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Vol.360 結城浩/専門学校に通っているけれど、その仕事が好きじゃない/くどくない文章を書く/インクリメンタルな環境改善(3)シェルフ(本棚)/
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Vol.360 結城浩/専門学校に通っているけれど、その仕事が好きじゃない/くどくない文章を書く/インクリメンタルな環境改善(3)シェルフ(本棚)/

2019-02-19 07:00
    Vol.360 結城浩/専門学校に通っているけれど、その仕事が好きじゃない/くどくない文章を書く/インクリメンタルな環境改善(3)シェルフ(本棚)/

    結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2019年2月19日 Vol.360


    目次

    • 2018年の振り返り - 仕事の心がけ
    • くどくない文章を書くにはどうするか - 文章を書く心がけ
    • 専門学校に通っているけれど、その仕事が好きじゃない - 仕事の心がけ
    • インクリメンタルな環境改善(3)シェルフ(本棚) - 仕事の心がけ

    はじめに

    結城浩です。

    いつも結城メルマガをご愛読ありがとうございます。

    どうぞごゆっくりお読みください。


    2018年の振り返り - 仕事の心がけ

    突発的に「2018年の振り返り」をしたくなりました。一つの理由は確定申告の作業が終わって、仕事を俯瞰する気分になったからです。もう一つの理由は、最近何かと「えっ!あれから一年経ったんだっけ?」という気持ちになることが多いからです。

    2018年の1月には『プログラマの数学 第2版』を刊行しました。新たな版を出すときには、できるだけ新しい情報を盛り込むことにしていますが、この本の場合は難しいです(何しろ数学ですから)。なので「機械学習への第一歩」という付録を追加しました。

    ◆『プログラマの数学 第2版』
    https://www.hyuki.com/math/

    2018年の4月には待望の『数学ガール/ポアンカレ予想』を刊行しました。結城メルマガでも何度か書きましたが、これは難産でした。時間が掛かったということでもそうですけれど、内容的にも苦労しました。書き直した章も多かったですが、そこが輝く部分ともなりました。特に自信作は第3章です。距離空間から位相空間へ移っていく部分。これは自信を持ってお勧めできます。

    ◆『数学ガール/ポアンカレ予想』
    https://www.hyuki.com/girl/poincare.html

    2018年の5月ごろには「結城浩のpixivFANBOX」を立ち上げました。おもしろそうだな、と軽い気持ちで立ち上げたのですが、何名かの支援者さんに恵まれて、現在も続けています。特典はありませんが、たまに「支援者限定」でちょっとした文章を書いています。

    ◆結城浩のpixivFANBOX
    https://www.pixiv.net/fanbox/creator/24344450

    また「結城浩の数学ノート」という小さなWebサイトも立ち上げました。結城は不定期に「小さなWebサイト」を立ち上げる習性があるのですが、これもその一つです。本の紹介やTwitterで結城が出題した数学の問題をまとめるのが中心になっています(記事の日付はTwitterでの出題した時点です)。

    ◆結城浩の数学ノート
    https://math.hyuki.net/

    2018年6月には「ひとりSlack」という活動を始めました。開発者のお友達がみんなSlackで盛り上がっているので、楽しそうだなと思い、ひとりでSlackを始めたのです(それ、さびしい発想じゃないか?)。いろんなトライアルを行い、いまも続けています。「結城メルマガ」にも何度か「ひとりSlack」の話を書きました。

    日付は前後しますが、cakesでのWeb連載は以下の四シーズンにまたがりました。

    • 「無限を探そう」シーズン(2017年11月〜2018年3月)
    • 「関数を組み立てよう」シーズン(2018年4月〜6月)
    • 「群とシンメトリー」シーズン(2018年8月〜10月)
    • 「ノナちゃん(仮題)」シーズン(2018年11月〜2019年1月)

    こうやって並べてみると、一年でけっこうな分量を書いていますね。そしてもちろん最後の「ノナちゃん(仮題)」シーズンが私にとっては大きなチャレンジでした。この「結城メルマガ」でも、その舞台裏を書きましたね。このシーズンは私にとって重要なものとなったのです。

    ◆Web連載「数学ガールの秘密ノート」
    https://bit.ly/girlnote

    夏の終わりから秋にかけて、またまた突発的に「圏論」の勉強を始めました。Scrapboxにプロジェクトを立て、小さなWebサイトを作りました(またかい)。

    ◆結城浩の圏論勉強プロジェクト
    https://scrapbox.io/category/

    ◆結城浩の圏論ノート
    https://cat.hyuki.net/

    2018年10月には『数学ガールの秘密ノート/行列が描くもの』を刊行しました。高校では学ばなくなった「行列」というテーマを扱いましたが、まさにそのことのゆえに重要な一冊として扱われているようです。高校では学ばないけれど、大学では必須になるからですね。

    ◆『数学ガールの秘密ノート/行列が描くもの』
    https://note10.hyuki.net/

    上に書いた以外の活動としては、もちろんこの「結城メルマガ」を継続して書くこと。それから技術評論社のSoftware Design誌へのコラム連載などがあります。

    以上、駆け足で2018年の活動を振り返りました。振り返ってみると「なるほどね」と思うことがあります。それは、結城の活動は、

    • 書籍の刊行、結城メルマガ、Web連載など、じっくり継続させている部分
    • 小さなWebサイト作りや急に始める勉強など、ちょっとしたノリで始める部分

    が入り交じっているということです。私はこれは健全なことだと思っています。自分の生活を安定させ、活動を深めていくためにはじっくり継続する必要があります。でもそれだけだと陳腐化したりジリ貧になったりしますから、実験的な部分も大事です。

    たとえば「ノナちゃん(仮題)」シーズンはその両方がうまく融合した手応えがありますね。じっくり継続している中に、新しいチャレンジを埋め込んでいく。いままで積み重ねてきたものに新しい息吹を送り込む。うん、そういう活動をこれからも行っていきたいものです!

    以上、季節外れの「2018年の振り返り」でした。

     
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