• 水沢「白嶺賞」 2017年12月16日の注目レース

    2017-12-15 22:4523時間前1
    注目レース 水沢競馬10レース「第26回 白嶺賞」(古馬重賞・1600m)

    ◎(本命) (3)番 タイセイファントム
    ○(対抗) (4)番 チェリーピッカー

    ▲(単穴) (8)番 ワットロンクン

    ☆(特注) (2)番 イーグルカザン

    △(連下) (5)番 メイショウオセアン、(7)番 アントニオピサ


    <期待度> ◎単勝=D  ◎○ワイド=C  3連複BOX=B

    小頭数でも興味深いメンバーが揃い、展開面も紛れがありそうな難解な1戦。どこからでも狙えるが、本命には中央OPからの転入初戦だった絆Cで、いきなりラブバレットを破ったタイセイファントムを指名する。当時は相手がアクシデント明けだったにしても、ハイペースの高速戦に対する経験が豊富だったことが有利に働いたもの。逆にいえば、盛岡ほど時計が速くない水沢コースに対応できるかが今回の課題。それでも相手関係が前走より楽なので、克服して移籍後2連勝を飾ることができると判断した。

    相手筆頭はチェリーピッカーを取り上げる。重賞初出走で制した青藍賞の後は勝利がないが、マイルチャンピオンシップ南部杯はそもそも相手が強かったし、絆Cは手変わりがマイナスに作用したもの。さらに前走は勝ったイーグルカザンに上手く立ち回られた結果で、やや勢いを失っているものの、敗因がハッキリしているなら心配し過ぎることはないか。ここまでオール連対を守っている水沢コースで、青藍賞の再現も十分あるだろう。

    注目は約2年ぶりに岩手に戻ってきたワットロンクンだろう。この間は南関東と道営を行き来していたが、前々走で後の道営記念馬ステージインパクトを抑えて逃げ切ったように、自分の形になれば大物喰いが出来る馬。しかも岩手時代はマイルがベストと評されていて、実際2年前のこのレースで逃げ切り勝ちを収めている。先行馬が揃うメンバー構成は微妙だが、地力は通用するだけに単穴評価は必要とみる。

    前走チェリーピッカーを破ったイーグルカザンは、立ち回りの巧さが目立ったが、今期マイル重賞2勝なら驚くことはない。また転入後の3勝が全て4番人気以下と、勝っても人気にならないタイプで、ここでも気楽な立場で振る舞えるのは不気味。4番手評価にはなったが、まとめての力は秘めている存在だ。

    メイショウオセアンは移籍後まだ勝利はないが、青藍賞2着にマイルチャンピオンシップ南部杯の地元馬最先着と、実は崩れたレースがない。水沢コースの方が動きのいい馬でもあり、ノーマークは危険と考えている。

    勝てずにいるうちに調子を落としてしまったアントニオピサだが、行きたい馬が揃ったここは、タフさが要求される流れになるかも。そうなれば多彩な距離を使って来た経験がモノをいいそうで、最後の印を持ってくることにした。

    ところで異次元のスピードで岩手転入後5戦4勝の(6)番コウセンは、中央のデビュー当初こそマイル以上で結果を残していたものの、現状では完全にスプリンター。同型が揃っている上にマイルも微妙なので、逃げ切るか惨敗かという極端な結果が出るだろう。私自身は残すのは厳しいとみてノーマークとしたが、残せると考えるならこの馬から買うことをお勧めしたい。

    (出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
    (詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


    明日以降の予定
    12月16日 白嶺賞(水沢)

    12月20日 ゴールドカップ(浦和)

    12月24日 ばんえいダービー(ばんえい帯広)、中島記念(佐賀)


    なおゴールドカップについては、簡略対応とする可能性があります。また全日本2歳優駿と名古屋グランプリの戦評記事は、ゴールドカップの予想記事掲載までには掲載いたします。


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  • 名古屋「名古屋グランプリ」 2017年12月14日のダート統一グレード

    2017-12-13 22:001
    名古屋競馬11レース「第17回 名古屋グランプリ」(古馬・JpnⅡ・2500m)

    ◎(本命) (8)番 ドラゴンエアル
    ○(対抗) (3)番 クリノスターオー

    ▲(単穴) (1)番 メイショウスミトモ

    ☆(特注) (5)番 カツゲキキトキト

    △(連下) (11)番 オールブラッシュ、(9)番 タガノディグオ


    <自信度> ◎単勝=E  ◎○ワイド=D  3連複BOX=B

    JBC創設を受けて、統一グレードだった東海菊花賞の条件を引き継ぎ、年末開催として創設されたのがこの1戦。例年天皇誕生日前後に行われ、東京大賞典のアンダーカードとしての役割もあったが、昨年から1週間程度早くなっている。そのためチャンピオンズCと東京大賞典の中間になり、日程的には微妙な位置づけになった感は否めないところだ。

    そんなやや薄めのメンバー構成なので、マーキュリーCや前走の道営記念で本命を打ってきた、ホッカイドウ競馬のドラゴンエアルにもう1度本命を打ってみたい。マーキュリーCは勝ったミツバから1秒差の5着だったが、当時はまだ復調途上だった上に、大幅に馬体を減らしての結果。その後瑞穂賞で地元ナンバー1のオヤコダカに土をつけたように、当時よりは間違いなく動けるなら、それ以上の結果も期待できるだろう。穴狙いは承知の上で、狙ってみたいと思う。

    対抗評価はクリノスターオー。5月の復帰後に5戦使われ、2戦目のマーキュリーCと前々走の白山大賞典で3着に入ったのを除けば、目立たない成績が続いている。ただし前走浦和記念はスタートの失敗が全てといえる敗戦で、あくまでも参考外。それに前走で馬体を531キロまで絞ってきたことは、動ける馬体に戻って来たと感じており、巻き返せる条件は揃った舞台ではないだろうか。

    前々走のシリウスSで統一グレード初制覇を飾ったメイショウスミトモは、当時が約1年ぶりの勝利だったので評価が低かったが、その1年前に破ったのが今年の帝王賞馬ケイティブレイブ。一定の力があることは認めるべきだし、高速ダートを苦手にしているので、時計がかかる名古屋コースも魅力的。チャンピオンズCから中10日の強行軍をクリアすれば、まとめてまであるとみて単穴評価とした。

    地元の雄カツゲキキトキトは、想えば昨年このレースで3着に入ってから、全国的に注目を集める存在になった。その後も積極的に統一グレードに臨む姿勢は認められる一方で、微妙な使い方も多く、また肝心の統一グレードで弱気な戦いに終始しているもどかしさもある。このメンバーなら地力でねじ伏せてもおかしくないが、白山大賞典2着があっても、自信を持って戦ってくれると信じられない。今回は4番手評価に置くことにした。

    前走浦和記念ではまさかの差しに回ったオールブラッシュだが、一度は交わしたヒガシウィルウィンに差し返されて3着。底が見えたと感じる敗戦だったが、徹底先行に割り切るきっかけにできれば、まだ光は残っているか。特に今回はマイペースの逃げが嵌りそうな組み合わせなので、そのまま一人旅を演じるシーンも否定できないとみて、ノーマークにはできなかった。

    唯一の3歳馬タガノディグオは、春時点で持ち味としていたロングスパートが影を潜めているが、それでも初の対古馬戦だった白山大賞典で4着。力が足りない訳ではなく、仕掛けどころと状態面次第で十分勝負なる力は秘めている。最後の印になったが、押さえておきたい1頭である。

    (出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
    (詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


    おことわり・名古屋グランプリの戦評記事は、全日本2歳優駿の戦評記事掲載後に掲載予定です。

    明日以降の予定
    12月16日 白嶺賞(水沢)

    12月20日 ゴールドカップ(浦和)

    12月24日 ばんえいダービー(ばんえい帯広)、中島記念(佐賀)


    なおゴールドカップについては、簡略対応とする可能性があります。


  • 川崎「全日本2歳優駿」 2017年12月13日のダート統一グレード

    2017-12-12 22:001
    ↓全日本2歳優駿当日のニコニコ生放送です


    川崎競馬11レース「第68回 全日本2歳優駿」(2歳・JpnⅠ・1600m)

    ◎(本命) (2)番 ハヤブサマカオー
    ○(対抗) (8)番 ドンフォルティス

    ▲(単穴) (9)番 ルヴァンスレーヴ

    ☆(特注) (12)番 サザンヴィグラス

    △(連下) (6)番 ソイカウボーイ、(7)番 リコーワルサー


    <期待度> ◎単勝=D  ◎○ワイド=C  3連複BOX=D

    世代限定戦は古馬戦線に比べて路線整備が進んでいないが、ダート競馬の発展とともに早い段階からダート路線を指向する馬が増えたことで、このレースのステイタスは年々上がっている。特に今年からJAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBYの対象競走に加わった関係か、想定しうるオールスターキャストといえる、豪華な1戦となった。昨年このレースの予想記事で全頭解説を行ったが、今年は個人的な執筆時間の都合で出来ないことが大変申し訳ないところである。

    そんな豪華メンバーなのでどこからでも狙いは立つが、それでも統一グレードを制した2頭が若干上位と判断した。最終的に本命としたハヤブサマカオーは、自慢のスピードを武器に、デビュー以来全て逃げ切りで3連勝。前走兵庫ジュニアGPこそ接戦となったが、小回りコースを意識して慎重なレース運びになったため。その経験は今回活きてくるだろうし、意外と逃げたい馬が他にいないのも好都合。好枠を引いたこともあり、スタートダッシュを決めれば、そのまま押し切る姿がみられるのではないだろうか。

    対抗評価のドンフォルティスは、前走北海道2歳優駿を後方から息の長い末脚で差し切り勝ち。一気の距離延長で折り合いがどうかと見ていたが、全く問題ない走りを披露したと思う。ただし今回は、初めて経験する小回りコース。中央の馬場ではコーナーがきつい部類の中京コースでも、コーナーワークはスムーズではなかったので、よりきつい川崎コースは少し気になる。2頭の序列はそこにあると考えていただきたい。

    スケール感でいえば、2戦2勝のルヴァンスレーヴが1番だろう。デビュー戦は後方から、一気に向正面で先頭に立っての独走劇。前走は軽く気合いをつけられただけで突き抜け、コースレコードをマーク。目一杯の競馬をした時に、どれだけのポテンシャルを披露するのか、楽しみは尽きない。それでも単穴評価に止めたのは、スタートが決まらないこと。シビアなメンバーになり、隙を見せると大きく崩れる目もあると判断したからだ。

    他の中央勢も力はあるが、以下は地方勢に印を入れたい。筆頭格としたサザンヴィグラスは北海道2歳優駿で3着に終わったが、1800mは距離が長かった印象がある。マイル以下に限れば3戦無敗という戦績もあるし、先行力はこのメンバーでも上位の存在。初コースを克服できれば、中央勢を脅かす力は十分秘めている。

    兵庫ジュニアGPで3着だったソイカウボーイは、当時はスタートが悪く、流れに乗れなかったもの。それでも昨年兵庫ジュニアGPを制したローズジュレップより1秒近く速いなら、もしかしたらホッカイドウ競馬デビュー組のナンバー1はこの馬かも。初コンビを組む御神本訓史騎手がスタートを決めれば、好走以上まで期待できる。

    最後の印は南関東生え抜きから選ぶことにしたが、ハイセイコー記念で終始外々を回りながら抜け出した(11)番ハセノパイロも甲乙つけがたいが、鎌倉記念で見せた向正面まくりが鮮やかだったリコーワルサーを選んだ。一般的に捲りが決まるのはペースが落ちたところで動くからだが、あの時はペースが上がったタイミングだったので、相当レベルが高い。川崎コースを使った経験値もあり、喰い込む余地はあると考えた。


    (出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
    (詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


    おことわり・全日本2歳優駿の戦評記事は、17日以降の掲載を予定しています。

    明日以降の予定
    12月14日 名古屋グランプリ(名古屋・統一グレード)

    12月16日 白嶺賞(水沢)