ぷよAIの歴史
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ぷよAIの歴史

2015-06-28 21:00
    ACぷよぷよ通第1回人類 VS AI対抗戦
    の開催に関連して、ぷよAIがどのように開発されてきたかを、簡単であるが紹介する。

    1、旧Poje(1998年?)
    2、GeNEsWoRK(2010年)
    3、新Poje(2011年3月)
    4、第1回人類vs最強AI(2012年5月)
    5、Wiiでの対戦(2013年)
    6、ACでの対戦(2015年)

    1、旧Poje(1998年?)
    崩珠とも呼ばれる。現在ではおそらくダウンロード不可。一番最初にプレイヤーの手によってぷよAIが開発されたと言えるものだろう。
    通常のぷよぷよ通ルールとは異なり、
    ・ターン制
    ・盤面が7×11
    ・お邪魔の計算方法が違う
    などの特徴がある。

    強いAIでは、10連鎖程度が組めてかつ催促(TF、Tiger Fox、虎の威を借る狐)も打つことができる。ネットワーク対戦もできたようである。




    2、GeNEsWoRK(2010年)
    HP → GeNEsWoRK

    test氏が開発したぷよAI。専用のクライアントソフト上で動作する。
    開発にあたっては戦技研や上位プレイヤーのアドバイスを元に改良が重ねられ、プレイヤーとの対戦動画がアップロードされたり、後に紹介する人類vs最強AIで大差をつけて勝利するなど、ぷよAIが注目を浴びるきっかけとなった。

    動画の検索タグ → GeNEsWoRK
    AIのバージョンには名前がつけられており、
    最初が「愛」


    2番目が「Infinity」


    3番目、現在のバージョンが「niina」

    となっている。

    3、新Poje(2011年3月)
    2011 JAIST Cup ゲームアルゴリズム大会
    JAIST CUP 2012 ゲームアルゴリズム大会


    旧Pojeからリニューアルされ、AI同士での対戦を行わせる大会が開かれた。
    C#で開発用フレームワークが用意されており、プログラミングの知識がそれなりにあれば誰でもAI開発ができるようになっている。
    なお、Pojeは大学院の研究テーマの1つとなっているようで、現在は担当する人がいないせいか、開発がされておらず、大会も開催されていない。



    4、第1回人類vs最強AI(2012年5月)
    企画ページ

    test氏の開発したぷよAIが非常に強くなってきたことから、人間プレイヤーのどのレベルに位置付けされるか?といった疑問を晴らすために開催されたイベント。
    結果は上位プレイヤー3名に対して圧勝に終わった。詳細は企画ページを確認してほしい。
    しかし、GeNEsWoRKのクライアントソフトではAIに有利な条件(NEXT2がぷよの設定後即座に認識可能)であることから、実機上での動作を望む声が多く上がり、以降実機動作へ向けた開発が進むこととなる。

    5、Wiiでの対戦(2013年)
    ぷよぷよフィーバーオンラインのクラシックルールでのぷよAI稼働が動画として上がるなど、画像認識技術を用いて画面上のぷよを認識し、操作を行わせるといったことが実現されてきた。
    そして2013年2月に、WiiのVCAぷよぷよ通でAIが動作できるようになり、同年11月の第5回早大ぷよマスターズでは、一般来場者がぷよAIと実機(VCA)対戦するブースが用意された。




    なお、第1回人類vs最強AIの動画と比べていただけるとわかると思うが、AIは弱体化している。理由としては、ぷよの設置後からNEXT2の出現・認識までに時間がかかることから、AIがNEXT2までを見て置く手を決めることができず、探索範囲が狭くなったからである。
    また、画像認識も問題点が多く、置きミスや認識ミスなどが起きるようである。

    6、ACでの対戦(2015年)
    2015年2月、鹿島田マットマウスにて、ゲームセンターで初めて外部接続されたぷよぷよAIがACぷよぷよ通にて動作することとなった。
    ゲーム基盤から映像情報をPCに送り、PCで取り込んだ映像から画像認識によってぷよの情報を得る。そして、置く手の情報を出力し、レバー・ボタンのある配線に電気信号として出力。これにより、ACぷよぷよ通でぷよAIが動作できるようになった。


    ちなみに、これらのACぷよぷよ通のぷよAIの開発は、
    GitHub
    にてmayah氏主導の元オープンに行われている。興味のある方や開発を手伝いたいという方は、是非参加してほしい。

    そして、2015年7月4日、新たなぷよぷよにおける「人類vsAI」が幕を開ける。
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