間違いだらけの冒涜的フィール神話劇場 MASTER RULE 4 [ep.2]
閉じる
閉じる

新しい記事を投稿しました。シェアして読者に伝えましょう

×

間違いだらけの冒涜的フィール神話劇場 MASTER RULE 4 [ep.2]

2017-03-20 21:25
  • 11
  • 3

昨日の続きです。某フラゲがあった時、勢いに任せて書いたので遊戯王してる場面ではまだルールやカード効果の間違いがあるかもしれません。前回は結構あったっぽいです。

◆0 アバン


 エリート警官同士のコンビネーションが一騎当千のトリプルパーミッション攻略を可能にした。このまま戦えば次々とモンスターを奪われてジリ貧。多くの切り札を開幕ソリティアで使い切ってしまった今、勝ち目は極めて薄い。

「クソっ、このままでは黒咲との合流ポイントまで戦線を維持できない…!俺一人ではこいつらには勝てん…。こいつらを倒さなければ、顔のない神の呪いの秘密がまた遠のいてしまう…」

 しかし、遊星を助けるものは誰もいない。黒咲も、海馬も、ジャックもそれぞれが自分の役割をギリギリの線でこなしている。

「俺がキレそうマインドに到達したばかりに…」

 遊星にもう少し冷静さがあれば、クソまじめにデュエルなどせずライディングテクニックや妨害でこの二人をかわし切っていただろう。遊戯王の世界では暖まった時点で負けが確定する。

「こうなったら、神に祈るしかない…!相手の突然死を…!」




◆1 蘇る伝説の男
(このフィール文学はフィクションであり、実在の人物及び団体とは一切関係ありません)


 遊星の祈りは神に届いた!瞬間、最後尾の護送車から突如として発火!両側のドアが吹き飛んだ!

「なんだ!?」

 動揺する牛尾と網場。警察の無線に情報が飛び込む!

『非常事態発生、非常事態発生!護送車ナンバー8にて、護送中の参考人が脱走!参考人が脱走!』

 黒い車は炎に包まれながらふらふらと蛇行し、減速して遊星たちの有効決闘空間(デュエルスペース)に流れ着いた。


「脱走だと!?なぜ参考人が!?おい薬師寺!8号車は誰を護送していた!!」

「せ、先輩…8号車は…」

 後輩刑事、薬師寺鈴蘭が言い終わるより早く、護送車の屋根がさらなる爆発で吹き飛び、一人の男が車の上によじ登った。

「お、お前はッ…!!」

 遊星も牛尾も、その姿に見覚えがあった。長いマントを風にはためかせ、デュエルディスクを構えた小太りの男。眼鏡が炎を反射し、表情を隠す。その男の名は…。



「網場先輩!!8号車は重要参考人として国会に証人喚問された王国本店店長、インサイダー取引の容疑で新埼玉警察が身柄を確保していた『コマンダー』を護送中ですーっ!!!」


「何ィ!?こ、コマンダーだとぉ!?」



 遊星は目の前に現れた思わぬ乱入者の存在が敵となるか味方となるか、冷静に見守っていた。

 正邪が潰し、黒咲がインサイダー取引を暴き出した大手カードショップ「王国」。その本店を仕切り、カリスマ決闘者と呼ばれた男。それがコマンダーだ。逮捕に伴い店長を辞めた今はさしずめ元コマンダー容疑者といったところか。

「コマンダー!何をするつもりだ!貴様は拘留中だぞ!豚箱にぶち込まれたいか!!」

 牛尾はマイクを手繰り寄せ、拡声器を使って怒声を飛ばす。しかしコマンダーは依然として黙り込み、燃え盛る車の上に仁王立ちしている。吹きすさぶ強風、はためくマント。その姿は上空を飛び回るBBMの中継ヘリによって全国に放送されていた。



『こちら国道X号線!現在、国会に向かう護送車の列を襲撃する決闘者と護衛の白バイ隊が激しいデュエルを繰り広げるさなか、一台の護送車が爆発し、コマンダー容疑者が姿を現しました!』


 コマンダーは腰のホルスターからデッキを引き抜き、おもむろにカットした。あたかも静かなジャズ・バーでするデュエルのように、エレガントな手つき。全国のキッズが見たあの手だ。そしてコマンダーはゆっくりと口を開く。

「俺は遊戯王が大嫌いだ。俺は俺が大好きだ。遊戯王で成り立つ俺の王国がコンマイと政府の裏切りで潰されようとしている今、俺のやることはひとつ!!不動遊星!!」

「俺に話しかけるな犯罪者野郎!テレビに映ってるんだぞ!全国の決闘者に俺たちが仲間だと思われたらたまらん!」

「なんだと!こっちだってお前のようなマナーもモラルも最底辺のクソ大会荒らし迷惑プレイヤーの親玉みたいなやつと話したくなんかないんだよ!ツイッターで捨て垢使っていちいち絡んでくるのお前だろ!!」

「知るか!俺はアカウント作って王国アンチ掲示板でアンチのガキに渡してるだけだ!」

「そういうところが嫌いなんだよ!!安全地帯から自分より厄介な連中をけしかけるような根性悪いところが!!ガキをおもちゃにするな!!」

「ガキを騙して小遣いぼったくってるのはお前のほうだろクズ!」


『おっと、コマンダーと不動遊星がなにやらもめているようです。カード業界が一丸となって新法案に反対する流れかと思いきや、大手ショップと有名プレイヤーの間にある溝はやはり深いようですね。片方は拘留中の容疑者ですから、この遊戯王界の二大外道がそろい踏みする機会はもうないでしょうし、しかとカメラに焼き付けたいと思います!』


「今は力を合わせるしかないと言おうと思ったが、やはりこんなサテライトのクズとは付き合いきれん。俺は俺で王国流のデュエルを見せる!!」

 コマンダーは見た目からは想像もつかない身のこなしで燃え上がる車から飛び、隣の護送車の屋根に移った。カリスマ決闘者である彼もまたフィールの申し子の一人なのだ。





◆2 護送車の内部

 外ではビル街が黒煙を吐き炎を上げている。すぐそばで決闘者が白バイ隊とデュエルしている。にもかかわらず護送車の中はモーツァルトの調べが流れ、空気が静かに止まっていた。外の音は聞こえない。モニターに映る真横の決闘はまるで作り話の映画のような他人事。護送車というより高級リムジンのような様相だ。暗く静まり返ったシートには三人の男がそれぞれグラスを持ってゆったりと座っている。顔は暗がりでお互いに見えていない。

「さてコンマイさん、どうする。『彼』には予定通り不動遊星と戦ってもらわなくちゃならないが、思わぬ乱入者ってやつだ」

 一人の男が皮肉っぽく言う。

「そちらの提案に従いましょう」

 返事をした男はコンマイ社の代表として新法案の説明のため国会に向かっている代表取締役だ。コンマイ社はつい先日、コマンダー率いる王国との裏取引を暴かれ、テロリストに本社を列車砲で攻撃されたばかりだ。レギュレーション評議会の検挙という痛手も負ったが、社としては裏取引を評議員個人の責任と押し付けることに成功し、無事に切り抜けている。事実、コンマイ社は多角企業であり取締役はOCG事業部の中で起きていることを一切関知していない。それをよいことに評議会の老人たちは王国との不正取引で私腹を肥やしていたが、今回のカードショップ潰しのような新法案からもわかるように経営陣はカードの売買で利益を上げるカードショップの存在に否定的である。それどころか、新法案の制定を機に自社で公式カードショップを立ち上げ、相場をコントロールする計画まで秘密裏に進めているほどだ。

 艶やかな牛皮の座席にどっしりと腰かける不敵な男はコンマイ社の簡潔な回答を聞き、上機嫌そうにほくそ笑んだ。グラスのワインが波打つ。

「それじゃあ、不動遊星には新たな時代の踏み台になってもらうとして、コマンダーの始末はあんたに任せるとするよ。プロフェッサー」

「いいだろう」

 この空間にいるのは、悪趣味な黒幕風の男、コンマイ社代表、そしてプロフェッサーと呼ばれた男。コンマイ代表は携帯端末を取り出し、どこかに電話を掛ける。

「時間だ、あれを出せ。中継も同時に開始する」

 プロフェッサーと呼ばれたロングコートに帽子の男は静かに立ち上がる。サンルーフが開き、彼を外界へいざなう。




◆3 乱入に次ぐ乱入


「ひゃーっひゃっひゃ!!不動遊星!!貴様のターンだぞ!!」

「クソっ…話がうやむやになる前に回ってきてしまったか」

 絶体絶命の遊星。次に牛尾に回ればフィールド共有のためゴヨウエンペラーでスターダストウォリアーを突破され、ダイレクトで敗北だ。仮にコマンダーが乱入できたとしても、死にかけの自分が狙われることは目に見えている。

 しかし、そのとき網場と牛尾の無線に警視庁本部からの命令が届く。


『牛尾警部、並びに網場警部補。緊急命令だ。すぐさま決闘を中断し、護送ルートを離脱せよ』

「なぜ!!次のターンで不動遊星を倒せるんですよ!!」

『離脱しろ。これは総監直々の命令だ。私だって納得はしていないのだ』

「総監命令だとぉ!?いったいどこから圧力が…!カドショ協会か、コンマイか…!?」

『わかったら退け!もうこの騒動は我々がどうにかできるものではないのだ』


「クソっ!!牛尾、退くぞ!!」

「ちくしょおおお!!!!!覚えてやがれ遊星!!!今度会ったら、今度会ったら…!!!」

 牛尾の白バイ、網場のパトカーが決断的にハンドルを切り、護送車の列から急速離脱していく。

「サレンダーだと!!やったぜ!!何の事情か知らないが命令には逆らえない国家の飼い犬に感謝させてもらうぜ!!おととい来やがれ!」

 別れ際の煽りを欠かさない遊星。勝負が決していたとしても気を抜かず相手のメンタルにダメージを与える。これが一流決闘者だ。

 二人の刑事が離脱した今、デュエルは中断され、護送車を守るものはいない。遊星とコマンダーだけが残った。


「さて…あとは目当ての護送車を見極め、黒咲との合流ポイントまで並走すれば…」

「やかましい警官どもが消えた今、俺を止める者はいない!日本中のカードゲーマーのため、改正デュエル法案はこのコマンダーが止めて見せる!!」

「何っ!?いちいち迷惑な野郎め…」

 コマンダーは上空の中継ヘリに向かって高らかに宣言すると、意気揚々として車の上を次々に飛び移って先頭の護送車に向かっていった。遊星としては大変困る。コマンダーがどうなろうが知ったことではないが、これ以上イレギュラーが発生すれば仲間との作戦に支障が出る。


『おっと、何事でしょう!警察の車両が離脱していきます!このままでは…が…コマンダー、…です!!』

 突如として乱れるBBMの中継。映像は暗転し、音声はかすれてしまっている。

『ちょっと、…機器のトラ…ないの!?視聴者…なさん!…事態です!…だいま、公共電波に何者…』




 テレビ中継を見ていたものには何もわからなかった。中継ヘリから現場を見守るBBM取材班のスタッフたちですら事態を飲み込めていなかった。しかし、遊星とコマンダーは異変を肌で感じ取っていた。

 曇天の下、ビル街を貫く片側4車線。都心の大動脈たるX号線にはこれまでとは全く異なる緊張が走る。触れるものを刺すようなビリビリとした激しいフィールの風が後方からかすかに遊星たちを追ってきている。

 遊星は右手のミラーを凝視した。鏡写しの世界には黒煙を上げる新埼玉の街と暴徒化した決闘市民に破壊され路肩に放置された自動車。遊星たちの後ろに広がるのは動かない者だけが存在する時の止まった空間なのだ。

 鋭いフィールが遊星の頬をかすめる。

「あれは…!」

 ミラーに移り込む景色の中で、光る物体が空中を飛び、遊星を猛スピードで追い上げてくる。それを別の角度から見ていた者たちがいた。


「ただいま機材トラブルにより映像、音声に乱れが生じておりますが、中継を続けます!何かか光を放ちながら国道X号線を護送車の列に向かって走行しています!バイクや車ではありません!あれはいったい何でしょうか!」


 カメラマンは遊星、コマンダーから遥か後方にカメラを向け直す。何事もなければ、謎の飛翔体の姿は全国に向けて放送されているはずだ。ジャック・シトラスは次なる目的地へ向けてトレーラーを飛ばしながらデュエルディスクのモニターでその中継を見ていた。

『ご覧ください!国道に緑色の光の筋ができています。トップスピードで走る護送車や不動遊星に追いつこうというそのスピード、はかり知れません!こ…い……が、果たし…あ…………』

「また通信障害か…。意図的なジャミングか?」

 ジャックがそうつぶやいた次の瞬間、画面は突然ニュース番組から真っ白なものに切り替わった。そして浮かび上がる赤いロゴ。


『コンマイ』

「何!?」

『国民の皆さん、こんにちは。こちらは株式会社コンマイです。突然ですが、現在国会で審議がなされている改正デュエル法案。これについて国民の皆様に説明の場を設けさせて頂きました。これより、マスタールール4、新たな時代の進化したデュエルについて、デモンストレーションさせて頂きます。では、さっそく中継カメラに映像を切り替えましょう』

 ロゴマークだけが映る画面で淡々と話すアナウンス。次に映し出されたのは国道を走る護送車と遊星のバイクの映像だ。BBMの中継のような上空からのものではない。すぐそばで並走して撮影しているような臨場感あふれる映像だ。


「なんだこいつらは…、カメラ付きドローンか?」

 遊星の周りを飛び交う無数のドローン。黒いボディに「KONMAI」のロゴがあるのを遊星は見逃さなかった。


『それでは早速、マスタールール4公式デュエルインストラクターの登場です!』

 中継画面に朗らかな女性のアナウンスが響く。その声に合わせてドローンは隊列を組み直し、遊星から離れていく。おそらく何らかのプログラムに従って自動で動いているのだろう。10台以上あるドローンが一斉に動きを変えるという挙動は、人による操作では不可能だ。

 風を切り、光の筋と轟音を残して遊星の真横を通り過ぎたのは人だった。遊星が一瞬だけ目にしたその姿は、エナメル質のボディスーツに身を包んだ若い男。そいつがサーフボードのようなものに乗って、何もない宙を滑るように飛んでいる。
 そして数秒おいて、無数のドローンがそのあとを追って飛び去る。


 遊星から見て前方で上空に舞い上がり複雑な軌道で旋回したボードの男は、曲芸飛行でスピードを殺して遊星の隣に並んだ。


『彼が新たなるマスタールールの水先案内人!コンマイ社公式デバッグチーム、藤木遊作です!』

「はじめまして、遊作です」

 男の腕にはデュエルディスク。得体のしれない空飛ぶサーフボードに乗りながらデュエルをする気だ。

「ゆうさく…?どこかで聞いた名だが…」

 遊星に心当たりのある顔ではなかった。しかし、遊戯王絡みでその名を聞いたことがある。そんな気がしてならない。

『ご覧ください、今遊作選手が乗っているボードを。こちらはマスタールール4の施行に合わせて我が社が発売する最新型デュエル媒体、名付けてデュエルボードです。わが社独自、最新鋭のフィール先端技術を注ぎ込んだこのボードは使用者が発するフィールの波を推進力に使用するため、充電のみで動く大変クリーンなアイテムとなっております。操作も簡単、体を傾けるだけで直感的に操作することができ、使用者のフィールレベルに合わせた自動セーフティー機能も備わっておりますので安全面も万全です。従来の非公式ライディングデュエルにつきものだった交通事故や環境破壊を完璧にクリアしています』

 新埼玉のビル街、スクランブル交差点に面した巨大スクリーンから流れるコンマイのデモンストレーション。暴徒化していた民衆、鎮圧にあたる警官、居合わせた人々も含めて皆がそれに釘付けになっていた。

「すごいぞ、あれ」

「かっこいいー!楽しそう!」

 しかし、この映像を見て激怒する男が一人。地獄と化した街のはるか上空に存在していた。

「何が独自の技術だ!!あれは俺がブラック・コーン号のフィールホバークラフトを解析して作り上げたこのフィールフライトシステムの亜流ではないか!!産業スパイを使ったな、コンマイめ!!」

 海馬は青眼の白龍イオナがコアとなって操縦する飛行モジュールから遊星をバックアップするため国道を見下ろしていた。ディスクの画面に映るコンマイ社の映像は、明らかにマルクト社の技術の流用だ。


『マスタールール4に完全適応したデュエルボードのデモンストレーションをこれよりお見せいたしましょう。マスタールール4、記念すべき最初のデュエルはサバイバルデュエル大会予選一位通過のトッププレイヤー、不動遊星と…新時代のカリスマ・藤木遊作の対戦です!!』


「コンマイの奴、ジャンドに不利なマスタールール4で遊星を潰して見せしめにするつもりか!まずいぞ、ジャック!」

「わかっている!バックアップチーム、解析急げ!」

 遊星たちの無線は大混乱だ。しかも、当の遊星にだけ無線が繋がっていない。誰かが意図的に切ったのか、ジャミングによってランダムに混線しているのか。そのどちらにせよ、周到に仕組まれたコンマイの妨害だろう。


 遊星たちが拠点としている鬼塚家ではバックアップ班に選ばれた孔明とキスメがパソコンの画面と格闘していた。

「キスメさん!デッキタイプ1から16番まですべて新ルールでは使い物になりません!構築の変更を!」

「今やってます!でも、使えなくなるカードが多すぎて!」

「むむむ…」

 孔明の額に汗がにじむ。かなり切迫した状況だ。遊星のシンクロデッキにはマスタールール4では使えない連続シンクロ戦法が核として組み込まれている。その核を取り払ったままフィールの相性が良いカードを使ってデッキを構築しなければならない。しかも相手のデッキタイプすらもわかっていない。

「打てる手は尽くしたと思いたいですが…」




 1台の護送車が減速し、遊星、コマンダー、遊作の列に並走する。その屋根にはロングコートを着た男と、フード付きマントで全身を隠した子どもが風圧をものともせず直立している。

「コマンダー!貴様の相手は我々が引き受ける、こい!」

「まさか、『教団』のプロフェッサーか!」

 何かを悟ったコマンダーは、額に冷や汗を滲ませながらディスクを構える。

「そうだ。『王国』の時代は終わり、我々『教団』がレイと共に顔のない神の復活を成し遂げる。消えてもらうぞ」


 遊作は遊星のバイクにわずか1メートルの距離まで接近し、無線も使わずに話しかける。

「不動遊星!俺のデュエル、受けてくれよ!」

「俺は忙しいんだ、お前みたいなぽっと出の変態野郎と遊んでいる暇はない」

 しかし遊星は現実主義者。不利なルールでの勝負を受けるくらいなら全国民の前で逃亡するほうがマシと踏んだ。ハンドルを切って遊作から離れるとギアを上げ、アクセルを踏みしめる。

「それはどうかな」

 瞬間、突如としてパワーダウンする遊星のバイク。

「何っ!?」

「お前のデュエル、見せてくれよ…」

 遊作の周りを飛び交うドローン。さらに示し合わせたかのように国道を走る車が次々と隊列を組み、遊星を取り囲む。遊星は悟った。遊作のフィールが何らかの形で機械を操っている。


「クソっ、こうなったら受けるしかないか!」


 かくして、新時代の決闘者と遊星の時代をかけた熱き戦いが幕を開ける!


広告
他1件のコメントを表示
×
藤木くんは卑怯だなーw
3ヶ月前
×
おもしろい
動画で観たいと思う反面この展開を動画で表現するのは大変そう
3ヶ月前
×
遊戯王わからない勢だけど雰囲気が面白い
3ヶ月前
×
本編より先に遊作を動かして大丈夫なのか?ww
3ヶ月前
×
更新早いですね
乙です!
3ヶ月前
×
これで遊作が勝ってもなんの自慢も実績にもならないよなぁ・・・自分だけルール適応したデッキで相手に紙束使わせてるようなもんなんだから汗
3ヶ月前
×
藤木君の得意技:ハッキング
遊星のあだ名:メ蟹ック
これは組むとヤバイパターン…?
3ヶ月前
×
>>5
大丈夫、フィール文学なら問題ない(割とキャラの性格変わっても違和感ないから)
3ヶ月前
×
前回のルールミス…もしかしてラヴァゴを特殊召喚した後の、ドバーグの通常召喚のことかな?
3ヶ月前
×
遊作の口調がゆうさくで草
2ヶ月前
コメントを書く
コメントをするには、
ログインして下さい。