世界を変えるのは「技術による革新」か「面白いコンテンツ」か? 世界企業養成所に挑む『GINZA Tech Accelerators!』
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世界を変えるのは「技術による革新」か「面白いコンテンツ」か? 世界企業養成所に挑む『GINZA Tech Accelerators!』

2017-08-30 16:15
  • 9
本記事は、2017年8月30日開催の『GINZA Tech Accelerators!』というイベントの解説です。

このイベントは「技術で世界を変えたいひと」「技術で世界にウケたい人」を20人集め、英語で3分間プレゼンをするというイベントです。聞き手は中国の深圳の技術系スタートアップ養成所(アクセラレーター)「HAX」の創設者ベンジャミン。今のテック系ベンチャーの中心地にいる投資家です。

世界中のベンチャー企業を見る彼の目に、日本はどう見えているのでしょうか?



■いま、世界のテック系ベンチャーに何がおきているのか?
ベンジャミンは深圳で新興企業をゼロから作り上げるというビジネスをおこなっています。彼は半年に1度ベンチャー企業を作りたい若者を募集します。5000の応募から選ばれた10-15チームは1000万円を受け取り、半年の間深圳で工場との交渉などサポートを受けながら製品をつくります。完成したらキックスターター等を通して世に問い、うまくいったら企業になるというベンチャー登竜門になっています。このプログラムから教育ロボット企業のMakeBlock社が誕生し、数十億円規模に成長しています。

http://hasevr.hateblo.jp/entry/2016/05/04/220014
https://forbesjapan.com/articles/detail/16800

深圳はハードウェア系ベンチャーの分野で最もホットな場所の1つで、このHAXは世界中の技術あるチームが狙っています。しかし、15席のなかで日本人は1チームあるかないか。フランスは6,7チーム通るなか、あまり元気がない状況です。



■彼に日本の魅力をどう伝えるか?
そんな彼が別のイベントで来日することになりました。元々1度お会いしたことがある筆者は知人を通して「日本の面白い人とか紹介してよ」というカジュアルな相談をうけてました。今の日本に、彼のお眼鏡にかなうような面白い人は、いるのでしょうか?

彼が求めているのは「技術で世界を変えるような製品を産む企業」です。例えばドローンのDJI社がテックベンチャーの雄ですし日本でいえばリコーのTHETAやcerevo社です。もちろんそうした人達が日本にいます。

でも、それだけでは足りません。彼はこの分野の専門家で、筆者よりも遥かにテック系ベンチャーには詳しいのです。そんな彼に「日本は面白い」と思って帰って欲しい。

技術展示イベント「Maker Faire Tokyo」を見ると、日本の魅力はそうした「技術によるイノベーション」だけでないことに気がつきます。技術を「ホビー」や「コンテンツ」と考える出展者の質と量は、世界一です。この分野のTOPは巨大ロボ「クラタス」や「明和電気」でしょう。いわゆる「技術の無駄遣い」をしている人達の面白さは、みなさんご存じの通りです。

そこで本イベントでは「技術で世界を変える」人達と「技術で世界にウケる」人達を織り交ぜ、「とにかく日本で今面白いのはこれだ!」というクリエイターを集めました。今回であれば、落合陽一さんと八谷和彦さんが2つの方向の代表例です。

 



■発表者
(※後ほど資料などいれる予定です)

イノベーター(世界を変える)
落合陽一 conputational wavefront
長谷川晶一 芯まで柔らかいぬいぐるみロボットと生き物らしいキャラクタモーション
井内育生 仮)勤務先の研究所での研究テーマの活用模索
三浦謙太郎 次世代のスマートホーム用インターフェイス
秦 優 プログラミング脳を養うツール「PETS」
島影圭佑 読む能力を拡張するスマートグラス「OTON GLASS」
寺嶋 瑞仁 雪上でもどこでも移動可能にするスケートボード「Cuboard」
徳島泰 3Dデータを用いた機械学習による”生体フィッティング形状”生成ソリューション
山崎 勇祐 いつどこでもライブの臨場感が体感できる「Hapbeat」
あにぞん ボーカルループシーケンサー VOCALOOP

Maker(世界でウケる)
八谷和彦 ポストペットVRとお人形とメーヴェの話(の予定)
ギャル電 ギャル電子工作
INOUETAICHI "MIERUNDES" the wearable LED glasses
堀洋祐 目的地の方向へ傘を倒す装置「カサナビ」
美谷 広海 アナログ電話をハックしてダッシュボタン化する「hackfon」
くりま 身体に何もつけずに寝落ちの恐怖から解放するNeochi-solver
堀内雅彦 ピースをはめると目が光る「おばけパズル」
きりん 「必ず6が出るサイコロ」「きのこたけのこ判別機」
くられ ケミカルクッキング(ネオンうどん等) 
Kimio Kosaka 360°バレットタイム動画生成システム

■面白いといってもらうために
クリエイターには3分間の英語プレゼンをお願いし、事前にスタッフによる英語チェックをしています。会場参加者は「単なる見学者禁止」とし、モノ作りにかかわる人たちだけで構成しました。

■筆者はだれか
maker。コミュニティマネージャー。ドワンゴ勤務。個人として『ラブプラス結婚式』『クレイジーキッチン』『空フェス!』『ニコニコ本社のブルーカレー』など。著書に『ニコニコ生放送ポケットガイド(毎日コミュニケーションズ)』など


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何にせよ目的に見合ったことをやらなければ意味が無いです
15ヶ月前
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ヒット商品が作られるまでには、その何倍もヒットしなかった駄作がある。
ヒットした後にまた何度も駄作を作ると重箱の隅を突つかれ、やがて新しい物作りへの意欲すら低下してしまう。
15ヶ月前
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面白いものを作るために技術革新するんですよ。
技術は屋台骨なのでエンターテインメントで技術を誇っても馬の耳に念仏ですよ。
15ヶ月前
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両方。どっちかとか考えてる時点でその領域が遥か彼方。ていうかイベントの紹介ですとかいってんならイベントの紹介だけしてろよ、何勝手に自論でお説教しちゃってるわけ?

部外者がいじいじうじうじクダ巻いてるのが批判とか思ってる人間が多いからだめなんじゃねーの?w
15ヶ月前
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どちらかではなく両方備えてなきゃ
15ヶ月前
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どういう風に変えたいか、何を目指すのかがないと、それによって答えは変わるかと
15ヶ月前
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両方に決まってんだろ?!
15ヶ月前
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両方ないとな。前者だけじゃ製作者オナニーのものが出来上がって売れない可能性がある、後者だけじゃ既存のものを改造するくらいしかできない。
まぁ誰かが技術革新をして別の人が面白いコンテンツにするってことはあるだろうけど。
15ヶ月前
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つまらない規制を無くす。これだけで面白いコンテンツが広がる、年齢問題なら区別化。
よく漫画で差別とか表現を盾にして夕方とか朝方に見たくない光景を見る機会与え解いてほざく連中が規制を加速化させてるのを自覚するべし
15ヶ月前
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