• 川崎「スパーキングサマーカップ」 2017年8月23日の注目レース

    2017-08-22 23:0022時間前
    ↓スパーキングサマーカップ当日のニコニコ生放送です


    注目レース 川崎競馬11レース「第14回 スパーキングサマーカップ」

    (古馬・地方全国交流重賞・1600m)

    ◎(本命) (10)番 コンドルダンス
    ○(対抗) (7)番 リアライズリンクス
    ▲(単穴) (9)番 ケイアイレオーネ
    ☆(特注) (4)番 イッツガナハプン
    △(連下) (1)番 ミッキーヘネシー、(11)番 ムサシキングオー

    <期待度> ◎単勝=D  ◎○ワイド=C  3連複BOX=D

    出走取消:(8)番 タマノブリュネット


    実力馬が揃った1戦だが、狙ってみたいのはコンドルダンスだ。直線一気がすっかり板についている一方で、コーナーで追い上げられないのが、タイトルに手が届かない一因。しかしコーナーがきつく直線部分が長い川崎コースなら、向正面で差を詰める戦い方も可能で、合う可能性を秘めている。4コーナーである程度の位置にいれば、悲願の重賞タイトルを手ができるとみて、本命を打ちたい。

    注目は今年、的場文男騎手を鞍上に迎えて重賞勝ちした2頭がぶつかることだが、かつて主戦を務めた左海誠二騎手に手綱が戻るリアライズリンクスを、上位となる対抗評価に。ひと息入ったが、勢いが失われていなければマイル重賞3連勝の目も。一方で的場文男騎手が乗るケイアイレオーネは、底力ではナンバー1でも、休み明けで目標はこの先という印象が。トップハンデの58キロを背負うこともあり、単穴評価に止めることにした。

    不気味な存在は高知から参戦する2頭だが、南関東でも実績あるミッキーヘネシーよりも、南関東初見参となるイッツガナハプンの方が怖い。高知移籍後に底を見せていないこともあり、これを4番手評価に置いた。

    (出走取り消しや当日の馬場状況等による予想変更は行わないのでご了承ください)
    (詳細な出走表は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)

    明日以降の予定
    8月27日 ビューチフルドリーマーカップ(水沢)、建依別賞(高知)
    8月30日 アフター5スター賞(大井)

    おことわり・積み残しとなっているブリーダーズゴールドカップの戦評記事は、24日夜の掲載を予定しています


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  • 「サマーチャンピオン」戦評-勝ったラインシュナイダーより、希望を感じた惜敗組

    2017-08-22 22:3022時間前
    過去の実績馬に対し、新興勢力がハンデ差を活かしてどう臨むかがこのレースにおけるポイントだったが、結果的に統一グレード未勝利の中央勢3頭による争いになった。レースは1番人気に支持されたウインムートが軽快に飛ばすところ、4コーナーで迫ったのがラインシュナイダー。最後の直線ではこの2頭に、後方から追い込んだタムロミラクルも加わった激しい追い比べとなったが、この競り合いを制したラインシュナイダーが、統一グレード初出走でタイトルを手にすることになった。

    勝ったラインシュナイダーは3番手から抜群の手応えで進めていたが、仕掛けは3コーナー過ぎからゆっくりとしたもの。既にこの段階で前は捕まえられるという確信を持っていたのか、本当の意味でゴーサインが出たのは、タムロミラクルが外から迫ってからだった。他を圧倒するのではなく、ちょっとでも前に出ていればいいという乗り方で、着差以上に余裕のある勝ち方だったと感じている。
    しかし今回は走り慣れた1400m戦で、ハンデも中央勢で最も軽い54キロ。また好結果が出ていた武豊騎手とのコンビと、これ以上ない条件が揃っていた。つまり今回はOP昇級2戦目でも、正念場といえた1戦だったかもしれない。その視点に立てば、今後も活躍できる可能性を繋げたとするのが正直なところ。まだ慎重な評価が必要ではないだろうか。

    レース内容だけなら、2着に終わったタムロミラクルが1番良かったのではないか。後方でレースを進め、3コーナー手前からのロングスパートで一気に先行集団に追いついたが、その脚色は迫力十分だった。ハンデ差と相手が前で楽をしていた分、アタマ差競り負けてしまったが、前が止まらない流れで追い込んできた点は、高く評価して良いだろう。
    これで地方の馬場は、統一グレードを3度使われて全て2着。距離云々よりも、地方の小回りコースで器用に脚を使って追い上げられる点が、この馬のセールスポイントなのかもしれない。更に末脚を磨きがかかれば、どこかで統一グレードを手にできるのではと考えている。

    逃げたウインムートは直線でつかまり、3着止まり。レーザーバレットに厳しいマークを受けたように映るが、実際は楽な逃げを打てており、力は出し切った1戦。もっとも初ダートの前走逃げ切り勝ちだけで1番人気に支持されたのは過大評価だったし、55キロのハンデも見込まれていた。悲観する内容とはいえず、この経験を次走以降に活かすことができるかに、目を向けていいだろう。

    レーザーバレットは積極的に2番手からレースを進めたが、しばらく結果が出ていないため、今までと違う競馬できっかけを求めた感がある。しかし今回のような競馬は初めてではなく、しかも結果につなげていない。4着という数字以上に、今後に悲観的になる内容で、年齢的な衰えが更に進んだと感じた1戦に映った。

    連覇を狙ったグレイスフルリープは、見せ場なく5着止まり。上位馬とはハンデ差があったし、本気で走っていないという声も聞こえてきたが、これは昨年が相手に恵まれた1戦と判断すべき時期だろう。次走は韓国遠征(コリアスプリント)との話だが、過度な期待はすべきでないだろう。

    地方勢では最後グレイスフルリープに1馬身4分の1まで迫った6着タッチスプリントが、唯一可能性を感じた走り。それでも5.5キロのハンデ差があっての結果なので、中央勢に通用したとはとてもいえない。地方馬同士の牝馬限定戦で、どれだけ戦えるかが現状のレベルと捉えたい。

    (詳細なレース結果は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)


  • 「クラスターカップ」戦評-岩手の夢叶わず・・ラブバレット惜敗で抱き始めた、ひとつの違和感

    2017-08-21 23:00
    最後の直線でラブバレットが先頭に立った時、岩手競馬を愛する人たちはそのまま踏ん張ってくれと願っていたはずだ。しかし後続を突き離し、勝利を確定的にすることができず、最後ブルドッグボスに交わされて2着。現在岩手で行われているダート統一グレードで、唯一地元勢の勝利がなかったこのレースで、岩手の夢を叶えることはできなかった。

    今回はラブバレットの話からさせてもらうが、とにかくパドックで見せた雰囲気が生涯最高といえる仕上がりで、これで負けたら仕方がないと感じるもの。レースは逃げたサイタスリーレッドの2番手から進めたが、昨年の岩鷲賞で前半3ハロン33.5秒というハイラップを経験していたので、今回の34.4秒相当楽に感じたはずいつ交わせばという雰囲気で進めていたし、実際に先頭に立ったタイミングも完璧。しかも1分8秒8というコースレコードが出た高速戦にも対応したのだから、この敗戦は相手を褒めるしかないだろう。
    ただ今回の走りを見れば、以前にも指摘したベストは1200mという考えに、より確信を抱いた。ところが過去に出走した統一グレードは、クラスターCを除けば全て1400m戦。これまでのクラスターCにおけるパフォーマンスを見て、アウェーの地で1200mを使っていないことに、ソロソロ違和感を抱き始めたのが正直なところ。これだけの走りを見せたのなら、今年は大井の1200mで行われるJBCスプリントを意識してもらいたいものである。

    また忘れてはいけないのは、勝ったブルドッグボス完璧なレースをして勝ったということだ。休み明けを1度使われたことで、雰囲気がガラリと変わっており、非常にいい状態でこの日を迎えていた。レースも逃げ馬の直後に取り付くと、4コーナーで大外に。そして最後の直線ではラブバレットとの差を一歩一歩詰めていき、ゴール直前で捉えるまで1つのミスもなかったことが、自身初の統一グレードタイトルを手にした要因であった。
    今回人気を落としたのは、浦和に移籍したことと、転入初戦だった習志野きらっとスプリントで敗れたことがある。しかし今回の移籍は、昨年補欠回りで涙を呑んだJBCスプリントに出たいという考えと思われ、これまでの大物移籍とは一線を画すべきだろう。終わってみれば実績通りで、JBCスプリントを主役級の立場で臨める力を示したと思っている。ただ今後について、次走に中1週で30日に行われる、大井のアフター5スター賞に出走するプランもあるという。他にも選択肢は多いので、慎重にローテーションを組んで欲しいものだが。

    以下は簡単に触れるが、逃げて3着に残ったサイタスリーレッドは、既成勢力に跳ね返されたという1戦この敗戦を糧に成長する時間は残されていると思うので、次走どう変わって来るのか、注目してほしい。

    4着ショコラブランは、前走北海道スプリントCと同様に、高速戦を前に追走で手一杯。時計がかかる馬場で見直す機会がほしいが、それでも前が止まってくれないと、勝ち負けは厳しい印象を感じた1戦だった。

    5着キクノストームと、6着タイセイファントムは、上位4頭を脅かすことができず、現状ではこんなもの。そこから7着イーグルカザン以下、岩手所属の2番手グループが7馬身離されたが、パドックでの出来の良さが目立っていただけに、ここまで離されてしまうのかと思い知らされた。

    最後になるが、今年の結果は昨年60キロを背負って圧勝したダノンレジェンドが引退し、当時の2-3着が繰り上がっただけ。改めてダノンレジェンドの偉大さを再確認したが、それだけ彼が主役だった時代のレベルが高かったとしたら、新興勢力が台頭しないことも筋が通る。時代が変わるまで、まだまだ時間がかかるかもしれない。

    (詳細なレース結果は地方競馬全国協会のオフィシャルサイト等で確認してください)