絵をほめて上達しよう!
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絵をほめて上達しよう!

2015-11-14 20:00
    絵の上達のためには大きく2つのベクトルがあるといえると思います。

    ・得意なところを伸ばすこと
    ・苦手なところを改善すること

    この2つですね。


    このように書くと、それぞれの価値は50%ずつのように見えるかもしれませんが、
    実はそれぞれの難易度や価値はかなり違っています。




    得意なところを伸ばすためには、まず絵の良い所を見つけなければいけません。
    逆に、苦手なところを改善するためには、絵の問題点を見つけなければいけません。


    しかし、人間には遺伝的にプログラムされている生命維持の機能として、
    「失敗したことを優先して学習する」という本能が組み込まれています。

    生物として生存確率を上げるために、成功したことよりも、失敗したことを
    優先して覚え、その失敗を繰り返さないようにするようにプログラムされています。


    この機能のため、絵に限らずですが、人間は基本的にネガティブに
    物事を捉えようとするようにできています。

    なんとなく絵を見た時にも、ネガティブに見る=悪いところが目についたりしてしまいます。


    例えば、pixivやニコニコ静画のランキングなどを見て、
    このように感じたことはないでしょうか?

    「なぜこの絵はこの程度でこんなにランキング上位なのだろう?」
    「この絵がこんなに評価されているのはおかしいのではないか?」

    個人差はあるでしょうが、このように感じてしまうことは誰にでもあることです。


    絵を見てこのように感じてしまうのは、人間の失敗防止プログラムにより、
    良い所より悪いところが優先して見えてしまうから起こることであるともいえます。


    もし良い所が優先して見えるのであれば、基本的には

    「この絵はこんなところが良いな!」
    「こんなところが素晴らしいな!」

    そんなふうにばかり感じるはずなのですが、人間の基本的な反射の感情では
    なかなかそのように感じることがありません。


    でも、それが普通なのです。


    もちろん全てが100%悪く見えるわけではありませんが、人間の構造上、
    悪い部分のほうがより目に止まりやすいということなのです。
    (ある研究では、ボジティブ3:ネガティブ7くらいで人間は反応していると言われています)


    ですので、絵の問題点を見つけることは比較的簡単な行為であり、
    絵の良い所を見つけることの方が難易度の高い行為なのだと言えます。




    さらに、絵の上達という基準で考えた場合、良いところを伸ばすことと
    悪いことを改善することがどちらのほうがより効果的でしょうか?


    これはあまり詳しく書かなくてもお分かりになるかと思いますが、
    良い絵というのは、良い所がたくさんある絵であって、
    悪いところが少ない絵ではありません。

    そして、良い所はいくらでも無限に上乗せできますが、悪いところを
    減らすことには限界があります。


    効率面でもこの両者には実は圧倒的な差があります。

    得意を伸ばすというのはポジティブな行為、苦手を潰すというのはネガティブな行為です。
    人間はポジティブな行為とネガティブな行為をしている時には、
    700倍もの効率差があるというデータも存在しています。

    これも言われれば当たり前のことなんですが、人は自分が楽しいことを
    やっている時のほうが成果が出ますよね。


    もちろん、得意を伸ばす、苦手を改善する、これはどちらも大切ですが、同じ時間を
    かけるのであれば、得意を伸ばすほうが圧倒的に効率的で効果的であると言えると思います。




    では、得意なところ、良い所を伸ばすためにはどうしたらいいでしょうか?

    その一つの方法が、人の絵を褒めることです。


    人の絵を褒めている時、褒めようとした時、その絵の良い所が見えているはずです。
    見えているということは、同時にその絵の良いところを吸収できているといえます。


    さらに、実際に褒めてみるとより効果的です。

    実際に相手に自分の感じた良い所を伝えようとした時には、具体的に言語化する必要があります。
    この過程で、絵の良い要素がより吸収されやすい状態になります。


    それにやってみるとわかりますが、絵を褒めることはとても気持ちが良いです!
    実はそれだけでも自分のモチベになったりします。



    逆に、自分の絵を褒めてもらうこともとても大切です。

    自分の絵の良い所というのは、自分で見つけることはとても難しいことです。
    人に見つけてもらうほうが、圧倒的に効率的です。

    褒めらることで、自分で気が付かなかった自分の良い点が発見できますし、
    さらに褒められたことで気分よく次の絵に取り組むことができます。


    褒めてもらうために大切なのは、環境づくりですね。
    (うちの放送なんかもぜひ活用してみてください!)





    まとめますと、絵を褒めることの効果は


    褒める人の効果
    ・人の絵から良い所を吸収できる
    ・実際に言語化して褒めるとより効果的
    ・褒めることはとても気持ちがいい

    褒められる人の効果
    ・自分で気が付かなかった絵の良い所が発見できる
    ・気分よく次の絵に取り組める




    まさに、褒める行為は、褒める人褒められる人両者にとってwin-winな状態と言えます。


    人間の失敗防止プログラムにより、良い所は積極的に見つけようとしないと意外と
    見えてこなかったりしますので、ぜひ褒めよう!という気持ちを持って臨んでみてください。





    このようなことから、うちの放送でも「人の絵を褒めよう!」
    という前提でお絵かき企画などをやっていこうと考えています。


    ワンドロやお題お絵かき、模写会など、またできれば定期的に
    やって行きたいなと考えていますが、そんな時にでもぜひうちの
    放送で「人の絵を褒める」ことをやってみてください!

    そして、みんなで絵を上達させちゃいましょう!





    ↓ちょこちょこお絵かき配信しながら、
    まじめなお絵かき談義とかもやってます!



    ↓これまでの絵の足跡





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