのために彼女の影響力が薄い海外で楽曲を制作することにしたのである。


    そんな千早をフォローするため、通訳兼コーディネーターとして一人の女性が名乗りを上げる。それは弟の死をきっかけに千早と別居していた母 如月千種であった。




    〈ジュピター〉を標的とする真と陽川Pにはもう一つの大仕事があった。真が彼らに勝つための絶対条件として考えているのが二人のメンバーである。
    一人はダンスの経験は浅いものの底抜けの明るさとスタミナを持つやよい。そしてもう一人は、真と激戦を繰り広げ現在は961プロに飼い殺しにされているだった。

    響を復帰させるために奔走する真は、とある集団に着目する。


    その名は〈シャドーマーズ〉。ストリートダンサー水木聖來小松伊吹を中心に結成された下町で活動をする一つのストリートダンスチームであった。