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  • 【Mリーグ】ネガティブな思い込み

    園田選手が即リーチしたシーンです。 打 でテンパイを外すMリーガーも多そうですが 5200点の先制リーチ、打ったほうが良さそうです。 堀選手から出た を―― ポンしてテンパイに取ります。 鳴かないMリーガーもいると思います。 堀選手の大チャンス手を未然に防ぐアガリでした。 佐々木選手のリーチ宣言牌を―― チーしてアガリをものにします。 多井選手の親リーチに対して―― 3連続無筋を勝負、追いついてリーチ 一発ツモでハネマン、多井選手のチャンス手を潰します。 自然な選択にも見えますが 躊躇するプレイヤーも数多くいるはずです。 自分のアガリによって相手のアガリを防ぐ 園田選手も麻雀におけるリーチと アガリの重要性、十分に理解しているはずなのです。 園田選手が佐々木選手のリーチに を打ったシーンです。 普通 を打ちますよね? 園田選手はなぜ を打たなかったというと―― タンヤオチートイツを警戒した この 青太字 の思考 が、園田選手の ウィークポイントの1つであると考えます。 (牌図A) タンヤオチートイツの可能性があるとして の放銃確率を何%と見込んでいたのでしょうか? 園田選手...

    5時間前

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  • 牌譜添削 天鳳七段 手組の意識改革

    最近行き詰まっている印象があり、打牌に迷いがあります。終盤の押し引きでは特にそう感じています。 客観的に牌譜を見ていただいて、私の強みや弱みを理解したいと思い、添削をお願いした次第です。 今日の牌譜添削は十段達成経験もあるNさんです。 健全な押し引きは健全な手組から そもそも難しい押し引きは熟練者がやっても 悩みますし、難しいと思います。しかしNさんは―― 難しい押し引きに なる状況を自ら作っている 傾向があるのではないかと思います というわけで添削します。添削というか僕からの提案です。 この手牌の評価はどれくらいですか? 7巡目、赤無しドラ無し役無しの リャンシャンテン、僕の中では相当評価が低い牌姿です。 僕なら は切らないですね。 どちらかのペンチャンを外します。 評価が低い手牌でペンチャンを外す基準は どちらのほうが埋まりそうか? ではなく―― たとえば親を警戒するなら が現物だからソーズのペンチャンを残す 西家、北家を警戒するなら 、 が 現物だからピンズのペンチャンを残すといった感じです。 こうなったらリーチでしょう。 しかし、こうなるのを避けるように打つこともできます。...

    1日前

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  • 【Mリーグ】現実と欲望の間

    浅見選手が を切ったシーンです。 くっつきに何ら魅力を感じないので イーシャンテンに受けた方が良いと思います。 松本選手のリーチを受けてオタ風の をスルー 自風の もスルーします。 点数状況的に、松本選手のリーチには 向かいづらいですね。スルーは良いと思うのですが―― なぜか2枚目の から発進します。 特に状況が良くなったわけでもないのに?? 親番でドラ2のチャンス手です。 浅見選手は打 、僕は 切りですね。 ホンイツ狙いは悪くないと思うのですが―― ポンから発進します。 何ともアガリ率が低そうな仕掛けではないですか? 競技麻雀打ちは赤有りが苦手? 赤無しの競技麻雀に不慣れな プレイヤーは、高打点のファインプレイもありますが その反面、アガリを逃してしまって 他家の高打点成就を許してしまうケースも多いです みなさんも心当たりはありませんか? 浅見選手が を切ったシーンです。 これは 引き でも引きでもリーチを打つ構えです。 好形リーチを目指すなら打 が良いと思います。 裏目? や、それは過去の話で これは普通に打点アップのナイスツモでしょう! 良さげなピンズに期待して ...

    2日前

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  • 【Mリーグ】4/15のセミファイナル

    渋川選手の手牌進行です。 のトイツ落としが既に目立っていますね。 更に追い打ちをかけるように ドラ含みのカンチャンターツ落としです。 以上のことを踏まえて何を切りますか? 渋川選手の選択は でした。 結論から話すと悪手だと思います。 ポン、 ツモのロスが問題ではありません。 この 手牌のネックは シャンポン です。 他家から非常に注目を浴びている仕掛けです。 渋川選手が を打つことにより ネックである の出現率が激減する と思います。 瑞原選手の手牌に注目して下さい。 これでは を打たなかったかもしれませんが―― 仮にピンズのカンチャンが埋まったとして 渋川選手が打 ではなく打 だったらどうでしょう? 打 後なら打たれなかった も 打 後だったら打たれる可能性がありますよね。 が特別危険なら先切りも理解できますが 今回に限っていえばそうじゃなかったと思います。 ノーテンに見えて損する局面もありますが テンパイ濃厚に見えて損する局面もあるのです。 この局面はソーズの受けが盤石なだけに テンパイ濃厚に見えると損をする局面ではないでしょうか。 渋川選手、大チャンス手です。 悩ましい手牌です...

    3日前

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  • 【Mリーグ】熱量の話

    亜樹選手が を切ったシーンです。 形の定まっていない良い手で目一杯に組む これは良い構えですね。トップ目ということで か を打って安全牌を抱える人も多いですが―― 親番で勝負手、1手進んだ後の形が 安全牌残しと比較して素晴らしいと思います。 上家からリーチを受けとるやないけ! 目一杯に組む&プッシュは ワンセットになることが多いです。 6巡目の 打ちは覚悟の構え 以前の亜樹選手には見られなかったプレイですよね。 亜樹選手が をスルーしたシーンです。 亜樹選手は詰めが甘い 5800両面テンパイ、これは取りますね。 構え方には改善の兆しが見えますが 肝心要の押し引き判断は、まだ躊躇しがちですね。 ちなみに は放銃でしたけど・・・ 亜樹選手が を打ったシーンです。 対面の渡辺選手がダブ ポンしている状況。 ソーズのペンチャンを2つ払って ピンズのカンチャンを仕掛けています。 ピンズのホンイツが濃厚ですよね だからピンズを先に逃がしたというところでしょう。 形の定まっていない良い手で目一杯に組む 危険牌先切りを優先する局面もあるけれど まだこの巡目で、ドラ3確定の素材なんですよね。 ...

    4日前

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  • 熱量の差

    ※今日の記事は過去記事再掲です 個人戦なら○○だけど、チーム戦だと××だよね という解説に違和感を感じます。 選手は常に勝利条件を満たすために戦うもの 累積したポイントは自分が積み重ねたポイント だろうと、他人が作ったポイントだろうと全く関係なく 与えられた素材、置かれている状況の中で、 勝利条件を満たす最適解を捻りだすのが選手の仕事 でしょう。 ※2022年4月4日第1試合終了時 残り5試合、サクラナイツはほぼ負けなしです。 ABAMASも相当有利なポイント状況といえますね。 麻雀格闘倶楽部、 パイレーツ フェニックスは、1着順差でも変わり得るポイント差 そして風林火山だけは他のチームと少し違う。 ラス即敗退のリスクが現実的にあるポイントでした。 オーラス、勝又選手にチャンス手のテンパイが入る。 2着の朝倉選手と13700点差で マンガン直撃、ハネマンツモ条件で2着まで 1着の日向選手と18000点差で 倍満ツモでトップといった点数状況です。 勝又選手は ダマテンを選択 。 朝倉選手からは アガるが、 他2人からは見逃すつもり だったそうだ。 残り2枚のカンチャンを見...

    5日前

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  • 牌譜添削 天鳳七段

    今日の牌譜添削はKさんです。 鳳凰卓では力量不足を感じていて―― 私自身が考えている改善点としては、打点意識が足りないことが挙げられます。 とのことです。確かに僕とKさんとは プレイスタイルが全然違うような気がします。 Kさんは特上卓では勝ち組で、特上落ちしても 苦も無く鳳凰卓に戻ってこれる実力はあると思います。 麻雀は4人でやるゲーム 打点意識というよりも、まずこの話からしましょう。 ドラ 雀頭のチャンス手です。 Kさんは何も考えずに打 とするでしょう。 僕なら 何も考えず はツモ切り しますね。 をツモ切っても裏目は出にくいドラ の2枚です。 をチーして打 でテンパイです。 のトイツ落としも入っている・・・ 特別手役を狙っているわけでもない・・・ これは相手からすると相当テンパイに見えるんですよ。 たぶんKさんも、この仕掛けを受けたなら 「テンパイしていてもおかしくない・・」と読むでしょう。 チーして打 が傷になってしまう 残しておくメリットが少ない のせいで が打たれにくくなると思いませんか? 牌譜を見直す機会があったら 相手が何を打ってくるかも研究してみて下さい。 たぶん、対面...

    6日前

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  • 【Mリーグ】オールドセオリー

    伊達選手のリーチを受けて 瑠美選手が役有りテンパイをダマテンにしたシーンです。 瑠美選手はダマテンのまま をプッシュします。 供託2000点の1本場ですから 1300点でも3600点の加点になります。 は数ある危険牌の1つであり、危険度は それほど高くないので、ダマテンでも押し優位です。 自信の無い待ちでリーチは打たない という麻雀打ちのオールドセオリーがあります。 一見、正しいことを言っているようにも見えますが―― リーチ判断は待ちの良し悪しが基準ではない リーチの基準は、ダマテン後の未来と リーチ後の未来を比較して判断するものです。  ポン  (牌姿A) 例えば平場でホンイツの5200点テンパイ 自信が無い待ちでもゼンツすることのほうが多いでしょう。 翻数ではなく点数が基準 リーチ は2翻で2600点。 しかしこの場合は、供託と本場を合わせれば MIN4900点の加点。ツモ、または 裏ドラが1枚でものれば7500点の加点になります。 平場の「ホンイツ+役牌5200」よりも この局面における「リーチ+1翻」のほうが 翻数ではなく、点数で判断すればリターンは高く リスクにも十分見合うので押し優位となるはずなの...

    2024-04-12

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  • 【Mリーグ】南3局の戦略的思考

    南3局、ラス目の親番 テンパイしていた小林選手の選択です。 3着目高宮選手のリーチを受けて 最終手番に持ってきた は超危険牌です。 ノーテンで局を流してしまうと ラス目でオーラスを迎えることになりますから―― 当然、押すものだと思いましたが 小林選手はテンパイを崩し、オリを選択してしました。 仮に が放銃にならず、テンパイを 維持できたとしても、ラス率は50%近くあります。 では、ノーテンで親を流してしまった場合 小林選手の最終着順率は、どれくらい下がると思いますか? ラス率48.2% →76.0%  約27.8%増 ラス率が25%も増えてしまいます。 これは罪深いですね。更に大事なのが―― トップ率8.6% →1.6%  約7%減 連対率18.3% →5.0% 約13.3%減 つまり小林選手がオリを選択するということは―― ※注 ラス率27.8%増、 トップ率7%、連対率13.3%減 この大減収を受け入れるということです。 コバヤシィ! 僕は、小林選手がオリたシーンを見て 思わず元巨人の投手、 マイコラス のように叫びました。 これをオリることがあるのか・・・ と同時に、 ってそれほど危険牌だったのかな? と もう1度該当シーンに戻り...

    2024-04-11

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  • 【Mリーグ】南場ラス目親番の戦略的思考

    優選手が三元牌を2副露したシーンです。 ポン打  →  ポン打 ですね。 チー打 です。 そこで持ってきた です。 南2局ラス目の親番、この どうしましょうか? この が打てるか? が打てないか?  と考えた時点で、麻雀強者の思考とはズレていてます もちろんここでは―― を打ちますね。 は全く不要な牌 は重ねたらホンイツまで狙える有効牌だからです。 強者の判断基準は未来と未来の比較 が当たるか当たらないかではなく を切った未来と を切らない未来の比較です。 この配牌から打 、 ポン打 チー打  なら は大三元に当たり得る牌ですが―― もしもこの配牌ならどうでしょう? 第一打は ではなく になりそうですよね? そもそもこの配牌で に入る4枚が―― こうだったとしても全く不思議ではないでしょう。 打 、 ポン打  自然な副露進行ではないでしょうか。 つまり大三元の可能性は 数ある放銃パターンのたった一つに過ぎず―― が 当たる可能性はゼロではないけれども 放銃頻度は高くないので、ラス目の親番...

    2024-04-10

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