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競馬王マガジンWebマガジン 2018/9/26
秋のGⅠシリーズに向けて、期間限定でトライアル重賞回顧を公開します。分析は「土曜日の馬場傾向と日曜日の狙い馬」でお馴染みの屋台の二代目氏です。
トライアル重賞回顧05 神戸新聞杯(分析&文=屋台の二代目)
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9/28(金)21時より「リアル競馬王」を放送します。【スプリンターズS展望】当たり前ですが、秋のGⅠ全勝を目指すためには絶対に当てなくてはなりません!!
【メインMC】伊吹雅也
【賑やかし・運営】 競馬王編集部
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秋のGⅠシリーズに向けて、期間限定でトライアル重賞回顧を公開します。分析は「土曜日の馬場傾向と日曜日の狙い馬」でお馴染みの屋台の二代目氏です。
トライアル重賞回顧05 神戸新聞杯(分析&文=屋台の二代目)
オールカマーと同様にダービー馬VS皐月賞馬の対決に加えて、伏兵陣もなかなか揃った今年の神戸新聞杯でした。少し意外な結果だったという人もいたのではないでしょうか。レースで何が起こっていたのか確認しましょう。まずはラップからです。
13.0-11.2-12.5-12.5-12.7-12.5-12.5-12.3-11.8-11.2-11.3-12.1
走破タイム2分25秒6 前半1000M通過1分01秒9 上がり3ハロン34.6
結論から言えばいわゆる『スローからのヨーイドンの瞬発力勝負』のレースでした。馬場が少し渋っていたというのもありますが、例年の神戸新聞杯の傾向通り、阪神芝外回りコースらしく前半ゆっくり入っての後半の瞬発力勝負、というレースで、一番求められたのは直線での切れで、次に距離適性というところでした。そして皐月賞やダービーで必要だった持続力はほとんど求められなかった、というレースです。(ダービーは最初の200M以外全て1ハロン12.5よりも速いラップで進んだレースでしたからね)。それを頭に入れて各馬を見ていきましょう。
勝ったワグネリアンは『そりゃスローからの瞬発力勝負ならね』というところでしょう。ただ、ダービーで前目の位置を取れた経験が今回に生きているのは間違いありません。最後で着差を詰められましたが、その点が距離適性なのでしょう。前半やや行きたがっていたとのコメントもありましたし、上がりも最速ではなかった点からも2400Mはギリギリではないでしょうか。次走は天皇賞秋に向かうとのことでしたが、力関係はともかく菊花賞よりは向きそうな気がします。夏を越えて成長したかどうか?については何とも言えません。操縦性はUPしていると思いますが、直線での切れは今回のレースからは成長しているかどうかは分かりませんでした。天皇賞秋では道中のペースが今回より速くなるのは確実で、その中で以前のような切れを見せることができるかどうか?が今後のこの馬の取捨の基準になりそうです。それはともかく、今回は完勝と言っていいでしょう。着差は少ないですが改めて世代トップの力を示しました。
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