• このエントリーをはてなブックマークに追加
ゲームと懐かしさ:その3(2,324字)
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

ゲームと懐かしさ:その3(2,324字)

2020-08-10 06:00
  • 1
映画と懐かしさの相性の良さは、大林宣彦監督の尾道シリーズが証明している。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』や『ダーティー・ダンシング』などもそうだ。『フォレスト・ガンプ』もそうである。

少し前、『ストレンジャー・シングス』というドラマが流行ったが、これも「懐かしさ」がその魅力の根底にあった。『スタンド・バイ・ミー』など最たるものだ。

ゲームでこれに類するものはあるか?
パッと思いつくのは『マザー』だが、これは『スタンド・バイ・ミー』という映画にあった「アメリカ的な懐かしさ」を模倣した「擬似的な懐かしさ」だ。日本人は、「懐かしい」とは感じなかったが、一方で「わあ、『スタンド・バイ・ミー』の世界みたい」との感慨は覚えた。

前回の記事に、「『レッド・デッド・リデンプションII』は懐かしさに基づいており、しかもヒットしている」とのコメントをいただいた。これは、アメリカでは大ヒットしたが、日本ではあ
この記事は有料です。記事を購読すると、続きをお読みいただけます。
ニコニコポイントで購入

続きを読みたい方は、ニコニコポイントで記事を購入できます。

入会して購読

この記事は過去記事の為、今入会しても読めません。ニコニコポイントでご購入下さい。

コメント コメントを書く

「擬似的な懐かしさ」とはなるほどな、と思いました。
「レッドデッド2」については、私も日本人で西部劇には明るくないのですが、生活描写に
どこか昔の名作劇場アニメのような牧歌的な部分(人死に出まくりですが・・・)も感じ、心地よい世界ではありました。
しかし、そこで描かれる物語は「主人公は上司(強盗団のボス)がとっくに老害になっていることに気づいてるのに、昔に世話になっているので気づいてない振りをする(自分に嘘をつく。結果、悲劇を招く)。」という現代にも置き換えられるものでなかなか攻めた創作物だなあと感心しました。

No.1 44ヶ月前
コメントを書く
コメントをするにはログインして下さい。