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窪寺博士のダイオウイカ研究記-その13
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窪寺博士のダイオウイカ研究記-その13

2018-09-10 15:33
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    [本号の目次]
    1. 調査三年目の奇跡 – ダイオウイカを撮る
    2. 調査三年目の奇跡 – 連続静止画像
    3. 調査三年目の奇跡 – もう一つのミラクルショット
    4. 調査三年目の奇跡 – 水深計の語ること

    調査三年目の奇跡 – ダイオウイカを撮る

     「お、お~」と3人から思わず声が上がる。しかし、画像の取り込みは中断することができない。その数秒後から長い腕を大きく広げて動き回る画像が次々と現れると、確証にかわった。我々は世界で初めて、ダイオウイカの生きて動き回る連続静止画像を撮ったのだ。森さんが今度は無言で握手を求めてきた。磯部さんは漁師の手でバシッと私の背中をたたくと、「先生、やったね!」と顔を綻ばせた。
     600枚ほどの静止画像が自動的に番号を振られ、5分ほどでフォルダーに保存された。後は、静止画像のブラウザーを立ち上げて、一枚一枚時間をかけて見ていく。ロガーが水深200mに達し、30秒後ごとに画像を撮り始めてから50枚目、25分後の一枚が下の画像である。あまり鮮明ではないが、ダイオウイカの頭部と左右に広げた腕、腕に付いている吸盤、その間にぐるぐると丸めたような触腕が確認できる。仕掛けの下に付けた餌のスルメイカを二本の触腕で捕らえて、腕の間に引き込んだ瞬間を捉えたものと判定される。30秒ごとに1枚の画像としては、ミラクルショットといっても過言ではない。しかも、上に付けた餌のスルメイカに比べてなんという巨大な頭腕部であろう。

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    撮影開始から50枚目(25分後)の静止画、ダイオウイカが現れる。
     
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