日本の学費と奨学金
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

日本の学費と奨学金

2014-01-14 22:47








    先日、奨学金の返済猶予願を出しました。

    服も家電も買わないし漫画も買わない
    酒のたばこもしないし、ギャンブルもしない
    唯一の趣味が原付でツーリング、という
    きわめて質素な生活を愛する私にとって
    社会人の普通の収入があれば、月々の返済はそれほどじゃない。
    やっぱり生活が安定しないと、とうてい難しい。

    そういえば、最近
    学生支援機構の奨学金2種よりも
    銀行の教育ローンの方が金利が安いという話を聞いた。
    本当かどうかまではわからないけど
    少なくとも、学生支援機構は独立行政法人だけど
    もっといい手段があるのかもしれないし
    もっとそういうことを調べておけばよかったなと思う。

    たとえば、今僕は友人に教えてもらった
    駐車場の管理人のアルバイトをしてるんだけど
    これが、車の誘導と簡単な接客だけで
    暇なときは管理人室の中でパソコンで作業しててもOKという
    夢のようなお仕事。
    時給1200円で8時間労働で日給で一万円弱もらえてしまう。
    サービス残業一切なし。お客さんと車の話をして仲良くなるというオプション付き。

    学生のころはこういう仕事があるとは知らず
    自分みたいな「つかえない人間」には普通のバイトは
    出来ないと思い込んで、家庭教師ばっかりやってた。
    もっと車の知識とか英語力とか活かせばよかった。

    今思えば、暇な時間に
    こういう仕事でお金を稼いで
    きっちり学費を稼いでおけばよかったと思ってる。
    自分の無欲さが仇になったなぁ。

    とはいえ、これは後悔とかじゃなく
    もしこのブログを見ている若い大学生とか
    これから大学に行こうとしてる高校生が読んで
    少しでも参考にしてくれればいいなと思うだけ。

    もしくは、お子さんを持つお母さんとか
    これから子供を作ろうとしている若い人とかがいたら
    いつか子供が成長したら
    「学費のことは真剣に考えなさい」と伝えてほしい。



    さて、こういう奨学金返済とか学費で困っている人は
    俺だけではないようで
    それについていろいろな議論が起きてるようですよ。

    ただ、簡単に奨学金を無利子にするとか
    返済義務のない給付金にしようとか
    そもそも学費を無料にしよう、というのは
    日本の場合簡単ではないと思う。

    たとえばドイツは学費が無料なんだけど
    (最近は半期で数千円くらいに「値上げ」したらしい)
    それは、ドイツの場合は日本と違って
    本当に学問を研究したい人のために大学というものがあって
    就職予備校的な立ち位置は、職業訓練校=いわゆるギムナジウムがあって
    進路や目標別にきちんと分けられてるし、どちらもきちんと機能してる。

    日本は職業訓練校とか専門学校は
    勉強できない残念な人が行くところ、みたいに思われてる節があるし
    大学は、勉強しにいくところじゃなく
    モラトリアムを満喫して、就職に有利にするための「ブランド」を得るための場所
    みたいになってしまってる。

    本当に勉強・研究したい人はどこへ行けばいいのか。
    もう海外に行くしかないのかもしれない、というかそうなっちゃってるね。


    あと、とにかく怪しげな大学が増えすぎた気がする。
    大学全入時代とか言われてるけど、果たして「大学」と呼べるような
    きちんとした場所は何割あるんだろうか。



    大学全入時代の問題は「大学生」というブランドの価値が下がるだけじゃなく
    「大学教授」という肩書が膨大な数になってしまってることだと思う。
    紙幣だったらハイパーインフレが起きるレベル。

    で、テレビのコメンテーターとか雑誌のコラムで
    怪しい肩書に加えて「大学教授」というブランドで武装した怪しい人間が
    どう考えても論理破綻してる妄想とか思想をぶちまけてたりする。

    「女性の豊かな社会進出と男性のハラスメント防止推進協会会長」
    「関東環太平洋学院大学・環境未来デザイン学部・女性のくらし学科特任教授」

    みたいなね。

    とくに理系大学で教養だけ、とくに外国語しか担当してない教授はかなり危ない。
    本当に外国語の専門家ならその言語の研究を文学部でしてるはずだし
    なにより、教養の外国語教師は何も知らない1年生に
    適当にえらぶってれば金がもらえるおいしい仕事だからね。


    とはいえ残念ながらこれは偏差値の低い私立校=いわゆるFランに限ったわけじゃなく
    国公立大学や有名私立だからといっても安心とは言えない。

    留学生の受け入れ先と化していたり、
    学生運動やってたころの青春を忘れれない先生だらけだったり
    さっき言った「おいしい教養外国語」の教授も居るわけでね。
    大学生と呼べないようなFランの馬鹿な大学生も問題だけど
    プライドの塊みたいになってる自称「意識の高い」学生とか
    部活や政治活動に夢中で井の中の蛙になってる学生もいっぱいいる。



    何が言いたいかというと
    日本における学費や奨学金の問題は
    大学の抱える様々な問題の一角にすぎないってこと。
    ひいては、この国の教育システム全体の問題だと思う。

    たとえば、未だに中学校の英語の授業では
    文法とか筆記主体の減点法で、英語を話せる人を育てるための授業内容じゃない。
    ある札幌の中学校じゃノート一冊分英単語を書きまくるみたいな
    夏休みの宿題があったりするくらいだしね。
    高校は高校で受験英語になっちゃうし。



    さて、そういう日本の教育の問題点をいろいろ考えてみたけど
    根拠や参考文献があるわけじゃなく
    今までの自分の経験だけの、独断と偏見の話なので。

    極左の先生だらけで大変だった中学時代
    受験勉強にいそしんだ高校時代
    本当の意味での「勉強」が出来た夢のような毎日を送れた大学時代
    地獄のような大学院時代、中学校の問題をあらためて見せつけられた家庭教師の経験
    ブラック企業の「顧問」をやってた社長の愛人兼大学教授など




    とはいえ、ふと振り返ってあれこれ考えてみたけれど
    本当にかしこい人は、どんなに問題があろうが
    より良い、効率のいい方法を選んでいけるんだろうなと思う。

    最初の学費や奨学金も
    将来をよく考えて、バイトするなり
    より金利の低いとこ、給付金の申請とかできるはず。

    そもそも高校に行かず大検を取るとか
    日本の大学がいやなら海外に行くとか
    それか安藤忠雄みたいに、大学に行かず独学で道を極めることもできるかもしれない。



    日本の教育システムにはいろいろ改善すべきところがあるし
    それを「個人の努力でなんとでもなる」とかいって放置するのはよくない。

    とはいえ、文句を言う暇があれば
    自分なりに努力できることはいっぱいあるよなぁと思う今日この頃。

    少なくとも治安は世界でもトップクラスにいいし
    図書館やネットを活用すればお金を掛けずに勉強がいくらでもできる。

    なんでもそうだけど、ものは考えようで
    何かをよくする努力と、現状の中で最善を尽くす努力の
    両方を大事にしていくと、きっと人生より楽しく充実させられるし
    きっと奨学金も返済できるはずだと信じるひわいなのでした。





    広告
    コメントを書く
    コメントをするには、
    ログインして下さい。