• 佐賀「西日本ダービー」 2017年10月22日の注目レースPART2

    2017-10-21 20:0012時間前
    昨年も触れた記憶があるが、西日本ダービーは西日本地区の各主催者が若駒の馬資源を確保し、世代別路線を充実させることが大きな目的にある。そのために設けられた地元生え抜き限定で移籍も原則として認めない出走資格によって、今年のホスト役を担う佐賀ナンバー1のスーパーマックスに出走資格がないことは、残念に思うファンが多いだろう。しかし目先の競走の充実より理念を守る方が、レースの発展にはつながるはず。1986年に岩手競馬で設立されたダービーGPも、中央所属馬に門戸が開放されるまで、中央で競走馬登録された馬に出走資格はなかった。それが地方競馬・岩手競馬のレベルアップに、大きな貢献が当時あったことは、疑いのない事実である。

    注目レース 佐賀競馬12レース「第2回 西日本ダービー」
    (3歳・西日本地区交流重賞・2000m)


    ◎ (本命) (4)番 フリビオン
    ○ (対抗) (9)番 ムーンファースト

    ▲ (単穴) (10)番 ブレイヴコール

    ☆ (特注) (7)番 グレイトデピュティ

    △ (連下) (1)番 オヒナサマ


    <期待度> ◎単勝=B  ◎○ワイド=C  3連複BOX=A

    話題の中心は高知のフリビオンで間違いない。2歳時から高知競馬の世代路線を牽引し、そのまま春は2冠を制覇。そして秋はこのレースへの参戦のため、3冠がかかる黒潮菊花賞ではなく、古馬相手の珊瑚冠賞に参戦。ここで層が厚い歴戦の古馬を破る走りを披露し、その実力が世代を超えたものであることを示した。これだけの実績を持つ馬は他におらず、課題は初の遠征競馬となることぐらい。まともならこの馬が先頭で駆け抜けるとみて、私も本命を打ちたい。

    対抗は金沢のムーンファーストとした。MRO金賞でヤマミダンスを差し置いて逃げ切った時には驚いたが、前走準重賞で今度は差す競馬で破ったとなれば、さすがに本物だ。評価が低かったのは年明けデビューということもあるが、振り返れば1993年に金沢所属でダービーGPを制したミスタールドルフも、年明けデビューだった馬。その背中を追うためにも、ここを勝ってその名を全国に轟かせたいところ。それができる地力は十分あるとみている。

    兵庫ダービー馬のブレイヴコールは単穴評価。当時は絶対王者だったマジックカーペットが直前に戦線離脱し、繰り上がる形で王者に就いたもので、内容も乏しかった。しかし前走名古屋に遠征した秋の鞍2着が、中央1勝のポルタディソーニに迫る好内容。これだけ走れるのであれば、そもそもの地区レベルで逆転する可能性は否定できないと思う。

    中央デビュー馬に席巻されてきた今年の東海地区だが、その中で生え抜きとして喰い下がっていたのがグレイトデピュティ。3月に行われた生え抜き限定戦の中京ベガスターCを制したように、中央デビュー組がいない組み合わせなら、侮ることはできないだろう。

    スーパーマックス不在の地元勢は、可能性があれば九州ダービー栄城賞3着のオヒナサマか。先頭に立つと手応えが悪くなる点は秋初戦の前走も見られたが、逆にいえば相手が強くなった方が、そういった面を見せずに戦えるのではないか。ノーマークは危険と考えている。

    (出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
    (詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


    明日以降の予定
    10月24日 ゴールドウイング賞(名古屋)

    10月25日 平和賞(船橋)

    10月26日 兵庫若駒賞(園田)


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  • 盛岡「不来方<こずかた>賞」 2017年10月22日の注目レースPART1

    2017-10-21 19:0013時間前
    注目レース 盛岡競馬11レース「第49回 不来方<こずかた>賞」
    (3歳重賞・2000m)


    ◎(本命) (8)番 キングジャガー
    ○(対抗) (1)番 ダンストンレガーメ

    ▲(単穴) なし

    ☆(特注) なし

    △(連下) (2)番 トゥザキングダム、(11)番 ワイルドソング、(5)番 ユイノムテキ


    <期待度> ◎単勝=A  ◎○ワイド=D  3連複BOX=D

    秋初戦のイーハトーブマイルはこれまでと違う、スローで引きつけ気味の逃げを打ったキングジャガー。結果は辛勝だったが、順調なスタートを切ったといえるだろう。しかし本来は、厳しいラップで追走馬をふるい落とすタイプ。距離が延びる今回の方が戦いやすいし、対決が注目された北海優駿馬ベンテンコゾウが脚部不安で回避したため、ここは負けられない組み合わせ。その期待に応えてくれるとみて、自信の本命を打ちたい。

    馬券の上では相手探しだが、これは難解。どの馬にもチャンスがあるので、当日の気配を優先することをお勧めしたいが、ここではダンストンレガーメを対抗とした。岩手ダービーダイヤモンドC4着以降は結果が出ていないが、前が楽な流れであったり、そもそも相手が強かったりが続いたもの。同世代相手に戻り、またキングジャガーが作る厳しい流れも末脚を活かすにはうってつけ。巻き返しを期待できるのではないだろうか。

    中央未勝利からの転入組からは、まずはトゥザキングダム。転入初戦の前走は追い込んで2着だったが、マイル戦の速い流れに戸惑っていたし、何より相手が悪かった。2000mに距離が延びるのは間違いなく好材料で、前走で発揮した末脚を繰り出せば、十分戦えるだろう。

    転入初戦を2番手から抜け出して勝利したワイルドソングも、中央時代の実績はトゥザキングダムとほぼ同等。ただし中央時代に長い距離を使われていた割には走りが軽い印象で、2000mが本当に良いのか微妙に感じる。その分だけ序列を下に置くことにした。

    イーハトーブマイル2着のユイノムテキは、終始内ラチ沿いを走れたとはいえ、自信を得ることができた1戦だった。距離延長は微妙に映るが、地方移籍後は崩れたレースがなく、また岩手の水が合っている印象も。それなら印を入れる価値はあると判断した。

    (出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
    (詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


    このあと佐賀「西日本ダービー」の予想記事を掲載します。


  • 盛岡「OROターフスプリント」 2017年10月21日の注目レース

    2017-10-20 18:001
    注目レース 盛岡競馬11レース「第7回 OROターフスプリント」
    (古馬・地方全国交流重賞・芝1000m)


    ◎(本命) (4)番 コウセン
    ○(対抗) (8)番 サクラゴスペル

    ▲(単穴) なし

    ☆(特注) (3)番 ウインミラージュ

    △(連下) (5)番 ガッサンプレイ、(9)番 エイシンヒート


    <期待度> ◎単勝=B  ◎○ワイド=A  3連複BOX=C

    1000m戦でスタートから後続を引き離す一方という逃走劇は、2歳戦ならともかく、古馬重賞で滅多に見られるものではない。コウセンは前走ハーベストCでそれを実現させただけでなく、オーロパーク最古のコースレコードを破る57秒7をマーク。これまであまり評価してこなかった私だが、ここまで見る者の度肝を抜く走りを披露されては、降参するしかない。再度同条件となる今回は、強力な遠征勢が加わっているが、ハナを奪えればそのまま押し切る公算は大。再度の逃げ切りを期待して本命を打った。

    これを脅かせるのは、ホッカイドウ競馬から参戦するサクラゴスペルだけだろう。芝の短距離専門に使った中央時代に重賞3勝を挙げ、スプリンターズS2着という実績もある。移籍した今もスピードは衰えておらず、コウセンとのスピード争いは注目の的。盛岡が初めての分だけ対抗評価としたが、格で圧倒するシーンが見られても、全く驚かない。

    ウインミラージュはこれまで、59秒の壁を破れなかったが、前走ハーベストCで初めて突破。時計勝負への対応という懸念を解消し、この舞台のスペシャリストとして一段高いステージに昇ったといえよう。今回は定量戦に変わったが、印上位2頭に綻びがあった時の、一角崩しの筆頭に取り上げたい。

    以下はまともなら、中央時代に芝で準OPまで出世した(2)番ジョーオリオンや、ウインミラージュと互角の走りを見せている(11)番スティルプリンス辺りだろうが、どちらもハナが欲しいタイプ。それなら捻ったところを探した方が面白いと判断した。

    その意味でまず取り上げたいのはガッサンプレイ。ハーベストCはさすがに追走に苦労していたが、デビュー戦以来となる芝で4着なら悪くない結果。今度は追走も楽になるはずで、前走以上の結果も望めるのではないだろうか。

    そして大穴なら、初芝でもエイシンヒートだ。ただでさえ速くなる1000m戦で、徹底先行馬が揃うのなら、追い込み一手で戦うこの馬の末脚は脅威。前が止まる乱戦なら、台頭する目があると考えている。

    (出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
    (詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


    明日以降の予定
    10月22日 不来方賞(盛岡)、西日本ダービー(佐賀)

    10月24日 ゴールドウイング賞(名古屋)

    10月25日 平和賞(船橋)

    10月26日 兵庫若駒賞(園田)